手作りマリネの日持ちは何日くらい？野菜, 魚の刺身入りは？

【監修者：管理栄養士 坂本圭子】

 

私はスモークサーモンとミニトマトと玉ねぎのマリネが大好きで、いつもは惣菜屋さんで買っています。

でも、毎回惣菜屋さんでマリネを買うのは高いので、手作りして作り置きしておきたいと思っているのですが、日持ち日数は何日くらいを目安にしたら良いのかわかりません。

そこで今回は、手作りマリネの日持ちについて以下の項目を調べてみました。

 

 

新鮮な食材が手に入ったら、自分の好きな味付けでマリネを作るのが楽しくなりそうですよね。

せっかく作ったマリネを美味しく食べ切れるように、上手な保存方法やリメイクレシピも合わせて紹介します。

ぜひこの記事を参考にして、あなたも美味しくマリネを楽しむ方法を覚えてくださいね！
 

手作りマリネの日持ちは食材で変わる！作り方と日数の目安を紹介

マリネは簡単に手作りできる定番の家庭料理ですが、食材によって日持ちする日数が変わってきます。

漬け込む日数によって味が染み込んで美味しさも変わってくるので、以下で紹介する日持ち日数の目安を参考にしてください。

 

手作りマリネの基本的な作り方と日持ち日数

手作りマリネの基本的な作り方は、酢・塩・こしょう・オリーブオイルなどを混ぜた調味液にお好みの野菜、生魚などを浸すだけでOK！

その日のうちに食べても良いですが、1日～3日ほど液に漬け込むとさらに美味しくなります。

基本的には冷蔵庫で保存していると1週間くらいは日持ちしますが、食材によって変わってきます。

 

野菜だけ使ったマリネの日持ち日数

マリネに使用する食材が野菜だけだった場合は、冷蔵庫に保存しておけば1週間くらい日持ちします。

野菜で作れば日持ちしますし、野菜の組み合わせを変えれば飽きませんね。

 

 

野菜と合わせてキウイやアボカド、りんご、柑橘類などのフルーツを組み合わせるのもおすすめです。

パプリカの黄色とトマトの赤と玉ねぎの白…というように、カラフルな野菜や果物たちが並べば、味も見た目もおいしくなります。

野菜だけは寂しいのでトッピングとして茹でた鶏肉や、ツナ缶（シーチキン）、生ハムなどを使用する場合は5日くらいを目安に食べ切ることをおすすめします。

 

生の魚介類を使ったマリネの日持ち日数

野菜の他に生魚を使ったシーフードマリネも美味しいですが、生の魚介類を使用した場合は2日以内を目安に食べ切ることをおすすめします。

 

 

ちなみにスーパーで特売になりやすい魚介と野菜の美味しい組み合わせはこちらです。

 

生の魚介類を使うとあまり日持ちしませんが、専業主婦の友達に聞いてみたところ、野菜のみのマリネをたっぷり作り置きしておいて、 それに買ってきた生の魚を少し取り分けて漬けるアイデアを教えてもらいました！

なるほど！それなら日によってバリエーションも楽しめるし、日持ちも諦めずに美味しくいただけますね！

とはいえ･･･マリネには浸けてから美味しく食べられる日にちは限られていますので、だんだん味も変化していきます･･･。

では、美味しく食べられる日にちを過ぎるとどうなるのか、見ていきましょう。

マリネが腐るとどうなる？食べられない状態の見分け方

マリネに使用する食材によって日持ち日数が違い、2日から1週間程度を目安に食べ切るようにしなければいけないことがわかりました。

でも、ひょっとしたら保存状態が悪くて腐る可能性もありますよね。

マリネには使っているオリーブオイルは、空気に触れると酸化して風味が劣化して2日程度で味が変わり始めます。

まだ食べられるのか、それとも腐って食べられないのか見分ける方法も知っておくことが大切ですね！

 

