ピーマンを料理に使おうと思い冷蔵庫を探っていると、しわしわになったピーマンにびっくり!なんてことありませんか?
ちょっと切ないですよね。
そこで今日は、ピーマンの賞味期限の目安や長~くおいしく食べる方法を紹介します。
- ピーマンの賞味期限(消費期限)を全部紹介!
- ピーマンが腐るとこうなる!
- ピーマンを正しく保存しよう
- ピーマンは冷凍保存できる?!
収穫後の新鮮なピーマンを夏や冬の常温で保存しても良いのか、生のピーマンだけでなく千切りにカットした場合の賞味期限についても調べてみました。
加熱して茹でると日持ちする保存方法や、賞味期限切れになったピーマンの見分け方なども詳しく調査しました。
この記事を参考にしていただけると、ピーマンが安い時に買い置きしても栄養価を損なわずに美味しく食べきる方法がわかるので、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
ピーマンの賞味期限はどれくらい?冷蔵・冷凍・常温での違いを調査!
食品には賞味期限・消費期限が表示されており、スーパーなどで食品を買うときの目安にしている人も多いと思います。
そこでまずは、賞味期限と消費期限の違いについて説明しましょう。
賞味期限:食品をおいしく食べられる期間・比較的日持ちの長い食品(およそ5日以上)に表示される
消費期限:食品を安全に食べられる期間・日持ちのしない食品(およそ5日以内)に表示される
簡単に言えばこういうことです。
ですので、賞味期限表示の食品は、期限が過ぎてもしばらくは食べても問題がないと考えられます。
もちろん、食品の状態をチェックしたうえで、食べるか食べないかはあなたが判断しなければなりません。
ピーマンの賞味期限の目安一覧
では、ピーマンの話に戻りましょう。
あなたもご存じだと思いますが、ピーマンなどの生鮮食品には期限表示がされていません。
生鮮食品の包装パックを見てみると期限表示はどこにも書いていません。
ピーマンなどの生鮮食品は、あなたの経験と知識で賞味期限や消費期限を判断しなければならないのです。
難しくいってますが、みなさん無意識ながら毎日そうやって判断しているんですよね。
でも、ある程度の目安がわかると助かります。
ピーマンの賞味期限の目安を一覧表にしてみました。
夏 | 冬 | カット・茹で | |
常温 | 3日 | 1週間 | 適さない |
冷蔵 | 2週間 | 2~3週間 | 2~3日 |
冷凍 | 1ヶ月 | 1ヶ月 | 1ヶ月 |
ピーマンは夏が旬の野菜ですので、暑さには強いです。
ですが、カットしたり茹でたものは、劣化が早まりますので常温での保存はやめてくださいね。
保存方法については、後ほど紹介します。
ピーマンの賞味期限の目安は上の表のとおりですが、もちろん期限内でも場合によってはピーマンの劣化が進んでいることもあります。
そんなときのためにピーマンの劣化が進んだ状態も把握しておきましょう。
ピーマンは腐るとどうなるの?傷んだ時の見分け方がコレ!
賞味期限がはっきりとわからないピーマンなどの野菜などは、腐るとどうなるのかを知っておけば食べてもいいかどうかの判断がつきやすくなります。
ここでは、ピーマンの腐った状態を紹介します。
- 黒や茶色に変色する
- 外側のハリがなくなりしわしわになる
- 柔らかい
- 汁が出てぐじゅぐじゅになる
- 中の種が茶色くなる
- 異臭がする
- カビが生える
上のような状態になったピーマンは、腐っていますので食べないでください。
賞味期限切れなのか判断がつきにくい場合
微妙なのは、腐っているのかどうか判断がつきにくい場合です。
「表面のハリはなくなっているけれど、それほどしわしわでもない」
「ほんの少しだけ茶色くなってる」
こんな時は、カビが生えていないか、変なにおいがしていないがのチェックをしてみてください。
異常がなければ・・・私ならしっかり過熱して食べるかも。
でも、これはあなたが判断しなければなりません。
自己責任で食べるということを忘れないでくださいね。
ピーマンが黄色や赤くなることがありますが、病気になったわけではなく熟しただけですので食べても大丈夫です。
熟したピーマンは、青臭さがなくなって甘みが強くなるので、そちらのほうがおいしく感じる人もいますよ。
せっかく買ったピーマンですから、腐る前に食べてしまいたいですよね。
では次に、ピーマンが長持ちする保存方法を紹介しましょう。
ピーマンの正しい保存方法とは?余ったピーマンはどうしたらいいの?
ピーマンの正しい保存方法を知る前に大切なことは、新鮮なピーマンを選ぶことです。
買った時点で、もう品質が悪くなっていては、長持ちしませんよ。
新鮮なピーマンの選び方
ピーマンは、まずヘタや全体をチェックしましょう。
新鮮なピーマンはこんな状態です!
