PR
スポンサーリンク
食材・料理のQ&A

酢漬けの日持ちや賞味期限は?大根・菊芋・玉ねぎなど徹底調査!

スポンサーリンク
料理・食材
スポンサーリンク

家庭菜園の野菜をたくさん頂きました。一度に作れて日持ちする料理を調べてみると、「酢漬け」という調理方法があることを初めて知りました。

を食べることを習慣にすれば、健康と美容にも良い効果がありそうですよね。

一度にたくさん作っておく料理なので、食べられる期間正しい保存方法などを確認してから、酢漬け作りにチャレンジしたいと思います!

 

  • 手作り酢漬けの日持ちはどれくらい?野菜・魚・卵など材料別に調査
  • 市販の酢漬けの賞味期限はどれくらい?賞味期限切れになったらすぐに腐るの?
  • 酢漬けが腐るとどうなるの?
  • 酢漬けの正しい保存方法とは?冷凍できるの?

 

どんな食材が酢漬けできるのかを調べてみました。

すると大根・玉ねぎ・きゅうりのような定番から、菊芋・レモンのような意外なものまで。さらに野菜だけではなく魚や卵も漬けられるそうです!

でも元々酸っぱい食品なので、「長く保存したときに腐ったかどうかの見分けがつかないんじゃない?」という不安もあります。

酢漬けを安全に美味しく食べられる情報を丸ごと調査しますので、ご一緒に確認してみましょう。
 

   

スポンサーリンク

手作りした酢漬けの日持ち期間はどれくらい?野菜・魚・卵などを解説!

私と同じように「酢漬け」になじみが無い方のために、酢漬けって何?という疑問から解決していきたいと思います。

さまざまな食材で酢漬けを作ったときの日持ちをご紹介するので、参考になさってみて下さい。

 

酢漬けってどんな食べ物?

「酢漬けって、甘酢漬けや漬物とは違うの?」という点がわからなかったので、インターネット上の用語解説サイト・コトバンクで調べてみました。

酢漬けの原点は、塩を振って保存した食材が乳酸菌の力で発酵して酸っぱくなったものだそうです。

その味を酢で再現して、酢漬けが作られるようになりました。

この流れから、塩を振って食材の水分を抜き、酢で漬けたものが基本の「酢漬け」となります。

お好みの調味料を加えて作る場合も「酢漬け」と呼ばれるので、広い意味で甘酢漬け酢を使った漬物(千枚漬け)・ピクルスなども酢漬けと考えてOKです。

 

酢漬けにできるのはどんな食材?どれくらい日持ちする?

「酢漬けと言ったらこの食材!」という決まった概念は無いようです。口コミやレシピサイトを調べると、たくさんの食材で酢漬けが作られていました。

定番からちょっと変わった食材まで、日持ちを表でご紹介しますので、参考になさってみて下さい。

 

酢漬け 日持ち
日持ち 野菜 魚介類、肉、その他
3日程度 トマト アジ、小タイ、
キス、アユ
5日程度 キャベツ、人参、
レタス
1週間程度 もやし、菊芋、
小松菜、セロリ、
ナス、山芋、
パプリカ、白菜、
ビーツ、ラディッシュ
大根、かぶ
いわし、卵、鶏肉
10日程度 赤カブ、レンコン
2週間程度 玉ねぎ、ゴーヤ、
カリフラワー
数か月程度 きゅうり、みょうが
1年程度 生姜、らっきょう、
ハラペーニョ、レモン

 

上記の表では、手作りで酢漬けを作った方々の声を参考に日数をまとめました。

表でご紹介したように食材を酢に漬けて食べる他に、梅を酢漬けにして梅のエキスが出た酢も楽しむなんていう方もいらっしゃいました。

梅の酢漬けは1年ほどたっても梅が腐らず、その後も酢を楽しめるという声が多数でした。

日持ちが数日のものから1年まで、日持ち期間にかなり差がありましたね。

水分量が多いなど食材によって日持ちに関連する特徴があるの?と疑問に感じて調べてみたのですが、確実な情報はありませんでした。

実際は調理方法や保存方法によって日持ちが変わる場合があるので、必ず上記の日数食べられるとは言えません。

後ほど酢漬けが腐るとどうなるのかをご紹介しますので、そちらも参考にして、お手元の酢漬けの状態を判断なさってみて下さい!

