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食材・料理のQ&A

りんご飴の賞味期限はこんなに短い!いちご飴やぶどう飴も同じだよ

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料理・食材
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お祭りの屋台でツヤツヤのりんご飴を見ると、つい買ってしまいませんか?

でも、いざ食べてみると意外と大きくて飽きてしまいます。

”野外で売っているものだし賞味期限も短いだろう”と思って、半分くらいを残して捨ててしまうことも…。

もったいないですよね。

もし持ち帰って保存したら、何日持つのでしょうか?

今回は、りんご飴の賞味期限などを詳しく調べてみます!

 

  • りんご飴は賞味期限が短い!手作りのフルーツ飴(いちご飴、ぶどう飴、あんず飴)などの日持ちも調査
  • りんご飴が腐るとどうなるの?
  • りんご飴が原因の食中毒事件をご紹介!過去には死亡例も…
  • 食中毒を予防するために必要なポイント!保存方法をご紹介!

 

フルーツ飴は、飴でコーティングされているから日持ちする?」という期待もありましたが、

調査をすると、ショックな情報が出てきました。

実は、過去にりんご飴が原因の食中毒事件で死亡者が出ているんです…。

どんな食品でも100%安全だとは思いませんが、命に関わるとなると見逃せません。

りんご飴の危険性も、ご一緒にしっかり確認していきましょう!
 

   

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りんご飴の賞味期限は短い!いちご飴やぶどう飴も日持ちしないので

実はお祭りの屋台で売られている食品には、明確な賞味期限がありません

賞味期限がない理由は公表されていませんが、”その場で食べることを前提として販売しているから”と考えられます。

今回は「美味しく食べられる期限」という意味で、”賞味期限”という言葉を使っていきますね。

 

フルーツ飴好きさんの口コミから賞味期限を調査!

”フルーツ飴をよく食べる”という方々の口コミから、各種フルーツ飴が賞味期限切れになる期間を調査してまとめました。

表でご紹介します。

 

フルーツ飴の賞味期限
フルーツ飴の種類 賞味期限 備考
りんご飴(屋台) 当日中~半日 買ってすぐに帰り、冷凍庫に入れれば半日
りんご飴(手作り) 2日 冷蔵庫で保存
いちご飴(屋台) 買ってすぐ 時間がたつと飴が溶ける
ぶどう飴(屋台)
あんず飴(屋台)
各種フルーツ飴(手作り) 作ってすぐ

 

とてもステキなりんご飴専門店も見つけましたので、ご紹介します。

 

りんご飴専門店

店名:ポムダムールトーキョー

その場で食べられるカフェテイクアウトがあり、テイクアウトは「消費期限:当日中」とされています。

 

りんご飴を含むどのフルーツ飴も、”(美味しく食べられる)賞味期限は買ってすぐと考えてOKです。

 

りんご飴の賞味期限が短い理由

”りんご”は、季節によっては常温保存でも1週間以上日持ちします。

”飴”も、溶けない限りは日持ちしますよね。

ではりんご飴の賞味期限が短いのは、なぜなのでしょうか?

いくつかのはっきりとした理由がありました。

 

  • お祭りは暑い季節に多いので、りんごの傷みが早い
  • 暑い季節に常温で食品を持ち歩けば、どんなものでも賞味期限に関わらず日持ちが短くなる
  • 時間が経つとりんごから水分が出て飴が溶ける
  • お祭りの屋台は野外なので、ホコリ、湿気などに紛れてがたくさん付着する
  • お祭りの屋台で料理するときの衛生状態が良いとは言えない

 

どれも納得の理由ですね。

お祭りの屋台でりんご飴を買ったら、なるべく早く食べきりたいと思います。

そこで1つ困っているのが、私の母が捨てられないタイプだということ…。

食べかけのりんご飴も、もちろん捨てられません。

私から見ると腐りかけのような食べ物でも、捨てずに食べるので心配です。

「その状態は食べちゃダメ」と言えるように、りんご飴が腐るとどうなるのかも確認しておきます!
 

 

りんご飴は腐るとどうなるの?傷んだ時の見分け方がコレ!

屋台のりんご飴について調べると、こんな情報がありました。

 

  • りんご飴を作るまでのりんごの保存環境が悪いから腐るのが早い
  • りんご飴には古くなったりんごを使っているから腐るのが早い

 

りんご飴は、中のりんごが腐ることを想定しておいた方がよさそうですね。

りんご飴を食べてみて、これからご紹介するような異変を感じたら、すぐに捨てるのがおすすめです。

 

見た目

  • りんごの内側のが変色(茶色)
  • りんごがドロドロになっている

臭い

  • 生ごみのような臭い

味(食感)

  • 食感がボソボソ
  • 粘りがある

 

高温の飴をコーティングするときに、りんごに熱が伝わります。

特に夏場の常温に放置すると、雑菌が増殖する可能性が高くなることにご注意下さい。

いちご飴、ぶどう飴、あんず飴などのフルーツ飴も、同様に腐ります。

”元々傷むのが早いフルーツ(いちごなど)は腐るのも早い”という点も考えておきましょう!

