今の仕事に満足している人は、果たしてどのくらいいるのでしょうか?
…ほとんどいないかもしれませんね。
そのくらい、仕事をしていれば辛い事や思い通りにいかない事って多いものだと思います。自分のやりたい仕事内容ではなかったり、人間関係がしんどかったり、収入を増やしたいと思ったり…。
転職を考えて迷っている人も少なくないことでしょう。
もしあなたが20代ならば、遅くはありません。
第2新卒と言われる世代を中心に、20代ならば転職先は比較的見つけやすいのです。
そうは言っても、妻子がある身での転職は悩んでしまいますよね。
”20代の妻子持ち”であれば、ほとんどの場合、お子さんはまだ小さいはず。となれば、差し当たっての保育園・幼稚園でかかる保育料や、習い事の月謝、成長するにつれ増していく食費など、今後、出費は増え続ける一方です。また高校や大学に通わせるための教育費用の貯蓄だって忘れてはいられません。
家族を支える父親の身として、「転職がうまくいかずに収入が無くなってしまったら…?」という不安から、なかなか転職の決断ができないでいるのではありませんか?
しかし転職しなければ、今ある不満や不安材料は消えないままです。
転職をするにあたって、家族の理解や強力は不可欠です。当然ですが、今の仕事を続けるか転職するかの決断は、家族としっかり話し合わなくてはなりません。
そこでまず、決断の材料となる情報をしっかり整理して考えてみましょう。
この記事では
- 妻子持ちだからこそ気をつけたい!転職する際に気をつけること
- 20代の妻子持ちに有利な転職のやり方
- 20代妻子持ちでの転職に不信感はある?面接で好印象にする方法
について、筆者の前職での経験を踏まえて記載しました。
家族の未来のためにも、今後の人生に今の仕事が相応しいかどうかを見つめ直してみませんか?
目次
妻子持ち20代が転職する際のチェックポイント
妻子持ちの転職で20代となれば、まだお子さんも小さい家庭がほとんどでしょう。奥さんに働いてもらうおうにも、2人目を妊娠中だったり、保育園が見つからないなどの事情でうまくいかない事もあるのではないでしょうか?
そういう収入面への不安を抱えたままでは、なかなか転職に踏み切ることはできませんよね。
しかし20代での転職は、“第二新卒” と呼ばれる、経験がなくてもある程度の需要がある貴重な時期の転職でもあるのです。
第二新卒は仕事での実績よりも、社会人としてのマナーが身についていて、なおかつ”やる気のある人物”であることの方が求められています。会社に必要な人物になるよう育てることを前提として雇い入れますので、実績よりもやる気が必要になる。だからこそ、誰にでもチャンスがあると考えることができます。
この時期がチャンスだということを踏まえて、転職について考えてみましょう。
あなたは転職に何を求めていますか?
◆給料が少ない →給料アップ?
単に「今現在の給料が安いから」と言って、給与額のみをチェックして安直に転職を選ぶというのは、いかがなものでしょう。
まず考えるべきなのは、仕事内容、待遇、会社の将来性です。
細かな給与額や昇給額、特に残業代の有無を考慮するのはオススメしません。なぜなら残業代は、会社が傾いたときにまず最初にカットされるからです。
会社の安定性や将来性なんて、難しすぎてわからない!と捉えがちですが、例えば自分より5年、10年先輩の人の生活をよく観察してみるのもひとつの方法ですよ。
目先の金額や労働環境にとらわれず、少し長い目で見ることが大切です。
◆仕事がキツい →職種の変更?
- 早朝からの出勤や残業の多さなどで仕事がキツい
- 不規則な三交代制で給料は良いが、体力的な不安がある
- 自分に不向きな職種を選んでしまい、仕事内容が精神的にキツいと感じる
など、仕事がキツいという理由で職種を変えるならば、何か準備をしておくと良いでしょう。
例えば運送業から事務職への転職という場合、基本的なパソコンの操作を覚えたり、簿記の知識を身に付けたりして、事務職を希望している熱意が伝わるような準備をしておくわけです。
いくら20代の転職では将来的な伸びしろを見るとは言っても、全く畑違いの業種にチャレンジするわけですし、新しい業種に関する知識を深めて転職活動を有利に運びたいものです。
◆会社がブラック企業 →労働条件の改善?
