先日我が家自慢の畳スペースで宅飲みをした時、酔った友人がワインをこぼしてすぐに拭き取ったのですが、時間が経つと畳にうす茶色いシミが残ってしまいました。
とにかくキレイに畳のシミ取りをしなければ!と思ったのですが、畳のシミ取りなんてやった経験がないのでよくわかりません。
早速、正しい畳のシミ取りに関して、以下のような項目を調べました。
- ワインやコーヒー、醤油などを畳にこぼした直後の正しいシミ取り方法
- 灯油、油、オリーブオイルなどを畳にこぼした時の対処法
- 畳にガムがついた場合のキレイなとり方
- 時間が経った時の畳のシミ取り方法
- ペットが畳にオシッコしてしまった時のシミ取り
- 正しいお手入れが必要!畳のカビ対策
- 畳の寿命と長持ちさせる方法
畳のことを調べていましたら、畳にも種類があることがわかりました。
実はイグサの良い匂いがして癒される畳と、別に何も感じない畳があると思っていたのですが、畳の新しさや古さによるものだと思っていました。
種類によって、匂いや質感が違うものだということを初めて知りました。
畳のシミ取りの他に、日焼け対策も見つけましたので、そちらも合わせて紹介しますのでぜひ参考にしてください。
畳のある家で快適に暮らせる知識を盛りだくさんの内容で紹介しますので、ぜひ最後までごらんくださいませ!
目次
畳のシミ取りはどうすべき?こぼした直後ならコレを試して!
畳にワイン、コーヒー、ジュース、醤油など液体をこぼしてしまっても慌てないでください!
キレイにきちんとシミ取りできる方法があります。
とにかく、畳に何かをこぼした直後はそれ以上染みこまないようにすることが大切なので、一刻も早く液体を拭き取りましょう。
ペーパータオルや乾いたタオルなどを使うと良いです。
いろいろな畳のシミ取り方法
畳のシミ取りをする方法はいろいろありますが、シミ取りをすることで畳の色落ちが発生するおそれがあります。
シミ取りを行う場合はできるだけ目立たない場所で試してみたり、最小限の範囲で試してみることをおすすめします。
塩でシミ取り
畳に塩をかけて、塩が湿ってきましたら、歯ブラシなどで畳の目に沿って丁寧にこすります。
次に、掃除機をかけて塩を取り除いてから、硬く絞った雑巾での水拭きします。
その後、から拭き、扇風機、ヘアドライヤーなどを利用して畳を乾かします。
酸素系漂白剤でシミ取り
粉末の酸素系漂白剤を溶かした水、あるいは液体の酸素系漂白剤にを布に浸して、畳を拭くということもできます。
1時間位放置し、おしぼりで何度か拭いて漂白剤を綺麗に拭きとります。
その後、から拭きをし、畳の水分をよく吸いとってください。
灯油、油、オリーブオイルなどのシミ取り
こぼした場所に粉末の洗剤・クレンザー・塩・小麦粉・ベビーパウダー等をふりかけます。
充分に液体を吸い取らせるのがポイントです。
後から、掃除機で吸い込むことができますので、ドカッとかけてしまいましょう!
掃除機でキレイに吸い取りましたら、固く絞った布で何度も拭きます。
粉末洗剤やクレンザーを使用した場合、掃除機でしっかり吸い取っていない場合は、少し泡立ってしまうことも。
ですが、オキシクリーンなど万能クリーナーを使用するとニオイもしっかり除去してくれます。
畳にガムがついた場合の取り方
畳にガムが付いてしまっても大丈夫。ちゃんと、裏技がありました!
まず、ベンジン、塗料用シンナー、ジッポオイルなどをタオルに染み込ませてガムにあてます。
ガムが柔らかくなってきたら、簡単に取り除くことができます。
もしも、ガムが畳の目にまで入ってしまっている場合は、乾いたタオルをあて布して畳にアイロンを当ててください。
タオルにガムが付着してしまいますが、キレイに取り除くことができます。
その後、ベンジンや塗料用シンナー、ジッポオイルを浸した竹串、爪楊枝を利用して、優しく畳の目地から隙間に入り込んだガムを取りのぞいてください。
気をつけるポイント
- ヘアドライヤーを使う場合は少し畳から離した状態で使う
- 畳が濡れたまま放置しない(カビが簡単に発生するのでしっかり乾かす)
- 漂白剤を使う場合は塩素系漂白剤は使わない
畳にガムがついてしまった場合は、ベンジン、塗料用シンナー、ジッポオイルなど家にないかもしれないもので対処しなければいけないかもしれませんが、
赤ワイン、お醤油などいう色の濃い液体や、灯油などという如何にもお掃除が大変そうなオイル系も、身近なものでキレイにできるものだとわかり少しホッとしました。
ところで、時間が経ってしまった後の畳のシミ取りはできるのでしょうか?
