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食材・料理のQ&A

冷凍フルーツは体に悪い?太るからダイエットに不向き?注意点は

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料理・食材
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冷凍フルーツ 体に悪い

【執筆者:編集部 小林えり】

冷凍フルーツを食べ過ぎると、糖質の過剰摂取で太る・体を冷やして下痢になるなど、体に悪い影響が出るおそれがあります。

しかし加工したスイーツに比べて低カロリーで栄養成分も豊富なので、適量であればダイエット中の強い味方になってくれますよ♪

この記事では冷凍フルーツを安全かつ健康的に食べるために、以下の情報をまとめました。

この記事を読むとわかる!
冷凍フルーツのこと

 

  • 体に悪いとされる原因
  • 1日の摂取量目安
  • 添加物の安全性
  • 栄養成分とおすすめの食べ方

「生のフルーツに比べて添加物が多そう」と不安をもつ人にも有益な記事になっているので、ぜひ読んでくださいね。

   

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冷凍フルーツは食べ過ぎると体に悪い影響も

冷凍フルーツ 太る

冷凍フルーツは体に悪い食べ物ではありませんが、食べ過ぎると糖質の過剰摂取で太るリスクがあります。

さらに食物繊維や冷えが原因で下痢になったり、体質によってはアレルギーを引き起こしたりするため注意しましょう。

冷凍フルーツが体に悪いと言われる原因
肥満 糖質の過剰摂取
消化不良・下痢 ・冷凍状態での摂取による胃腸の冷え
・食物繊維の過剰摂取
アレルギー 体質による
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部

本来であれば便秘を改善する効果が期待できる食物繊維ですが、摂り過ぎると便がゆるくなり下痢になるおそれがあります。

体質によってアレルギー症状がでる果物はさまざまですが、花粉症の人がモモやリンゴを食べると、口腔内に腫れ・かゆみが出たという例が報告されています。(※1)

砂糖に比べてフルーツが含む糖質は本来太りにくいといわれますが、過剰摂取は肥満のリスクを高める場合がありますよ。

糖質の過剰摂取は太る危険性│目安は1日200g

フルーツを食べ過ぎると、体内に余分に蓄積された糖質(ブドウ糖・果糖)が脂肪に変わり太る原因となります。(※2)

ブドウ糖:血糖として血液中に入り、過剰分はインスリン(膵臓のホルモン)によって中性脂肪に変えられて全身の脂肪細胞に蓄積される。
果糖:吸収が遅くほとんど肝臓で代謝される。インスリンの働きを必要としないため血糖値を上げにくい

血糖値を上げにくく、ブドウ糖よりも代謝が早い果糖は本来太りにくい成分とされています。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
種類によって果糖とブドウ糖の割合は異なりますが、りんごや梨は果糖を多く含むフルーツです。

しかし過剰に摂取することで、最終的にはどちらも脂肪細胞に変わるため注意しましょう。

フルーツの1日の摂取量目安は200gなので、下記の目安を参考にしてくださいね。

フルーツ別の摂取量目安(200g)
りんご 1個
ぶどう 1房
もも 2個
みかん 2個

冷凍状態でそのまま食べるには量が多いため、食べ過ぎの心配はあまりしなくて良いでしょう。

しかし食べ方次第では、体の冷えやカロリー過剰に繋がる危険性があります。

スムージーは摂り方に注意│肥満・冷えの原因に

スムージーを作る際、糖質が多いバナナやマンゴーをメインにしたり、牛乳やはちみつをたっぷり入れたりした場合は高カロリーで太る可能性があります。

また冷たい状態で大量に飲むと、胃腸を冷やして消化不良や下痢の原因になるため注意しましょう。

普段の食事に追加して水代わりに飲んだり、甘味を足しすぎたりするとカロリー過剰になりやすいので気をつけてくださいね。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
 ダイエット中は野菜をメインにして、冷凍フルーツは控え目にしましょう。

生鮮の状態に比べて手軽に食べられて、保存期間も長い冷凍フルーツは、添加物を気にする人が多いようです。

添加物(保存料)の安全性│コンビニ商品は無添加

冷凍フルーツは細菌が活動できない温度帯(-18℃以下)で保存されているため、一般的に保存料を含む添加物は使用していません。(※3)


近頃ではセブンイレブンやローソンなど、コンビニに並ぶ冷凍フルーツの種類も増えてきており、いずれも無添加です。

[冷凍]Dole マンゴー 110g×10個
ドール

ファミリーマートでは、フルーツ加工品で人気の“dole”の商品が購入できますよ。

冷凍食品に関する情報は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

冷凍フルーツは適量を守れば、健康促進に役に立つ栄養素が豊富に含まれています。

 

冷凍フルーツの栄養効果│冷凍ならではのメリット

冷凍フルーツ ダイエット

冷凍フルーツにはビタミン類やカリウムポリフェノールが豊富に含まれています。

特に冷凍ブルーベリーやラズベリーは食物繊維の含有量が多く、腸内環境の改善が期待できます。

冷凍フルーツに含まれるおもな栄養素
ビタミンA・C・E 体の機能を正常に保つ
食物繊維 腸内環境を整える
カリウム ナトリウム(塩分)の排出を促す
アントシアニン
(ポリフェノール)
体の酸化を防止する
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
カリウムやポリフェノールは水に溶けやすいので、加熱調理(煮る・茹でる)の必要がないフルーツなら効率的に摂取が可能ですよ。(※4)

野菜やフルーツを含む冷凍食品は、基本的に旬の時期に収穫したものを急速冷凍しています。

そのため購入する季節によっては、生鮮状態よりも鮮度や栄養価が高い場合があるのも嬉しいですね。

鮮度の低下が早い生鮮食品に比べて、冷凍状態なら1年程度は栄養素が変わらず品質が保たれるという研究結果があります。

栄養価が高くカロリーの低い冷凍フルーツは、ダイエットの心強い味方になります。

カロリー控えめ│ダイエット中におすすめの食べ方

食べ切りサイズの市販の冷凍フルーツは、50~100kcal前後と低カロリーで、食べ応えがあるのでダイエット中の間食におすすめです。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
完全に解凍させるよりも、凍った状態or半解凍の状態で食べる方がアイスやシャーベット感覚で食べられますよ♪

ヨーグルトにトッピングするとタンパク質を補えるうえに、乳酸菌で便通を良くする効果が期待できますよ。


またミネラルウォーターに好みの冷凍フルーツ+ミントや薄切りレモンを加えて、30分~2時間程度漬け込むと、デトックスウォーターが作れます。

低カロリーで、フルーツから溶け出したビタミンや酵素を手軽に摂取できるのが嬉しいですね。

炭酸水やアイスティーに入れると、華やかな見た目+食べ応えのあるドリンクになりますよ。

 

結論|冷凍フルーツは適量を守れば体に悪い食べ物ではない

冷凍フルーツのまとめ
  • 果糖・ブドウ糖を豊富に含むため、過剰摂取は肥満の原因に
  • 凍った状態でたくさん食べると胃腸を冷やして下痢になる
  • 1日の摂取量目安は200g
  • ビタミンやカリウムが豊富・食物繊維で便通改善の効果も
  • 水と一緒に漬け込むとデトックスウォーターが作れる

冷凍フルーツは体に悪い食べ物ではありませんが、摂取目安の200gを超えると、糖質過剰となり太る危険性があるため注意してください。

また食べ過ぎは体を冷やす原因になるため、適量を心掛けてゆっくり食べましょう。

生鮮に比べて賞味期限が長く栄養価も豊富なので、冷凍庫の中にぜひストックしてみてくださいね♪

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