コツコツと貯めてきた大量の小銭を郵便局で両替してもらおうと思ったのですが、手数料はどのくらいか気になりました。
郵便局の口座があればスムーズに入金してもらえそうですが、口座なしの場合は窓口で両替してもらうことになるので手数料がかかりそうですよね。
そもそも、郵便局で両替はできるのかも含め、以下の項目について調べてみました。
- そもそも郵便局で両替はできるのか
- 手数料がかからない両替方法
- ATMで簡単に両替する方法
- 新札に両替する方法
- 土日祝日でも両替する方法
銀行の場合は窓口で両替すると手数料がかかる場合もありますが、口座入金にすると手数料無料になる銀行も多いそうです。
小銭からお札への両替だけでなく、お札を小銭に両替する方法や古いお金を両替する方法など、両替にまつわる疑問についても合わせて調べてみました。
この記事を最後まで読んでいただければ、手数料で損をしない両替方法がわかるのでぜひ参考にしてくださいね!
目次
郵便局で両替はできる?手数料は?
基本的に両替のサービスを提供できるのは、銀行や信用金庫などの両替商のみです。
銀行で両替をする際には、サービスの対価として手数料がかかりますが、銀行口座をお持ちの方は所定の枚数までなら手数料無料で両替できる場合が多いです。
例えば三菱UFJ銀行の場合は、銀行口座がある方なら1~10枚まで手数料無料になりますが、11枚以上になると手数料が発生する仕組みになっています。
これに対して郵便局は両替商ではないので両替のサービスを公に行っていません。
郵便局に行って来たー。母の用事で手こずり懲り懲り。私の方はと言えば万券をくずしたかったんだけど、ATMでは両替できないので窓口へ。「ウチは両替商ではないので基本的には両替できません。万券を千円札にくずすくらいならいいですケド。」と言われた。むむぅーーー。
— cocoa♪ (@cocoa_cocoa_) 2017年12月27日
この方のように、窓口に両替を依頼しても「郵便局では両替できない」と断られた方も少なくありません。
両替できない郵便局なんてあるん??
郵便局では両替出来ないんですよ〜って
苫小牧では出来るぞ??オヨヨ??— すぎやま はーな (@AaaZukkyunko) 2018年7月12日
ただし、一部のゆうちょ銀行ではサービスの一環として両替をしてくれる場合があり、手数料も発生しないそうです。
ただ正式なサービスというより”親切で”といったニュアンスなので、必ず両替ができるというわけではないようです。
仮に両替してもらえても、何枚まで両替できるとは一概にはいえないため、あくまでも各郵便局の対応によって異なることを覚えておきましょう。
どうしても利用したい場合は、最寄りの郵便局に電話で確認しておくと確実です。
郵便局の窓口では両替できないと断られる可能性もありますが、ゆうちょ銀行の口座をお持ちの方なら手数料無料で大量の小銭をお札に両替する裏技があります!
知って得する!郵便局で大量の小銭をお札に両替するやり方
郵便局で小銭の両替を断られたからといって諦めてはいけません!
もしあなたがゆうちょ銀行の口座をお持ちであれば、手数料をかけずにお札へ両替するやり方があるのでぜひ参考にしてください。
必要なもの
- ゆうちょ銀行の口座
- ゆうちょ銀行のキャッシュカード
- 両替したい小銭
両替のやり方
- 郵便局の窓口で入金票用紙に名前を記入する
- 窓口で小銭を数えてくれるので待つ
- 集計後入金票に合計金額を書き入れてゆうちょ銀行の口座へ入金してもらう
- 入金が完了したらATMから必要金額を引き出す
要は、一度小銭を口座に入金するとATMからお札で引き出せるというだけの方法です。
ちょっと面倒に感じられるかもしれませんが、銀行に行って手数料をかけるほどの両替金額ではない時に便利な方法です。
少量の小銭なら郵便局のATMで両替できます!
郵便局のATMでは、1度に100枚までの小銭なら取り扱いが可能となっています。
つまり、先ほどのように窓口で入金票に記入して受付しなくても、ATMで気軽に両替できてしまうわけですね。
郵便局のATMは硬貨を1枚ずつ入れるタイプと、まとめて入れるタイプがあります。
ただATMでの入金には時間がかかってしまいます。小銭100枚なら5分程度でしょう。
その間はATMの前でじっと待っていないといけないので、周りの人達の視線が気になるかもしれませんね。
入金完了したら先ほどと同様にお札で出金するだけで、特に操作で戸惑うことはないはずです。
なお、郵便局のATMは硬貨で出金も可能です。
ここまで小銭を両替する方法を紹介しましたが、次章ではご祝儀などに使用するために新札がほしいときに役立つ情報を紹介します。
どうしてもピン札が欲しい!郵便局で新札に両替できるの?
