最近の100円ライターって火がつきにくくて、とても使いにくいですよね。
100円ライターだから買ったばかりでも不良品でつかないのかなと諦めようと思いながらも、なんとか以前の使い心地が復活しないものかと試行錯誤しているのは私だけではないはず。
そこで今回は、なかなか火がつかない100円ライターの復活方法など、以下の項目について調べてみた結果を詳しく紹介します。
- もうイライラしない!火がつかない100円ライターを復活させるテクニック
- コツをつかめば大丈夫!100円ライターを簡単につける方法
- ターボライターがつかない時の対処法
- お気に入りのジッポライターがつかない場合はどうしたらいい?
- 使わないライターを正しく処分する方法
私は「たばこ」とは20歳からの付き合いでありまして、1日1箱くらい吸う、いわゆるヘビースモーカーというやつです。
お酒を飲みながらの一服、食事をしたあとの一服、仕事の休憩時間での一服など、もう私の生活の中で「たばこ」は欠かせないものになっております。
たばこと一緒にいつも持ち歩いているのが「100円ライター」ですが、こいつがかなりのやっかいものでありまして、「たばこ」に火を点けようとしたらたまに火が点かない時があるのです。
喫煙者の方は理解していただけると思うのですが、自分が「たばこ」を吸いたい時に吸えないストレスといったら辛いもので、かなりのイライラがたまるのです。
こういうときのために、100円ライターがつかないときの復活方法をいくつか知っておこうといろいろと調べてみました。
火がつかない100円ライターの使い心地に不満を抱いているあなたのお役に立つ内容を盛りだくさんでお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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目次
100円ライターがつかない!その原因と復活させる方法はコレだ!
100円ライターがつかないといざという時に困りますよね。
100円ライターの火がつかない原因はいくつか考えられますが、なぜ火がつかないのかによって復活できるかどうかが変わってきます。
まずは、100円ライターの火がつかない原因を確認してみましょう!
復活する可能性もある!100円ライターの火がつかない原因と対策
100円ライターの火がつかない原因としていろいろ考えられますが、以下の原因であれば以前のように快適な着火が復活します!
もう火がつかないから捨ててしまおうと思わずに、以下の方法を試してみてください。
屋外にいて風が強い
風が強い日に100円ライターで一生懸命火をつけようとしてもすぐに消えてしまうのは、ある意味当然かもしれませんね。
風の強い日にお墓参りに行くと、100円ライターではなかなかロウソクに火がつけられなくて使い物にならない時がありますよね。
手でライターをおおって風を防いでみたり、風のない部屋で試してみてきちんと着火するなら、100円ライターに問題があるわけではありません。
ガスが詰まっている
100円ライターはガスが詰まりやすい構造をしているので、なかなか火がつかなくなる原因になりやすいです。
特に使わないまま放置していた古いライターはガス詰まりを起こしやすいです。
ガスはまだ残っているのに火がつかないという場合は、ガスの噴出口が詰まっている可能性が高いです。
ライターを振ってみたり、ガスの噴出口を細い針金などでチョイチョイと突っついてみてください。
うまくガスの詰まりが解消されれば、以前のように火がつく可能性が高いです。
なお、ガスが残っているかよくわからないという場合は、つかないライターからガスを出し続けた状態(シューと音がする状態)で、正常なライターの火を近づけて火がつくならガスはきちんと出ていることになりますので復活する見込みはあると判断できますね!
気温が低い
ガスはしっかり残っているのに、冬などの寒い日には100円ライターのつきが悪くてイライラする!という経験がある人も多いはずです。
100円ライターに使われているガスは気温が低くなるほど揮発しにくくなるという特性があるため、どうしても火がつきにくくなるのです。
気温が低い日には、手でじっくり温めてみたり、ぬるま湯につけて温めてみると火がつきやすくなりますよ。
ただし、早く火をつけたい!と、ストーブなどで温めるのは危険なのでくれぐれも注意してください!
ちなみに、暖かい日には逆に火がつきやすくなるというか炎が大きくなってしまうのは、ガスが揮発しやすくなって通常よりも多く出るためです。
100円ライターのガス調整ネジを開く方法
風のない室内でも火がつかない、ガスも詰まっていないようだ、気温が低いわけでもない・・・という場合は、100円ライターのガス調整ネジを通常よりも開いてみると火がつくかも…!?