- 正当な報酬がもらえない(サービス残業が月○○時間、休日出勤も当たり前など)
技術職には、このケースが多いです。
エンジニアの中には「とにかく仕事が好きで、給料が安くても頑張れる!」という考えを持つ人もたくさんいます。そう思える仕事に巡り合えたなら、それはそれで幸せなことですよね。ですが”好き”という気持ちだけでは頑張り続けることができないこともあります。
「好きだけど、スキルアップして高収入を狙いたい」と考える人もいることでしょう。
納得の行かない仕事をするのは、たとえ給料が良くても並大抵なことではありません。
ですが好きな仕事を辞めることは、一生の後悔になりかねませんよね。家族の理解や協力を得たら続けられないか、自分自身に問いかけてからでも遅くはないですよ。
- もう限界!今すぐ辞めて、転職する!!
会社を辞めてから転職先を探すのはやめましょう。うつ病などで医師からすぐに辞めるよう勧められたなら別ですが、できるだけ収入が途切れない状態でいる方が、家族も安心です。
また就業中ならば「今の給料がベースで、同じかもしくは少し上」といった交渉ができます。アルバイトや派遣で働きながらの転職活動には困難が多いですから、転職先が決まるまでの辛抱だと言い聞かせて、あともう少しだけ頑張りましょう!
自分が転職に求めること、優先することを絞り込む!
全ての条件が最高!という転職ができればそれに越したことはありませんが、そうはいかないものです。
優先するべきことの見極めと決断
これこそ一番大切な作業ですから、将来を見据え、しっかり悩み抜いて結論を出してください。
そして転職の経験者や人生経験豊富な目上の方、キャリアアドバイザーなどに相談し、その意見に耳を傾けてみて下さい。
“3人寄らば文殊の知恵”といいます。
もちろん最終的な判断は自分自身ですし、誰のせいにもできません。
しかし20代妻子持ちの転職では、将来のため、色々なことを踏まえて決断しなくてはなりません。とても大切なことですから、大いに悩み、相談もして、納得のいく結論を出してくださいね。
妻子持ちだからこそ失敗できない!キャリアアドバイザー活用のすすめ
先ほど少し触れましたが、
キャリアアドバイザーという強い味方がいることをご存知ですか?
キャリアアドバイザーとは、求人情報を提供したり、職務経歴書や履歴書の書き方指導を行ってくれる相談者であり、あなたと企業の間に入って面接のセッティングなど様々な交渉をしてくれる、いわば転職活動におけるあなたの代理人でもある、心強い存在です。
転職エージェントという言葉で耳にしたことがあるかもしれませんね。
仕事を辞めてしまってから転職先を探して条件交渉するよりも、今の給与をベースに交渉するほうが有利なこともあります。また収入が途絶えないため、安心して仕事を探せます。
しかし正社員として仕事をしながらでは、時間の調整などが難しいのが現実です。面接の約束一つ取り付けるにも、仕事があると思うように行いきませんよね。
そのような環境で心強いサポートになってくれるのが、キャリアアドバイザーなんです。
転職活動を成功させている人の多くは、キャリアアドバイザーや転職エージェントのサイトを利用していますよ!
キャリアアドバイザー(転職エージェント)を利用しよう!
キャリアアドバイザーは、あなたの希望を聞き、スキルと適性を見極めて、プロの立場から様々なアドバイスや職種の提案をしてくれます。
面接日程の調整などもしてくれますので、仕事を持ちながらの転職活動には、なくてはならない存在といえますね。
例えばハローワークは圧倒的な求人数を誇りますが、その中から自力で良い会社を探すのは至難の業です。
正直、いくら時間があっても足りません。
しかしキャリアアドバイザーは、企業のニーズを採用シートなどには載っていない微妙なニュアンスまで汲み取った上で、求職者に対してフィルタリングし、提案してくれます。簡単に言えば、相性抜群の組み合わせを提案してくれるってことです。
さらに転職情報誌やサイトには載っていない非公開案件を持っているなど、利用するメリットはたくさんあるんですよ。
キャリアアドバイザーや転職エージェントと呼ばれるこれらの方々は、企業からの成功報酬制ですから、求職者の金銭的負担がないのも助かります!
