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食材・料理のQ&A

パプリカは生で食べられるの?苦手な人におすすめの食べ方も紹介!

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料理・食材
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彩りも鮮やかでスーパーなどでもよく見かけるパプリカをサラダにしてで食べる人もいれば、生はまずいので食べない人もいるようです。

我が家の子供はまだ小さく、生で食べられるかわからないため、食卓に上がることはあまりありません。

しかし先日、パプリカはピーマンより栄養価が高いと聞き、ぜひとも食べさせたいと思いました。

そこでパプリカは子どもや赤ちゃんでも生食できるのか、どんな栄養があるのか、美味しい食べ方はあるのかなど詳しく調べてみました。

 

  • パプリカは赤ちゃんでも生食できる?栄養価注意点とは
  • 生のパプリカの美味しいレシピ
  • どれくらい日持ちするものなのか?新鮮腐ったパプリカの見分け方
  • 正しい保存方法とは?生のまま冷凍もできる?

 

パプリカをで食べて下痢をしてしまったなどという話も聞いたことがあるので、生食の注意点もきちんと調べてみました。

また、種類切り方によっても食べやすさが違うようなので、レシピもご紹介しますよ。

見た目も綺麗で栄養価が高いなら、ぜひ食事に取り入れたいですよね。

日持ち保存方法もご紹介するので、ぜひご確認ください。
 

   

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パプリカは生で食べられる?妊婦さんや赤ちゃんでも生食できるの?

まずは「パプリカは生食できる?」ということですが、ズバリ答えは「生で食べられます!」

そもそもパプリカとは、ナス科トウガラシ属に分類されているトウガラシの仲間なのです。

大粒のトウガラシから辛みを抜き、甘みが強くて青臭いにおいが少ないため、生で食べるのにとても向いています。

赤やオレンジ、黄色などどの種類でも生で食べられるのですが、赤いのは他に比べて少し苦みがあります。

「生のパプリカはまずい!」という意見は、赤パプリカの苦みからきているのかもしれませんね。

苦い場合は少し加熱してあげると、苦みが抑えられていいですよ。

また、種がある白い部分は苦みがあるので、そこは取り除く方がいいでしょう。

丸かじりもできますが、個人的にはスライスして食べた方が食べやすいかなと思います。

 

ピーマンとの違いは?

ピーマンも同じくナス科トウガラシ属の野菜ですが、原産国に違いがあります。

ピーマンはアメリカ、パプリカはオランダ出身で、あまり大きな違いはありませんが、品種がやや違うというわけですね。

色は緑というイメージがありますが、実はピーマン完熟するとオレンジや黄色になったりします。

通常のピーマンは未成熟な状態で収穫されており、苦みや青臭さが強いのが特徴です。

一方パプリカは完熟しており、甘みが強くて形も大きく肉厚なので、で食べるのに向いているのです。

 

続いて、生食する際の注意点や、何歳から生で食べられるかなど詳しく解説していきます。

 

パプリカを生食する場合の注意点

パプリカは基本生食できるように栽培されているので、生で食べることに特に危険はありません。

お弁当などにも入れてもOKなので、彩りに便利ですね。

しかし当然、真夏の常温で長時間放置という状況では傷みやすいので注意しましょう。

また、食物繊維が豊富に含まれているため、大量に食べるとうまく消化できず、腹痛や下痢を起こす場合があります

同じく含まれている「カプサイシン」という成分も、胃腸の弱い人には痛みを引き起こすことがあります。

そのため、胃腸が未発達の赤ちゃんには、パプリカを生で与えるのはよくありません

離乳食なら8~9ヶ月頃から、茹でて表面の皮を剥いてから与えるようにしましょう。

生の場合は、1歳半頃の離乳食が完了した頃くらいからがおすすめです。

人間と比べて胃腸が弱い犬や猫の場合、生でも食べられますが、やはり加熱した方が安全と言えます。

あまり大量には与えないように注意しましょうね。

 

農薬は大丈夫?

日本で流通しているパプリカの多くは韓国産オランダ産です。

輸入品となると、生で食べるには農薬が気になる方もいるかもしれません。

気になるようであれば、オイシックス楽天などで無農薬低農薬の国産パプリカを販売しているので、チェックしてみて下さい!

 

 

パプリカに含まれる栄養素は加熱すると失われる?

気になる栄養素ですが、パプリカもピーマンもビタミンやβカロテン・葉酸などを含んでおり、とても栄養満点です。

完熟している分、ピーマンよりもその栄養価が高いのです!

甘くて食べやすい上に栄養価も高いなんて嬉しいですね。

また、パプリカやピーマンに含まれているビタミンCは水溶性で茹でると失われやすくなるので、炒めたり蒸したりして加熱調理に工夫することをおすすめします。

βカロテンなどはと一緒だと吸収率が高くなるので、オリーブオイルなどと一緒に摂るのがおすすめです。

ただし、妊婦さんに嬉しい葉酸は水に溶けやすい性質があるので、生の方が上手に栄養を摂取できるかもしれません。

パプリカは生で食べられると分かりましたが、苦手な人がいるのも事実ですね。

そんなパプリカが苦手な人でも美味しく食べられる方法を調べてみました!
 