ただし、以下は基本的には応急処置的にガスがなくなった100円ライターを分解して強制的に火力をアップさせて着火させる方法です。
ガスが残っているライターを分解することは危険ですし、炎が通常よりも大きくなる可能性があり、使い方を間違えるとやけどを負うなどのリスクもありますので、あくまでも自己責任でお願いします。
- 作業は必ず換気の良い場所で行う
- 100円ライターの金属部分をマイナスドライバーなどで外す
- 火力調整レバーを+方向に回して外す
- 調整レバーを-方向に回してセットする
- 何度か繰り返す(これで元々設定されている+より大きくなる)
- 金属部分を戻す
100円ライターの復活が見込めない場合
100円ライターがつかない原因は何だろう?と探る以前の問題で、何を試してみても復活する見込みがない場合もあります。
いろいろ試してみる時間がもったいないので、以下の項目に当てはまらないかチェックしてみましょう!
火花が出ない
100円ライターの着火方式は大きく分けると「フリント式」と「電子式」の2種類あります。
フリント式とはこのような形状のもので、フリントと呼ばれる発火石と歯車のようなヤスリでこすり合わせることで火花を発生させて着火させます。
歯車の部分を「ジョリ!」と回転させるのが難しいので、フリント式のライターは付け方にコツが必要ですよね。
フリント式ライターはつけにくいから苦手という人も多いはずです。
フリント式で火花が出ないのであれば、フリントかヤスリのどちらかが摩耗していることが考えられます。
また、電子式とはこのような形状のもので、圧電素子(衝撃を与えると電圧を生むもの)で火花を発生させて着火させます。
電子式ライターは特にコツも必要ないため、比較的簡単に火をつけやすいのが特徴です。
電子式ライターの火花が出ない場合も何らかの原因で圧電素子が使い物にならない状態になっていると考えられます。
いずれにしても、100円ライターの火花がでなくなったという場合は、使い捨てだからと諦めてコンビニなどで新品を購入したほうが手っ取り早いですね。
使用する場所が山や高地
「登山に100円ライターを持っていくなら電子式ではなくフリント式を選ぶべし!」という話は、登山をする人の間では有名なようです。
この話を知らずに電子式ライターしか持っていかなくて後悔する人も少なくないとか。
なぜ電子式ライターが登山に向かないのかというと、地上よりも気温や気圧が下がる場所では電圧も下がってしまうため着火しにくくなるからです。
高い山は酸素が薄くなるので火がつきにくいという場合もありますね。
まれに電子式ライターでも火がつく場合もありますが、山登りをしたり高地にハイキングに出かける時にはフリント式ライターを持参しましょう。
100円ライターの火がつかないからといって簡単に捨ててしまうのはもったいないですよね。
ここまで紹介した復活する方法を試してみてもダメだった場合は正しい方法で処分しなければいけませんが、100円ライターの処分方法については後ほど詳しく紹介します。
100円ライターの火がつかないというよりも、火がつけにくいとか使いにくいと不満を漏らす人も少なくないですよね。
現在の100円ライターは昔よりも固くてつけにくくなっているのですが、なぜそのような仕様になっているのか、簡単な使い方についても次章で詳しく解説します!
最近の100円ライターはつけにくい!簡単につける方法はないの?
昔に比べて最近の100円ライターはつけにくくなっているのはご存知でしょうか?
これは子どものライター遊びが原因とみられる火災が相次いでいるのを受け、経済産業省が2010年に使い捨てライターを簡単に着火できないよう、
- レバーを重くする
- レバーを2段階の操作にする
などの安全規制を導入する方針を決めたためです。
しかしこれがなかなか大人でも力が弱い方は、点火するのが難しく不便に思う方も多いようです。
30代男の私でさえ、なかなかの力が必要でつけにくいと感じることがあります。
とくに女性の方やお年寄りの方などからの不満の声が多いようです。
これらの解決方法を以下にまとめてみました。
テコの原理を利用した商品を利用する
「ライターのスイッチが固いのならば、テコの原理をいかして少しの力で簡単に火をつけてみよう」と開発されました100円ライターにはめこむ形式の商品です。
こちらの商品の価格は100円前後とお安い価格設定になっています。
100円ライターにはめこむだけで苦労せずに火をつけることができ、値段も安いので一度試してみるのもアリでしょう。
こちらの商品は通販などで購入可能です。
2段階式のものはコツが必要
レバーを2段階に操作するタイプのライターについてですが、力はあまり使わない代わりにちょっとしたコツが必要となってきます。
初めてこちらのタイプのライターを触ったとき、火をつけるまでに結構時間がかかった方もおられるでしょう。
コツとしましては、親指の爪を使って火をつけます。
この時とくに女性の方で、爪を伸ばしておられる方や、ネイルをつけておられる方はあまり力を入れすぎると爪が折れてしまう場合があり、深爪の方はつけにくいかもしれません。
または、親指の腹全体で着火する方法です。
こちらは、一度試していただければわかると思いますが、角度的にも、レバーと指の触れる表面積的にも親指の腹全体でつけるのが一番しっくりくると思います。
この他にもガスを補充できる「ターボライター」や「ジッポ」などは規制の対象外となっていますのでこっちに切り替えてみるというのも1つの方法かもしれません。
次章ではターボライターの使い方について詳しく紹介します。
ターボライターがつかない場合は?ガスも注入できない時の対処法とは?