実際に筆者が以前に勤めていた企業では、中途採用においては、キャリアアドバイザーが紹介する候補者しか受け付けていませんでした。
その様子を社内からみると、
人事担当者が1次選考をキャリアアドバイザーに委託しているようなイメージでした。
キャリアアドバイザー(転職サポートサービスの会社)にもよりますが、筆者の会社のように、彼らが信頼されている(担当者と企業人事がつながっている)ケースは多いのです。
様々な転職サポートサービスがありますが、以下のポイントを満たしている会社がオススメです。
筆者が考えるキャリアアドバイザーの選定ポイント7つ
- 求職情報誌やサイトなどに公開されない非公開案件を多く保有している
- 履歴書の書き方を指導、添削してくれる
- 職務経歴書の書き方を指導、添削してくれる
- 面接サポートを対面で実施してくれる
- 内定後の年収や各種条件をあなたに代わって交渉してくれる
- アドバイザー担当者に十分な経験があり、企業からも信頼されている
- あなたと同じ20代の転職者を多く成功させている
ここでは、上記の7つを満たす20代の転職に特化した転職サイトである”マイナビジョブ20’S”をご紹介しておきますね。
↓詳細はこちらへ↓
マイナビジョブ20’S
またキャリアアドバイザーとあなたとの相性も大切です。
転職の成功を左右するので、相性の良いアドバイザーと出会うためにも、複数の転職サイトに登録することをオススメします。
実際に転職活動をするとき、面接官に好感を持たれるには?
会社が20代の求職者に求めるものは何でしょうか?
実は、20代の転職者に求められるものは
- やる気と伸びしろ
- 会社に馴染む素直さ
- 基本的なビジネスマナーを身に付けているかどうか
の3つなんです。
スキルや経験もあるに越したことはないのですが、それよりも大切なことは、会社に必要な人物として育っていくかどうかという”将来性”です。
自分流の仕事のやり方に自信があるなど、こだわりが強い人物を会社の方針に合うよう変えていくのは大変ですが、教えを素直に受け入れる人物ならば育成も順調に進みます。やる気があり、教えたことをぐんぐん吸収してくれるような若者を、企業は求めているのです。
ですから、やる気をアピールすることはとても有効!あなたの熱意をしっかり伝えてくださいね。
転職理由がマイナスイメージになりそう…どうやって言えばいい?
採用者は、自分の採用した人物が辞めてしまうことを避けたいと思うものです。仕事が合わないと感じたらすぐに辞めてしまう人や、人間関係を悪化させやすい人など、雇っても長続きしない人物は避けたいと考えるのは、当然のことですよね。
面接の時に転職の理由を聞くのは、それを見極めるためです。
転職理由には、人柄が表れると考えられています。
あまりに前職を悪く言い過ぎるのもイメージが良くないし、自分に根気がないと受け取られても困るし…。転職の理由を聞かれた時には、どのように答えるのが良いでしょうか?
会社というのは、『家庭の事情』による転職には寛大なものです。
ですから「介護をしやすいように通勤時間を考慮して」といった家庭の事情が理由の場合には、そのまま伝えて大丈夫です。
しかし転職の理由が前職への不満である場合には、伝え方に注意しましょう。
ネガティブな表現よりも、ポジティブな表現で話すことを心掛けてください。
会社に対する不満をつらつらと並べて話すのはタブーです。「うちの会社に入っても、そんな風に不満を重ねて転職しちゃうのかな」と思われてしまうかもしれないですからね。
例えば「残業時間や休日出勤が多すぎるのが嫌だった」という場合
⇒残業や休日出勤が多く、ただこなすだけの仕事になりがちだった。もっと丁寧に仕事をし、スキルアップのための時間や家族との時間を取りたいと考えて転職を決意した
というように、将来へのビジョンや仕事に対する熱意として伝えることで、あなたがポジティブで意欲的な人柄として印象に残ります。
前職でかなわなかった事実の部分を、簡潔に、客観的に述べる程度にしておきましょう。主観的にくどくどと説明すると、愚痴に聞こえるので要注意です。
妻子持ちでの転職には、相応の決意があるはずです。
面接でスムーズに受け答えできるよう、伝えるべきことや聞かれそうな内容は、しっかりと整理して臨みましょう!
20代妻子持ちの場合、転職は何より妻とよく話し合ってから
・給料は良いけれど、家族との時間が欲しくて悩んでいる人
・仕事に不満はないが、給料が安くて転職したい人
・会社の先行きが不安なので、このままで良いのか悩んでいる人
・会社がブラック企業で、残業代も付かず、休日出勤もザラでこの先が不安という人
転職の理由は様々ですが、一番大切な事は、家族の理解と協力ではないでしょうか?
