【執筆者:管理栄養士 浦川彩子】
みたらし団子の賞味期限は手作り、市販品どちらも短く通常はあまり日持ちしません。
保存方法によっては食べきる前に腐る、団子が硬くなってしまい、おいしさを損ねてしまうなどの恐れがあります。
せっかく買ってきたみたらし団子が硬くなってしまった…なんて残念な思いをしないように、賞味期限や保存方法について調べました!
みたらし団子のこと
- 市販品や手作りの賞味期限目安
- 食べられない状態の特徴
- 正しい保存方法
- 日持ちさせたい場合の保存方法
手元に買ってから数日経ったみたらし団子があって食べられるか不安な人や、食べきれなくて日持ちさせられる保存方法が知りたい方は、ぜひ参考にしてください!
目次
みたらし団子の賞味期限は?市販品と手作りの日持ち
みたらし団子は傷みやすくあまり日持ちせず、放置するとすぐにカビが生えてしまう危険性があります。
市販品 | 製造日から1~4日程度 (冷凍品は解凍後1日) |
---|---|
手作り | 1日 |
市販品は商品の種類や作り方によって賞味期限が異なります。
家にあるみたらし団子が当てはまる種類を確認して、賞味期限内に食べきりましょう!
ヤマザキなど市販品の賞味期限を比較!
市販品のみたらし団子はたくさんの種類が発売されていますが、表示されている賞味期限は商品によって異なります。
ヤマザキ | 製造日から4日程度 |
---|---|
喜八洲(きやす)総本舗 | 1日 |
むか新 | 1日 |
コンビニやスーパーで気軽に購入できるヤマザキのみたらし団子は、インターネットでも購入できます。
賞味期限は他の市販品に比べて長いですが、工場から出荷されて手元に届くまで1~2日かかる場合があるので表示を確認し、期限内に食べきるようにしましょう。
喜八洲(きやす)総本舗は大阪で有名な和菓子屋さんです!
花園観戦で大阪に来るなら
新大阪駅や伊丹空港にもお店有るので
喜八州(きやす)のみたらし団子
ぜひ食べて欲しいねん😋#喜八州総本舗 pic.twitter.com/uAOjBmzBzD— mogurakun (@oguden32) December 29, 2021
和菓子屋さんで購入した団子はその日のうちに食べきるほうが良いですが、思わずたくさん買ってしまうこともありますよね。
賞味期限内に食べられそうになければ、腐ったらどのように変化するのかを知り、食中毒を防ぎましょう。
賞味期限切れで食べられない状態の特徴
みたらし団子が腐ると刺激臭などの悪臭を放つ、カビが生えるなどの異変が生じます。(※1)
見た目 変色 |
カビが生えている |
---|---|
臭い 匂い におい |
・酸っぱいにおい ・刺激臭 |
味 食感 触感など |
・酸味が強い ・ヌルヌルしたり、ねばりがある ・糸を引いている |
カビには多くの種類がありますが、中には「カビ毒」と呼ばれる身体に有害な物質を作り出すものもあるので、食べるのは危険を伴います。
カビを少しでも見つけたり、においや味に異変を感じたら食べるのはやめましょう。
また、賞味期限が切れたらすぐに腐るわけではありませんが、保存方法次第では期限内でも腐ってしまうかもしれません。
正しく保存することで日持ちがして、もちもちとした食感を維持できるようになります。
常温?冷蔵?みたらし団子の正しい保存方法
みたらし団子の保存は高温多湿を避けた常温か、日持ちさせたい場合は冷凍がおすすめです。
場所 | 日持ち | 保存方法 |
---|---|---|
常温 | 手作り:1日 市販品:1~4日 (製造日から) |
1.清潔なお皿に乗せる 2.ラップをかける 3.直射日光を避けた 涼しい場所で保存 |
冷蔵 | 1~2日 | 硬くなるので向かない (例外あり) |
冷凍 | 冷凍:3週間 解凍後:1日 |
1.1本ずつラップで包み冷凍 2.冷蔵庫または室温で 自然解凍 |
市販品は賞味期限にかかわらず、一度開封したらなるべく早く食べきる方がよいでしょう。
冷蔵すると団子が硬くなるので避けた方が良いですが、冷蔵保存が可能な種類もあります。
冷蔵庫でも硬くなりにくいのはどんな団子?
みたらし団子は使う粉の種類と砂糖を含めるかどうかで、冷蔵庫に入れた時の硬くなりやすさが変わります。
冷蔵庫で保存すると硬くなる原因は、団子に含まれるでんぷんが老化するからです。
老化のスピードを遅くさせるためには、上新粉ではなく白玉粉で作り、保水性の高い砂糖を生地に加えるといいですよ。(※3)
また家でみたらし団子と手作りした場合、団子をたれと別々にすれば冷蔵庫で保存ができます。
- 団子は冷水をはったボウルに移して冷蔵
- 時々水を入れ替えると2日程度日持ち可能
- みたらしのたれは冷蔵庫で保存し2~3日で食べきる
ただ、硬くなりにくくなっても腐りやすさは変わりません。
もっと長持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめです。
みたらし団子は冷凍できる!日持ち期間や解凍方法を解説
冷凍することで3週間程度日持ちするようになります。
市販品の場合、串ごと1本ずつラップに包んで冷凍しましょう。
手作り団子の場合はくっつかないように1個づつ離して金属バットに並べて冷凍するのがおすすめです。
どちらもジップロックなど保存袋に入れて保存しましょう。
解凍する際は冷蔵庫または常温で自然解凍で大丈夫です。
詳しくはこの記事をチェック!
冷えて硬くなってしまった場合、電子レンジで温めると柔らかさが戻ります。
お皿に移して1本あたり500Wで10秒を目安に加熱すると良いでしょう。
結論 | みたらし団子の賞味期限は短いので早めに食べよう!
- 傷みやすくあまり日持ちしない
- 冷蔵庫ではなく常温保存向き
- 日持ちさせたいなら冷凍しよう
- 冷凍すると約3週間保存できる
- 硬くなったらレンジで加熱
賞味期限は手作りが1日、市販品は製造日から1~4日と短く、はやめに食べきる必要があります。
保存方法は、冷蔵だと団子が硬くなってしまうので、高温多湿を避けた常温がおすすめです。
日持ちを考えるなら、冷凍保存をすれば長く楽しむことができます。
正しい保存方法で、みたらし団子を最後までおいしくいただきましょう!