液体をこぼした直後の畳のシミ取りは意外と簡単にできるようでしたので、時間がたった場合の畳のシミ取りも結構イケるんじゃないか?と思いつきました。
この機会に、しっかり調べてみたのでぜひ参考にしてください!
時間がたった後でもシミ抜きはできる!強いシミの落とし方を解説!
調べてみますと、時間がたった場合でも畳のシミ取りはできるようですが、すぐに対処するときと比較するとかなり手間ですし、時間もかかります。
さらに、完璧にキレイになる!というわけにはいかない場合もあるようです。
つまり、早い対処が一番大事ということになりますね。
できるだけ以前のようなキレイな畳の状態に戻す方法について調べてみたので参考にしてください。
粉末の酸素系漂白剤
もうシミになってしまっている場合は、粉末の酸素系漂白剤を使用します。
液体の酸素系漂白剤は扱いやすいですが、やはり粉末の方が漂白力が高いので、しつこいシミ汚れには粉末をお試しください。
50℃程度のお湯1リットルに対して粉末の酸素系漂白剤を大さじ2~3杯入れて準備してください。
ポイントはお湯で、汚れを落とすのに大変適しているためです。
その液体を歯ブラシにつけて、畳の目に沿って擦りながら優しく塗布し、タオルでその場所をトントンと叩きます。
こすると汚れが広がる可能性がありますので、叩くいて汚れを落とすのがポイントです。
それでも、落ちなければ、その液体に浸したタオルを、シミにかぶせて数時間放置して再び、トントンと叩いて汚れを落とします。
その後、乾いたタオルと濡れたタオルで交互に丁寧に優しく拭きます。
最後に水気をしっかりと拭き取り、カビが発生しないように畳をしっかり乾かします。
しつこいシミの最終手段・塩素系漂白剤
畳にはアルカリ性の重曹や塩素系漂白剤は使わないほうがベターですが、しつこいシミを落とすには強力な漂白力が強い味方になってくれます。
ただし、漂白力がかなり高くなりますので、必ず目立たない場所で色落ちをお試しになることをおすすめします。
キッチンハイターなどの塩素系漂白剤大さじスプーン1杯分ほどを200ccほどの水で薄めて使います。
ゴム手袋を必ずつけて、直接手が液に触れないようにします。
タオルに液体を染み込ませて、シミの場所をトントンと叩く作業を何度も何度も繰り返してみましょう。
シミが古ければ古いほど簡単には落とせないので1度ではなかなか効果はでませんが、この作業を何度も繰り返すことにより、かなりシミを薄くすることができるようになります。
最後はカビが発生しないように乾いたタオルでしっかり水気をとり、扇風機などで風をあててしっかり乾かしましょう。
畳の賢いお手入れ方法
実は、畳にこぼした液体がただの水であっても、シミになる可能性があります。
黒いシミや茶色のシミはカビの可能性も否定できません。
こまめな掃除に加えて湿気対策が、畳を美しく保つ秘訣です。
畳が汚れてしまうからといって、上にカーペットのような敷物を引くのはNG。
定期的に、畳を片方だけ少し持ち上げて、ものを挟むなどで風通しをよくするとカビの発生率をかなり抑えることができて畳の寿命も伸ばすことにも繋がります。
また、血液をつけてしまった場合、お湯での掃除は厳禁です。
血液の主成分はタンパク質であるため、お湯と反応すると固くなってしまうので、血液の汚れの場合はかならず水を使用してください。
ちなみに衣類の場合も同様ですので覚えておくと便利ですね。
畳の日焼けを回復させる裏技
西日の射すお部屋などは、畳の日焼けが気になりますよね。
日焼けしてしまった畳はもう元に戻らないと思っていたのですが、ちゃんと元に戻す裏技を発見しました。
掃除機をきれいにかけた後、乾いた布かスポンジでから拭き。ここまでは、普段のお手入れ方法と同じですね。
次に、バケツ1杯くらいのぬるま湯に酢を大さじ2をたらし、ぬるま湯酢水に染み込ませた布で、畳を拭きますと黄ばみが取れます。
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畳のシミ取りの知識に加えて、畳のお手入れ方法や長持ちさせるコツもわかりました。
こまめなお掃除と湿気対策がとても大事なのですね。
こまめにお掃除すれば、万が一目を離した隙に子供が何かをこぼしたて、気がついていなかった場合なども早期発見できますね。
子供が目を離した隙に何かをこぼすということを想像していたら、トイレットトレーニング中のお子様が、畳の部屋で失敗してしまいオシッコを漏らしてしまった場合のことが頭によぎりました。
あれ?室内で飼っている犬や猫などの動物も、実は畳にオシッコしてしまうことは、案外あるのでは?