妻が納得のいかない転職は、本当に良い決断とは言えないと思います。夫は『家族の為に』と思ってしていることでも、きちんと伝えなければ分からないものです。
後々「こんなはずでは…!」という事態にならないためにも、まずは今後のことを夫婦でよく話し合いましょう。
家族の理解や協力があれば辛い仕事でも前向きになれるし、大変な時期にも「頑張ろう」と思えて心強いですよね。
将来のために、何が必要か。どんな生活を望んでいるのか。お互いにしっかり伝え合い、互いのことを理解しようとする努力が大切です。
1人で抱え込むことは、良い結果には繋がらないものですよ。
20代妻子持ちの転職で有利な資格はコレだ!
中卒や高卒だと、基本給が低いところばかり…。何か資格を取って、収入アップを狙いたい!という場合、転職に有利な資格を狙うなら、どんなものがあるのでしょうか?
ここでは3つほど、事例をあげてみます。
- TOEICスコア
- 土木施工管理技師
- ヘルパー2級
①TOEICスコア
今より条件の良い会社、上場企業への転職を考えている場合、かなりの確率で英語力が求められます。その指標がTOEICのスコアであり、700点以上あると圧倒的に有利です。
筆者の経験した外資系企業では、TOEICスコアの違いだけで年収が1割以上変わるのが印象的でした。また、後の出世(昇給)にもTOEICスコアは影響します。
最近では「TOEIC400点以上」などの条件がついている企業もあったりするので、英語が得意ならばチャレンジしてみては?
②土木施工管理技師
税理士や司法書士並みに難しい資格と言われていますが、”土木の専門家”という証となる国家資格(受験資格があり、実務経験も必要)で、就職にとても有利です。
現在の職種が関連しているなら、いっそ極めて資格を取ってから、条件の良い転職先を見つけてみては?
③ヘルパー2級
ヘルパー2級または介護職員初任者研修資格があれば、訪問介護に携われます。仕事の幅が広がりますので、無資格よりも就職に有利だと思われます。
「仕事の厳しさに対して、給料が低い」というのが難点ですが、
- 介護職は無くならない仕事である
- 今後の超高齢化社会では需要が高まる一方である
という意味で、安定性があります。
施設によって労働環境に格差があるため、転職の際には、よく見極めて下さいね。
常時募集をかけているところ、人の入れ替わりが頻繁なところなどは危険です。
資格は収入アップに繋がるなどのメリットがあります。また新しい仕事に挑戦するのに、経験がなくても、資格をとることで意欲や努力を示せるというメリットもあります。
転職に向けて資格を取得する場合は、職業訓練(無料)を検討してみるのも良いですね。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/training_worke/
しかし転職にさほど影響しないような資格の取得にこだわって、貴重な時間を無駄にしていてはもったいないです。
どんな資格なら有利になるか、自分の転職に資格は必要かをよく考えてから始めるようにしましょう。
まとめ
<あなたが転職先に求めるものは何?>
- 職種・収入などの待遇・会社の将来性・労働条件を見極めよう!
- 自分が一番に優先する条件を決めておこう!
<今の仕事を続けながら転職先を探そう>
- キャリアアドバイザーや転職エージェントを活用する
- アドバイザーとの相性が重要なので、サイトは大手・中小に関わらず複数に登録すると良い
- 希望の職種がある場合は資格を取るなど下準備をしておくと良い
<面接で印象を良くするには>
- 企業が求めているのはやる気があり、伸びしろがある人物である
- 転職の理由はポジティブな表現にすると良い
- 家庭の事情で転職するならば、そのまま伝えてよい
- 前職に対する不満や愚痴を言わないよう、事実は事実のままで述べると良い
<転職に有利な資格3つ>
- TOEIC
- 土木施工管理技師
- ヘルパー2級
辛抱して会社に残ることを選ぶのも、必要な努力である場合も多いでしょう。
それと同時に仕事とは、人生になくてはならない大切なやりがいや、生きがいにもなり得ます。
あなたと家族の人生をより良くするため、一歩を踏み出す決断をした時には、自信と信念を持って前へ進みましょう!
そして転職を成功させるために、何より大切なのは家族の理解と協力です。
あなたの家族が良き理解者となって応援してくれるよう、しっかり話し合ってくださいね。
ご成功を心よりお祈りしています。
※キャリアアドバイザーについては以下の記事でも紹介しています。ぜひ併せてご確認くださいね!
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