結婚式のご祝儀など、お祝いごとでお金を渡したいときには新札を用意したいものですよね。
郵便局は基本的には両替をしていませんが、窓口があまり人が混んでいない時や必要なお札の枚数が少ないなど、「時と場合によっては対応してくれるかもしれない」くらいの可能性もあります。
ですが正式に行っているサービスというわけではないので、どうしても難しいでしょうね。
特にお年玉用に新札の1000円札をたくさん用意しよう!という人も多い上に色々と業務が多忙になりがちな年末年始となると、ほぼ不可能ではないでしょうか。
そういう時は、郵便局のATMで新札が出るまでお札を入金してから出金するのを繰り返す方法もありますが、混雑時は迷惑になるので一度切り上げて列に並び直すなどした方が良いですね。
大至急!土日祝日に郵便局で両替できる方法ってあるの?
大量の小銭をあえて土日祝日に両替したいというシチュエーションはなかなか浮かびませんが、新札が欲しい場合ならあるでしょう。
郵便局窓口は基本的には土日祝日は閉まっており、平日も受付時間が17時頃までですので、銀行に比べて利用できる時間が格段に長くなるというわけではありません。
土日祝日に営業しているゆうゆう窓口などもありますが、通常の営業時間と比べて業務内容を縮小している場合があり、両替もお願いしにくいですね。
そのため土日祝日に両替したいなら、ATMを使うことになると考えていた方が良いです。
場所によっては土日祝日はATMを利用できないこともあるので注意してくださいね。
銀行も夜間や土日祝日に営業しないところがほとんどですので、そういう意味では条件は並んでいるかもしれません。
どうしても土日祝日に新札がほしい場合は、コンビニATMから新札が出てくる可能性に賭ける選択肢もありますが、デパートなどのサービスカウンターや結婚式場のフロントなどで用意されている場合もあるので聞いてみるのもおすすめです。
新札がほしい場合は銀行がおすすめ
新札がほしい場合には、やはり余裕をもって両替商である銀行を利用するのが最も簡単な方法といえます。
窓口でも10枚以下であれば手数料無料で新札に交換してくれますので、平日の営業時間内にご利用ください。
銀行にある両替機によっては、同じ金券の種類を選択(1万円なら1万円を指定する)と、新札が出る仕組みになっている場合があります。
みずほ銀行の渋谷中央支店には新札専用のATMが設置されており、土日祝日も稼働していますので近くの方はぜひ参考にしてください。
旧札の両替も銀行窓口で対応
現在は使われていない100円札、聖徳太子の1万円札や5千円札などの古いお金を両替したい場合も、銀行窓口で対応してもらえます。
ただ、あまり出回っていない2000円札や旧札は、両替よりも古物商で買い取りしてもらった方がお得な場合もあるのでよく検討することをおすすめします。
まとめ
郵便局で両替をする際に手数料がかかるのかについて調べた結果をまとめます。
- 郵便局では基本的には両替サービスは行っていない
- 一部の郵便局では手数料無料で両替してくれる場合もある
- 最寄りの郵便局に両替について事前に確認しておくと良い
- ゆうちょ銀行口座があれば小銭を入金しATMでお札を引き出す方法がある
- 新札に両替するなら銀行が一番良い
- 新札が出るまでATMで入出金を繰り返すと周囲に迷惑
- 土日祝日は郵便局や銀行窓口が閉まっている場合が多い
- 新札は余裕を持って事前に準備しておくべき
両替は緊急で必要なシチュエーションは少ないと思いますので、ATMで入出金を繰り返すなど、根気次第で乗り切れると言えば乗り切れます。
ただその場合は、他のお客様に迷惑がかからないよう配慮を欠かさずにおきましょう。
自治会や子供会などで集金係になり、おつり用の50円玉や10円玉、5円玉、1円玉が一時的に大量に必要ということもありますよね。
数枚の500円玉くらいであれば、買物のついでにレジの人に頼むと両替してくれるところもあります。
また1000円札ならもっと簡単で、ATMで引き出すときに「10千円」と入力すれば「千円札×10枚」で引き出せます。
我が家は生活費を管理している口座だけは休日もATM手数料無料というサービスがついているので、自治会の集金の時などはこれで乗り切りましたよ。
今回は”苦肉の策”をいくつかご紹介してきましたが、このように両替はアイデア次第で何とか乗り切れちゃったりもしますから、あまり郵便局の方に無理強いをして困らせないようにしましょうね。