【執筆:ヨセミテ編集部】
さけるチーズは体に悪いものではありませんが、食べ過ぎると肥満(太る)や高血圧、脂質異常症などのリスクを高めるなど健康影響が出る可能性があります。
ですが、上手に活用すれば糖質を抑えつつタンパク質が補え、ダイエットや筋肉トレーニング後の間食としてもおすすめしたい商品です♪
「毎日食べるなら何本まで?」と活用方法における気になる疑問を以下の項目に沿って紹介していきます。
さけるチーズ のこと
- 食べ過ぎによる影響
- 栄養成分や飽和脂肪酸について
- 健康面のメリット
- 痩せる為の活用方法
下処理いらずで食べられる為、ちょっとしたおつまみやサラダのトッピングにも便利ですよね♪
ただ油っこい料理を普段から多く食べている人は、特に量に注意すべきポイントがある為、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
さけるチーズの食べ過ぎは脂質や塩分量に注意|体に悪い影響も
さけるチーズは低糖質・高タンパク質な食品ですが、脂質・塩分が多く含まれている点に注意しましょう。
食べ過ぎは一部栄養素の過剰摂取が、体に悪い影響を及ぼすおそれがあります。
過剰摂取 の心配 |
脂質 | 肥満や生活習慣病のリスクを 高める原因に |
---|---|---|
飽和脂肪酸 | 血中総コレステロール上昇 ⇒動脈硬化のリスクを高める |
|
塩分 | 高血圧の原因に | |
アレルギー | 乳製品アレルギーの人はNG |
動物性食品であるチーズは飽和脂肪酸も多く、健康づくりにおいて無視できない成分の1つです。
脂質の摂り過ぎは太る可能性が|飽和脂肪酸とは
さけるチーズには、タンパク質に次いで脂質が多く含まれます。
熱量 (kcal) |
炭水化物 (g) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
塩分 (g) |
---|---|---|---|---|
80 | 0.0~0.9 | 6.8 | 5.7 | 0.49 |
脂質は体のエネルギー源に、また細胞膜を作る材料になるなど必要な栄養素ではありますが、摂り過ぎると太る原因になります。
また、脂質の構成に関わる脂肪酸の中でも動物性食品には「飽和脂肪酸」が多く、過剰な摂取は血中総コレステロールの上昇を引き起こすことが示唆されています。(※1)
どちらも脂質異常症のリスクを高める要素となる為、普段から油っこいものや動物性食品を頻繁に食べている人は、さけるチーズも含め食べ過ぎには注意すべきでしょう。
「1日を通して座位で過ごすことが多い30代・40代の人」において、それぞれの目標量は下記の通りです。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
推定エネルギー量 | 2300kcal | 1750kcal |
脂質目標量 エネルギー比率 20~30% |
約50~75g | 約35~55g |
飽和脂肪酸目標量 エネルギー比率 7%以下 |
17.8g以下 | 13.6g以下 |
日本人の食事摂取基準2020年版より(※2) |
さけるチーズプレーンでは1本当たり飽和脂肪酸量は3.5gです。
脂質量、飽和脂肪酸量いずれも、1~2本程度であれば大きく影響は与えないと考えられるものの、普段の食事の食べ合わせには注意してくださいね。
また、塩分の過剰摂取も無視できないポイントです。
塩分の摂り過ぎはダイエットにも悪影響が
プレーン1本当たり塩分は0.49gと、これだけでは1日の食塩摂取基準値には到底届きにくいものですが、こちらも食べ過ぎは基準値に近づく為、気を付けましょう。
- 成人男性:7.5g未満
- 成人女性:6.5g未満
例えばラーメンや麺類の汁を全て飲み干すと、これだけで約7~8gの摂取量となることもあります。
麺類の汁を全て飲み干す習慣がある人や、日頃から塩気の濃いものを食べる人は、この値をオーバーしやすいので、さけるチーズからの摂取量にも注意が必要です。
また、むくみの原因にもなる為ダイエットにも大敵です。
サラダにトッピングする際は、「チーズの塩気の分ドレッシングは控えめに」と工夫をすると減塩に効果的ですよ♪
一工夫を加えたり食べる量を調整したり上手に取り入れれば、手軽に栄養補給ができる商品でもあります。
メリットも含めて活用方法を見ていきましょう!
