先日布団カバーを洗おうとしたところ、布団に茶色っぽいシミのようなものを発見しました。
よく見ると、なんと小さい虫ではありませんか!!
子供が虫刺されにでもなったら大変なので、慌てて掃除機で吸い込みました。
一見他に虫は見当たらなかったのですが、気がつかない虫がまだいるかもしれないと思うと気持ち悪いですよね。
そもそもあの布団によく出没する、茶色や黒い虫は何なのでしょうか。
しっかり駆除するためにも、布団につく小さい虫の種類や虫除け対策などをきちんと調べてみました。
- 布団にいる小さい虫の種類とその特徴について
- 布団に出没した小さい虫を駆除する方法
- 害虫駆除剤の選び方
- 布団の小さい虫を予防する方法
正直、虫のことを調べるのはちょっと勇気がいりました…。
しかし、敵の正体を知らないことには戦えないですよね!
調べてみると、布団にいる小さい虫は一種類ではなくいくつか種類があり、特徴もそれぞれ違うことがわかりました。
判断がつきやすいように虫の画像もご紹介しますが、苦手な方は駆除方法や予防法だけでも参考になるかと思います。
布団に出る小さい虫を予防して、快適な睡眠を取るためにもぜひご確認ください!
目次
布団にいる小さい虫の正体は?茶色や黒いヤツなど種類ごとに解説
布団には目には見えないダニ以外にも、茶色や黒い小さい虫がわくことがありますよね。
最初はノミかと思ったのですが、きちんと退治するためにもちゃんと虫の種類を確認してみました。
布団にいる小さい虫を画像で確認!どんな特徴や害があるのか要チェック
布団についている小さい虫を、あまりマジマジと見ることはないかもしれません。
しかし(我慢して)良く見ると、色や形が少し違うのがわかります。
まずは布団の上でよく見かける小さい茶色の虫からご紹介しますね。
ヒメマルカツオブシムシ
かつお節が好物である「カツオブシムシ」の一種で、白い色を好む虫です。
そのため、白い花やシーツ、布団などの白い物につくのをよく見かけます。
外に干したタオルや布団などに、くっついてきてしまうことがあるようです。
この間の芍薬、蕾が咲くのを楽しみにしていたのに…全滅してた(;_;) 犯人はコイツ。ヒルマルカツオブシムシの成虫。調べたら結構厄介で恐ろしい(@_@。 pic.twitter.com/NI6f7qGmJM
— もと (@mot_ak2222) May 18, 2020
このように、茶色のまだら模様がある小さい丸い虫がヒメマルカツオブシムシです。
黒い小さい虫のように見えることもあります。
上の画像は成虫ですが、幼虫は↓の画像のように、しましま模様の細長い芋虫のような形をしています。
タオルの棚に虫わいた
この極小サイズ数匹おるんですが‼️‼️
なんか糸引いてた気もする誰か詳しい人いませんか!!?
😨😨😨HELP‼️‼️‼️#殺虫剤 #虫 #害虫 pic.twitter.com/pxEVgkdtYU— 藤宮コトハ🍀パレプロ⭐Altimate!! (@fujimiyakotoha) May 15, 2020
このようにヒメマルカツオブシムシは布団だけでなく、タオルや衣服についていることもあります。
成虫は人を刺したりなどの害はありませんが、羽がついているので飛ぶのです。
家の中を小さい虫が飛ぶと思うだけで、ちょっともう嫌ですよね…。
それにヒメマルカツオブシムシの幼虫は、衣服や布団の羽毛などを食べてしまうので、とても厄介です。
虫食いの被害を避けるためにも、ちっちゃい虫だからと甘く見ずに必ず駆除しましょう!
シバンムシ
シバンムシは茶色っぽい、2~3mmほどの小さい虫です。
我が家の布団にいた、シミのような小さい虫はおそらくシバンムシだったようです。
畳が好物なので、畳に布団をひいている場合は特に注意してください。
本日のお客様。
夫が呼ぶものだから見に行ったら、この小さき方が。
畳の目と比べてこのサイズ!
