【監修者:管理栄養士 坂本圭子】
我が家の朝食は私以外が食パン派なので少し多めにストックするようにしていますが、冷蔵庫で保管していた食パンが消費期限切れになっていました。
消費期限から1日か2日過ぎていましたがこのまま捨ててしまうのはもったいないので、食パンは消費期限が切れてからいつまでなら食べて大丈夫なのかなど、以下の項目について調べてみました。
私は根っからのごはん党で食パンをあまり食べないので、つい食パンを買い忘れることもあります。
そこで夫が「どうせママは忘れているだろう。」と思って、仕事帰りに買ってくるわけです。
ところが、そんな日に限って、私も忘れずに食パンを買ってきている(ドヤ顔)!
ストックがたくさんあっても消費期限内に食べ切れなければカビが生えたりして食べられなくなるかもしれませんよね。
私は食パンを食べきれないならとりあえず冷凍庫に入れていましたが、解凍がうまくできなくていつも美味しくないと言われていました・・・。
でも、今回上手な保存方法もしっかり調査したのでこれからは1週間以上保存しても美味しく食べられそうです!
また、スーパーなどで売っている食パンには消費期限が記載されていますが、パン屋さんでは特に消費期限が記載されていないのでどのくらい日持ちするのかわかりにくいですよね。
ホームベーカリーなどで食パンを手作りする人も多いと思うので、消費期限の目安についても合わせて調べてみました。
食パンを上手に保存して美味しく食べれるように、ぜひあなたも参考にしてください!
管理栄養士・栄養士
目次
食パンの消費期限切れはいつまで大丈夫?1日2日後も食べれるの?
一般的には、賞味期限切れは短期間なら大丈夫だけど、消費期限切れは食べない方がいいというイメージがありますよね。
食パンも消費期限切れから1日や2日くらい経った食パンも、すぐに食べられなくなるのでしょうか。
そもそも消費期限とは、安全に食べられる期限を示したものです。
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。
引用元:農林水産省
この説明を言い換えると、書かれていた保存方法を守っていなかった場合や、表示された日付から1日や2日でも過ぎると危険な可能性があるとも考えられます。
そこで、食パンの消費期限はどのような根拠で決められているのか確認して、本当に消費期限切れになったらすぐに食べられなくなるのか調べてみました。
食パンの消費期限はどうやって決めているの?
パンの製造で有名な『山崎製パン』のホームページに、パンの消費期限の決め方が記載されていました。
25℃保存では、いずれの食パンも消費期限から10日過ぎまでカビの発生はみられませんでした。
(中略)
食パンには消費期限を表示することになっており、消費期限は夏期(5月~10月)で製造日を含め最大5日間(冬期(11月~4月)は6日間)となっておりますので、夏期30℃6日間(冬期25℃7日間)でカビ発生がないことを1つの指標として、消費期限を表示しています。
こちらはあくまでも山崎製パンの例ですが、他の食パンメーカーでも余裕を持って消費期限を設定している可能性がありますね。
真夏or真冬で暖房が強すぎる以外は、家庭の常温が30℃以上になることはそうそうありません。
消費期限を決める基準自体が厳しいので、保存環境によっては、1週間でも食べられる可能性が出てくることのようです。
一方で、消費期限は”安全に食べられる期限”なので、消費期限切れの食品は安全性が低くなっている可能性もしっかり考慮しましょう!
パン屋さんで購入した食パンや手作り食パンの消費期限目安
「に志かわ(にしかわ)」や「パンネル」などのパン屋さんで食パンを購入すると、特に消費期限が記載されていない場合があります。
また、HB(ホームベーカリー)で手作り食パンを作った場合も、当然ながら消費期限がわかりませんよね。
大手のパン工場では衛生管理が徹底されているので設定される消費期限も比較的長めになっているようです。
しかし、小さなパン屋さんや家庭の場合は大手のパン工場と同様の衛生管理を再現できないため、どうしても消費期限の目安が短くなります。
保存状態にもよりますが、常温保存する場合で考えると製造後2日程度を目安にした方がよさそうですね。
では、実際に消費期限切れの食パンを食べたことがある人の口コミを調べてみました!
