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食材・料理のQ&A

クッキーは冷凍保存できる|保存期間や解凍のコツも教えます!

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料理・食材
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家で型抜きクッキーを作ったのですが、一回で全部焼ききれず生地が残ってしまいました。

焼いてから冷凍するか、それとも残った生地のまま冷凍保存して後日焼きたてクッキーをまた楽しむか・・・。どっちの楽しみ方もよさそうですよね。

そもそもクッキーは冷凍できるのかなど次のような項目にまとめてご紹介します。

 

  • 焼いた後・市販のクッキーや焼く前の生地は冷凍できるのか
  • おいしさを保てる!正しい冷凍方法とは
  • 手作りや市販のクッキーの賞味期限冷凍庫での日持ち期間
  • 正しい解凍方法とサクサク食感を楽しめる焼き方
  • クッキーを使ったおいしいアレンジレシピをご紹介

 

焼いた後のクッキーが冷凍できるなら、市販のクッキーでも冷凍できるはずですよね!

とはいえ、冷凍しても保存期間が長くならなかったり、解凍後においしく食べられないなら意味がありません。

どのくらい日持ちするのかや、正しい解凍方法もしっかり調べましたので、きっとお役に立てると思いますよ♪

この記事をお読みいただき、クッキーを最後まで無駄なく食べきれるようになりましょう。
 

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クッキーは冷凍保存できる!保存期間はどれくらいまで大丈夫?

実は私、普段はアイスボックスクッキーと言う、タネを棒状にまとめて冷凍庫で寝かせる作り方のクッキーをよく作ります。

一旦冷凍庫で休ませるくらいなので、アイスボックスクッキーの生地は冷凍できそうだなぁ…と想像しているのですが、型抜きクッキーについては不安だったんです。

調べてみると嬉しいことに、焼いた後や、焼く前の生地の状態型抜き後でも冷凍できることがわかりました!

冷凍の仕方は焼く前も後も密閉することが大切です。次のような方法で保存してください。

 

POINT

生地の場合

  • ラップでぴったり包む
  • ジップロックなどの密閉袋に入れて冷凍庫に入れる
  • 型抜き後に冷凍したい場合は金属トレイにシートを敷いて並べると良い

焼いた後のクッキーの場合

  • 手作りの場合はしっかり焼いて冷ましておく
  • クッキーを密閉袋に入れる
  • タッパーなどの密閉容器に入れて冷凍庫に入れる

 

生地の状態でも焼いた後のクッキーでも、冷凍庫の匂い移りがあると、おいしさが損なわれてしまいます。

匂い移りを防ぐためには密閉しなければなりませんね!

それに加えて、生地は乾燥すると劣化してしまうので、乾燥を防ぐためにも密閉が効果的です。

保存方法はラップ+密閉袋でも、密閉袋+容器でもどちらでも良いと思いますが、生地はラップでぴったり包まなければ乾燥してしまいそうですし、クッキーはラップ+袋だと割れてしまいそうです。

上記で紹介した方法が簡単ですし、クッキーが大量にある場合でも保存しやすいと思いますよ。

生地の状態は乾燥が大敵なのに対して、焼いた後のクッキーは湿気が大敵です!

焼く時にもしっかり焼いて水分を飛ばす必要がありますし、焼いた後もきちんと冷まさなければなりません。

温かいままで袋などに入れると、湿気で結露する可能性がありますので注意してくださいね。

ところで、手作りクッキーと一言で言っても色々ありますよね。

たとえばおからクッキーオートミールを入れたもの、バターの代わりにサラダ油を使ったもの、アイシングクッキーなどが思いつきます。

アイシングクッキーに関しては、卵白を使っていないものの方が長持ちするという差はありますが、基本的にこれらのクッキーは問題なく冷凍できます!

ただし、ホットケーキミックスで作ったクッキー生地は冷凍に向きません。

ホットケーキミックスにはベーキングパウダーが含まれていて、そのおかげでふっくら膨らむわけですが、冷やしてしまうと効果が薄れ、膨らみが悪くなってしまうのです。

ホットケーキミックスでクッキー作りをされた場合は、冷蔵庫や冷凍庫で冷やさずにすぐに焼いてしまうことをおすすめします♪

 

期限切れ前に冷凍するのがおすすめ!クッキーの主な賞味期限一覧

クッキーは焼く前の生地でも焼いた後でも冷凍できるとわかりましたが、日持ち期間はどれくらいなのでしょうか?冷凍しない場合と比べて長くなるのでしょうか?

