春から夏にかけて虫が活動的になると、家の中にまで虫が入ってくるのでその対策に頭を悩ませています。
特に家に入ってきてほしくない虫は、ムカデ。
噛まれたら一大事ですので、子どもがいる我が家は気を使います。
きちんと戸締りをしているはずなのに、ムカデはどこから家の中に入ってくるのでしょうか?
そこで今回は、ムカデが家の中に入ってきてお困りのあなたに役立つ内容を以下の項目を中心に紹介します。
- ムカデはどこから家の中に侵入してくるの?
- ムカデはどうして家の中に入ってくるの?その理由とは?
- 家の中に入ってきたムカデを駆除する方法とは?
- ムカデの侵入を防ぐ対策とは
- ムカデに噛まれたらどうする?
というテーマでじっくり調べてみましたので、家の中に入ってくるムカデに悩んでいる皆様にもぜひ参考にしていただければと思います!
新芽が息吹き、花も咲き乱れた春が終われば、もう季節は夏です。
プールに海、BBQなどアウトドアなイベントが目白押しの季節なので、気分も上がりますよね!
こんなに楽しいイベントがある夏ですが、どうしても私が苦手なムカデが多くなる季節でもあります。
あなたもこの記事をよく読んで、ムカデの恐怖に怯えず夏を快適に過ごせるように、正しいムカデの対処法を学びましょう!
目次
ムカデが家の中に!どこから入ってくるの?
気がつくと家の中にいるムカデ。
一体、どこから入ってくるのか気になりますよね。その侵入口とは…。
ちょっとの隙間から入ってくる!ムカデの侵入口
ムカデは少しの隙間からでも家に入ってこれます。
例えば、
- 網戸
- 換気口
- 床下
- 換気扇
- ダクト
- 風呂や台所の排水部分
- 玄関の扉
などです。
いくら対策をしようにも、家の隙間を完全に埋めることは実質不可能なのが現状です。
しかも、よほどツルツルな面ではない限り、壁もよじ登れます。二階や高層マンションなどであっても侵入できるので、戸建てでないからと安心はできません!
それにしても、なぜムカデが家で発見されるのでしょう?
これにも理由があったんです!
もう止めて!なぜムカデは家の中に入ってくるの?
ムカデでが家の中に入ってくるのは、ちゃんとした理由があります。それは…。
ムカデはえさを求めて家の中に侵入してくる!
ムカデは外で生活する生き物で乾燥に非常に弱いため、日中は土の中や石の下などのジメジメした湿気の多い暗い場所に生息しています。
夜になると餌を求めて活動を開始するのですが、ムカデは肉食性の生き物。
家の中にいる昆虫などの小さな生き物やゴキブリを食べるために侵入してくるのです。
家の中に入ってきたムカデを駆除する方法
家の中に入ってきたムカデを素手で掴んで取り除くのは絶対にやめましょう!
ムカデを駆除する正しい方法は以下の2つです。
- ムカデ用の殺虫剤を使う
- 熱湯をかける
ムカデは非常に生命力が強いため、他の害虫用の殺虫剤では効果がありません。
家の中に頻繁にムカデが出てくる場合はムカデ用の殺虫剤を用意しておくと良いでしょう。
ムカデ用殺虫剤の代用としては、熱湯をかけるのが一番良い方法です。
火ばさみなどでムカデを掴んで熱湯をかけるだけですが、やけどにはくれぐれもご注意ください。
どうやってムカデの侵入を防ぐ?
さて、どこからムカデが侵入する経路と理由はわかりましたが、どうやって対策をとっていったらいいのでしょう。
こちらに調べたものをまとめましたので、ご覧ください。
- ダクトや網戸とサッシの隙間を埋める
- ムカデの餌となるものを無くす
- 湿気がこもらないようにする
- 家の周りの落ち葉を除去したり大きな石などを置かないようにして、ムカデが生息しないようにする
- 家の周りをグルッと囲むように、ムカデ避けの粉やスプレーをする
などの対策が考えられます!
