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生活のQ&A

保育園の入園希望理由って何を書く?失敗しないポイントは?

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生活関連
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保育園の入園に必要なものを準備して忙しい親御さんも多いと思いますが、国の定めた基準を満たしている認可保育園の待機児童が多い地域にお住まいだと入園希望者が殺到して希望通りに入れない場合が多いですよね。

激戦区になる保育園で無事に入園を果たしたママさんに話を聞いたところ、どうやら「入園希望理由」の内容が重要になるらしいです。

簡単に言えば、より大変な状況の人が入園を優先される感じでしょう。

そこで今回は、保育園に入園するために重要な希望理由の書き方など、以下の項目について詳しく調べてみました。

 

  • 保育園に入園するために重要!希望理由の書き方
  • 専業主婦や求職中の場合は不利になるのか
  • 入園辞退した場合のデメリット

 

地域によって保育園の願書に記載する項目は異なるかもしれませんが、入園希望できる保育園は第一希望・第二希望・第三希望まで記載する場合もあるので、できれば第一希望を狙いたいですよね。

どんな理由なら入園できる可能性が高いのかがわかると、対策もしやすいですよね。

今まさに保育園に入園させたいと考えている方はもちろん、近い将来入園させる予定がある方もこの記事を参考にして、希望する保育園へ通えるように準備しましょう!

 

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保育園の申込書にある入園希望理由欄の正しい書き方

保育園の申込書(児童票や家庭調査票)にある入園希望理由欄は、大きく2つの段階に分けて考えれば書きやすくなります

保育園への入園が必要な理由を書き、その後に数ある保育園の中でも第一希望の保育園を希望する理由を書くようにすればいいのです。

 

保育園の入園理由で重要な記入例

子供を保育園に入園させたいと希望する一番の理由とは、「保護者が育児に専念できないから」ですよね。

そのため、入園希望理由欄には「今現在、十分な育児ができない環境であること」を書く必要があります。

また所得状況によって保育料が決まるため、続けて「なぜ育児ができない環境なのか」という理由も書く必要があります。

 

  • 両親が共働きのため育児に専念できない
  • 父は就労、母は介護のために育児に専念できない

 

このように、育児以外の何に時間を割いているかについて記載するのがポイントで、具体的な詳細まで長々と書く必要はありません

役所は勤務時間などを点数化して決めるため、長々と窮状を文章で訴えてもそれは点数として加算されるわけではないんです。

ついつい色々と訴えたくなりますが、感情に任せて書くと同じ言葉を繰り返してしまいがちですから気をつけてくださいね。

例えば育休明けから働くにせよ、預けてから働き口を探すにせよ、働きに出ることが理由ならば「保護者就労のため」という言葉で書き表すことができます。

これに続けて「現在の収入だけでは子ども2人分の養育費や大学資金が賄えないため、夫婦双方の就労が必要と判断した」というように、なぜ働く必要があるのかを書くと説得力が増します。

その他、”夫婦もしくは片方が病気”とか”身内の介護をしている”など、就労以外にも育児だけに従事できない理由があれば、きちんと事実を書くようにしましょう。

入園審査上、夫婦が双方とも就労時間が長いことを証明する就労証明源泉徴収票の提出は必須です。

介護など就労以外の理由の場合でも、第三者機関が証明する書類が必要となるので嘘はダメですよ!

 

就労証明書の書き方についてはこちらで詳しく紹介しています。
↓ ↓ ↓
保育園用の就労証明書の書き方!自営業の人や事情がある人は? 

 

保育所の入所希望の書き方は?

保育所も保育園も、呼び名は違うけど同じもののことを指します。

名称を「●●保育園」とするか「●●保育所」とするかは運営する自治体が好きに選んでいいので、管轄としては同じなんですよ。

なので、保育所入所希望は保育園入園希望と同じ書き方でOKです!

 

第一希望の保育園を選んだ理由の記入例

どうして保育園への入園が必要なのかを書いたら、なぜその保育園を選んだのか理由を整理して書きましょう。

お住まいの地域によっては第一希望と第二希望、場合によっては第三希望以上まで記載するよう指示される場合があります。

まずは第一希望の保育園を選んだ理由をいくつか考えてみましょう。

 

  • 通勤経路にあるため
  • 自宅もしくは職場から近いため
  • 休日保育を実施しているため

 

といった理由を書き出しておくと進めやすいですね。

残業時間と通勤時間が審査対象になる自治体もあるので、その場合は自宅から希望する園まで、そして園から最寄駅までの所要時間、そして通勤にかかる時間といった数字を具体的に記入しておくと良いでしょう。

登園時間など園の保育時間と自分の勤務時間との兼ね合いで希望の園でないと勤務ができない場合は、その旨までしっかり記入することをオススメします。

 

これだけじゃ伝えきれない!園に電話して入園できるよう訴えてもいいの?