まず、クッキーを冷凍した場合の保存期間は約1ヶ月です。

手作りの生地でも、焼いた後の手作りクッキーでも、ケーキ屋などで売られているクッキーも、スーパーなどの市販クッキーでも一般的に同等と考えて良いでしょう。

もちろん、「腐っているかどうか」という視点で見ると、2~3ヶ月でも問題ないかもしれません。場合によっては1年でも食べられた!なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

逆に、水分がうまく抜けていなかった手作りクッキーを保存した場合、1ヶ月以内でもカビが生えてしまう恐れもあります。

あくまで正しく保存出来た場合の目安とお考え下さいね。

それでは、冷凍しなければいつまで食べられるのでしょうか?市販品の賞味期限も合わせて一覧表でご紹介しましょう。

 

手作りや市販のクッキーの日持ちや賞味期限
商品名 日持ち・賞味期限 引用元
手作りクッキーの生地(タネ) 冷蔵庫で3~4日程度
焼いた後の手作りクッキー 常温か冷蔵庫で1週間程度
コストコ バラエティークッキー 製造日を含めて4日 販売サイトより
ステラおばさんのクッキー 未開封 60日または120日 公式サイトより
開封後や個包装無しのもの 早めに
森永 ムーンライト 未開封 270日 公式販売サイトより
開封後 早めに
ミスターイトウ チョコチップクッキー 未開封 1年 公式サイトより
開封後 早めに

 

手作りクッキーはタネの状態でも焼いた後でも、あまり日持ちしませんね。

手作りではないですが、コストコのクッキーも賞味期限が4日なんて…!短い!!

それに対してスーパーなどで売られているクッキーの賞味期限は比較的長いと感じますが、それも未開封の状態に限ります。

開封後の日持ちに関しては明確に示されてはいませんが、「お早めに」と書かれているので、長く保存するのは難しそうです。

ちなみに手土産でもらっても嬉しいステラおばさんのクッキーですが、お店に行くと詰め放題が出来る場合があります!

上手な方は何十枚も詰め込むようですが、詰め放題のクッキーは個包装されていないので、表で紹介した賞味期限通りではありません。

 

 

20日に詰め放題に行かれた方ですね。賞味期限は26日。日持ちは1週間のようです。

こうなると、頑張ってたくさん詰めたのに食べきれない!なんてことが起こってしまいますね。

ではやっぱり冷凍しましょう!冷凍すれば、1ヶ月程の日持ちが期待できるので、常温で保存するよりかなり長く保存できます♪

実際に冷凍している方のツイートもありました。

 

 

27枚もあったら、冷凍しなければ…一気に食べ過ぎていろいろしわ寄せが来そうです(笑)

このほかにも開封しちゃったけれどすぐに食べきれそうにない場合も、冷凍保存が便利そうですね。

 

パンとクッキーの間のような食感…スコーンも冷凍できますよ!スタバのスコーンも冷凍できます♪冷凍方法なども紹介していますので、ぜひ合わせてお読みくださいね。
↓ ↓
スコーンが日持ちする期間はどれくらい?常温,冷蔵,冷凍の違いは?

 

クッキーの冷凍食品もある!おすすめ商品もご紹介♪

自宅で冷凍するばかりではなく、実はクッキーの冷凍食品もあるんですよ!

例えばこちらは生協の商品です。

 

 

形にして焼くだけなので、この方のように気軽に子供とお菓子作りができますね。

コープの組合員なのに、いつも見落としていたようです…今度見つけたら買ってみようと思います♪

コンビニのセブンイレブンにもホットビスケットという冷凍食品があります。

 

 

クッキーよりは固めのパンのような食感だそうですが、メープルシロップやアイスを添えて食べてみたいなぁ…おいしそう!

他にもオイシックスにも焼くだけの冷凍クッキー生地がありますよ。
↓ ↓
おうちで焼くだけ!クッキー生地(プレーン)

オイシックスの食品は農薬を出来るだけ使わない栽培方法や、添加物の少ない加工方法にこだわって作られていますので、安心ですね♪

食の安心安全に興味のある方は、ぜひ定期便もご検討ください!


コープやオイシックスは登録が必要ですが、もっと身近な楽天などの通販でも冷凍クッキーが買えますよ!

おすすめの商品をいくつかご紹介しますね♪

↓ ↓cuocaの冷凍クッキー生地

切って焼くだけで簡単に手作りクッキーが作れるアイスボックスクッキーの生地です♪

cuocaは製菓材料の老舗ですから、ご存知の方も多いかもしれません。

棒状で冷凍庫のスペースもそれほど必要ありませんので、気軽に試せそうですね!