我が家も猫を2匹飼っているのですが、片方の猫がよく粗相をしてしまうのです。
幸い我が家では畳の上にオシッコされた経験はありませんが、カウチなどには何度もされてしまい泣かされています。
せっかくですので、畳の部屋のペットのオシッコのシミ取りについても調べてみました。
ギャー!ペットが畳にオシッコを!どうしたらいいの?
人間や犬のオシッコに匂いと比較しますと、猫のオシッコに匂いは非常に強烈で、鼻をツンとつくほどの強いアンモニア臭があります。
ファブリーズなども猫のオシッコには太刀打ちできません。
畳にシミだけでなく、不快なニオイが残ってしまっては大変なので、正しい対処法を確認しておきましょう!
ペットの粗相はすばやく対処するのが大事
もし、犬や猫などのペットが畳に尿をしてしまったところを現行キャッチしたのであれは、まずは乾いたタオルや雑巾で尿を素早く吸い取りましょう。
その後で、尿をした部分に塩か小麦粉を振りかけて少し放置して湿ってきたら掃除機をかけます。
アンモニア臭対策におすすめはカンファスイです。
カンファスイのようなアンモニア臭専用の消臭スプレーをたっぷりスプレーします。
手で触って、「かなり湿っている」と感じるほど染み込ませるのがポイントです。
このタイプの消臭スプレーは、臭いの発生元に直接作用して、分解消臭する除菌・消臭剤ですので、オシッコが染み込んだところに直接消臭液が届かなければ効果はありません。
後からオシッコされていることに気がついた場合も同じような対応で大丈夫ですが、オシッコが畳の中まで浸透してしまっているため、消臭スプレーの量も労力も多くかかるので、早めに対処することが大切です。
衣類にオシッコをかけられた場合
我が家の猫は洗濯が終わって綺麗にたたんだ洗濯物の上に、気持ち良さそうな顔をしてオシッコをしてしまう癖がありました。
猫のオシッコの匂いは強烈で、洗濯しても匂いは取れないと諦めていた時もあったのですが、オキシクリーンが解決してくれました。
オキシクリーンをいつもの洗剤に混ぜるだけで、汚れも匂いも除去してくれますのでペットを飼育されている方は参考にしてください。
我が家の猫はカウチにもオシッコをする癖がありました。
2種類の素材のカウチで対処法も別々だったので、畳の素材にも種類があるのではないかと思い畳の種類を調べてみました。
一言で畳と言ってもいくつか種類があるようです。
豆知識:畳の種類
実は畳には素材によって、大きくわけると4つの種類があります。
イグサ畳
一番代表的な畳で値段はピンキリです。
一般的に中国産のものは安く、国産のものは高級品となっています。
なかでも、熊本産イグサ畳はその香りの良さと、リラックス効果が高さで人気で高級品として知られています。
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和紙畳
和紙を原料として作られた畳もあります。
メリットは、表面の樹脂コーティングによる撥水効果で、液体をこぼしてもシミになりにくいこと。
傷もつきくにく耐久性もあり、ダニも発生しにくいです。
デメリットは、イグサ畳のようなリラックス効果が望めなく、和紙でできていますので色に変化を付けることも。
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琉球畳
最近、マンションや狭小住宅なので利用されることの多い正方形の琉球畳で、縁のない形が印象的です。
フローリングとも合いますので、洋間にも使用できます。
リビングで、ごろりと寝転がりたいけど、ソファーやカウチを置くのは嫌な方などは、フローリングと琉球畳をミックスしている方も。
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化学畳
ポリプロピレンなどの化学繊維を使った畳です。
メリットはお手入れの良さ。耐久性があるだけでなく、汚れにも強いのが特徴でダニも発生しにくいです。
デメリットは、畳独特の手触りや自然の風合いや匂いがないこと。
写真のように、琉球畳のように正方形に、色を変えたりすることによりモダンな和室を演出することも可能です。
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ペットが畳にオシッコしてしまったときのシミ取りはこれでわかりました。匂い対策もバッチリです。
お掃除もこまめにすることで、カビの発生も防げることがわかりましたので、実家に遊びにいったときに、親孝行のつもりで和室の掃除をしようと思いたち、実家へ行ってきました。
ありました、ありました!小さいものですがシミが少しだけ端っこの方に転々としています。
あれ?ちょっと待って?これって、シミじゃなくてカビかも?
