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普通免許で原付に乗れなくなる噂は本当?いつから?真相を解説!

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普通免許 原付 乗れなくなる いつから

【執筆者:編集部 高田ゆみ】

普通免許で原付に乗れなくなると聞いたけど、いつからだろう・・・?

普通免許で原付(原動機付自転車)に乗れなくなると決まっているわけではありませんが、噂が出回ったのは法改正が一因のようです。

また、普通免許の返納をすると原付に乗れなくなるから困ると思っている人も多いですが、実は原付だけ乗る方法があることはあまり知られていません。

この記事では、普通免許で乗れる原付の現状と今後について知っておきたい、以下の項目を紹介します。

この記事を読むとわかる!
普通免許で乗れる原付のこと
  • 乗れなくなるとの噂が広まった原因の法改正とは
  • 講習を受けてないと乗れない51~125cc以下の原付
  • 原付・バイクの運転に必要な免許
  • 普通免許返納後も原付に乗る方法

すでに原付に乗っている人や、車の免許を取ったら原付に乗れると思っていたのに!とがっかりしている人にも役立つ内容なのでぜひ参考にしてみてください。

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普通免許で原付に乗れなくなるのはいつから?の噂は法改正が原因

普通免許 原付 乗れなくなる

「普通免許で原付に乗れなくなるのでは?」との噂が広まり、いつまで乗れるのか不安になった人も多いのではないでしょうか。

現状では普通免許で運転できる原付の制度に変更がなく、問題なく乗れるので安心してください。

ただ、この話は根も葉もない噂ではなく、法改正により普通免許で乗れる原付の制度が変わるかもしれないことを知っておく必要があります。

普通免許で乗れる原付がなくなると噂の原因になった法改正

普通免許があっても原付に乗ることはできない説の発端と考えられるのが、バイクの排出ガス規制強化です。

ガソリン直噴車へのディーゼル車等と同水準のPM排出量規制の導入、二輪車の排出ガス規制強化等のため、関係告示等を改正し、新型車については2020年12月から、継続生産車 (一部を除く)については2022年11月から適用します。

引用元:ガソリン直噴車及び二輪車等の排出ガス規制を強化します。|国土交通省

排出ガス規制の法改正はすでに実施されており、規制をクリアしていなかったバイクに関しては生産が終了しています。

例外として原付一種については2025年11月まで猶予期間があり、規制をクリアしなければいけません。

規制をクリアできない原付はすでに生産終了したバイクと同様で姿を消すことになるため、「普通免許で原付が乗れなくなる」との噂が出回ったようです。

さらに、「普通免許で125cc以下のバイクなら乗れるようになるのでは?」との噂も出ています。

こちらもあくまで噂に過ぎませんが、可能性はゼロではないと思わせるのが125cc以下のバイクも原付の一種だからです。

普通自動車免許を持っていれば乗れる・乗れない原付の違いを確認してみましょう。

講習受けてないと乗れない原付(125cc以下のバイク)との違い

原付は道路運送車両法により2つの種類に分かれており、道路交通法によって必要な免許が定められています。(※1)

原付一種 原付二種
排気量 50cc以下 51~125cc以下
運転に必要な免許 原付免許 ×
普通免許 ×
普通二輪免許
大型二輪免許
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
ちなみに、普通免許で乗れるものは普通自動車と原付一種以外に、農耕用トラクターやコンバインなどの小型特殊自動車があります。

原付一種は講習不要ですが、原付二種は原付の講習を受けないと乗ることはできません。

法改正で免許制度も変更されて混乱しやすいので、改めて確認しておきましょう。

原付やバイクの運転に必要な免許の種類と取得方法

普通免許で乗れる バイク

現行の運転免許制度では、原付やバイクの運転に必要な免許によって運転できるバイクの種類も異なります。

バイクの運転に必要な免許と特徴
※AT限定の場合はAT車のみ運転可能
バイクの種類 必要な免許 制限速度 2人乗り
原付一種
(50cc以下)
普通免許
原付免許
小型限定普通二輪免許
普通二輪免許
大型二輪免許
30km/h ×
原付二種
(~125cc)
小型限定普通二輪免許
普通二輪免許
大型二輪免許
60km/h
普通自動二輪
(~400cc)
普通二輪免許
大型二輪免許
大型自動二輪
(400cc以上)
大型二輪免許

普通免許を持っているだけでは原付一種しか運転できませんが、大型バイクのように上位免許を持っているほど運転できる車種の選択肢が広がります。

小型限定普通二輪免許の場合、普通免許を持っている人は学科教習が免除されます。

原付二種免許改正により、AT限定免許なら最短2日の教習で卒検に進めるため取得しやすいです。

普通二輪免許や大型二輪免許でも学科教習は免除されますが、技能教習にかける時間が必要になります。

効率良く免許取得を目指すなら、通学よりも集中して最短取得も可能な合宿免許に参加するのもおすすめです。

合宿免許ドリームの公式サイト

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
なお、教習所に通わず運転免許試験場でのダイレクト受験も可能ですが、合格率はかなり低いのでおすすめできません。

「頑張って免許を取得したものの、年齢や経済的な問題で返納を考えている。でも、気軽に使える足として原付だけは運転したい」と考える人も多いですよね。

実は、運転免許の返納ではなく「一部取消し」として申請することで、原付免許だけ残す方法があります。

普通免許を返納しても原付だけ乗れる方法

普通自動車は運転しないけど、原付だけ運転したい場合は、最寄りの運転免許センターで一部取消しの申請をおこないましょう。(※2)

手続きの際には、運転免許証と交付手数料(2,300円程度)を持参してください。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
一部取消しの手続きをすると元に戻せないため、よく検討することをおすすめします。

結論|現状は普通免許で原付が乗れなくなることはない

普通免許で乗れる原付のまとめ
  • 普通免許で乗れるのは原付一種
  • 乗れなくなると噂になった原因は排ガス規制のため
  • 普通免許で原付二種が乗れるかも?との噂もある
  • 普通免許があればバイクの学科教習が免除になる
  • 全部返納ではなく一部取消しにすると原付だけ残せる

普通免許を持っている人が乗れる原付一種は、排ガス規制をクリアできずに生産終了になって乗れなくなるかもしれませんが、決定事項ではありません

日本の運転免許制度はこれまでにも時代の流れに応じて変化しているためどうなるかわかりませんが、現状では問題なく乗れるので安心してください。

普通免許で乗れなくなることを視野に入れて、早めに普通二輪免許や大型二輪免許の取得を検討しておくのもおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。

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