↓ ↓切って焼くだけココアクッキー

切って焼くだけココアクッキー 冷凍クッキー生地 冷凍生地 クッキー【当店オススメ】

こちらも同じく切って焼くだけのアイスボックスクッキーですが、マーブルや市松模様となっているので、ちょっと楽しいですよね♪

家でこの模様をきれいに作るのは難しいので、冷凍の生地があると嬉しいです!

↓ ↓冷凍アメリカンクッキー生地

冷凍クッキー生地 アメリカンクッキー お試し1シート 28ケ入り クッキーツリー社7種類から1種類お選びください

アイスボックスクッキーとは少し違う、アメリカンクッキーの生地です!焼くと大きくなるようですよ。

こちらも家で作れる気がしないので…ぜひ一度試してみたいところです♪

クッキー生地や焼いた後のクッキーが冷凍できることや方法はわかりましたが、いざ食べようと思った時にはどのように解凍すれば良いのでしょうか?

次の章ではクッキーの上手な解凍方法をご説明しますので、せっかく冷凍したものを無駄にしないように、よくお読みくださいね!
 

冷凍クッキーの上手な解凍方法は?サクサクッと美味しい焼き方も解説!

せっかくうまく冷凍できたクッキーですから、上手に解凍しておいしいままで食べましょう!

生地の状態と焼いた後のクッキーの場合がありますので、まずは生地の解凍方法からご説明します。

 

冷凍した生地の解凍方法と焼き方

冷凍した生地を使う場合、解凍せずに焼くこともできますが、そのままでは加工しづらいのが正直なところです。

カチカチのままでは切ることも伸ばして型抜きするのも大変ですよね…。

それなら冷凍庫から出して、加工しやすい固さになるまで冷蔵庫や常温で解凍しましょう!

棒状の生地を切る場合は柔らかくなりすぎると逆にカットしにくいので、半解凍くらいがおすすめですよ。

型抜きしてから冷凍したものならそのままオーブンに入れられますが、通常の焼き時間のままでは焼き足りない可能性があります。

生地の厚みによって前後しますが、焼き時間を5分前後長めにしてくださいね。

 

焼いた後に冷凍したクッキーの解凍方法

市販や手作りの焼いた後のクッキーを食べる際、自然解凍はおすすめできません。

自然解凍すると湿気てふにゃふにゃのクッキーになってしまうのです!

せっかく密閉して冷凍しても、これでは台無しですよね。

そこで、冷凍クッキーの解凍には電子レンジを使いましょう。

500W~600Wで1分~1分30秒程度の加熱で解凍できますが、クッキーの大きさや厚みによって変わりますので様子を見ながら加熱してくださいね。

解凍したけれどまだ少し柔らかい時や、常温に置いてしまって柔らかくなってしまった場合は、トースターで少し焼くとサクサクに復活させられますよ!

香ばしさもプラスされて焼きたてのようなおいしさを味わえるかも♪

冷凍クッキーの焼き方や解凍方法もわかりましたが、そもそも冷凍できるクッキー生地を作れなければ意味がありませんね。

それに、大量過ぎて困っている時の救済レシピも知りたいところです。

最後に冷凍クッキーの簡単おいしいレシピをご紹介しますので、ぜひお試しください!

冷凍クッキーのおいしい食べ方は?人気のリメイクレシピも紹介!

冷凍できるとわかったので、おいしいクッキーをたくさん作ってみたいです♪

まずは冷凍できるクッキー生地のレシピと、それをうっかり作り過ぎてしまった時の為に、人気のリメイクレシピもご紹介していきたいと思います!

 

冷凍もできる!簡単サクサククッキー生地

まずは冷凍できる生地の作り方をご紹介しますね。

 

《材料》

  • 無塩バター:100g
  • グラニュー糖:60g
  • 卵黄:1個分
  • 薄力粉:170g

《作り方》

  1. 常温に戻したバターにグラニュー糖を加えて泡だて器でよく混ぜる
  2. (1)に卵黄を加えてヘラなどでよく混ぜる
  3. (2)に薄力粉を加えてヘラか手で混ぜてまとめる
  4. 棒状(もしくはシート状)に形を整えて冷凍する

 

このレシピはとっても簡単なのですが、すごくサクサクでめちゃくちゃおいしいです!

私はこのレシピが大のお気に入りで、アイスボックスクッキーと言えばこのレシピなのですが、この生地を伸ばして型抜きすることもできるようです!

今回もこの記事で型抜きクッキーを作ればよかった…そうすれば冷凍できるかどうかでこんなに悩まなかったのに…。

 

クッキーを砕いて…マドレーヌ

クッキーを全く違うお菓子にしてしまう食べ方です。

 

  1. クッキー100gをフードプロセッサーや綿棒で叩いて砕く
  2. 卵1個を加えて混ぜる
  3. マドレーヌカップなどに入れ、180℃に予熱したオーブンで15分程焼く

 

たったこれだけでマドレーヌになります。

砂糖やバターはすでにクッキーに入っているので、必要なのはつなぎの卵のみ!