消費期限切れから10日過ぎた食パンを食べた人もいる!口コミを徹底調査
実際に消費期限期限切れの食パンを食べたことがあるという実体験を集めました。
朝食べた食パンの消費期限が2日前だったんだけど、とりあえずなんともなくて良かった
— miral (@mira_cade) June 4, 2013
このように、消費期限から1日~2日経った食パンを食べたことがある人はたくさんいました。
先程焼いて食べた食パンの消費期限が4日前でしたが僕は元気です
— ミラノ風ハルマキ (@GNX_harumaki) July 25, 2020
消費期限から3日~4日経った食パンは、「よく焼いて調理してから食べた」という意見も多いようです。
消費期限10日前ぐらい食パンはセーフです美味しかったです pic.twitter.com/Zwo5UiI7EZ
— モモタコ (@MK245HK) September 14, 2020
なんと、消費期限切れから1週間~10日経った食パンでも、変な臭いやカビが生えていなければ食べたという人もいるようです。
消費期限切れの食パンでも普通に食べられたという声が多く、食べた後にお腹も壊さなかったとのことでした。
実際に我が家でも、消費期限切れから1日~2日程度のパンを食べることはよくありますが、お腹を壊したことはありません。
ただし、見た目では問題なさそうでも保存状態によって食パンが傷んでいる可能性もあるので注意が必要です。
今日も腹痛に耐えながら仕事。昨日から続く腹痛の原因が分かった気がする。食べた食パンの消費期限が2日前に切れてた。えーん。
— もね (@mone_tsubuyaki) February 12, 2020
このように、消費期限から2日経った食パンでもお腹をこわす可能性もあるのです。
メーカーでは安全に食べられる期間として消費期限を設定しているため、消費期限切れの食パンについては安全性を保障しきれない面もあります。
消費期限切れの食パンを食べるのは、あくまでも自己責任であることを覚えておく必要がありますね。
この期間内に食べきれない場合は、このあとで紹介する保存方法で上手に食パンを保存しましょう!
消費期限切れの食パンを自己責任で食べる場合は、カビや臭いのチェックは必須ですね。
では次に、消費期限切れの食パンをどのようにチェックすればいいのかをご紹介します。
食パンは腐るとどうなるの?こんな食パンは絶対に食べちゃダメ!
消費期限切れの食パンが腐るとどうなるのか、どんな状態になると食べてはいけないのかを調べてみました。
食パンが腐る主な原因はカビやロープ菌
食パンが変化して悪くなる(腐る)主な原因はカビです。
このことは、山崎製パンのホームページにも詳しく記載されていました。
食パンは水分を含んでいるためカビが生えやすい食品だそうで、保存状態によっては消費期限から10日経ってもカビが生えないし、1日~2日でカビが生えることもあるようです。
なお、食パンを作る過程では、厳しい温度管理のおかげでカビは全て死滅しています。
食パンにカビが生えるのは、焼きあがった後!
カビは食パンを冷却している工程などで付着する可能性があるそうです。
他にも、食パンを買った後に、私たちの手についていた菌や空気中にある菌が付着すると、カビが育っていきます。
食パンを開封してからは、消費期限に関わらず、カビが生える可能性があるということですね。
食パンに生える主なカビ
春・秋には低い温度でもゆっくり育つ、アオカビやクロカワカビが発生しやすいです。
夏には高い温度で速く育つ、クロコウジカビが多いのが特徴で、まれに白カビ(コウジカビ)が生える場合もあるようです。
カビが人間の目で確認できるのは、十分に成長&増えた状態になってからです。
食パンにカビ菌が付着した段階や、人間の目に見えない程度の成長段階ではカビを確認できません。
そう考えると、開封後の食パンについては、消費期限に関わらず注意が必要になりそうです。
カビ以外に食パンを腐らせるロープ菌とは!?
