夏になると、毎日のように我が家にはスイカがあります!
というのも、子供たちが大好きなので義母が買ってきてくれるんですよね~。
ただ、1個丸ごとを我が家だけで食べきるのは難しいので、毎回義母と半分ずつ分けています。
ですが、スイカはカットすると、丸ごとよりも賞味期限が短そうですよね。
なので、冷蔵庫に入れて早めに食べきるように心がけていますが、たまに食べきれないこともあるんです。
ほとんどの食品は、冷凍すれば賞味期限が延びると聞くので「スイカも冷凍できるのかな?」と思うのですが…。
でも、失敗するともったいないので、いつも旦那と頑張って食べています(笑)。
実際、スイカの賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
そこで、今回は…
- スイカの賞味期限を徹底解説!
- スイカは冷蔵庫で保存する?それとも常温?
- 冷凍したスイカを美味しく食べる方法とは?
以上のような内容を紹介していきたいと思います。
実は、義母自身も大のスイカ好きで、夏場は丸ごと買ってきては、廊下に転がっているのを毎年見かけます(笑)。
「常温で保存して、消費期限とか問題ないのかな~」なんて思っているのですが…。
義母から体調を崩したという情報はないので、今のところ大丈夫そうです!
ただ、私もスイカの賞味期限や消費期限を知らなかったので、スイカ好きの子供たちと義母の健康を守るためにも調査してみました。
本文では、賞味期限切れや消費期限切れになって、スイカが痛んだらどうなるのかなども紹介していきます。
「スイカの賞味期限を知りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
スイカの賞味期限は何日くらい?切る前と切った後では全然違う!
スイカなどの野菜類には、はっきりとした賞味期限が記載されていませんよね?
基本的に、野菜類は加工食品ではないので、賞味期限や消費期限の表示義務がありません。
*ただし、カットされた野菜などは「加工食品」にあたるため、表示義務が生じます。
ですが、期限の目安が全くわからないというのも困りますよね…。
そこで、こちらではスイカの賞味期限を詳しく紹介していきます!
スイカはどれくらい日持ちする?
野菜や果物の中には、収穫後はさらに追熟することで美味しさがアップするというものもあります。
しかしスイカの場合は、収穫後からどんどん味が落ちていきます。
なのでスイカを購入したら、なるべく早めに食べたほうが、美味しい状態で食べられます。
また、一般的なスイカの賞味期限は下記のとおりで、状態によっても異なります。
- ひと玉丸ごと:2週間~1ヶ月
- 半分などカットしたもの:1~3日
スイカを切らない場合の賞味期限は2週間程度で、この期間は味が落ちることなく食べられます。
しかし、1ヶ月もたてば甘みが減ってしまい、美味しく食べられないという情報もあります。
また、カットしたスイカに関しては日持ちしませんし、どんどん美味しくなくなっていきます。
これは私が経験済みなのですが…カットしたスイカを冷蔵庫で保存し、2~3日してから食べると甘さがなくなっているんですよね~。
ですので、カットしたスイカはなるべく早めに食べきることをオススメします。
「でんすけすいか」の日持ちはどれくらい?
普通のスイカとは見た目が違う、黒皮の「でんすけすいか」も、常温で約2週間、カット後は3日程度日持ちします。
スイカの日持ち日数は、品種にかかわらず丸ごとなら2週間~1ヶ月程度、カット後は3日程度と心得ておきましょう。
スイカカービングはどのくらい日持ちする?
スイカカービングはご存じでしょうか?
スイカにお花の模様を彫ったものなのですが、とてもきれいでギフトなどに用いられることが多いんです。
アレンジしたものとはいえ、「スイカ」なのでもちろん食べられます!
ただし、彫ってアレンジしてあるので、消費期限は3日です。
もしスイカカービングをいただいたら、食べない場合は冷蔵庫で保存し、なるべく早めに食べるようにしてくださいね。
ところで、4分の1サイズなどに切り売りされたり、小さくカットして売られていたりするスイカもありますよね。
その場合は賞味期限ではなく、消費期限が記載されていることが多いです。
ただ、冷蔵庫で冷やしておけば、2~3日後でも食べられるという情報もあります。
実際、腐っていなければ味は落ちても食べられます。
そこで次に、スイカが腐った時の特徴などを紹介していきますので、参考にしてみてください!
スイカは腐るとどうなるの?痛んだときの見分け方はコレ!