 

生のパプリカの美味しい食べ方は?サラダなど人気レシピを紹介!

どんなパプリカでも生で食べられることは既にご説明した通りです。

しかし、実はパプリカはによって効能が違うのです!

 

赤のパプリカ

トウガラシと同じくカプサイシンが豊富で、血行促進脂肪燃焼効果が期待でき、疲労回復冷え性などに効果的です。

抗酸化作用が強い成分も多く含まれています。

 

黄色のパプリカ

ビタミンCが豊富で美容効果が期待できます。

目の疲労回復や抗酸化作用にも効果が高いです。

 

オレンジ色のパプリカ

赤と黄色のパプリカ両方の効能が期待できます。

特に抗酸化作用免疫力のアップ、生活習慣病などの効果が高いようです。

疲れている時は赤、肌荒れの時は黄色、悩んだらオレンジ色のパプリカがおすすめです。

栄養価が高くてカロリーも低く、食べ応えもあるのでダイエットにも向いている食品です。

生で食べるのが苦手な人は、苦みが出やすい赤は避けて黄色やオレンジ色を選びましょう。

続いて、人気のパプリカレシピをご紹介します。

 

生の食感と栄養素を丸ごと楽しめる調理法

一番メジャーな生パプリカの食べ方は、何といってもサラダです。

切り方は、横向きではなく縦に切る方が苦みを感じにくいのでおすすめです。

下ごしらえとして、皮が口に残りにくいようにするため、薄くスライスしておくと食べやすいです。

もしくは、表面を軽く焼くと皮を剥きやすくなりますよ。

サラダや菜スティックはお好みの野菜で楽しむのが定番ですね。

ドレッシングやディップマヨネーズなどで味に変化を付けて食べると美味しいですよ。

 

マヨネーズディップのレシピ

<明太子マヨディップ>

  1. マヨネーズ(大さじ2)と明太子(10g)を混ぜる

<わさびアボカドディップ>

  1. アボカド(半分)の実をくり抜いて潰す
  2. 1にマヨネーズ(大さじ2)、練りワサビ(小さじ1)、めんつゆ(3倍濃縮・小さじ1)、レモン汁(小さじ1)を入れて混ぜる

 

サラダ以外にも、生パプリカの美味しい食べ方があるのでご紹介します!

 

スムージー

お好みの材料をミキサーにかけるだけで、手軽にスムージーを作ることができます。

フルーツを入れると飲みやすくなりますよ。

 

<材料>

  • 冷凍ミックスベリー(80g)
  • 赤パプリカ(1/2個)
  • トマトジュース(200cc)
  • はちみつ(小さじ2)
  • ミントの葉(お好みで・1枚)

 

 

パプリカと生ハムのマリネ

簡単に作れて、おもてなしメニューにもぴったりの一品です。

 

  1. 玉ねぎ(1/2個)を薄切りにし、5分程水にさらしてから水気を切る
  2. 生ハム(120g)を食べやすい大きさに切る
  3. パプリカ(赤・黄各1/2個)を薄切りにする
  4. (大さじ2.5)、オリーブオイル(大さじ2)、砂糖(大さじ1)、塩・胡椒・レモン汁(少々)を混ぜる
  5. 1~4をよく和えて完成(お好みでパセリを散らす)

 

パプリカの種類はお好みで大丈夫です。

 

ピクルス

浸けこんでおくだけのお手軽調理法です。

 

  1. (大さじ5)、砂糖(大さじ5)、(大さじ1/2)を混ぜ合わせる
  2. きゅうり(1/3本)、にんじん(1/6本)、パプリカ(赤・黄各1/5個)を長さ4cmに切る
  3. 1に2を漬け込み、冷蔵庫で半日ほど漬けて完成

 

簡単なのにお洒落に見えて、ちょっとしたつけ合わせにもいいですね。

その他、チーズフォンデュやアヒージョなどにも、生のパプリカはおすすめです。

彩り鮮やかなので、ぜひ色々な料理に使ってみて下さいね。

色々とアレンジできるパプリカですが、どれくらい日持ちするのか気になりますよね。

新鮮なパプリカの見分け方も併せて、日持ちをご紹介します。
 

 

生のパプリカの日持ち期間は?新鮮なパプリカの見分け方も解説!