そう考えると、一番風通しが悪そうで、日当たりの悪い方に集中しています。
これは、新たな課題ですね。早速、畳のカビへの対処法を調べました。
もしかしてカビかも!?畳に発生したカビの対処法とは?
畳のシミだと思ってしっかり除去しようとはりきっていた私ですが、どうやらシミでなくカビが発生しているようです。
北角部屋で日当たりが悪く、少し荷物置き場のような部屋に化しているため風通しも悪い部屋ですので、カビが発生しそうな環境です。
くわえて、5月~9月くらいまではカビが発生しやすいことがわかりました。
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ちょうど秋になりかけた頃だったの、結構長期間カビが繁殖していた可能性を否定できません。
母がいうには、「去年畳は張り替えたからカビなんてありえない」ということでしたが調べてみますと、お手入れが悪いと1〜2年の新しい畳でもカビは発生してしまうようです。
カビは一刻も早く対処しなければどんどん悪化するので、正しい畳のカビ対策を調査しました!
正しい畳のカビ取り方法
早速畳のカビ取りを行うことにしましたが、カビの状況に応じて適切な対処法が異なることがわかりました。
カビが数箇所しか見当たらない場合は軽度、広範囲にカビが確認できる場合は重度だと考えられますので、それぞれの対処法を紹介します。
軽度の場合
天気の良い日に窓を開けて、畳の目に沿って掃除機をかけ、乾拭きを数回繰り返します。
天気の悪い日が続いている場合は、エアコンの除湿運転などを利用して部屋を乾燥させます。
掃除機と拭き掃除だけですので、案外簡単な方法ですね。
重度の場合
天気の良い日に畳を天日干しし、 歯ブラシを使って、畳の目に沿ってカビをかき出して掃除機をかけます。
これを数回繰り返して、タオルに消毒用アルコールを含ませて拭いて最後に乾拭きをします。
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ポイントは、お天気の良い日に行うこと。
湿気対策をするだけで寿命の長さは大きく変わるようです。
特にイグサの畳は畳独特の良い匂いも芳しく、リラックス効果もありますので、お手入れをきちんとして、いつまでも気持ちよく使いたいですよね。
次章では畳を長持ちさせる方法も調べましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
畳の寿命はどのくらい?いつまでも長持ちさせる方法はあるの?