 

次に、市販の酢漬けは賞味期限がどれくらいなのかもチェックしてみましょう!
 

 

市販品の酢漬けの賞味期限を調査!いつまでなら食べても大丈夫?

市販品でもさまざまな酢漬けが販売されています。

私は下処理が上手にできるか心配なので、魚介類だけは市販の酢漬けを買ってみたいという希望です。

市販品だと賞味期限がどれくらいなのかを調べてみました。いくつかの商品をピックアップして、表でご紹介します。

 

市販の酢漬け 賞味期限
食材 賞味期限 引用元
生姜(甘酢漬け) 1ヶ月 越前名産工房
たけのこ 1年程度 TIRAKITA
こはだ 1年(冷凍品) 上天草市
にしん 1年(冷凍品) 函館えさん昆布の会
ままかり 10日 安心堂

 

*「ままかり」はニシン科の魚です。

岡山県付近で、隣の家のご飯(まま)を借りてでも食べたいくらい美味しいという意味で、「ままかり」と呼ばれています。

 

市販品を調べると真空の瓶漬け包装真空パックの冷凍品などは賞味期限が長い印象でした。

賞味期限が長い食品だと、「開封後も賞味期限まで食べられるの?」、「賞味期限切れ=腐るという意味なの?」という点が気になりますよね。

 

賞味期限切れの酢漬けはいつまで食べられる?

賞味期限の正しい意味をチェックすると、実は大切な前提条件があることがわかりました。

 

  • 賞味期限:未開封&保存方法を守ったときの、美味しく食べられる期限
  • 消費期限:未開封&保存方法を守ったときの、安全に食べられる期限

*農林水産省のホームページを参考にご紹介しました。

 

未開封で保存方法を守った場合の」とあるので、開封後の日持ちはわからないということになりますよね。

また、賞味期限は美味しさを保証する期限なので、期限切れになったら味や食感が落ちると考えておいた方がよさそうです。

実際に食品製造メーカーのホームページをいくつか見てみると、

開封後は賞味期限に関わらず早めにお召し上がり下さい」と注意が呼びかけられていました。

では、未開封で賞味期限切れになったらどうなのでしょうか?”賞味期限の日になった瞬間に腐る”なんてことはないですよね…。

こちらは、消費者庁のホームページにわかりやすい情報がありました。

 

賞味期限の決め方

賞味期限は、いくつかの検査をしてわかった食べられる期限に、安全係数(0.8以上1未満)をかけて決めるのが一般的。

 

賞味期限は、実際に食べられる期限よりも短めに設定されているんですね。

消費者庁が公表している0.8という数字を逆算すると、賞味期限の1.2倍の期間は食べられる可能性があると考えられます。

そこで、それぞれの商品の安全係数を調べてみたのですが、具体的な数字を公表している製造メーカーなどは無いことがわかりました。

安全係数がわからない以上は、「賞味期限切れ後〇日は食べられる」とは断言できませんね。

 

賞味期限について調べてわかったことをまとめました。賞味期限切れの酢漬けについては下記のように考えて頂けると幸いです。

 

  • 開封後や保存方法を守らなかった場合は、賞味期限に関係なく腐る可能性がある
  • 賞味期限切れになっても食べられる可能性があるが、味は落ちていると考えておいた方がいい
  • 未開封で賞味期限切れになったら、食べられる可能性があるが、明確な期間はわからない
  • 賞味期限に関わらず、食べるかどうかは自分で最終判断をする必要がある

 

次に酢漬けが腐ったときの状態を詳しくご紹介するので、自分で食べられるかどうかを決めるときの参考になさってみて下さい。
 

 

酢漬けは腐るとどうなるの?傷んだ時の見分け方や目安がコレ!