ライターにもいろいろ種類があり、ターボライターをお使いの方もおられると思います。
このターボライターも、使い捨てのものから高価なものまで様々です。
なんといってもこのターボライターは、風が強くて火がつけにくいときでも簡単につけることができるという大きなメリットがあります。
今回はガス注入式のターボライターに焦点をあてて、ターボライターがつかない場合のガス注入方法とガスも注入できない時の対処法を調べてみました。
安価なターボライターほど故障しやすい
やはり安い値段で販売されているターボライターは故障しやすいようです。
高価なターボライターであれば修理に出すが、安価であれば新品を購入した方が良いかもしれません。
安いターボライターを購入する際はこれらのことを念頭に置いておきましょう。
ガスの注入方法
ガス注入式ターボライターが他のライターと違うのは、ガスを注入すれば何度も火をつけることができるというところですが、逆にガスがなければ火はつきません。
ガスの注入方法はとても簡単になっており、誰でもすぐできるようになっています。
ターボライターへのガスの注入方法は以下の通りです。
- ガス注入口にネジがある場合はネジを外す ※ライターの中はできるだけガスを空の状態にします。
- ガス注入口を上にする ※ライターの方を上にしたままではガスは注入できません。
- ガスを注入する ※ガス注入直後は火がつきにくい場合もあります。また、ガスの注入は1~2秒で終わります。
ターボライターにガスを入れて一安心・・・と思ったのに、火がつかない!
実はガスを入れたつもりでも、きちんと注入されていない可能性もあります。
ガスがうまく注入できないと思われる場合は、以下の症状がないか確認してください。
火花がきちんと飛んでいるかを確認する
ターボライターの火をつけようとしても、火口部分で火花が飛んでいない場合はライター本体が故障している可能性が非常に高いです。
ガスが出ているか確認する
ガスがきちんと出ているか確認するために、他のライターやマッチなどの火を近づけてみて問題なくつくならガスは出ています。
他の火を近づけてもターボライターが点火しないのであれば、ガスがきちんと注入できてないか、ガスの出口などが詰まっているのだと考えられます。
安いターボライターの場合は修理代のほうが高くなる可能性があるので、その場合は買い替えるほうがいいかもしれません。
その他内部機器の故障の場合も、上記と同じく、買い替えもしくは修理が必要です。
ターボライターは100円で売っているものから高価なものでは数万円するものまで幅広くあるので、修理をするべきなのか、買い替えした方が良いのかをよく考えてみることをおすすめします。
次章ではターボライターと同様に突然火がつかなくなる場合がある、ジッポライターの対処法について紹介します。
ジッポライターがつかない!そんな時の対処法がコレ!
火をつける道具としては、「ジッポライター」の存在を忘れるわけにはいきません。
世界中でジッポコレクターがいるほどの人気で、その見た目やつける時のかっこよさ、またあのつける時の独特の音や感覚など、マニアがいるのにも納得できます。
私自身もジッポは一時期はまった時があり、今でもたまに使用しています。
私の経験上、このジッポライターも急につかなくなるのは否めません。
その時の対処法をいくつか調べましたのでまとめておきたいと思います。
専用のジッポオイルを使って、適量を守る
ジッポライターの燃料はジッポオイルになります。
故障の原因になりますので、必ずジッポ専用のオイルを使い、適量を守るようにしましょう。
なお、オイル缶の注入口はまっすぐに立てて入れなければうまく入らないので注意してくださいね。
オイルの注入方法
- キャップを開けてケースから中身(インサイドユニットと言います)を抜き取る
- インサイドユニットの底部にあるパッドをめくると綿が見える
- オイルを綿に染み込ませまる
- オイルが漏れた場合はキレイに拭き取る
- インサイドユニットをケースに戻す
ウィック(芯)を切る
ジッポがつかない時、ウィック(芯)が異常を起こしてる可能性もあります。
要は点火する部分ですので、ここに何か問題がある場合もちろん火はつきません。
一番多いのは、ウィックがすすで黒ずんでいる場合ですが、芯を少し引っ張り出して黒い部分を切ります。
また黒くなって枝分かれになってる場合も同様で、手でウィックを引っ張るのが難しい時は小さいプライヤーやピンセットなどで引き上げて黒ずんだところを切って下さい。
このウィックはある程度切っても使っていけるように長めになっているので安心して下さい。
しかし長めになっているウィックですが、余り何度も切ってばかりいるとウィックが短くなりすぎてオイルをしっかり吸い上げなくなるので、こうなった時はウィック自体を交換します。
石が固くて回らない場合はフリント(発火石)を交換する