認可保育園(東京は認証保育園も)は役所の管轄下にあり、園側が個別に入園許可を出すことはできないので、希望する保育園に直接訴えても、相手を困らせてしまいます。

簡潔な一文だけでは言い表せない場合や、切羽詰まった状況であることをもっと強く訴えたい!という方は、別途嘆願書を付け加えるという手もあります。

辛く厳しい介護の状況であったり、仕送りなどの事情により家計がひっ迫した状況であったり…。

そういう事情を細かに語ることで「いかに保育園への入園が我が家にとって重要であるか」を訴えたいのであれば、入園希望欄に書ききれない細かな状況を嘆願書に込めましょう。

 

『保育の実施を必要とする理由』の書き方のコツは?

以下は国が示している優先利用の対象事項の一覧です。

この中に該当する項目があれば、その点を強調して書くと良いでしょう。

 

  • ひとり親家庭
  • 生活保護世帯
  • 生計中心者の失業により、就労の必要性が高い場合
  • 虐待やDVのおそれがある場合など、社会的養護が必要な場合
  • 子どもが障害を有する場合
  • 育児休業明け
  • 兄弟姉妹(多胎児を含む)が同一の保育所等の利用を希望する場合
  • 小規模保育事業などの卒園児童
  • その他市町村定める事由

 

お住まいの地域の利用調整基準の点数を確認しよう!

認可保育園の入園可否を決定するのは「基本点数」と「調整点数」を加算して優先順位を決める点数制となっていて、書類選考では合計点の高い順に入園許可がおります。

どういう点が入園に有利に働くのかは自治体によって様々なので、加点のポイントを自治体のホームページなどでよく確認しましょう。
 

北九州市の例

基本点数で最優先となるのは以下の2つです。

  • 父母が震災や風水害で災害復旧に当たっている
  • 児童虐待や配偶者からの暴力を受け社会的養護が必要

この他に点数が高い順に

  • 居宅外で労働中
  • 病気や怪我で入院中または自宅で寝たきり状態
  • 居宅内で労働中
  • 病気や怪我で自宅で安静が必要
  • 精神や体の障害

などがあります。

調整点数で最優先となるのは卒園児であることで、次いでひとり親や保育士として就労、育児休業復帰などの項目があります。

逆に減点されてしまう項目として、同居親族(16歳から65歳)が保育可能という内容もあります。

もし基本点数と調整点数が同じ点数になった人が複数いた場合は、現在保育園を利用していない人が優先されるなどの基準も定められています。

 

保育園の入園理由欄は、書類審査の段階でつけられる点数に関わることがわかりましたね。

次章では、専業主婦や求職中は不利になるのかについて詳しく紹介しますので、今は仕事をしていないけど子供が保育園に入ったら仕事を始めたいと考えている方は必見です!

求職中や就労状況、専業主婦、妊娠中などで不利になるのは本当!?

保育園に子供を入園させたいけど、今はまだ専業主婦や求職中という方は、入園理由欄へ正直に書くと不利になってしまうのではないかと不安を感じている人も多いですよね。

確かに、既に働いている人が優先されるのは納得がいきますよね。

その次は内定が決まっている人となり、求職者での入園は優先順位が一番最後になってしまいます。

待機児童の数が多い激戦区では、求職中は不利な状況とも言えますね。

でも、対応策がないわけではないので安心してください!

 

現在求職中の人の対策

現在仕事をしていない人が確実に認可保育園へ入れるために、託児所や認可外(無認可)保育園に預けて仕事に就き(もしくは復帰し)、実績を作って1歳児の4月入園に備えるという家庭も多くあります。

私の子どもが1~2歳の頃に子育て支援センターへ毎日のように通っていましたが、そこで会うママさん達と託児所の情報交換をしたり相談したりしていました。

託児所へ預けるとなると料金が高くて働いた給料のほとんどが消えてしまうこともありますから、みんな悩むわけです。

お金で実績を買うつもりで頑張るか、そうまでして働くのはやめておくか…。

その判断はやはり、保育園への入園が困難か否かでかなり左右されるでしょうね。

 

待機児童が多くない地域は求職中でも苦労しない

さほど待機児童が多くない地域であれば、求職中や専業主婦でも入園できますよ。

その場合、入園申し込み時には夫の源泉徴収の他に、母の非課税証明書が必要となります。

所得がないことを示す非課税証明書は、役所で発行できますので用意しておきましょう。

また入園後も、次の年の保育料を算定するのに必要になりますから源泉徴収票の提出が求められます。

入園後にママが働き出した場合は、その分の源泉徴収票も忘れないようにしましょう。

 

共働きでもフルタイムかパートで明暗が分かれる!

自治体で決まっている労働条件(日数や勤務時間)を満たさないと入れない事もあります。

特に待機児童数が多い地域では既に働いている人の数が多く、その中での優先順位が必要ということも考えられますからね。

例えばパート勤務をフルタイム勤務に変更した方が、入園の優先順位は上がるでしょう。

もし職場で融通が利くのなら、入園願書を提出する前の一定期間だけフルタイムに変更するという手もあります。

かなり強引な手ですが、実際にフルタイムで勤務した実績があれば嘘ではありませんしね。

ここまでする必要があるのかどうかは、お住いの地域の状況によるかと思います。

こういった状況かどうかや、入園に必要な労働条件については市役所などで相談してみると良いでしょう。

 

専業主婦や妊娠中では保育園に入園希望は出せないの?