グーグルレンズによると、タバコシバンムシという小麦粉を食べる害虫らしいので外に出ていただく。
こんな小さいのにしっかり甲虫。
ちなみに我が家は粉類は冷蔵庫保存だからわいてないです。 pic.twitter.com/LJkXyW3fJA— のざらし (@VfeAJxG6GwwKlSA) May 15, 2020
畳だけでなく小麦粉やお米も好物で、冷蔵庫の中に発生することもある厄介な虫です。
またシバンムシの幼虫には、「シバンムシアリガタバチ」という害虫が寄生します。
このシバンムシアリガタバチがさらに厄介で、刺されるとかなり痛い上にかゆいです。
シバンムシ自体にそれほど害はありませんが、シバンムシアリガタバチの虫刺され被害を避けるためにも、必ず駆除しておきましょう!
チャタテムシ
薄い茶褐色や白いようにも見える小さい虫で、ダニやシラミに似ています。
カビやほこりが大好物で、湿気の溜まりやすい場所によく発生する虫です。
横からみると。
写真の横幅は約12ミリ pic.twitter.com/BBttBbhDMb— ごうぎ しげる🔬 (@sgougi) December 14, 2019
押入れに入れっぱなしやひきっぱなしで湿気った布団は、特に注意してくださいね。
畳のある和室や、古本などに付いていることも多い虫です。
人を刺したりはしませんが、体内に入るとアレルギーの原因になったり、ダニなど他の害虫を呼び寄せることもあります。
その他布団にいる可能性がある虫は・・・
- トコジラミ → 赤い小さい虫。刺されるとかなりかゆい。
- ノミ → 小さくて跳ねる黒い虫。刺されることもある。
- クロゴキブリの幼虫 → 黒い小さい虫はゴキブリの幼虫の可能性も。
- コバエや羽アリ → 小さくて飛ぶ黒い虫。部屋の中に大量発生することもある。
こうして改めてみると、やはり虫の種類に関わらず、きちんと駆除しておきたいですよね。
それでは続いて、布団についている虫を退治する方法を解説していきます。
布団の小さい虫を退治するには?害虫駆除のおすすめ人気商品を紹介!
私が虫を発見したときは、おもわず掃除機で吸い込んだのですが、これは良くない方法ということがわかりました。
と言うのも、布団についている虫はとても小さいので、掃除機の通気口から出てしまうそうです。
目の前にいる虫をすぐに退治したいときは、ガムテープなどの粘着テープで取るようにしましょう。
しかし、またすぐに虫が発生したり、部屋の中に大量発生している場合は、市販の駆除剤で駆除するのがおすすめです。
害虫駆除剤の選び方は?購入は通販が便利!
市販の害虫駆除剤は色々と種類があるので、どうやって選んでいいのか悩んでしまいますね。
部屋全体に使うものやピンポイントでスプレーできるもの、特定の害虫に効くものもあります。
まずは、全体的な駆除に使いたいのか、個別の虫を退治したいのかで考えてみましょう。
害虫駆除剤の選び方
- 駆除剤の使い方(部屋全体か個体かなど)で選ぶ
- 害虫の種類で選ぶ
それでは、次にそれぞれの駆除剤の特徴を解説していきます。
通販で購入できるおすすめの市販品もご紹介しますよ!
駆除剤の使い方で選ぶ
部屋全体の駆除に使えるのは、くん煙タイプやノンスモーク霧タイプです。
くん煙タイプは部屋の隅々まで煙が充満するので、布団だけでなく広範囲の虫を退治できます。
煙が出るので、火災報知器が反応しないようにカバーなどをする必要があります。
ノンスモークタイプなら煙が出ないので、火災報知器にも反応しませんし、マンションなどの集合住宅でも安心です。
部屋全体に使えるくん煙タイプやノンスモークタイプの駆除剤を使う場合は、下記の点に注意してくださいね。
部屋全体の駆除剤を使う場合の注意点
- 家電や観葉植物、ペットなどは移動したりカバーをかける
- 既定の時間は部屋を閉め切り、薬剤を吸わないように注意する
- 使用後は必ず部屋を換気して、掃除機をかける
- 薬剤に触れたものは洗う
※そのほか、注意事項を必ず読んでから使うようにしてください。
部屋全体ではなく、個別の虫をすぐに退治するならスプレータイプが便利です。
今退治したい害虫はもちろん、虫が出やすい場所に噴射して予防することもできます。
こちらでご紹介したくん煙タイプ、ノンスモークタイプ、スプレータイプの駆除剤は、様々な害虫に効果があるタイプです。
布団につきやすいヒメマルカツオブシムシやシバンムシ、チャタテムシにも効きますよ!