パプリカ生鮮食品なので、賞味期限などは記載されていないことが多いですね。

そこで、目安となる日持ち期間を保存状態ごとにまとめてみました。

 

生のパプリカの日持ち
常温 1週間程度
冷蔵庫 カットした場合 3~5日程度
丸ごとの場合 10日間程度
冷凍 1ヶ月程度

 

カットした場合は常温では日持ちしないので、必ず冷蔵庫冷凍するようにしましょう。

 

ピーマンの賞味期限が気になる場合は、こちらから確認してみて下さい!
↓ ↓ ↓ ↓
ピーマンの賞味期限を徹底調査!冷蔵・冷凍・常温での違いも解説

 

保存の状態によっては、もっと日持ちが短くなってしまう場合もあります。

正しい保存方法は後ほどご紹介しますが、新鮮なパプリカを選ぶというのも重要です。

そこで、新鮮なパプリカの選び方と、逆に傷んでいるパプリカの見分け方をご紹介します。

 

新鮮なパプリカと腐ったパプリカの見分け方

新鮮なパプリカを見分けるには、見た目の状態をチェックしてみて下さい。

 

新鮮なパプリカ

  • 皮がピンと張っていてハリツヤがある
  • 表面のが濃くて鮮やか
  • ヘタ切り口がみずみずしく、鮮やかな緑色をしている
  • ずっしりしていて肉厚
  • 大きすぎない

 

指で軽く押した時に周りの皮が縮むのは、傷んできている証拠です。

なるべく鮮やかハリがあるものを選びましょう。

また、大きすぎるものは成長しすぎているので、中ぐらいの大きさを選ぶと良いです。

次に、逆に腐ってしまったパプリカの見分け方もご紹介します。

 

パプリカが腐った場合

  • 色が変色している
  • 皮がシワシワになっている
  • 柔らかい
  • 中の種が腐る
  • カビが生える
  • 異臭がする
  • 味に違和感がある

 

1つ傷むと他のパプリカも腐ってしまう場合があるので、傷んだらすぐに取り除きましょう

少し傷んでしまったパプリカは生ではなく、調理して食べた方が良いかもしれませんね。

このように腐ってしまのをなるべく抑える、正しい保存方法を確認しておきましょう。
 

パプリカの正しい保存方法!生のまま冷凍してもいいの?

パプリカは水気がつくと傷みやすいので、なるべく水気がないように保存することが大切です。

丸ごとの場合は常温(冷暗所)か冷蔵庫カットした場合は冷蔵庫か冷凍で保存します。

それぞれの保存方法を詳しく説明してきますね。

 

冷蔵庫での保存方法

生のパプリカを丸ごと保存する場合は、冷暗所か冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

丸ごと保存する場合

  1. キッチンペーパー新聞紙で1個ずつ包む
  2. 密閉しないようにポリ袋に入れる
  3. 冷蔵庫の野菜室か冷暗所(15℃以下)で保存

 

湿気がこもらないように、袋の口は少し開けておく方が良いです。

これで常温だと1週間、冷蔵庫だと10日ほど日持ちします。

また丸ごとではなく、カットして保存しておくこともできます。

 

カットした場合

  1. ヘタと種を取る
  2. 切り口を覆うようにキッチンペーパーで包み、全体をラップで包む
  3. 冷蔵庫の野菜室で保存する

 

カットした場合はあまり日持ちしないので、なるべく早めに食べてしまいましょう

早く食べるのが難しい場合は、冷凍しておくのがおすすめです!

 

冷凍での保存方法

冷凍で保存する場合はカットしておくと、その後調理しやすいです。

でも加熱後に冷凍しても、どちらでも構いません。

 

パプリカの冷凍方法

  1. 洗って水気を切る
  2. ヘタや種を取る
  3. 使いやすくカットする
  4. 冷凍用保存袋などに平らに入れる
  5. 冷凍庫で保存する

 

加熱した場合は、しっかり粗熱を取ってから冷凍しましょう。

金属トレーを使うと急速に冷凍できるので、鮮度を保ちやすいです。

使う時は冷蔵庫で自然解凍か、調理にそのまま使うこともできますよ。

解凍後は生でも食べられますが、食感などは落ちてしまいます。

気になるようであれば加熱したりスムージーにするのが良いでしょう。

 

パプリカやピーマンの仲間である唐辛子の賞味期限は、こちらから確認できます!
↓ ↓ ↓ ↓
唐辛子の賞味期限を大解剖!生や七味唐辛子が腐るとどうなるの?

 

まとめ

パプリカは生で食べられるかなど、詳しく解説してきました。

ポイントをまとめておきます。

 

  • パプリカは食べられる
  • 赤ちゃんや犬などの動物生で食べない方が良い
  • 大量に食べたりお腹の弱い人腹痛などを起こすことがある
  • 栄養価はとても高く色ごとに若干効能が違う
  • 生食おすすめレシピは、サラダスムージーマリネなど
  • 常温で1週間冷蔵庫10日冷凍1ヶ月程度の日持ち
  • 新鮮なパプリカは色ツヤ鮮やかで、重みがある
  • 腐ったパプリカ変色カビ異臭が見られる
  • 水気を切って野菜室や冷凍庫で保存する

 

パプリカはによって効能が違ったり、切り方によって苦みが変わるというのは、全然知りませんでした。

今まで赤いパプリカばかり食べていたような気がしますが、若干苦みがあるのですね…。

子供も食べやすいように、黄色やオレンジのパプリカも食べてみたいと思います。

カットして冷凍しておくこともできるようなので、余ったらどうしようかと悩むこともないですね。

皆さんも保存方法やアレンジレシピなどを活用して、美味しく無駄なくパプリカを味わってみて下さいね。

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