家の内側と外側をこまめに掃除して、虫除け対策が効果的なようです。
・エアコンのダクトや網戸とサッシの隙間を埋める方法
家の隙間を完全に埋めるのは不可能ですが、少しでも侵入経路と考えられる部分はできるだけ埋めてしまうことが大切です。
エアコンのダクトと壁の部分にはあらかじめ隙間用パテを埋め込んで施工しているはずですが、経年劣化で隙間ができている可能性があります。
もし隙間があるようなら、市販されている隙間パテで埋め込んでください。
また、ムカデは網戸とサッシ部分の隙間からも入ってくるので、隙間テープを貼っておくのもおすすめです。
・家の中をムカデが好む環境にしない
ムカデはエサを求めて家の中に入ってくるので、ムカデのエサが家の中にいない状態を維持できるようにしましょう。
ムカデのエサになりそうなゴキブリを取り除くゴキブリホイホイを台所などに設置しておき、こまめに掃除することが大切です。
また、ムカデは湿気を好むため、お風呂などの湿気が多い場所によく現れます。
湿気が多い場所は特に念入りに湿度管理を徹底し、家の周辺も湿気がこもらないように落ち葉や石を取り除くようにしてください。
ところで、皆様はムカデに噛まれたことはありますか?
私は一度もないのですが、噛まれたらかなり痛いと聞いたことがあります。
私は子どもがいますので、万が一噛まれたときにはどういった対処をしたらいいのかも気になります。
そこで、ムカデに噛まれたときの対処法も調べてみましたのでご覧ください!
痛い!万が一ムカデに噛まれた時の症状と対処法
想像するだけで痛い、虫刺され。とくに、ムカデはアレルギー反応を起こすこともあるとか…?
万が一のときはどうしたら良いのでしょうか。
ムカデに噛まれたときの症状とは
ムカデに噛まれると激しい痛みが襲い、その周辺が熱を帯びて赤く腫れ上がります。
人によっては壊死してしまったり、発熱や頭痛などの症状が出ることもあるようです。
2度噛まれることでアナフィラキシーショックを起こすこともあるという報告があります。
ちなみにアナフィラキシーショックとは、アレルギー症状が極めて短い時間の間に全身にでてしまうことです。
このアレルギー症状とは、血圧の低下や意識障害なども指し、最悪の場合は生命の危機に瀕してしまうことも!
虫刺されから起こるアナフィラキシーショックは、直接体内にアレルギー物質が注入されるため、より短時間の間に症状がでます。
元々アレルギー体質の方は体調に異変が生じるおそれもありますので、速やかに医療機関を受診してムカデに噛まれたことを医師に伝えてください。
とにかく、ムカデには噛まれないように注意したいですね!
もし、ムカデに噛まれたらどうしたらいい?
噛まれたらまずは42℃以上のシャワーを30分程度流して傷口を綺麗にしてから、氷で冷やしましょう。
ムカデの毒は熱で分解される特性があるため、42度以上に設定したシャワーを当てるのが効果的な対処法です。
その後、抗ヒスタミン剤やステロイド剤の入った軟膏を塗ります。
心配な場合は迷わず病院へ行くことをオススメします。たかが虫さされと侮らずに皮膚科を受診しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
きちんと戸締りをしていても、家に入ってくるムカデ。侵入を防ぐために、どうしたらよいのか等おわかりいただければ幸いです!
今回の記事を簡単にまとめましたので、ご覧ください。
- ムカデはわずかな隙間から家の中に入ってくる
- ムカデはえさを求めて、家に侵入する
- ムカデの侵入予防対策として、家の内外の掃除と虫除け対策が必要
- ムカデに噛まれたらきちんと処置する。場合によっては病院を受診する
ムカデを見つけたら熱湯や駆除スプレーをかけるなどして確実に殺したほうが良いと思います。
侵入経路となる隙間を埋めるのは確実ではないので、寄せ付けないように粉やスプレーをすることは、ムカデを侵入させないために効果的。
万全なムカデ対策をしたい場合は専門業者に依頼するのもひとつの手かと思います。
立地的に虫の侵入がどうしても多いお家などは検討してみてもいいかも知れませんね!
我が家では、まずは家の掃除と玄関を開けっ放しにしないなど戸締りをきちんとすることを心がけようと思います!
ムカデを発見したら、正直夜も眠れません…。
きちんと対策をして、夏を快適に過ごしたいと思います!