食品が腐った時の変化として、「酸っぱくなる・酸っぱい臭いがする」のは定番ですよね。

酢漬けは元々酢っぱいので、劣化したときの変化がわかりにくそうです。

どうやって見分けるのかを、具体的にご紹介します。

 

見た目、触った感じ

  • 変色
  • 食材がヌルヌルしていて柔らかい
  • カビ
  • 液に細かいがある
  • 液が濁っている
  • 容器の底に白い糸のようなものが沈んでいる

臭い

  • 異様な腐敗臭

  • 変な味

 

口コミから実際に酢漬けを腐らせた経験がある方の声をまとめると、臭いや味よりも見た目で劣化がわかるとのことでした。

味については、食材の発酵が進んで酸味が強くなった場合に「変な味」と感じる方と「強い酸味が美味しい」と感じる方がいらっしゃるようです。

いずれにせよ、怪しいと感じたときに見た目や臭いで判断できなければ、少しだけ味見をなさってみて下さい。

ご自分の五感を信じて、「食べたくない」と感じたら捨てるのがおすすめです。

 

酢は腐らないって本当?

私には「酢は腐らない」というイメージがあるのですが、本当なのでしょうか?

酢の製造販売で有名なミツカンのホームページで調べると、下記のような情報がありました。

 

Q:賞味期限を過ぎたら食べられない?

A:賞味期限を過ぎても体に害ではないが、本来の味は失われている。未開封の場合でも賞味期限が切れたらお掃除などに利用するのがおすすめ。

 

腐るわけではありませんが、使用時の開閉などで空気と触れて酸化するので、味は落ちるそうです。

*フタを開けたまま常温放置すると、味が落ちるのが早くなります。

酢は下記のように保存し、本来の風味がある状態のものを酢漬けに使って下さいね。

  • 基本的には冷暗所、気温が高い季節は冷蔵庫で保存
  • 冷暗所で保存した場合は、開封後半年を目安に使い切る
  • 冷蔵庫で保存した場合は、開封後1年を目安に使い切る

*ミツカンのホームページで公表されている情報を参考にご紹介しました。

 

酢漬けが食べられるかどうかを判断するための目安がわかりました。

口コミをチェックしていてもう一つ気になったことがあります。それは、「保存方法によって日持ちがかなり変わる」という情報です!

最後に、酢漬けの正しい保存方法をご一緒に確認しましょう。
 

酢漬けの正しい保存方法とは?長く日持ちさせるコツも紹介!

手作りでも1年日持ちする酢漬けもあるとご紹介しました。

ですが、せっかく保存食として作っても、実は取扱いによって雑菌が入り込み、すぐに食べられなくなる可能性があるんです!

酢漬けの正しい保存方法をチェックして、色々な食材を無駄なく食べ切っていきましょう。

 

冷蔵庫 正しい保存方法

酢漬けは、”食材の清潔を保つこと”と”食材の下ごしらえをしっかりする”のが保存のポイントです!

 

  1. 保存容器を煮沸する(傷がつきにくい”ビン”が最適です)
  2. 食材に合わせて、下ごしらえをする(塩もみ、熱湯をまわしかけるなど)
  3. 容器の水分を清潔な布で拭き取り、食材を入れる
  4. 食材が浸るくらいの酢(酢液)を入れる(調味料によっては一度煮る方がいい場合もあります)
  5. 保存容器を密閉して冷蔵庫に入れる
  6. 取り分けるときは、清潔な箸などを利用する
  7. 取り分けたらすぐ冷蔵庫に戻す

*常温で保存できる場合もありますが、劣化を抑えて食感を長持ちさせるために、冬でも夏でも冷蔵庫での保存をおすすめします。

 

 

 野菜の下ごしらえについて

酢漬けのレシピを調べると、同じ野菜でもさまざまな下ごしらえ方法があって迷ってしまいます。

  • 熱湯をかける
  • サッとゆでる
  • 塩もみをする
  • カットするだけ  など

どの下ごしらえを選ぶかはお好みなのですが、野菜を殺菌消毒したい場合は熱湯をかける、ゆでるという下ごしらえが効果的です。

野菜の水分をしっかり抜いて食感をはっきりと出したいときは、塩もみが効果的です。

あまり長期間保存しないのであればカットするだけでも構いません。

味、食感、食べきるまでの期間に合わせて、下ごしらえの方法を選んでみて下さい!