効果がある害虫一例
ムカデ、クモ、アリ、アリガタバチ、チャタテムシ、シバンムシ、シミ、カツオブシムシ、ユスリカ、ヤスデ、ゲジゲジ、ダンゴムシ、ワラジムシ、カメムシ、ガ、ハチ など
※商品によって多少違いがあります
そのほか、退治したい害虫の種類によって駆除剤を選ぶ方法もありますね。
退治したい虫の種類によって選ぶ
上でご紹介した駆除剤では、ゴキブリやトコジラミ、ノミやダニには効果がありません。
そんな場合は、専用の駆除剤を使うようにしましょう。
寝室のノミやダニを退治するなら、こちらの商品がおすすめです。
また、駆除剤を使わなくてもコインランドリーにある高温乾燥機を使えば、家庭では出せない熱風でダニを退治できます。
乾燥が終わったらダニの死骸を吸い込むために掃除機をかけてくださいね。
駆除剤を使っても完全に退治できない場合があるので、その場合は何度か試してみましょう。
それでも駆除できないなら、一度専門業者に頼むという方法もあります。
どうしても退治できないなら、布団を買い替えた方がいいかもしれませんね…。
そして無事に虫を駆除できたら、もう布団に虫がつかないように予防しましょう!
もう小さい虫を見たくない!布団の害虫対策として効果的な予防方法は?
布団に虫がつく原因は害虫ごとに多少違いますが、虫が好む環境は似ています。
まずは、基本的な予防方法をお伝えしますね。
布団の虫除け対策
- 換気をよくする
- 定期的に天日干しや布団乾燥機にかける
- 防虫剤を使用する
害虫は湿気を好むものが多いので、換気には気を配りましょう。
布団は敷きっぱなしにせずに、適度に天日干しや布団乾燥機にかけたりしてくださいね。
換気が必要なのは、布団をしまっておく押入れも一緒ですよ。
また、防虫剤も効果的なので、上手に利用するようにしましょう。
つい布団を敷きっぱなしにすることもあるかと思いますが、たまには天日干しや乾燥機にかけて湿気が溜まらないよう注意してくださいね。
そのほか、害虫ごとの注意点をまとめておきます。
害虫 | 対策 |
ヒメマルカツオブシムシ | 汚れた部分を好むので、汚れをそのままにせずに洗濯やクリーニングをする。 |
シバンムシ | 乾燥食品(お米や小麦粉)にもつくので、密閉して保存しておく。 |
チャタテムシ | カビを好むので、エタノール消毒液などでカビ予防をしておく。 |
トコジラミ | ベットにもこまめに掃除機をかける。 |
ノミ | 犬や猫などのペットが原因なので、ペット用にノミ取り剤を使う。 |
ゴキブリ | とにかく水回りをキレイにして、部屋に侵入させないことが大切。 |
布団の虫を予防するには、とにかく換気が大切なようです。
虫がついて焦る前に、きちんと対策しておきましょう!
まとめ
布団につく小さい虫の種類や、駆除方法などを解説してきました。
ポイントをまとめます。
- 布団の小さい虫は、ヒメマルカツオブシムシやシバンムシ、チャタテムシなど
- 小さい虫はガムテープや高温乾燥機で退治できる
- 大量の虫を退治するには駆除剤が有効
- 部屋全体の駆除にはくん煙タイプやノンスモークタイプを使う
- すぐ虫を退治するにはスプレータイプが便利
- ゴキブリやトコジラミには専用の駆除剤がおすすめ
- 布団の虫を防ぐには換気をよくするのが大切
布団につく虫にはいろいろな種類がいるんですね。
害虫によって多少の違いはありますが、とにかく換気が大切だということがわかりました。
つい布団を敷きっぱなしにしていた自分を反省です。
今後は、天日干しが難しければコインランドリーの高温乾燥機の利用も考えようと思います!
皆さんも、今回の情報を参考に、布団に虫を発生させないように注意してくださいね。