どんなものであっても消耗品であれば寿命というものがあり、畳も例外ではありません。
畳をまるごと交換するのではなく、定期的に張り替えを行うことで長くキレイな状態で使うことができます。
畳の張り替えを含めた長持ちさせるコツについて詳しく紹介します。
畳の張り替え
畳の張り替えは「裏返し」「表替え」「新畳」といった方法がありますが、どのような方法がなのでしょうか。
まず、畳の構造は以下のようになっています。
- 畳表:一般的にゴザと呼ばれる部分で畳の表面あるいは裏面の広い面のところ
- 畳縁:幅側に沿って細長く貼られた装飾の部分。様々な素材やデザインのものがある
- 畳床:見えない畳の中身の部分
裏返し
「裏返し」と呼ばれる畳の張り替えは、2年~3年が目安とされており、畳床と畳表はそのままの状態で畳縁のみを新品に交換します。
表替
「表替」と呼ばれる畳の張り替えは4年~5年で、畳床はそのままでで、畳表と畳縁を新品に交換します。
新畳
「新畳」と呼ばれる畳の張り替えは10年~15年が目安で、畳床、畳表、畳縁のすべての交換、つまり新しい畳になるということですね。
畳を長持ちさせるお手入れ方法
ホコリを綺麗にとって拭き掃除するだけでなく、風通しに気を使うなど、普段からのきちんとしたお手入れで畳の寿命を長くすることができます。
できれば、半年に一度くらいはお天気の良い日に「天日干し」にしましょう。
畳を床からはがし、畳の裏側を表にして、4~5時間ほど太陽の日差が当たるように干します。
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布団を干すときと同じように、叩いてホコリを取り出します。
畳の両面を日干ししたいところですが、畳表は陰干しにしてください。
なぜなら、畳は日焼けをしてしまいますので、変色してしまうことがあるからです。
マンションなどで天日干しが難しい場合
賃貸物件のマンションにお住まいなどで、家の外に畳を出すのが難しい場合でも慌てないで!
畳を少し上げて、床板と畳の間にワインの空瓶や空き缶を挟むなどで、裏側にも風が通るようするだけでOK。
湿気を定期的に逃がしてあげれば畳の寿命はグンと伸びます。
畳を干すことは、畳の大敵である湿気逃すだけでなく、カビやダニの予防にもなります。
適切な時期に適切な方法で定期的に畳のお手入れをした場合、畳床の寿命はなんと40年~50年にもなるとも言われています。
普段のお掃除は、掃除機とから拭きが原則で必ず畳の目に沿うことが大事です。
乾拭きは市販されている不織布モップを使うと、かがんでゴシゴシしなくても良いので便利ですよ。
畳を長持ちさせる裏技
畳を長持ちさせる方法として意外なモノが活躍してくれます。
ちょっとした工夫とひと手間が畳をキレイに維持してくれますので、ぜひ参考にしてください。
米ぬか拭き
綿の巾着袋のようなものに米ぬかを包んで、畳を優しく撫でるだけで、米ぬかの油が畳のつやをだしてくれます。
また、汚れをつきにくくする効果もありますので、畳を長持ちさせる効果もあります。
適度な水分補給
畳がささくれだっているのを見たことがありませんか?
それは、イグサの水分が失われたことが原因で、天然素材のイグサでできている畳は2~3年経過してくると水分が失われていきます。
しかし畳に湿気はカビの原因になって大敵なので、どうお手入れしたら良いのでしょうか。
実は、月に1度硬く絞った雑巾で目に沿って拭くだけで大丈夫で、乾燥して傷んだ畳も、水分が補給されると元に戻ります。
大きな家具を置いたためくっきり後が残ってしまった畳も、絞った雑巾を半日程度放置し、その後きれいに乾かすと大分元に戻りますので、ぜひお試しください。
まとめ
畳のシミ取りをはじめ、畳に関する情報を調査した結果をまとめました。
- 畳に液体をこぼした直後はすぐに拭き取る
- 塩や粉末の酸素系漂白剤を使ってシミ取りできる
- 灯油などのオイルは粉末洗剤などがおすすめ
- シミ取り作業後はしっかり畳を乾かす
- 畳のシミ取りに塩素系漂白剤を使うのは最終手段!
- 畳の日焼けは酢を薄めて拭くのがおすすめ
- ペットの粗相はニオイも残るので専用消臭スプレーをたっぷりかける
- 畳のカビ対策は湿気対策が重要
- 畳は定期的に張り替えが必要
- 普段から手入れをしていれば畳は長持ちする
いかがでしたでしょうか?
畳のシミ取りはもっと難しいのかと思っていましたが、結構簡単でしたね。
毎日のお手入れも、普通のお掃除とあまり変わらないようでホッとしました。
ガムがついたり、灯油をこぼしたとしても、綺麗に落とせるのは意外でした。
普段のお手入れと定期的な日干しなどで、畳の張り替えの時期をかなりずらすことができるというのも驚きでした。
これからは定期的に畳のお手入れをして大事に使いたいと思います!