先日、ご近所さんがマンゴーをおすそ分けしてくれました。
「宮崎にふるさと納税して届いたんだけど、明日から旅行なの・・・賞味期限内に食べきれないから、是非食べて」とのこと。
高級品のマンゴー。
私にとってはラッキーですが、何せ傷むのが早い果物です。確かに大量にあると困るかもしれません。
今回は、マンゴーについて詳しく調査し、ご近所さんとも情報を分け合いたいと思います!
- マンゴーの賞味期限はどれくらい?生、ドライフルーツや缶詰めなど加工品を調査
- マンゴーの正しい保存方法は常温?冷蔵庫?どっちがいいの?
- マンゴーは冷凍できる?日持ちはどれくらい?
- マンゴーが消費期限切れ!?腐ったときの見分け方
私がマンゴーを楽しむ定番は、大量買いできるコストコのマンゴージュースかドライフルーツ(7d)です。
加工品でもマンゴーの美味しさは味わえますが、やはり生にはかないません。
美味しいマンゴーの見分け方など、マンゴーについて気になる情報を、盛りだくさんでご紹介していきます!
目次
マンゴーの賞味期限はどれくらい?生やドライフルーツなど徹底調査!
マンゴーの賞味期限を徹底調査しました。
生から加工品まで、表でわかりやすくご紹介します!
マンゴーの状態や加工品 | 賞味期限 | 備考 |
生(国産) | 食べごろなら3日 | 追熟が必要なら 約7日 |
生(輸入品) | 約10日 | 買ってから追熟 が必要な場合あり |
生(冷凍) | 1年 | 未開封の場合。 開封後は早めに食べきるのがおすすめ。 |
ドライフルーツ(7d) | 1年 | |
ドライフルーツ(半生の商品) | 2ヶ月 ~半年 |
|
缶詰 | 2年 | |
マンゴージュース(コストコ) | 1年半 | |
マンゴーシロップ(モナン) | 3年 |
マンゴーは、宮崎県産の大きいものだと1個4,000円~5,000円!輸入品でも1個1,000円~2,000円です。
加工品も値が張るイメージですが、あのマンゴーの甘みを味わえて長期間保存OKなら、価値があると感じます。
豆知識:マンゴーが高級な理由
他の多くの果物は未熟なときに収穫し、店頭に並ぶ頃は食べごろです。
食べごろまでの期間が長いので、流通の調整ができますね。
マンゴーは完熟すると自然と木から落ち、用意してあったネットに受け止められてすぐに収穫&出荷されます。
完熟した状態から流通が始まるので、【追熟が進みすぎないように温度管理】、【完熟した実を傷めない配慮】などが必要です。
また、マンゴーの収穫は1年に1回&1ヶ月ほどです。
数が少ないので、希少価値が高まって高級になりますね。
生のマンゴーが手に入ったら、”消費期限切れになって腐らせる”なんてもってのほか!最高に美味しい状態で食べきりたいですよね。
次に、マンゴーを最高に美味しくする保存方法をご紹介します。
「常温or冷蔵庫どちらが日持ちする?」
「どうしても食べきれないときは冷凍OK?」など、しっかりご確認下さい。
マンゴーの正しい保存方法!常温と冷蔵のどっちがいいの?
マンゴーは、20℃以上の暖かい季節に育つ果物です。
低温に弱いことに注意しながら保存しましょう。
常温保存でマンゴーの食べごろを見極め!
マンゴーの保存方法は、下記の通りです。
- 買ってきたら食べごろかどうかを判断
- 食べごろなら早めに食べる
- 食べごろになっていなければ、常温で追熟
*常温と言っても、最適温度は10~15℃です。温度が高すぎると、熟しすぎて腐りやすくなることに注意です。
常温で追熟させた後すぐに食べない場合は、8℃で温度管理をすると追熟を抑えられます。
上手に保存すると、【追熟】と【追熟を抑える期間】を合わせて最長20日ほど日持ちする場合もあります!
食べごろの見極めは、下記を参考になさって下さい。
- 甘い匂いが広がる
- 持つと柔らかい(イメージとしては、桃の柔らかさです)
- 皮にテカリがあり、触るとベトベト感がある
マンゴーは7℃以下の場所で保存すると低温障害をおこし、皮が黒ずんで味も落ちます。
一般的な冷蔵庫の温度は、高くても6℃ほど。マンゴーにとっては、完全にアウトな環境です。
夏・ジメジメの季節はどう保存する?
常温保存が不安な夏や梅雨の季節は、下記の保存方法で早めに食べるようにしましょう!
- 濡れた新聞紙に包む
- 袋に入れる
- 冷蔵庫の野菜室に入れる
- 様子を見ながら、長くても3日で食べきる
野菜室の温度は、一般的に約3℃~8℃です。
閉め切った状態だと低温になりますので、日持ちは1日~3日と覚えておいて頂けると幸いです。
マンゴーを冷たくして食べたい場合も、上記の方法で冷やすのがおすすめです。
2~3時間で冷えますので、食べ忘れないようにご注意下さい。
次に、マンゴーの冷凍方法をご紹介します。
マンゴーは冷凍しても大丈夫?いつまで日持ちするの?
