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食材・料理のQ&A

生茶は健康に悪い?飲んではいけない説の真偽|デメリットを解説

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料理・食材
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生茶 健康に悪い

【執筆者:編集部 大室康代】

生茶は健康に悪いと思う人もいるかもしれませんが、飲み過ぎなければ心配ないでしょう。

ネットを見ると体に悪い・飲んではいけないという話もあるようですが、適量を毎日取り入れるれば、健康に良いメリットもあります。

この記事では噂の真偽や下記のことを調べてみました。

この記事を読むとわかる!
生茶のこと

 

  • 健康に悪いとされる理由
  • 飲んではいけない説の真偽
  • 1日のカフェイン摂取量
  • 健康にメリットがある成分

最近の生茶に見かける沈殿物が気になる人や、摂り過ぎない量を解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね♪

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生茶は飲み過ぎなければ健康に悪いことはない

生茶 体に悪い
生茶を飲み過ぎると体に悪いと言われる理由は、お茶に含まれるカフェインの摂り過ぎで健康被害が出る可能性があるからです。

他にも香料添加物などが飲んではいけない説で危険と言われますが、生茶にこれらの物質は入っていないので安心して下さいね。

生茶が体に悪いとされる原因
カフェインの過剰摂取
(体質にもよる)
・めまいや興奮、不眠
・心拍数の増加
・下痢、嘔吐、吐き気
・利尿作用
香料・添加物 含まれていない
酸化防止剤(ビタミンC) お茶の酸化を防ぐため
沈殿物 茶葉成分

お茶は、水分補給として飲む人が多いため、知らない内にカフェインの摂り過ぎになっている可能性があります。

たくさん飲んではいけない理由|カフェインの過剰摂取が体に悪い

カフェインを摂り過ぎると、めまい・腹痛・気持ち悪くなるなどの症状が出ることがあります。

特に子どもは1日の摂取量が大人よりも少ないので、100ml当たり10mgのカフェインが含まれてる生茶を水代わりに飲むときは注意しましょう。

1日のカフェイン摂取量目安(※1)
(海外の管理機関状況を参考にしています。)
成人で健康な人 400mg
健康な妊婦 200~300mg
(授乳中は200mg)
13歳以上の青少年 2.5mg/kg体重
健康な子ども
(4歳~12歳)
45~85mg

2.0Ⅼの生茶には200mgのカフェインが含まれているため、体重60㎏の13歳以上の青少年でも2.5×60=150mgで1日の摂取量を軽く超えてしまいます。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
 4歳の子どもは500ml1本(50mg)でオーバーします。保護者の人が量を調節してあげましょう。

ネットでも購入可能なカフェイン0の生茶を利用してもいいですね。

また、生茶にはビタミンCが酸化防止剤として入っていますが、微量なため心配するほどではありません。

そして、ペットボトルの底に沈殿してる物は、リニューアルした生茶の特徴なんです。

沈殿はお茶の葉|フルリニューアルした生茶

2016年にフルリニューアルした生茶は、茶葉を低温抽出することで旨みが増し、さらに細かく粉砕した茶葉を加えることでお茶のおいしさをぎゅっと詰めました。

生茶の生とは?

普通の茶葉のように乾燥・加熱せず、生茶葉から抽出しているため渋み・苦味が抑えられ、旨み成分が多く入っているそうです。(抽出液は加熱しています。)

そのため、生茶が出始めた時にまずい・美味しくない…と感じていた人も、味が変わった!美味しいと感じるようです。

味が変と気に入らなかった人もぜひ試してみてくださいね♪

個人的に生茶はペットボトルお茶の中ではすっきりした印象で、濃い・苦い味が好きな方は少し物足りないのかもしれません。

そして、生茶は健康に悪い影響どころか、飲み過ぎなければうれしいメリットも期待できますよ。

生茶は適量なら健康にメリットも|カテキンの働き

生茶 飲んではいけない

緑茶は適量飲むと、虫歯菌の増殖を防いでくれたり抗酸化作用が期待されたりと良いことだらけです。

適量な緑茶が健康に期待されるメリット(※2)
カテキン ・抗酸化作用
・悪玉コレステロールの増加を抑える
・虫歯・口臭予防
・血圧が上昇するのを抑える
カフェイン ・眠気防止
・利尿作用
・代謝促進
テアニン リラックス効果
サポニン 胃壁の保護

あくまでも病気を治す薬ではないので、生体調整機能に役立つ程度と考えてください。

ペットボトルのお茶の中でもなぜか生茶は安いので、買置きしやすいですね。

ペットボトルのお茶開栓後の注意点

ペットボトルのお茶は口を付けて飲む事が多いため、常温でおくと菌が繁殖します。開栓後は必ず冷蔵庫に保存し、できるだけ早く飲み切りましょう。30℃の常温で1日以上放置すると、褐色に変色したり味が劣化するだけでなく、好ましくない状態になりえます。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
お茶の成分であるタンニン(お茶ではカテキン)は鉄の吸収を妨げます。貧血が気になる人は食事中や食後は控えましょう、2時間程度開ければ大丈夫ですよ。

貧血の人におすすめはカフェイン・カテキン0の麦茶です。

また、お茶をよく飲む人は、飲まない人に比べて生活習慣病リスク軽減の可能性があります。

カテキンは生活習慣病の予防が期待される

緑茶に含まれるカテキンの抗酸化作用が、さまざまな生活習慣病予防に関係あるようです。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
1日に6杯(900ml程度)飲む人は、全く飲まない人と比べると糖尿病のリスクが33%少ないという研究結果もあります。

お茶の保護効果を持続させるにはお茶を飲み続けることが大切なので、生茶を買い置きしてぜひ手軽に取り入れてくださいね。

結論|生茶は飲み過ぎなければ健康に悪いわけではない

生茶のまとめ
  • 飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取になるので注意
  • 飲んではいけない説の香料と添加物は入っていない
  • 沈殿物はお茶の成分
  • 適量を守れば体に良いメリットがたくさんある
  • カテキンの効果を期待するなら毎日取り入れよう

生茶は健康に悪いどころか、適量なら体にうれしいメリットがあります。

ただし、ペットボトルは淹れたお茶と違い手軽に飲めるため、水のように飲んでしまうとあっという間に飲み過ぎになります。

例えば、食事の後やおやつの時だけにすれば飲み過ぎを防げますし、虫歯予防も出来て一石二鳥です。(貧血の人は控えましょう。)

飲み過ぎるとカフェイン量が増えて体に悪い結果に繋がるので、気を付けてくださいね。

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