フリント(発火石)は消耗品ですので定期的に交換が必要です。
このフリントの交換時期についてですが、一番わかりやすいのは急に石が固くて回らなくなります。
ジッポに慣れていない方は一瞬故障かなと思いますがこれがフリント交換の合図です。
毎日ジッポを使う方で約1ヶ月、または2mm以下になれば交換の目安とされています。(新品は約5mm)
ジッポは長い期間使おうとされている方がほとんどでしょうから、こういったメンテナンスは必ず定期的に行うべきでしょう。
フリント(発火石)の交換方法
- インサイドユニット底にあるネジを回す(新品は固いのでマイナスドライバーか1円玉があると便利)
- あまり勢いよく回すとスプリングが飛び出すのでゆっくり回す
- スプリング取り出す
- フリントを取り出す
- 新しいフリントを入れる
- スプリングを戻す
- ネジを閉める
フリントをいつでも交換できるように、パッドと綿の間に入れている人もいるようです。
また、100均などでもフリントは安くで購入可能ですが、なるべく正規品を使うようにしましょう。
安いフリントは減りが早い他、修理に出した際に正規品以外を使用していると、修理できない場合があるようです。
やはりジッポとは使い捨てライターとは違い、なるべく長い付き合いをしたいですよね。
ここまでは火がつかないライターをなんとか復活させる方法を紹介しましたが、いろいろ試してみても直らなかったという場合は処分するしかありませんよね。
ライターは可燃性で危険な物でもあるので、正しい処分方法を守らなければいけません。
次章では使わないライターの正しい捨て方について詳しく解説します!
不要になったライターはそのまま捨ててもいいの?正しい捨て方はある?
ライターはいつでもすぐ火をつけることができ、便利な反面、危険な道具でもありますが、不要になったライターはそのまま捨ててもいいのでしょうか?
事故、けがなどを防ぐために、安全面には十分考慮して捨てたほうがよいでしょう。
そこで、ライターを安全に処分できる正しい捨て方を調べてみました。
不要になったライターの正しい捨て方
使わなくなったライターを処分する場合は、以下の方法で安全に処分できるように準備を整えましょう。
1.セロハンテープか輪ゴムを準備する
準備するものはセロハンテープ、もしくは輪ゴムのみで大丈夫です。
2.屋外で火の気のない所に移動する
ガスに引火すると非常に危険なので、安全を考え、直射日光が当たらず、風通しが良い周りに火の気のない場所を選びましょう。
また、室内ではなく必ず屋外で行うようにして子供が近づかないようにも注意しましょう。
3.レバーやスイッチを押したままにしてガスを出す
まず、ライター内のガスを全て抜きます。
レバーやスイッチを押したままにしてガスを出しますが、この時最初に準備をしておいたセロテープか輪ゴムで固定します。
レバーやスイッチはバネの力で戻るようになっているのでセロテープや輪ゴムを何重にもします。
このまま2時間程度置いておけばガスが全て抜けます。
4.本当にガスが全部抜けたか確認する
ガスが全て抜けたら、火がつくライターの火を近づけて、本当にガスが全部抜けたか確認します。
万が一まだガスが残っていれば引火しますのでこれを行う際は十分安全に注意してください。
5.自治体のルールに従ってゴミに出す
ガス抜きが終わったら、自治体のルールに従ってゴミに出します。
回収ボックスが設置されている自治体もあるようですので、事前に調べておきましょう。
まとめ
以下、100円ライターがつかない時の対応策など、ライターに関して調査した項目をまとめました。
- 100円ライターはガス詰まりがよく起こる
- 細いものでガスの噴出口をつつくと直ることもある
- 寒いところや標高の高いところではつきにくい
- 着火装置が故障した場合は新品を購入した方が良い
- 高価なライターの場合は専門の修理屋に依頼する
- 使い捨てのような安価なライターであれば処分する
- ターボライターはガスを正しく注入する
- ジッポはオイルの補充やフリント交換が必要
- 処分する前にはガス抜きが必要
- ライターは住んでいる自治体のルールに従ってゴミに出す
「100円ライターは使い捨て」という認識が強かったのですが、今回調査したことで復活できる方法がわかったので大事に使おうと思いました。
ターボライターやジッポのお手入れ方法もわかったので、火がつかないときにも慌てずに対応できそうです。
ライターを処分するときには、きちんとルールを守って安全に処分することも大事だなと改めて認識できました!
たばこを吸う方はもちろんですが、人間が生きていくうえで”火をつける”ということはこの先もきってもきれない行為でしょう。
人間の知恵がたくさん詰まった、とても便利なこの「ライター」といつまでも安全に、生活の一部として付き合っていきたいものです。