パンの表面がネバネバしていたら、ロープ菌が原因の可能性があります。
ロープ菌とは納豆菌の仲間で、パンを焼く温度では死滅しない菌です。
食パンの製造工程では、ロープ菌やカビなどの微生物が繁殖しないように徹底した衛生管理を行っています。
それでも、ロープ菌の付着を100%阻止できないそうです。
ロープ菌が付着すると、消費期限に関わらず2~3日で食パンがネバネバする現象が起き異臭がします。
そんなときは、製造メーカーに連絡して下さいね。
食パンに付着したカビやロープ菌が人体におよぼす影響
食パンに付着したカビやロープ菌が、人の体にどんな影響を及ぼすのかを調べてみました。
少量食べたくらいでは、特に体に影響が出ない可能性が高いそうです。
ただし、食品分析開発センターのホームページには、こんな記載がありました。
カビは、微量を長期間食べ続けると、肝や腎などに発癌性などの毒性を示します。
現在日本では、3種類のカビ毒について基準値が設定され、汚染度の高い食品が出回らないよう気をつけています。
先ほどご紹介した、食パンにつくカビには、発がん性などの毒性は無いとされています。
でも、見た目も気持ち悪いですし、万が一のことを考えて、カビが生えるなどして腐った食パンを食べるのはやめましょうね。
食パンは、なるべくカビなどの発生を抑えながら、美味しく保存したいですね。
次に、食パンの正しい保存方法をご紹介します。
食パンの保存は常温?冷蔵?正しい保存方法がコレだ!
私は暑い時期には、”あと1日で消費期限切れになりそう”と思った時点で、食パンを冷蔵庫に入れて保存していました。
ところが、パン屋さんのホームページなどを見ると、食パンは冷蔵保存が一番よくないとのこと。
冷蔵庫に入れることで食パンの水分が抜けて硬くなるし、冷蔵庫内にあるカビの付着も心配されるそうです。
では、どうやって保存するのがいいのでしょうか?
未開封の食パンは常温で保存するのが基本
食パンは常温で保存し、2日目までに食べきるのがベストな食べ方だそうです。
食パンが美味しくなくなったと感じる大きな理由は、水分が抜けて硬くてパサパサになるからですよね。
常温で未開封の状態だと、食パン内の保水率がほとんど変わらずに、2日間は保存することができます。
”常温保存”って何度のこと?
常温の定義については厚生労働省によると以下のようにしています。
常温とは、外気温を超えない温度
※厚生労働省『常温保存品に関する運用上の注意』
これに加えて、直射日光の当たらない、風通しの良い場所での保存を、一般的に常温保存と言います。
また、日本薬局方では、常温の温度を15℃~25℃としています。
ということで、下記のような時は別の保存方法を考えた方がよさそうです。
- 室温が15℃以下or25℃以上となる
- 直射日光のあたる場所でしか食パンを保存できない
- お部屋が極端にジメジメしているor乾燥している時季
*こんな時の対策として、後ほど冷凍保存の方法をご紹介します。
開封後の食パンの保存方法
あなたは開封後の食パンをどうやって保存しているでしょうか?
我が家では、袋の口を輪ゴムなどで結んで、常温に置いておきます。
この保存方法では、カビが生えたり、水分が失われて不味くなるのはお察しの通りです。
真空状態にできる専用容器があると日持ちしやすくなるのでおすすめです。
冷凍して保存すればいいのでしょうが、そのひと手間が面倒くさいですよね。
そこで、常温保存をし続けるために”何か良い方法はないか?”と調査した結果をご紹介します。
食パンは近くにあるものの匂いを吸収しやすいので、匂いの強いものの側には置かずに、お試し頂ければと思います。
開封後の食パンを常温保存する方法 その1
COOKPADで紹介されていた方法で、5日間はふっくらと美味しい状態が保てるそうです。
少し手間がかかりますが、食パン好きの方にとっては惜しくない手間かと思います。
- キッチンペーパー1枚を8つに折って水に濡らし、水滴が垂れない程度に絞る
- 食パンの封を開ける
- 封の口のところにキッチンペーパーをはさみ、きっちり封をする
濡れたキッチンペーパーが食パンにつかないように、距離を加減して下さい。
開封後は水分が抜けやすい食パンに保湿をしてあげる方法ですね。
開封後の食パンを常温保存する方法 その2
こちらは、YouTubeで実証実験がされていた保存方法です。
- ウイスキー15cc(大さじ1杯)を小皿に入れる
- 食パンを保存できるプラスチックなどの容器にウイスキーの入った小皿を置く
- 容器に食パンを入れ、フタをして保存する
この方法だと60日間カビが生えないという実験が成功していました。
アルコールには、カビの菌を死滅させる効果があります。
アルコール度数の高いウイスキーが蒸発し、アルコールで食パンが包まれる状態になることで、カビの発生を抑える方法です。
実際にカビは生えないのですが、そのパンを食べたという実体験は見つかりませんでした。
我が家にはウイスキーはありません。料理用に買った安い日本酒はあるのですが・・・。
ウイスキーのアルコール度数は40%で、日本酒のアルコール度数は15%ほどなので全然違いますね。
ウイスキーがご家庭にある方は、ぜひお試し下さい。
ただし、長く保存して何度も開け閉めすることで、カビ菌以外の菌が付着する可能性も高まります。
個人的には、60日もの長期間ではなく、長くても1週間から10日程で食べきることをおすすめしたいと思います。
次に、食パンを冷凍保存する方法をご紹介します。
食パンの消費期限が1日~2日で切れそうなら今すぐ冷凍庫へ!ポイントも解説
消費期限切れから1日~2日ならまだしも、10日以上も過ぎると食べるのも怖いですよね・・・。そうなる前に、冷凍保存しておくことをおすすめします!