スイカが腐ったときの特徴をお伝えする前に…。
今まで触れてきた内容は「賞味期限」なので、「美味しく食べられる期限」をさします。
賞味期限切れになっても美味しくなくなるだけで、食べられなくなるわけではありません。
ただし、「消費期限切れ」になると危険です!
「消費期限」は「安全に食べられる期限」をさします。
そのため消費期限切れになったら、腐っている可能性も視野に入れなければなりません。
スイカの消費期限は具体的にはわからないので、「腐る=消費期限切れ」と考えましょう。
では、スイカが腐ったらどうなるのか紹介します。
スイカが腐ったときの特徴
スイカが腐ると、以下のような特徴がみられるので、スイカを食べる際の判断基準にしてみてください。
- 果肉の赤色がより深い色になる
- 果肉がドロドロになる
- 鼻にツンとくる臭いがする
- 明らかな酸っぱさがある
- 粘りがある
- ブヨブヨして柔らかい
- 穴が開いて汁が出てくる
このような特徴が見られるスイカは、腐っている(消費期限切れ)可能性が高いので、食べることはオススメできません。
幸い我が家では、スイカを腐らせたことはないので、上記のような状態を見たことはまだありません。
しかし、今後このような特徴が見られたら、子供や義母に食べさせないように徹底していきたいと思います!!
ところで先ほど、スイカの賞味期限は丸ごとで2週間程度とお伝えしました。
ですが実は、保存状態が悪ければ2週間も日持ちしない場合があります。
そうならないためにも、スイカの正しい保存方法を知っておいたほうがよいでしょう。
そこで、次項では「スイカは常温で保存する?それとも冷蔵庫がいいの?」という内容を紹介していきます。
スイカの正しい保存方法とは?常温と冷蔵のどっちがいいの?
我が家では、よく義母からおすそ分けでスイカをもらいますが、最初は丸ごと1個もらっていました。
しかし、スイカ丸ごとは冷蔵庫に入らないので、仕方なくなるべく涼しい場所で常温保存していたんですよね。
結局消費しきれずに「食べきれない」と伝え、それからは半分だけもらって冷蔵庫で保存しています。
しかし、実際この保存方法が正しいのかどうかは不安でした。
そこで、以下でスイカの正しい保存方法を調べてまとめたので、参考にしてくださいね!
スイカ丸ごとの場合どうやって保存する?
スイカひと玉丸ごとの保存方法は、「直射日光を避け、風通しのよい涼しいところで常温保存」というのが基本です。
これは、夏場でも同じ保存方法なので、夏も常温で保存してください。
スイカの保存温度に適しているのは、10~15℃くらいです。
夏場などは冷たいスイカが食べたくて、冷蔵庫で冷やしてしまうパターンも多いのですよね。
ですが、スイカは冷やし過ぎると美味しさが失われてしまいます。
冷やして食べる場合の適温は8~10℃程度なので、冷蔵庫には入れずに1時間ほど水で冷やすとよいでしょう。
スイカを丸ごと冷やす方法
スイカを丸ごと冷やす場合は、大きめのバケツなどを使いましょう。
手順
- バケツに水を張る
- スイカの上にタオルなどを乗せる
- 2の上から水道水をかける
ただ、水道水を流し続けるのはもったいないですよね。
そこで、スイカが浸かるくらい水がたまったら水を止めましょう。
そして水温が高くなった場合は、氷などを追加して温度調整を行うとよいです。
ちなみに、冷蔵庫の野菜室は冷蔵庫の中でも温度が高めですが、3~8℃程度はあります。
ですから、やはり冷蔵庫はスイカの保存や冷やすのに向いていませんね。
半分にカットしたスイカはどうやって保存する?
スイカをカットした場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
切り口が空気に触れないようにラップで包み、冷蔵庫に入れてください。
ちなみに、私はスイカを切って保存する場合は、ひと工夫しています!その方法とは…
皮を取り除いて、食べやすい大きさにカットしてタッパーに保存しています。
スイカは切り方にかかわらず、カットしたら賞味期限は一律で1~3日程度になります。
食べやすく保存して、皮や種などの不要なゴミはすぐに捨てたほうがよいですよね!
スイカの種は切り方一つで簡単に取れる!?
我が家の子供たちはスイカ好きですが、自分で種が取れないので毎回私が一苦労しています。
しかし、ただただ面倒で…スイカを見ることすら嫌になったこともあります(笑)。
そんな時、主人が「へ~、こうやって切れば種が取りやすいんだね」とある切り方を調べてくれたんです!