 

魚の下ごしらえについて

魚の下ごしらえをするときは、食中毒を防ぐために手指と調理器具の清潔を心がけましょう。

食材に合わせて、「生のまま酢漬けにする場合」と「揚げてから酢漬けにする場合」があると思います。

*ちなみに肉は、酢漬けにしてから加熱して食べるのが一般的です。

生のまま酢漬けにする場合は、寄生虫(アニサキス)のチェックもしっかりなさって下さい。

ネット上には「寄生虫は酢やレモンなど酸に触れると死滅する」という間違った情報がありますが、アニサキスは酢では死滅しないことがわかっています。

酢漬けにする前に魚の身をよく見てアニサキスをチェックし、発見したら取り除けばOKです。

アニサキスは熱に弱いので、生ではなく揚げるなど加熱してから酢漬けを作って食べるのが安心です。

 

酢液の味について

酢漬けの味は酢だけでもいいのですが、先ほどもお話ししたとおり、お好みで他の調味料を入れてもOKです。

  • 砂糖
  • 鷹の爪
  • ローリエ  など

保存方法でご紹介したとおり、そのままの酢に食材を漬けてもいいのですが、一度沸騰させると他の調味料とよく混ざり合い、酸味も引き立ちます。

酢を加熱したときの酸味については、ミツカンのホームページにわかりやすい説明がありました。

 

酢酸の沸点は118度、水の沸点は100度です。お酢を沸騰させると水の方が先に蒸発して酢酸が凝縮され、酸度が上がります

 

ひと手間かかりますが、ぜひ一度沸騰させてから酢漬けを作ってみて下さいね。

 

酢の賞味期限についても、詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
酢は賞味期限切れでも大丈夫?未開封や開封後は1年過ぎたら捨てる?

 

冷凍 正しい保存方法

酢漬けは冷凍も可能です!

保存袋に入れて空気を抜き、密閉して冷凍なさって下さい。(ビンのままではなく、保存袋に移します)

ただし、冷凍すると食材の中に含まれる水分が一度凍り、解凍と同時に流れ出てしまいます。

冷凍する前の食感には戻らないと覚えておきましょう!

冷凍した酢漬けは、タルタルソース、春雨サラダ、スープなどにアレンジして食べるのがおすすめですよ♪

 

酢液をそのまま調味料として使える酢の物についても、詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
酢の物の日持ちは?きゅうり、たこ等の賞味期限の目安は?

 

まとめ

手作りの酢漬けを作る場合の日持ちなど、無駄なく食べ切るための方法を詳しくご紹介してきました。

ポイントをまとめてみます!

 

  • 手作りの酢漬けは食材によって最短で3日ほど、最長で1年ほど日持ちする
  • 市販の酢漬けは、調味料や包装状態によって賞味期限が違う
  • 市販の酢漬けが賞味期限切れになったら、味が落ちているので食べるのはおすすめできない
  • 市販の酢漬けが食べられるかどうかは、賞味期限に関わらず自分で判断する必要がある
  • 酢漬けが腐ったときの見分け方は、見た目を見るのがわかりやすい
  • 酢漬けは、お好みに合わせて下ごしらえをし、清潔に保存する
  • 酢漬けは冷凍もできるが、本来の食感ではなくなる

 

酢漬けは、材料や料理法がかなり幅広いことがわかりましたね。

日持ちについても今回ご紹介した日数は目安なので、実際はお手元にある酢漬けを見て、食べても大丈夫かを判断して頂けると幸いです。

基本的には食べきれる分だけ作るのが理想ですが、野菜が大量に手に入った場合などは、とりあえず酢漬けに調理してしまう場合もあると思います。

そんなときもご紹介した保存方法を参考に、劣化を早めないよう取り扱ってみて下さい。

酸味が効いた料理を思い浮かべると口の中にじわっとつばが出てくるように、酢には食欲増進・疲労回復などの効果があります。

健康効果も期待しながら、酢漬けをご一緒に楽しんでいきましょう!

タイトルとURLをコピーしました