とあるパン屋さんのホームページでも、食パンを買ってきた時点で食べる時期を決めることがおすすめしていましたよ。
消費期限切れになるまでに食べきれないのであれば、買ってきた時点で冷凍庫に保存すると長持ちします。
冷凍庫での保存方法と、解凍の仕方をご紹介します。
食パンを冷凍庫で保存する方法
食パンを買ってきて、袋ごと冷凍庫に入れたくなりますよね。
美味しい食パンを食べるために、そこをグッとこらえて、ひと手間頑張りましょう!
1. 食パンを1枚ずつラップに包む
1枚ずつラップに包むことで、冷凍庫内での匂い移りを防げます。
ホームベーカリーなどで焼き立ての場合は、冷ましてからラップに包みましょう。
食パンだけでなく、メロンパンなどの菓子パンも同様に冷凍できます。
2. ラップをした食パンを1枚ずつ保存袋に入れて冷凍する
まとめて保存袋に入れないのは、1枚ずつを早く凍結させるためです。
凍結までの時間が短いと、食パンの鮮度を保てます。
Lサイズのフリーザーバッグ(スライダータイプが便利!)があると重宝しますよ。
冷凍庫での保存期間と解凍方法
いくつかのパン製造メーカーのホームぺージにも、”消費期限内に食べない食パンは、冷凍保存がおすすめ”と記載されています。
冷凍庫での保存期間は、2週間以内とのことでした。
解凍方法は、いくつかあります。
- 常温で解凍してから焼く
- 常温で解凍してそのまま食べる
- フレンチトーストなどに調理するなら常温解凍がおすすめ
- 凍ったままトースターで焼く
一度解凍した食パンは、再冷凍しないようにしましょう。
私はこの経験があるのですが、再冷凍したパンは水分が抜けて硬くなってしまいました。
また、一度解凍したときにパンの表面についた水滴の影響で、パンがベチャっとつぶれて、美味しくなくなってしまいます。
最後に、カビこそ生えていないものの、消費期限切れで時間が経ち、美味しくなくなってしまう食パンのレシピをご紹介します。
古くなってしまった食パンを救済!美味しく食べられるレシピをご紹介!
冒頭でもお話しした通り、私は食パンをあまり食べません。
その最大の理由が、開封したてなら美味しくても、開封後1日~2日経つとあまり美味しくないからです。
しかし!アイディア満載の皆様は、時間が経った食パンも、美味しく食べていることがわかりました。レシピをいくつかご紹介します。
古くなった食パンでフレンチトースト
水分を入れれば、食パンのパサつきなんて関係ない!
自分好みの味で、フワフワのフレンチトーストにするのがおすすめです。
- 食パンが浸るくらいの牛乳をバットなどに出す
- 1.に卵を入れて混ぜ卵液を作る
- 卵液に、砂糖、ハチミツ、メープルシロップなどをお好みで混ぜる
- 食パンをひたす
- 食パンが水分を十分に吸うまで待つ
- バターで焼く
- 出来上がり
食パンを、お好みの味にした卵液に浸して1晩待つと、よりしっとりとした食感のフレンチトーストになります。
このアレンジレシピでは、卵液に味をつけないバージョンも美味しいですよ!
