【執筆:ヨセミテ編集部】
バニラエッセンスは体に悪いものではありませんが、過剰摂取は苦味の原因となります。
また食品添加物に分類される為、危険性や体への害について心配する人もいるのではないでしょうか。
成分や注意点について正しく整理し、お菓子作りに活かしてくださいね♪
バニラエッセンス のこと
- 主な成分はなにか
- 食品添加物は安全か
- 過剰摂取が苦い原因
- お菓子作り以外の活用方法は
「一度購入したものの、冷蔵庫で眠っている」という人も後半では活用方法を紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださね。
目次
バニラエッセンスは体に悪いものではない|添加物の危険性や害は
バニラエッセンスは、原材料であるバニラビーンズの抽出物をアルコールに溶かしたものですが、安価なものは人工的に作られることが多いです。
食品添加物の 不安 |
バニラビーンズとは違い バニラエッセンスは食品添加物の分類 ⇒通常量であれば問題は無い |
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過剰摂取による 苦味 |
入れすぎによる影響 |
バニラエッセンスとバニラオイルの違い
香りの主成分をアルコールに溶かしたものを「バニラエッセンス」油に溶かしたもの「バニラオイル」と呼びます。後者は加熱しても香りが残りやすいことが特徴で、焼き菓子に向いています。
食品添加物であることに対し安全性を心配している人もいるかもしれませんが、通常量であれば問題はありません。
健康影響や過剰摂取による発がん性
添加物は国の食品安全委員会による厳しい評価のもと、使用量や基準がしっかり管理されており、安全性は約束されています。(※1)
「生涯摂取し続けても影響がない量」(1日許容摂取量)が定められ、通常量であれば毎日摂っていても問題はありません。
人工的に作られる化学的要素が不安な人、少しでも天然に近いものを使用したい人は「バニラ・エキストラクト」や「バニラ・ペースト」を候補に入れてみるのも良いですね。
やや高級ですが、バニラビーンズの存在感や香りがしっかり感じられ、贅沢感が増します♪
また、バニラエッセンスに「発がん性があるのでは?」と一部敬遠する声が上がっているようですが、種類によってはカラメルが含まれていることから連想されたものと考えられます。
カラメルには発がん性があるか
添加物として使用される4種類の内「カラメルⅢ」と「カラメルⅣ」には、発がん性物質 「4 -メチルイミダゾール」が製造過程で生じることが分かっています。(※2)
諸外国で毒性実験が行われており、その結果を基に「1日許容摂取量」が定められています。
過剰摂取は健康への影響が懸念されますが、こちらも通常量であれば問題はありません。
含まれてない商品もある為、避けたい人は成分表示を確認してくださいね。
また、味に影響を及ぼす点からも使用量は数滴程度としましょう。
入れすぎは「苦い」
「良い香りだから」と大量に加えると、バニラエッセンスそのものの「苦味」が主張します。
バニラエッセンスって甘い匂いがするからとても美味しい液体だと思ってホットケーキの生地に入れまくってそのまま焼いて 結果苦いホットケーキが出来上がったので学んだ
— せぐ@いそがしめ (@6Seg3) December 5, 2018
少量でも十分香りがつき、100gの材料当たり3滴程度で大丈夫ですよ。
「無添加にこだわりたい」「本格的に作りたい」という人はエッセンスやオイルではなく、バニラビーンズに挑戦してみても良いですね!
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また、 お菓子作り以外にもバニラエッセンスは活用できるので、もし冷蔵庫で放置されたものがある人は次章を参考に、最後まで香りを楽しんでください!
バニラエッセンスの効果や活用術
お菓子の香りづけ以外にも「アロマ」として活用できます。
アロマや 入浴剤代わり |
バニラの香りには リラックス効果がある |
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いつものデザートや 飲み物に |
・ヨーグルト ・コーヒー ・ハニートースト など |
一部ではダイエットの味方にする人もいるようです。
甘さ控えめ(or無糖)の飲み物でも、香りをプラスするだけで満足感アップが期待できます。
口コミも参考にしながら、活用方法をチェックしていきましょう。
アロマも入れすぎには注意|ダイエット効果
入浴剤のケースでは、浴槽のサイズから「ついつい…」とたくさん加えても問題ないように感じるかもしれませんが、最初は慎重に扱いましょう。
入浴剤の匂いがキツすぎてむせるので、子供の発案でバニラエッセンスをお風呂に投入して、バニラ風呂にしました。
もう半日経ってるのに
手からバニラの匂いがします。バニラエッセンス
使い切れないからこんな楽しみ方もいいな(ノ´▽`)ノ♪— ゆうか (@takigizayo) December 30, 2018
使い過ぎは香りが残ってしまうようなので、注意してくださいね。
お風呂嫌いのお子さんにも有効な手かもしれません♪
また、飲み物部門ではコーヒーに加える人が多いようです。
コーヒーにバニラエッセンスぶち込むの悪くない pic.twitter.com/CjRW5eOb4B
— ぅ (@KpyfsHDM5DE97OS) June 21, 2022
普段の飲み物に加える方法は、手軽であることも嬉しいポイントですね。
ホットミルクに加えるのも、デザート感が増しおすすめです。
バニラエッセンスそのものの栄養成分は、商品によって差はありますが100g当たり約250カロリー、糖質は約50gです。
ただ使用量はほんの数滴であることから糖質やカロリーの上乗せはほぼ無く、バニラエッセンスが原因で太ることは考えにくいと推測できます。
ぜひ記事を参考にしながら、お菓子作りや毎日のリラックスタイムに活用してみてくださいね!
結論|バニラエッセンスは体に悪いものではないが量に注意
- バニラエッセンスは食品添加物に分類されるもの
- 添加物の安全性は国の基準でしっかり管理されている
- 通常量であれば問題は無い
- リラックス効果があるメリットも
- アロマやいつもの飲み物にプラスして消費できる
添加物に分類されるバニラエッセンスですが、通常量であれば問題はありません。
香りが好きな人は、ぜひエキストラクトやペースト、バニラビーンズも候補に入れてみてくださいね♪