 

腐った食品を食べると食中毒になります。

過去には、りんご飴が原因の食中毒事件がありました。

原因などを詳しく確認してみましょう!
 

 

りんご飴の保存は危険!リステリア症による食中毒で死亡例も!

りんご飴が原因の食中毒事件は、アメリカで起きました。

原因となった菌はリステリアです。

 

過去の食中毒事件例

2014年、アメリカで35人がリステリア症に感染し、7人が死亡しました。

原因は、キャラメルコーティングしたりんご飴でした。

 

リステリアとは

リステリアは、自然界のどこにでもある菌です。

食品製造工場の製造ラインに定着することが多いことで、食品界では有名です。

日本国内の食中毒事件発生例を調べると、北海道でナチュラルチーズに付着したリステリアが原因の食中毒がありました。

海外での食中毒事件発生例は、数多くあります。

主な原因は、十分に加熱されていない乳製品、野菜、肉、魚などです。

 

リステリアの潜伏期間は3週間で、リステリアが付着しても味などは変わりません。

免疫力が十分にある場合は、無症状or重症化せずにインフルエンザのような症状が出て、3~5日で症状が治まります。

免疫力が低い方(妊娠中、病気の治療中、高齢者など)の場合は重症化し、アメリカの例のようにに至る可能性があります。

十分にご注意下さい。

 

 

りんご飴の食中毒を予防する方法

リステリアは加熱に弱い菌なので、下記の方法で予防できます。

 

  • 食材を中心まで十分に加熱調理する
  • 作り立てをなるべく早く食べる
  • 調理器具を衛生的に保つ(熱湯消毒が有効)
  • 免疫力が低い方は、加熱していない食品を食べないように注意
  • 生で食べる野菜などはしっかり洗う
  • 手指をきれいにして調理する
  • 食材を長期間保存しない。常温はもちろん、冷蔵庫でも危険
  • 生の肉汁、生魚の水分が生で食べる食材につかないよう注意

 

りんご飴の場合は、リステリアが付着した棒をりんごに差し込んだときにリステリアが入り込んで増殖します。

お祭りの屋台で買うりんご飴は、買ってすぐに食べきらないと危険”と覚えて頂けると幸いです。

 

食中毒が心配な鶏肉についても詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
鶏肉の生焼けによる食中毒の症状!食べてしまったときは?

 

”安全”を追い求める場合は、衛生的な環境で手作りするのがおすすめです。

念のため棒も刺さないでおけば、先ほどご紹介したとおり2日ほど日持ちします!

私の母にも「余ったら捨てよう!」と言ってみますが、「どうしても捨てたくない」と言われる可能性があります。

やむを得ずりんご飴を保存する場合は、どうしたら食中毒の危険性を減らせるのでしょうか?
 

どうしてもりんご飴を保存したい場合は?リスクの少ない方法を紹介

リステリアは低温、塩漬けなどでも増殖する菌なので、”冷蔵庫保存=安心”とは言えません

ただし低温では活動が弱まることがわかっています。

りんご飴の保存方法は、冷凍をおすすめします。(ただし、やむを得ないときのみ)

他のフルーツ飴(いちご飴、ぶどう飴、あんず飴など)も、やむを得ないときのみ同様の保存方法をお試し下さい。

冷凍庫内でも菌が少しずつ増殖する可能性があると言われています。

やはり半日くらいで食べきるようになさって下さいね。

 

(美味しく食べられる)賞味期限の点から考えると、やはり買ってすぐに食べるのがおすすめです。

りんごをはじめとするフルーツは、冷凍すると食感が変わって美味しくなくなります

 

りんごの冷凍については、こちらの記事を参考になさってみて下さい!
↓↓↓
りんごの賞味期限はいつまで?冷蔵庫や常温で日持ちする期間は?

 

まとめ

りんご飴の賞味期限について、詳しくご紹介してきました。

ポイントをまとめてみます!

 

  • りんご飴を含むフルーツ飴の賞味期限は短い。買ってすぐに食べきるのがおすすめ
  • りんご飴に使われているりんごは元々劣化している可能性がある。腐ると見た目などが変化する
  • 過去にりんご飴が原因の食中毒事件があった。原因菌はリステリア
  • リステリアは加熱調理などで予防できる
  • リステリアは低温でも増殖する
  • りんご飴をどうしても保存したい場合は、リステリアの活動が弱まる冷凍がおすすめ(半日くらいで食べきるべき)

 

お祭りは屋台の食べ物が楽しみですし、食べたいものを食べるのが定番ですよね。

でも屋台で買った食品が原因の食中毒事件は毎年のように起きていて、

自治体によっては、屋台での調理や提供食品について規定を設けている場合もあります。

  • 生もの、生クリームNG
  • 屋台内で仕込みからするのはNG   など

私は、自分の住む地域ではどんな規定があるのかを知りませんし、

衛生状態をしっかりチェックしてから買う”なんてこともしていませんでした。

これからは加熱具合などを確かめながら食べるようにしたいと思います。

今度お祭りにいくときには、今回知った情報を母や友人にも知らせて、安全を考えながら行動していきます!

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