食パンが卵液を十分に吸ったら焼き、チーズやハムを載せることで、栄養満点の総菜パンとなります。
古くなった食パンでラスク
ラスクは、パンの水分をしっかり抜いて作ります。
古くなって水分が抜けた食パンに、ぴったりの調理方法ですね。
1. 食パンをラスクの形に切る
1/4切り、1/8切り、細長く切るなど、食べやすい大きさに切って下さい。
2. 食パンの水分をしっかり抜く
【フライパンの弱火でゆすりながら焼く】or【オーブントースターの低温でじっくり焼く】どちらの方法でもOKです。
オーブントースターの低温で焼く場合は、途中で食パンをひっくり返して下さい。
弱火で焼く理由は、水分をしっかり抜きながら、適度な焼き色をつけるためです。
どちらの方法でも、適度な焼き色がついた時点では、ラスクのように硬い食感ではありません。
冷めるとカリカリと硬い食感になります。
3. 水分が抜けた食パンにお好みで味をつける
味付けは、砂糖をまぶすだけでもOKです。
ちょっと本格的な味を目指すなら、砂糖1:牛乳2をフライパンで煮詰めると、簡単にキャラメルソースができます。
バターも加えて、食パンが熱いうちに絡めると、家庭料理とは思えない美味しさですよ!
古くなった食パンでクルトン
クルトンは、食パンの水分をしっかり抜いて焼くことで、カリカリ感と香ばしさを楽しむものですよね。
古くなった食パンのアレンジレシピとして、ピッタリです!
1. 食パンを食べやすい大きさに切る
サイコロ状に切ると、どんな料理にも合わせやすくなります。
2. 全面に焼き色がしっかりつくまで焼く
【フライパン(弱火)で焼く】or【オーブントースター(低温)で焼く】どちらでもOKです。
3. 冷ます
弱火でじっくり焼くことで、食パンの水分は抜けています。
ラスクと同じく、冷めると、固くてカリカリの食感になります。
サラダやスープに乗せれば、家庭料理がレベルアップしますね!
古くなった食パンでパンがゆ
パンがゆと言えば、離乳食の定番料理です。
牛乳で煮るだけではなく、トマトスープやコンソメスープなど、お好みの味付けにすれば大人も楽しめますよ。
味や具材はお好みです。食パンをちぎって、スープの水分を十分に吸わせて少し煮込んだら出来上がりです。
ただし、赤ちゃんの離乳食に使う場合は消費期限から10日経ったような古い食パンは使わないでください!
古くなった食パンでパン粉
私は、古くなった食パンを問答無用でパン粉にします。
おろしがねでそのまま擦ってもいいですが、一度冷凍すると、擦りやすくなります。
自分で作った生パン粉を揚げ物に使うと、もうスーパーの揚げ物は食べたくなくなるくらい、格別の美味しさですよ!
市販のパン粉との違いは、何と言っても香ばしさです。
一点だけ注意しなければいけないのは、自分で擦ったパン粉は焦げやすいということ。
温度調節に注意は必要ですが、ぜひお試し頂きたいと思います。
消費期限切れの食パンに関する疑問と回答まとめ
消費期限切れの食パンに関する疑問と回答は以下の通りです。
消費期限切れの食パンは食べられるの?
消費期限は安全に食べられる期間を示しているため、1日~2日程度でも消費期限の日付を過ぎた食パンを食べるのはおすすめできません。
消費期限が切れた食パンを食べてしまった・・・大丈夫?
実際に消費期限切れの食パンを食べている人も多く、3日程度なら大丈夫、10日過ぎても大丈夫だったという意見もあります。しかし、安全に食べられるとメーカーが保証している期間は過ぎているため、体調を崩しても自己責任になりかねないので十分注意してください。
消費期限は切れていないのにカビが生えたのはなぜ?
正しい保存方法を守っていなければ消費期限内でもカビが生えてしまうおそれがあります。カビが生えたり、表面がネバネバしている場合は残念ですが処分しましょう。
食パンの正しい保存方法ってどうしたらいい?
未開封の食パンは基本的には常温保存で2日間が目安です。食べきれない場合は冷凍保存をおすすめします。
冷凍保存した食パンはどうやって食べるの?
常温で解凍してからそのまま食べたり、凍ったままトースターで焼く方法などがあります。フレンチトーストやラスクにアレンジするのもおすすめです。
最近、私の家の近所にパン屋さんが増えていて、中には食パン専門店もあります。
そのせいか、友人が遊びに来る時に、”手土産に食パンを持って来てくれる”なんてこともあります。
今回知った情報を活かせば、食パンのストックがどれだけ増えても、最後まで美味しく食べきることができそうです!