さけるチーズの栄養素|毎日の適量や痩せる為の活用方法
チーズからはタンパク質だけでなく、カルシウムも補えます。
タンパク質 | 筋肉・皮膚・血管など さまざまな組織の材料に |
---|---|
カルシウム | 骨や歯の構成成分 |
また、ナチュラルチーズに分類される為生乳ならではのコクも特徴です。
ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いは
ナチュラルチーズ:原料となる生乳に酵素や乳酸菌を用いて発酵・熟成させたもの
プロセスチーズ:ナチュラルチーズを加工したもの
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毎日食べるなら脂質や塩分の基準値を考慮し、1~2本程度に抑えることをおすすめします。
味の展開も豊富ですが栄養成分に大きな差はありません。
ダイエット中のコツやおすすめアレンジ術も参考に、生活スタイルに合わせて取り入れてくださいね。
間食におすすめ!アレンジ方法も
まずダイエット中、ちょっと小腹が空いたときの間食に向いています。
カロリーを抑えやすいメリットだけでなく、菓子類からは補い難いタンパク質やカルシウムの栄養補給にも繋げられます。
また、筋肉トレーニング後のタンパク質補給にも、ちょうど良いサイズ感とカロリーと言えるでしょう。
一方、のびる感覚が楽しくホームパーティやアレンジ方法も豊富です。
さけるチーズがビョーン☆チーズハットグ by だのん☆彡
のびるチーズが楽しい韓国風おやつです。
じゃがアリゴ by 沖田クン
市販のおかし「じゃがりこ」と。作る時間も楽しいですよ♪
ほかにも、SNSではこんなアレンジ方法が紹介されていましたよ♪
さけるチーズを”あえて”【さかない】食べ方も・・・
さけるチーズ焼き feat.ミックスハーブ🧑🍳
①さけるチーズを輪切り
②フライパンで両面こんがり焼く
③ミックスハーブをかける外カリッ 中むちむちの不思議食感!
ハーブの風味がよくビールに合います🍻#スーパードライ pic.twitter.com/lE5HudDEef— アサヒビール ASAHIBEER (@asahibeer_jp) October 13, 2021
敢えて「さかない」選択も面白いですね♪
Twitterで前見かけたカレーメシにさけるチーズ入れる食べ方試してみたけど旨すぎて泣いた pic.twitter.com/B82AkbfPET
— ににお@C101金曜日東E30b (@takashi8240) October 27, 2019
カレーとは特に相性が良く、手作りはもちろん市販品やレトルトとの組み合わせも良いですね!
アレンジを加える場合は、癖がほとんどないプレーンが向いています。
賞味期限も製造から120日と比較的長いので、ストックにもおすすめです。
食べ過ぎは健康面への影響が心配ですが、適度に取り入れれば栄養補給に優れた商品なので、ぜひ記事を参考に取り入れてみてください♪
結論|さけるチーズを毎日食べるなら1~2本を目安に
- 食べ過ぎは脂質や塩分の過剰摂取が健康へ悪影響を与えるおそれが
- 飽和脂肪酸の摂り過ぎにも注意
- 1日1~2本を目安に
- ダイエット中や筋トレ後の間食にも向いている
- アレンジ方法も多彩
糖質制限をしている人にもおすすめな商品です。
ただ、糖質を含まないからといって太らないわけではないので、注意してくださいね。
1つのものに固執した食生活は栄養の過不足が生じやすい為、基本は主食・主菜・副菜をベースにバランスの良いものを心掛けましょう。