29歳は人生における過渡期。
たくさんの社会経験を積み、多くのことを知った結果、色々な不安や不満が出てくる時期なのではないでしょうか。
そして、気になることの1つに「年収」があると思います。
年収で全てが決まるわけではありませんが、年収によって人生の選択肢が大きく拡がる可能性もあります。
この記事では、29歳の平均年収について見ていきましょう!
将来について真剣に考えている貴方の悩みを少しでも解消したいと思います。
目次
29歳の平均年収は?男性女性の手取りはどのくらい?
平均月収 28万円
手取り給与 20万円
平均月収 25万円
手取り給与 18万円
また月給サーチには、学歴による平均年収の差が掲載されていました。過去3年分のデータとなります。これらは平均値なので実際にはかなりのバラツキがあるかと思いますが、ご確認ください。
大卒の場合(2014年)
男性 平均年収 約443万円 ボーナス 約85万円
女性 平均年収 約402万円 ボーナス 約89万円
高卒の場合(2014年)
男性 平均年収 約388万円 ボーナス 約81万円
女性 平均年収 約322万円 ボーナス 約66万円
大卒の場合(2013年)
男性 平均年収 約437万円 ボーナス 約80万円
女性 平均年収 約385万円 ボーナス 約83万円
高卒の場合(2013年)
男性 平均年収 約380万円 ボーナス 約70万円
女性 平均年収 約310万円 ボーナス 約60万円
大卒の場合(2012年)
男性 平均年収 約441万円 ボーナス 約80万円
女性 平均年収 約383万円 ボーナス 約82万円
高卒の場合(2012年)
男性 平均年収 約403万円 ボーナス 約85万円
女性 平均年収 約316万円 ボーナス 約65万円
(データ引用元:月給サーチ)
このデータを見ると、29歳の平均年収は大体400万円前後。2012年~2014年からの年によるバラツキはそれほど大きくないようです。
一方、大卒と高卒の学歴による年収差は無視できない大きさになっています。特に、女性の場合が顕著であり、高卒女性の年収は「350万円以下」であることが分かります。
男女の違いによる年収差は「業種の違いによる年収差」とも考えることができます。
注意して欲しいのは、表のデータはあくまで平均年収であると言うこと。業種の違いにより、極端に年収が多い人や少ない人が混ざった「平均値」である事を忘れないようにしてください。
筆者の友人の女性は、事務職をしていた頃の年収は低くて苦労したようですが、外資系企業のカスタマーサポートに転職してからは、年収が大幅に上がったと喜んでいました。
29歳は将来について、真剣に考えるべき時期
29歳と言えば、30歳が目前に迫った時期であり、人生の一つの節目です。
20歳前後から会社に勤めている人は、多くの仕事をこなし経験を積んだ結果、仕事に対しての意識などが変わる時期だと思います。
例えば、自分に任されている仕事に対する不満、賃金などの待遇に関する不満などが出てきているのではないでしょうか。
そろそろ将来について、真剣に考えるべき時期に来ていると言えます。
5年後、10年後にどうなっていたいのか?
いつ結婚をするか、子供、住む家はどうするかなど、お金に関する多くの悩みが出てくる時期だと思います。
そのような悩みを解決する手段の一つとして、転職があります。
これまでと全く違った環境で働くことにより、自分の新たな可能性を探り、収入も自分の希望するところを目指すべき、絶好のタイミングが29歳と筆者は考えます。
次章では、29歳の転職について考えていきましょう。
29歳転職のメリット・デメリット
まず、29歳とは、希望通りに転職することが出来る1つのボーダーライン。
求人情報を見ると、30歳を区切りにしている案件が数多くあります。そして、30歳というのは会社でも重要な役目を担い始める時期。
ゆえに、30歳になる前に転職しておくのが将来的にも吉となるケースが多いのです。
貴方が転職を意識されているのなら、29歳のうちに動いた方が、将来の可能性は拡がるでしょう。
以下、29歳で転職することのメリット・デメリットをまとめます。
29歳の転職によるメリット
①新しい人達との出会い
②モチベーションの向上
③給与などの待遇改善
ここまで転職することのメリットについて述べました。続いて、デメリット(失敗例)を解説します。
29歳の転職によるデメリット
これは給与の額面にこだわり過ぎた結果、起きてしまう失敗です。自分のやりたくない仕事、あるいは想定以上の仕事を任せられてしまい、あとで後悔する人達も筆者はみてきました。
年収をあげたい人にとって、額面上の給料はとても大切なのですが、その反面、自分のやりたくない仕事をさせられる可能性があります。
表向きは優良企業のように見えても、企業内部の情報は通常見えないものであり、実際に入ってみると思っていた職場とはまるで違うということが多々起こってしまうのです。
このようなミスマッチを起こる原因としては、事前の調査不足があります。
転職先企業について事前の情報収集が最も大切。
転職先の会社については、キャリコネ転職サービス のような優良な口コミサイトに登録し、まずは会社の内情を入手してください。
筆者も口コミ情報を提供するサイトには複数登録しましたが、情報の量、質において、キャリコネが圧倒的に優れていました。
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以下、筆者が感じたキャリコネのメリットをまとめてみました。
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いかがでしょう。
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とにかく転職活動は情報戦です。この記事を読まれた方の転職活動がうまくいくことを願っています。
あと、キャリコネ登録時は多少のデメリットもありますので、念のため、お知らせします。
サイト登録する際、多少時間がかかります。簡単な学歴や現在の職務内容を全て登録しなければ、上記の口コミ情報をみることができません。筆者の場合、登録に15分くらいかかりました。
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また、筆者の場合、転職サポートの専門会社に在籍する「キャリアアドバイザー」からの事前情報も活用しました。毎日多くのクライアント(相手先企業)や転職希望者と接しているキャリアアドバイザーの元には、内情を知る人達からの情報が集まるからです。
20代の転職ではこれらの情報を活用するのも非常に有効なので覚えておいてください。
キャリアアドバイザーのいる優良企業として、マイナビジョブ20’S などがおすすめです。
以下の記事にも解説してありますので、ご参考まで↓
25歳の平均年収は?月収・手取りにすると.. 大卒や女性は?
ここまで転職についての良い所と悪い所を見てきましたが、転職を考える中で最も重要なのは、あなたが何をしたいかです。
転職することによって、5年先、10年先に何を実現したいのか?
その基準を明確にし、それに合致した転職先を考えるようにしましょう。
大切な人生、中途半端な転職は絶対にしてはなりません。
おわりに
29歳は人生の節目。
特に、自分の年収や職場環境に不満を持ち、勤めている会社の待遇改善が見込めない場合には転職は考えるべきでしょう。
どのような形で転職を考える場合にも絶対に忘れないで欲しいのは、自分がどうありたいかです。これはそう簡単に答えを出すことが出来ない、人生が終わる頃になってようやく気付くことなのかもしれません。
これから何をしたいのか。
それを考える一つの指針として、平均年収というデータを観察してみてはいかがでしょうか。