マリネが腐るとどうなる？見分け方とは

マリネには酢を使っているので、もともと臭いが酸っぱくて見分け方が難しいものです。

味も酸っぱいため、酸味だけで見分けるのは非常に難しく、他の食材と違って簡単な見分け方がありません。

殺菌作用が強い酢を使用しているので日持ちしやすいのは確かですが、

• マリネの調味液に使った酢の濃度
• 食材に付着していた水分や不純物
• 保存容器に残っていた菌
• マリネを取り分けた箸などに付着した菌

これらの影響で予想よりも早く傷んでしまう可能性もあります。

マリネが腐るとどうなるのかを臭いや見た目で判断するのは難しいため、野菜だけなら5日から1週間以内、魚介類を使用したなら2日以内を目安に食べ切るようにして、これ以上日にちが経ったマリネは食べられないと判断して処分することをおすすめします。

となれば、いっそ冷凍保存はできないのかしら！？という考えも頭をよぎりますよね。

でも、残念なことに･･･冷凍保存はできません！

マリネ液は凍ってしまうと、具材に味がしみていかないんです。

 

 

でも、どうにかして手作りマリネを日持ちさせたい･･･

そこで！日持ちさせる方法を調べてみました！

できるだけ手作りマリネを日持ちさせる保存方法

マリネを日持ちさせるために抑えておきたい保存方法のポイントは以下の3つです。

 

 

食材の新鮮さはもちろんですが、調理器具や保存容器を清潔にしておくことも大切です。

雑菌が繁殖＝傷んで食べられない！ですからね。

できるだけ日持ちするように、冷蔵庫のチルド室に入れておくことも大事なポイントです。

食べるのに使った箸には唾液が付いています。唾液には雑菌が多いので、菌の繁殖を防ぐためにも清潔な箸を使うようにしましょう。

 

 

私が昔作った時は、ボウルに混ぜたままラップで蓋をして冷蔵庫に入れていました！これでは、長く美味しく食べられるはずもないですね･･･。

作り置きしておいたマリネが消費期限の目安である2日～1週間以内に食べ切れそうもない場合には、リメイクして他の料理に変身させるのもおすすめです。

せっかく作ったマリネを最後まで美味しく食べ切る方法なのでぜひ覚えておいてくださいね。

賞味期限切れになりそうなマリネを変身！リメイクレシピ

手作りマリネを美味しく食べられる期間内に食べ切れそうもない場合は、リメイクさせて最後まで食べきりましょう！

 

 

酢がベースなので、マリネ液は基本的に揚げ物と合うみたいです！

豚肉の唐揚げにかける時は、パプリカやタマネギなどが入っているマリネだと酢豚っぽさがUPしそうですよね。

ちなみに、私が飲食店で働いていた時の話なんですが、先輩が残ったマリネをリメイクしてまかないに出してくれたことがありました。

まず、マリネの刺身だけを取り出して全部炒め、茹でたじゃがいもに混ぜてポテトサラダにしたものなんですが、結構おいしかったですよ♪

一番日持ちしない刺身に火を通せば安心ですし、時間が経って生臭さが出てきた魚も美味しく復活します。

ポテトサラダ以外にも、この考え方で色々とリメイクできちゃいそうですね！

 

マリネ液にも一工夫！

定番のマリネ液は、「酢、塩、コショウ、砂糖、オリーブオイル」を使うだけですが、調味料を少し変えて工夫してみても楽しいですよ！

少し慣れてきたら、砂糖をハチミツに変えたり、オリーブオイルをサラダ油やアボカドオイルにしてみるのもおすすめです。

調味料の組み合わせをアレンジすると、同じ野菜でも違った風味を楽しめるので、作り置きしても飽きませんよね！

まとめ

さて、「手作りマリネってどれぐらい日持ちするの？」をテーマにお話ししてきましたが、いかがでしたか？

最後におさらいしてみましょう！

 

 

マリネ液は自分好みに作れます。

香草（ハーブ類、鷹の爪、しょうが、にんにくなど）を加えて、より自分好みのマリネ液を工夫してみても楽しそうですね♪

残ったマリネ液も、揚げ物と和えたり、残った野菜を細かく刻んでドレッシングにアレンジしたりもでききますよ。

余談ですが、友人がなんと、ラッキョウ酢でマリネを作っていました！

赤タマネギを浸しておくだけで、後は何もしなくても美味しいそうです。

また、市販のマリネからも、マリネ液を手作りするヒントが得られそうですね。

マリネの話をしていると、どんどんアイディアが広がりますね〜！私もちょっと、新作マリネを試してみたくなっちゃいました♪

やっぱりお刺身のマリネが好きなので、ちょっと安いお刺身がないか広告見てきます〜〜！！