この間、ラーメンを食べに行ったんです。そしたら、そこのラーメンに入っていた煮卵がむちゃくちゃ美味しくて衝撃を受けました!
煮卵ってこんなに美味しかったっけ⁈
味がよーく染み込んでいて、黄身がトロトロでラーメンの美味しさをより一層引き立たせてくれていました。
あんな煮卵、自分で作れたらいいのになぁ…
でももし作れたとしても難しそう……
そんなことを考えていた私。それからすぐに「煮卵の作り方」について色々と調べてみました。
今回は、私が調べて実践してみた半熟とろとろの煮卵を、簡単に且つ、短時間で作る方法について書いていきたいと思います!
目次
まずは、煮卵の基本的な作り方を紹介
実は私、煮卵は「ゆで卵」を煮汁で煮込んで作るんだと思っていました。
これ、違うんです!
なんと!煮卵は、ゆで卵をツユに漬け置きして作るのが、基本的な作り方なのだそう!
知らなかったぁー!!
気になる作り方がこちらです。
煮卵の基本的な作り方
- 半熟の「ゆで卵」を作る!
この時、沸騰したお湯に冷えた卵で6分間、常温の卵なら5分半茹でると綺麗な半熟の「ゆで卵」が出来ます。茹で上がった卵は、一気に引き上げてそのまま氷水に3分程つけて下さいね。
- 殻を剥いた「ゆで卵」を冷たいツユに漬け込む!
ツユの材料に、私は三倍濃縮の麺つゆを、薄めずそのまま使ってみました。とても良い味が付きましたよ!漬け込んでから半日程度で味は染み込みますが、3日位漬け込むと味がしっかり染み込むのでオススメです。
以上の作り方で作ってみたのですが、とても美味しい煮卵が出来ました!家族にも、大好評でした。
これで、大好きな煮卵がいつでも食べられる〜!
って、喜んでいたのですが……
もっと素早く作れたらもっといいのになぁ……
なんて、さらなる欲が……(笑)
だって、この方法だと「一晩〜3日」もかかっちゃうんだもん。
今すぐ食べたいのに!今夜のオカズに使いたいのに!
そんな思いを胸に、短時間で作ることが出来る技を模索してみました。
次で、紹介します!
超簡単!短時間で半熟とろとろにする方法
味が染み込むまで、一晩も3日間も待てない!!という、私のようなせっかちさんの為に♡今晩、どうしても食べたい!という人の為に。
短時間で作れて、しかも半熟とろとろで美味しい〜煮卵の作り方をお教えしましょう!!
材 料
卵2個
塩ひとつまみ
★酒 大さじ1
★みりん 大さじ1
★醤油 大さじ1と2分の1
★にんにく チューブで可(少々)
調理方法
- 1リットルのお湯を沸かし沸騰したら塩をひとつまみ入れる
- 中火にして常温の生卵をおたま等を使ってそっと入れる。卵が踊らない程度の火加減で、菜箸で混ぜながら茹でる。
- 卵を入れてから6分30秒たったら火を止め手早くお湯を捨て、冷水でしっかり冷やした後に殻を剥く。冷水では3分以上冷やすこと。
- 漬け込むタレを用意する。小鍋に上記の★の調味料を全て入れ、少しとろみがつくまで煮詰める。とろみがついたら火を止め、あら熱が取れてからジップロックに入れる。
- 殻を剥いた卵を半分に切り、4.に付け込む。タレが全体に染み渡るよう優しく揉む。
- 2〜3時間で味が染み込んだら、出来上がり!
どうですか?
簡単でしょ?早いでしょ~?
気になるお味は………
すっごく美味しかったです!!
まさに、あのラーメン屋さんで食べた煮卵そのものでした!
感動〜(泣)すぐに食べたいという人でも、忙しくてなかなか時間が取れない人でも、この作り方だと時間も手間もかけず、美味しい煮卵が作れちゃいます。
是非、お試しあれ~!
とろとろ半熟の黄身にするために、絶対忘れてはならないポイント
っていうか、まずは
初めに作る「ゆで卵」を半熟にしなきゃいけないじゃないの!
ここで失敗して硬い「ゆで卵」になっちゃったら、ただの煮卵になっちゃうもんね〜(汗)
ただの煮卵でも充分美味しいのですが、やっぱり黄身はとろとろ半熟が良い!!
大丈夫です!!
上手にとろとろ半熟の黄身の「ゆで卵」を作れる方法があるんです。
まず、1番大切なのが茹でる時間!
それ以上長く茹でると、とろとろ半熟の黄身にはならずに硬い黄身の「ゆで卵」になってしまいます。「ただの煮卵」街道真っしぐらです!