- ヘタが青々としている
- ヘタの切り口がみずみずしい
- ヘタが変色したり、乾燥していない
- ピーマン全体が濃い緑色でハリツヤがある
- 重みがある
新鮮でおいしいピーマンを買ったら、きちんと保存しましょう。
ピーマンを日持ちさせる保存方法
ピーマンは水気や湿気を嫌いますので、保存するときはしっかりと水気を取ります。
保存するときは、ポリ袋などに入れますが、湿気がこもらないように袋の数か所につまようじなどで穴をあけておきましょう。
また、ピーマンは1個が腐り始めると他のピーマンの劣化も早まります。
定期的にチェックして、腐りかけたピーマンはすぐに取り除いてください。
常温保存する場合
ピーマンの適正な保存温度は、5~10℃と言われています。
ですので、夏場の常温保存はできれば、避けたほうが良いでしょう。
反対の冬場なら常温保存でも、きちんと処理すれば、1週間以上持つこともあります。
常温保存するときは、キッチンペーパーか新聞紙で1個ずつピーマンを包み、冷暗所で保存しましょう。
保存期間の目安は、夏場で2~3日、冬場で1週間を目安にしてください。
冷蔵保存する方法
ピーマンは冷やし過ぎると低温障害を起こしますので、冷蔵保存するときは野菜室に入れましょう。
冷蔵保存するときはこのようにしましょう。
- 一つずつキッチンペーパーや新聞紙で包む
- ポリ袋にいれて、湿気がこもらないように数か所に穴を開ける
- 野菜室に入れる
千切りにカットしたり茹でたピーマンは傷みが早くなりますので、できればその日のうちに食べ切ったほうがいいです。
どうしても保存したい場合は、ラップでしっかりと包んで保存しましょう。
冷蔵保存の目安は、2週間、カットしたピーマンなら2~3日です。
干して保存する方法
ピーマンは、干しても保存できるんです。
干すとうまみが凝縮されますので、炒め物や煮物にするとおいしいですよ。
- ピーマンを半分にカットして種とワタを取る
- カット部分を上にして2日ほど天日干しする
- 保存袋やビンなどに入れて密閉し、冷蔵庫で保存する
使いかけで余ったピーマンもその日のうちに干しておけば日持ちします。
保存期間は約1ヶ月です。結構便利ですよ。
ピーマンを1ヶ月は保存する方法はほかにもあります。
干せる野菜はほかにもあります
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れんこんの賞味期限はどれくらい?腐ったときの見分け方はコレ!
ピーマンを冷凍しよう!長持ちさせる秘訣とは?
ピーマンは、カットしておけば、生のままでも炒めてからでも冷凍保存できます。
味や風味はやや落ちますが、加熱料理に使用する分にはあまり気にならないと思います。
ピーマンの苦みが苦手な人や子供には、苦みも薄まる冷凍保存のほうが食べやすいでしょう。
生のままでも冷凍保存できますが、炒めたり茹でておいたほうが長持ちします。
多少面倒ですが、冷凍保存は日持ちが長く使いやすい方法ですので、おすすめです。
- ピーマンの種とワタを取り除く
- 使いやすい大きさにカットする
- 30秒ほど茹でるかさっと炒める
- ざるやバットなどでピーマンを冷ます
- 使う分を小分けにして保存袋に入れて密封する
ピーマンに味をつけて炒めておいてから冷凍すれば、お弁当の一品として便利ですよ。
まとめ
今日は、ピーマンの賞味期限の目安について紹介しました。
簡単におさらいしましょう。
- ピーマンは常温・冷蔵・冷凍で保存できる
- 夏場は常温保存は避けたほうが良い
- 常温なら3日~1週間、冷蔵なら1~2週間、冷凍で1ヶ月ほど保存できる
- ピーマンは腐るとしわしわ・茶色や黒く変色する
- 異臭がしたりカビの生えたピーマンは食べてはいけない
- 赤や黄色になったピーマンは熟しているから甘くなっておいしい
- ピーマンは水気や湿気が嫌い
- 保存するときは1個ずつ包んで
- 冷蔵するときは野菜室に
- 冷凍保存するときは加熱したほうが日持ちする
- ピーマンは干しても1ヶ月保存できる
我が家の冷蔵庫には、常にピーマンが入っています。
使い勝手が良いので、炒め物やひき肉を詰めた煮物、ポテトサラダの色どりにも重宝しています。
でも、油断するとすぐにしなびてしまうので、少し困っていたんです。
今回紹介した保存方法を実践している今は、お安いときのピーマンを心置きなく買い置きしています。
ピーマンを使ったお料理もレパートリーが増えました(⌒∇⌒)
あなたも、家計に優しく健康にも優しいピーマンをうまく保存して、おいしく食べましょうね。
ナスの賞味期限についてはこちらを参考にしてください。
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ナスの消費期限はどのくらい?常温・冷蔵・冷凍別にまとめてみた!