マンゴーは、冷凍可能です!
解凍しても元の食感には戻りませんので、食べやすい大きさにカットして冷凍し、半解凍の状態で食べるのがおすすめです。
マンゴーの切り方は、下記の動画を参考になさってみて下さい。
マンゴーの冷凍方法
- マンゴーをカットする
- ジップ付きの保存袋に、なるべく重ならないように入れる
- 空気を抜き、密閉して封をする
- 平らにして冷凍する
冷凍庫での日持ちの目安は1ヶ月ほどです。
そのままシャーベットのように食べても美味しいですが、アレンジレシピも参考になさってみて下さい。
- ヨーグルトにトッピング
- マンゴーアイス
- マンゴープリン
- マンゴースムージー
- マンゴージュース(豆乳や牛乳でわっても美味しいです) など
正直言って、冷凍する前に食べきりそうですが・・・マンゴーが大量に手に入るラッキーな方がいらっしゃれば、ぜひお試し下さい。
冷凍マンゴーをジュースにすると濃厚です!飲みやすくするために便利な豆乳についても、詳しくご紹介しています。
↓↓↓
豆乳が賞味期限切れに!未開封・開封後は何日過ぎたら捨てるべき?
最後に、マンゴーの食べごろを逃して腐らせてしまったらどうなるかをご紹介します!
腐るのを予防するためにも、しっかりチェックしたいと思います。
マンゴーは腐るとどうなるの?傷んだ時の見分け方がコレ!
マンゴーは、腐るとどうなるのでしょうか?
腐りかけのサインがあるのなら、見分け方が知りたいですよね。
腐ったマンゴーの見分け方
マンゴーが腐ると、下記の状態になります。
見た目や色
- 皮がぶよぶよ
- 茶色い汁が出る
- 切ると、種の周りが茶色に変色
- カビ
- 黒い斑点
におい
- 腐敗臭
味
- 酸っぱい味
- 舌に刺激を感じる(ピリピリ)
マンゴーは、温度が25℃以上になると追熟を通り越してすぐに腐敗します。
マンゴーが腐りかけている判断の目安は、黒い斑点です!
黒い斑点が出始めたときに、その部分を取り除いてすぐに食べればOKです。
黒い斑点の正体は菌が原因の病気で、皮が黒い部分の下の実も黒くなります。
黒い斑点が多い場合は、もったいないですが諦めて捨てるのがおすすめです。
豆知識:黄色や緑のマンゴーもある!
マンゴーといえば赤いイメージですが、実は他の色の品種もあります。
”色が赤ではない”という理由で追熟を待っていると、腐ってしまいますのでご注意下さい。
- 黄色・・・フィリピン産が主流です。少し安くて、平たい形が特徴です
- 緑色・・・台湾さんが主流です。赤いマンゴーよりも大きいのが特徴です
どのマンゴーも、食べごろは先ほどご紹介したにおい・柔らかさ・皮のツヤで見極めます。
それぞれの品種で味わいが違いますので、機会があったら食べ比べもしてみたいですね。
美味しいマンゴーの見分け方
美味しいマンゴーを見分けるポイントは、下記の4点です。
- 全体がふっくらとした形
- ツヤがある
- 傷がなくて皮がきれい
- 甘いにおいがする
国産マンゴーは、ほとんどがハウスで栽培されます。
その年の気候条件などによっては、ハウスをヒーターで温めて収穫時期を調整することもあるそうです。
そんな事情から、きれいな赤色だけを見て美味しいマンゴーを見分けることはできません。
ご紹介したポイントを参考に、ぜひマンゴー全体をチェックして見極めましょう!
豆知識:マンゴーの皮が白く粉っぽかったら、いいマンゴーの証拠!
完熟していないマンゴーの皮には、白い粉のようなものがついている場合があります。
これはマンゴーが自分で水分調整などをした結果出るもので、農薬や汚れではありません。
追熟すると白い粉が自然に消えて、皮にツヤが出てきます。
私にとって、1個数千円もするマンゴーを買うのは、一世一代の大奮発です!
上記を参考に、美味しいマンゴーを見分けて楽しみたいと思います。
まとめ
マンゴーの賞味期限についてご紹介してきました。
出荷されたときは既に完熟で、食べごろの見極めは自分でする必要があるんですね。
ポイントをまとめてみます!
- 生のマンゴーは、買ってから3日~1週間が賞味期限の目安
- マンゴーは常温保存が最適
- ご家庭の常温が悪条件のときのみ冷蔵庫で保存し、早めに食べきるのがおすすめ
- マンゴーは冷凍で1ヶ月ほど日持ちする
- マンゴーが腐ると、見た目、におい、味が変化する
- 黒い斑点が出始めたら腐りかけの目安
- 美味しいマンゴーは、色だけではく柔らかさ、におい、皮のツヤなど全体で判断する
マンゴーは、ウルシ科の植物です。
肌が弱い方などは、皮に触っただけでかゆみやかぶれが出る場合もありますので、ご注意下さい。
マンゴーは、ビタミンやβカロテンを豊富に含む果物で、美容にも最適です。
マンゴーが手に入ったら、今回ご紹介した情報を参考に、最高の状態で楽しんでいただければ幸いです。