全然違うお菓子に変身するので、飽きてきた時にももってこいですね♪

 

クッキーを砕いて…パウンドケーキ

先ほどのマドレーヌをさらにふんわり、パウンドケーキにもリメイクできます!

マドレーヌよりは材料が増えますが、こちらも簡単です。

 

《材料》

  • クッキー:200g
  • 薄力粉:100g
  • 牛乳:100~150cc
  • 卵:1個
  • ベーキングパウダー:5g
  • グラニュー糖:甘さ調節用

《作り方》

  1. クッキーをフードプロセッサーや綿棒で叩いて砕く
  2. 牛乳、卵、グラニュー糖を加えてよく混ぜ、(1)を加えてさらに混ぜる
  3. 小麦粉とベーキングパウダーを加えてさっくり混ぜる
  4. (3)をパウンドケーキ型に入れ、180℃に予熱したオーブンで30分焼く

 

クッキーは粗目に砕くと食感が楽しいですよ♪

牛乳の量は、生地の状態を見ながら調整してください。

 

クッキーを下に敷いてレアチーズケーキ

レアチーズケーキやティラミスの下には、薄いスポンジやタルトのようなクッキー生地が敷かれていますよね。

それを残ったクッキーで作っちゃいましょう!

失敗してあまりおいしくないクッキーや、湿気ているクッキーでも問題なく使えますよ。

 

《材料》(18cm型 底が外れるもの)

  • クッキー:100g
  • 無塩バター:50g
  • クリームチーズ:200g
  • プレーンヨーグルト:150g
  • 生クリーム:180ml(うち50mlはゼラチンを溶かす用)
  • レモン汁:大さじ1
  • グラニュー糖:50g
  • ゼラチン:10g
  • 水:大さじ1~2

《作り方》

  1. クッキーを砕いてビニール袋に入れる
  2. バターをレンジで溶かして(爆発に注意!)、(1)の袋に入れ、クッキーと揉み合わせる
  3. 型の底に(2)を敷き詰め、手でギュッギュッと押し固めておく
  4. ゼラチンを水でふやかしておく
  5. クリームチーズに砂糖を加え、滑らかになるまで泡だて器でしっかり混ぜる
  6. 生クリームを3回に分けて加え、その都度よく混ぜる
  7. プレーンヨーグルトを加えてよく混ぜる
  8. レモン汁を3回に分けて加え、その都度よく混ぜる
  9. ゼラチン用の生クリームをレンジで温め、(4)のゼラチンを加えてよく溶かす
  10. (9)を(8)に加えてよく混ぜ合わせる
  11. (3)の型に(10)を入れて平らにならし、冷蔵庫で冷やし固める(2時間ほど)

 

工程は多いようですが、とにかく泡だて器でぐるぐると混ぜるだけなので意外と簡単ですよ!

 

クッキーの賞味期限についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。あわせてお読みくださいね。
↓ ↓
クッキーの賞味期限を大特集!市販品から手作りまで、全て解説!

 

まとめ

クッキーは冷凍できるのかどうかやその方法、食べ方について解説してきました。

 

  • クッキーは生地の状態でも焼いた後でも冷凍できる
  • 匂い移りや乾燥を防ぐため、ラップと密閉袋など二重にして密閉する
  • 焼いてから冷凍する場合はしっかり冷まし、湿気を防ぐ
  • 手作りクッキーや開封後の市販クッキーの日持ち:1週間程度
  • 生地や焼いた後のクッキーを冷凍した時の日持ち:約1ヶ月
  • クッキーの冷凍食品もある
  • 冷凍した生地:自然解凍してから焼く
  • 焼いてから冷凍したクッキー:自然解凍はNG!電子レンジで解凍する
  • 余ったクッキーはリメイクして楽しむ食べ方もある!

 

型抜きクッキーの生地でも冷凍できるとわかって安心しました!

手元に余っている分は、解凍してから成型するのも大変そうですし、後々の便利さを考えて型抜きしてから冷凍しようと思っています。

開封した市販のクッキーも、特に梅雨時期なんかはすぐに湿気てしまうなぁと困っていたので、冷凍保存が良いかもしれません!

マドレーヌやパウンドケーキにリメイクできることも分かったので、今後クッキーを作るときにも思い切ってたくさん作っても良いかも!と、ワクワクしています♪

皆さんも正しい保存方法と食べ方で、クッキーをおいしいままで最後まで食べきりましょう。

 

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