茹でたら手早く鍋のお湯を捨てて、氷水で冷やして下さい。それ以上中に火が通らないように、急冷させることがポイントですよ。
私が普段使っている便利グッズを紹介します!ダイソーで売っている「エッグタイマー」というアイテムです。コレ、スゴイ便利なんです!使い方はとっても簡単。卵と一緒にお鍋にいれてグツグツ煮込むだけ。soft、medium、hardと3段階の硬さが表記されているのですが、茹でているとだんだんその部分が白く反応してくるので、その反応した部分でどのくらいの硬さに茹で上がっているかを確認することが出来るんです。このアイテムを使うことで失敗する事無く、とろとろ半熟の黄身の「ゆで卵」が簡単に出来ちゃいます!
是非、使ってみて下さいね。
半熟卵の殻を綺麗に剥くコツは、下準備とヒビ割れのさせ方にある!
半熟卵は、硬めの「ゆで卵」に比べて殻がとっても剥きにくいんです。私も何度か失敗しちゃいました…
どうしても殻に白身がくっついちゃって、殻を剥いた時に大切な白身を持っていかれるんです。
酷い時なんて白身が破けて中から半熟卵の命とも言える、とろとろの黄身が流出……
「わぁーん(泣)」って事もありました。
この難関、実は無事に突破するコツがあるんです!
茹でる前と茹でた後の処理に気をつけることです。手順は実に簡単!
これだけです。
えっ、中身が漏れちゃうんじゃないの??
いいえ。大丈夫なんです。卵の底には薄い膜が張っているので中身は漏れません。
茹でた後、殻を剥く時にまな板や網の壁面などで殻を打ち付ける。
「オラァァァァァーッ!」
って、ダメですよ!腹立つアイツの顔を思い浮かべて思いっきり打ち付けるのはダメです。強すぎず、でも弱すぎず、全体に沢山の細かいヒビが入るくらいに打ち付けて下さい。
底の方からユックリと剥いていく。水道水で流しながら剥くと、さらに剥きやすいです。
「ゆで卵」の上下の殻を剥き、とがった方から息を吹き込むという方法を聞いたことがあります。「ゆで卵」の中を空気が通ることで、くっついていた白身と殻がはがれて、殻が綺麗に剥けるんだって。信じられない!私は試した事がないけど一度試してみよう…って思ってます。
以上のコツをきちんと実践する事で、半熟卵の殻も綺麗に剥く事が出来ますよ。
ここまで上手く出来れば、あとはツユに漬け込むだけ!
余った調味料で作れるのが煮卵の良いところ
茹でた卵を漬け込むツユ。実はこれ、使い切れなかった調味料の有効活用にもなるんです!
例えば、
麺つゆ | 麺つゆ2、水3の割合でタレを作って半日漬け込めば濃くなりすぎない味に! |
白だし | 白だし2、水3の割合でタレを作って漬け込めば、だしと塩味が効いた味になる。 |
すき焼きのタレ | フライパンにすき焼きのタレを入れて煮立たせ、冷ましてから「ゆで卵」を漬け込む。濃い味が付くので酒のアテなんかにはもってこいです! |
その他、手羽先や煮豚を作った時に余った煮汁に漬け込んでも、こってりとした味がついて美味しいし、納豆に付いているタレにそのまま漬け込んでも美味しいです。
私はニンニク醤油に漬け込んでみました。それもすごく美味しかったです!カレーピラフに添えて食べました。
あなたや家族好みの味が作れるわけですから、色々アレンジしながら作ってみる価値はありますよね!
動画は「世界で1番美味しい煮卵の作り方」ということです。キッチンタイマー片手に、いろいろ研究してみると楽しそうですね!
まとめ
どうですか?美味しい煮卵が作れそうでしょ?食べたくなったでしょ?
最後に、これまでのことを簡単にまとめてみます。
- 煮卵は短時間でも美味しく作ることが出来る。
- 煮卵を作る際、とろとろ半熟の黄身にする為に卵の茹で時間に気をつけること。
- 茹でた後はすぐに氷水であら熱を取る。
- 「ゆで卵」の殻を綺麗に剥くコツは、下準備とヒビ割れのさせ方にある。
- 余った調味料で作ることが出来るので、色んな味を試してみて、好みの味を探求できるのも煮卵の良いところ。
漬け込む時間は、ツユの味の濃さや最終的な煮卵の味によって調整してくださいね。
それと、煮卵を温める時は、そのまま電子レンジに入れて加熱すると爆発してしまいますので気をつけて下さい!
運良く爆発しなかったとしても、噛んだ瞬間に口元で破裂することがあります。温めた時はツユごと鍋に移して温めて下さいね。でも、煮卵は冷たいまま食べるのが1番美味しいんですよ!温めるとせっかくの半熟とろとろの黄身が硬くなっちゃいますから~。
あのラーメン屋さんで食べてからすっかり煮卵の虜になった私は、しょっちゅう煮卵を作っています。
この記事を読んでくれたあなたも、是非作ってみて下さい。虜になること間違いなしです!
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