その切り方をご紹介しますね。
【スイカの種が面白いほど簡単に取れる切り方】
- スイカを横にして、右と左の両端を少し切り落とす
- スイカを横にしたまま半分に切る
- 断面を上に向け、中心から側面の皮に向かって伸びる線に沿って切る
- 3と同じ断面を上にしたまま、種に沿って切り分ける
こうすると、種が取りやすくなるんです!!
文字だけではわかりにくいので、参考動画も載せておきますね。
いくらスイカを正しく保存していても、やはり食べきれないこともあるでしょう。
冷凍すると日持ちする食品も多いのですが…スイカはどうなのでしょうか?
次項では、「スイカを冷凍する方法とは?」という内容を紹介していきます。
スイカは冷凍もできる!色んなレシピに使えて便利!
スイカは約90%が水分という食材です。
そのため、冷凍して再度そのまま食べようとすると、食感や味が損なわれて美味しく食べられません。
ただし、スムージーやシャーベットなどに使うのであれば、冷凍できます!
スイカを冷凍する保存方法はいくつかあるので、以下でご紹介していきますね。
スイカを冷凍する方法とは?
スイカを冷凍する方法を3つ紹介するので、あなたの一番やりやすい方法で保存してみてくださいね!
絞ってから冷凍する
冷凍の仕方についていろいろ調べてみると、”絞ってから冷凍する”という方法が意外に多かったんです。昔ながらの方法ですね。
用意するもの
- ガーゼ
- ボウル
- ジップロックなど
手順
- スイカは赤い部分だけ残し、皮は全て捨てる
- ガーゼでスイカを包み、下にボウルを置いて絞る
- 絞ったスイカをジップロックに流し込んで、平らにして冷凍庫で保存する
この方法はとっても簡単ですし、種を取り除く手間も省けるのでおすすめです。
すりおろしてから冷凍する
”すりおろしてから冷凍する”という方法も、多くの方が実践しているようですね~。
用意するもの
- すりおろし器
- ザル
- ボウル
- ジップロック
手順
- スイカを持ちやすい大きさに切る
- 1のスイカの赤い部分だけをすりおろし器ですりおろす
- ザルをボウルに重ね、ザルにすりおろしたスイカを入れて濾す
- ボウルにたまったスイカを、ジップロックに移して平らにならし、冷凍庫で保存する
すりおろすことで、こちらも種と果肉を簡単に分けられるのでおすすめですよ!
ちなみに、りんごもすりおろして冷凍保存すると、スイカと同様シャーベットとして美味しく食べられます!
果肉を潰してから冷凍する
”果肉をつぶして冷凍する”方法も、スタンダードな方法です。
用意するもの
- ボウル
- フォーク
- ジップロック
手順
- スイカは皮を取り除き、果肉だけをボウルに入れる
- 1の果肉をフォークなどで潰し、種を取り除いてジップロックに入れる
- 2をなるべく平らにして冷凍庫で保存する
この方法は種を取り除く手間がかかるので、少し面倒かもしれませんね。
以上の方法で冷凍したスイカに、砂糖やはちみつなどの甘味料を追加すれば、スムージーやシャーベットとして美味しく食べられます♪
スイカを食べきれなかったときは、ぜひ試してみてくださいね。
スイカのほかにも、冷凍すると美味しく食べられる野菜…それはミニトマト!
まとめ
最後に、重要事項を確認しておきましょう。
- スイカ丸ごと1個の賞味期限は2週間~1ヶ月
- カットしたスイカの賞味期限は1~3日
- スイカが腐った時の目安は、見た目や臭い、味で判断できる
- スイカは基本的に直射日光を避け、涼しい場所で常温保存する
- スイカは冷やし過ぎると美味しさが失われる
- カットしたスイカはラップでぴったりと覆い冷蔵庫で保存する
- スイカを冷凍する際は、種や皮を取り除く必要がある
スイカは自然な甘みがあって、美味しいうちに食べるのがオススメです。
ただし一玉が大きいので、なかなか食べきれないこともありますよね。
もし食べきれずに日数がたってしまい、食べられるかどうか迷ったら、今回ご紹介した賞味期限を参考にしてみてください。
また、食べきる自信がない場合は、早めに冷凍してしまうとよいですね。
冷凍の仕方も今回3つの方法を紹介しましたが、やりやすい方法で試してみてください。
冷凍したスイカを解凍後は、シャーベットにもチャレンジしてみてくださいね。
利尿作用もあり、健康にも良いとされているスイカを余らせて、捨ててしまうのはとてももったいないです!
私もこれからは、子供たちが食べきれなかったときは上手に冷凍保存をして、二度美味しく食べらるようにしたいと思います!!