現在妊娠中である人や専業主婦などの人も状況に応じて入園が認められることはあります。

最優先される例としては虐待やDVで保護が必要な場合でしょう。

障害を持ったお子さんがいる場合や、双子で入園を希望する場合なども考えられますね。

保育園への入園を考える事情があるならば、まずは役所へ相談してみてくださいね。

なお、可能なら出産前から役所に行って現状や空き状況を聞くなど、情報収集をしておくと良いでしょう。

妊娠中から保育園申し込みを受け付ける自治体もありますし、母子手帳をもらうついでに保育園についての資料をもらったり、気になることを質問してみるだけでも違うと思いますよ。

私の住んでいる地域では、妊娠時にもらう資料の中に保育園の一覧も入っていました。

また市役所に用事があったら、そのついでに子育て関連の課で保育園や近隣幼稚園の状況について相談もしていました。

子連れでもおもちゃスペースがあるので相談しやすかったですし、市内で子育て経験のある職員さんの経験談まで聞けて、参考になりましたよ!

次章では、もし第一希望ではない第二希望以降の保育園に入園が決まって辞退を検討している方に注意していただきたい内容を紹介します。

要注意!第一希望ではない入園を辞退すると次回ペナルティがある?

第一希望ではない保育園に決まったので入園を辞退した場合は、ポイントを落とされて次回の入園はほとんど無理な状態になる場合があるので注意してください。

自治体によって違いますが入園希望欄が多く取ってある場合が多く、第一希望から第三希望以上まで用意されている可能性もありますが、全部書かなければいけないわけではありません

妥協できる保育園まで記載するに留めておきましょう。

とにかく入園できることが最優先であれば、どこかに入園した後に「家や職場から離れている」などの理由から転園希望を出すやり方もあります。

ただし申請は受理されるでしょうけれど、実際に転園出来るかどうかは別です。

当然ながら希望先に空きがなければ無理な話ですし、希望先に空きが出来ても、どこの認可保育園にも入園出来ずに待機している方がいればそちらが優先されたりもします。

その辺りの事情を考慮の上、よく考えて希望する園の順番を決めてくださいね。

 

あなたの住んでいる地域の待機児童の数は!?

待機児童数ランキング

お住いの地域の待機児童数を調べ、状況を把握することも大切です。

まずは全国の待機児童数のランキングを見てみましょう。

 

平成28年度10月時点の全国待機児童数ランキング

  1. 東京都
  2. 沖縄県
  3. 千葉県
  4. 埼玉県
  5. 大阪府

私は沖縄県が意外でしたが、それ以外は予想通りの都府県が並んでいます。

それでは反対に、少ない県はどこでしょう?

 

平成28年度10月時点の全国待機児童が少ないランキング

  1. 香川県
  2. 高知県
  3. 新潟県
  4. 和歌山県
  5. 青森県

富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県の5県では待機児童数0人との発表もありました。

例えば待機児童数0人の県や、自分の子どもの年齢だと待機児童がいない市町村だったら入園の確率はかなり高いはず。

それが分かれば、落ち着いて入園準備ができますからね。

自治体のホームページを見たり、役場の子育て支援を取り扱う課で質問すれば待機児童数は分かるはずですよ。

 

まとめ

保育園の入園希望理由の書き方について調査した結果は以下のとおりです。

 

入園希望の理由欄の書き方

  • 育児に専念できない一番の理由を書く
  • 希望する園を選んだ理由について特筆すべきことは書く
  • 客観的に状況を判断して事実を書くと良い
  • 自治体のホームページなどで優先利用の対象事項を調べておくと良い

入園希望者の優先順位

  • 保育園(保育所)の入園希望理由は書類審査で重要視される
  • 優先順位は「既に働いている→内定が出ている→求職中」の順
  • パートやアルバイトよりフルタイムの正社員など勤務時間が長い人が優先される
  • 待機児童数が多い地域は早めに情報収集をしておくと良い

 

どこの地域でも待機児童数が多いのは0~3歳のゾーンですが、特に1歳を過ぎてからの入園倍率が高いようです。

1歳までは一緒にいたいという考えの方もいるでしょうし、園の方で1歳以上という制限を設けているところもありましたから、ひとつの目安になっているんでしょうね。

妊娠中の段階から保育園の情報は収集もできるので、職場復帰や再就職については早いうちから準備しておくと良いでしょう。

市役所などで相談する他にも、ママさん同士で情報交換をして交流を深めるのも良いですね。

また働くタイミングを迷っているなら、予約制で短時間のみの一時預かりを利用することで、お子さんを保育園に預ける練習をしてみるのはいかがでしょうか。

親にとっても子にとっても無理のない、明るい保育園生活を得られるよう頑張ってくださいね!

 

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