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食材・料理のQ&A

冷凍ブルーベリーは体に悪い?毎日食べると危険?適切な摂取量は

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料理・食材
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冷凍ブルーベリー 体に悪い

【執筆者:編集部 高田ゆみ】

冷凍ブルーベリーは体に悪い食べ物ではありませんが、食べ方によっては消化不良を引き起こす場合があるので注意しましょう。

冷凍庫から出してそのまま食べることもできますが、食べ過ぎると冷えで体調が悪くなるかもしれないので気をつけなければいけませんね。

この記事では、安心して冷凍ブルーベリーを食べるために知っておきたい以下の項目について紹介します。

この記事を読むとわかる!
冷凍ブルーベリーのこと

 

  • 体に悪いと言われる理由
  • 摂取量の目安
  • 体への影響が少ない商品の選び方
  • 注目したい栄養

栄養価が高いブルーベリーを毎日の食生活に取り入れたいと考えている人に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください♪

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冷凍ブルーベリーは体に悪いものではない|食べ過ぎには注意

冷凍ブルーベリー そのまま食べる

冷凍ブルーベリーを食べ過ぎると、豊富な食物繊維や冷えが原因で消化不良を引き起こすかもしれません。

ほかにも、アレルギーや微量な残留農薬のリスクなど、体に悪いと言われる原因がいくつかあります。

冷凍ブルーベリーが体に悪いと言われる原因
消化不良 そのままで食べると胃腸が冷える
不溶性食物繊維の摂り過ぎ
アレルギー 体質による
残留農薬 急性中毒の可能性(ほぼ心配なし)

冷凍ブルーベリーを食べると消化不良で腹痛を引き起こす事例が多いのは、食べ方に原因があると考えられます。

凍ったままそのまま食べる・過剰摂取は消化に悪い

冷凍ブルーベリーを凍ったまま食べると、胃腸が冷えて消化不良を引き起こしてお腹を壊すおそれがあるので注意しましょう。

また、ブルーベリーは不溶性食物繊維が豊富に含まれているのが特徴です。

不溶性食物繊維を摂り過ぎると、便の量が増えて便秘が悪化したり、腹痛が生じたりすることもあると言われています。

冷凍ブルーベリーを凍ったまま食べ過ぎると、お腹の調子が悪くなるおそれがあるだけでなく、アレルギー症状を誘発することもあるようです。

アレルギー症状の原因になることも

ブルーベリーを食べると、口や喉がかゆくなると訴える人もいます。

ブルーベリーはアレルギー症状を引き起こすおそれがあるとして、アレルギー検査項目にも含まれている食べ物です。

アレルギー症状は口や喉のかゆみ以外にも、全身の湿疹や息苦しさなどさまざまなので、ブルーベリーを食べた後に体調の異変を感じた経験がある人は十分注意しましょう。

もう一つ懸念されているのが、残留農薬の存在です。

微量な残留農薬が検出される可能性も

冷凍ブルーベリーから検出されることがある微量な残留農薬が、体に悪いといわれる原因の一つです。

冷凍ブルーベリーから検出された残留農薬の例(※1)
  • アゾキシストロビン
  • ピラクロストロビン
  • ピリメタニル
  • ボスカリド
  • マラチオン

残留農薬が検出されるのは主に輸入品の冷凍ブルーベリーですが、国内の検疫所でしっかり検査が行われています。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
急性中毒が指摘されている農薬もあるので心配になりますよね。でも日本では、人が一生かけて毎日食べても健康に影響が出ない「食べても安全な量」を超えないようにしっかり管理されています。(※2)

なお、食品添加物(保存料)や、太るリスクについてもあまり心配しなくても良いでしょう。

食品添加物(保存料)や太る心配はほとんどない

「冷凍ブルーベリーに食品添加物(保存料)が含まれているから体に悪い」、「太るから体に悪い」などの説については、あまり心配しないでください。

冷凍ブルーベリーは日持ちするのは、細菌が活動できないマイナス18℃以下で保たれているからで、あえて保存料を添加する必要がないはずですよね。

また、果糖が含まれるため太るのではないかと考える人もいますが、食事のバランスをしっかり考えていれば心配ないとされています。(※3)

とはいえ、少しでも体に悪い影響が出ないように、冷凍ブルーベリーを食べる際のポイントを確認しておきましょう。

体に悪い影響が出るのを防ぐ冷凍ブルーベリーの食べ方

ブルーベリー 摂取量

冷凍ブルーベリーを食べて体に悪い影響が出ないようにするためには、適量を守って食べることと、商品の選び方に気をつけましょう。

体に悪い影響が出ないようにするポイント
消化不良 適量を守る
胃腸が弱い人は凍ったまま食べない
アレルギー 医師に相談してみる
疑わしい場合は食べない
残留農薬 洗浄の有無をチェックする

体調を崩さないためにも、冷凍ブルーベリーを食べ過ぎないように注意してください。

毎日の摂取量は100gが目安|糖尿病やアレルギー体質は医師に相談

冷凍ブルーベリーを食べて消化不良を引き起こさないようにするには、適量を守り食べ過ぎないことが大切です。

農林水産省が提唱する「食事バランスガイド」では、1日に摂取する果物の目安量を200gとしていますが、冷たい果物を一気に食べ過ぎるのは避けたほうが良いですよね。

1日に摂取する果物の目安量の半分となる100g程度で考えてみることをおすすめしますが、胃腸の弱い人は最小限に抑えて様子を見ながら調整しましょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
糖尿病で糖質の摂取制限がある人や、アレルギーの心配がある人は医師に相談することをおすすめします。

ほかにも体に悪い説の一因として挙げた残留農薬の不安がある人は、商品の選び方にも気をつけてみましょう。

残留農薬のリスクが少ない商品を選ぼう

残留農薬が心配な人は、農薬不使用の冷凍ブルーベリーを選ぶことをおすすめします。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
ブルーベリーの皮が白っぽいのは農薬ではないか?と心配する人もいますが、実に含まれる脂質が鮮度を保つために出てきた「ブルーム」なので、全く問題ありません。

人体に影響がなくても農薬が残っているかもしれないのに、そのまま食べることに抵抗がある人は、加工時に洗浄してある商品を選ぶのも良いですね。

【冷凍商品】マルハニチロ ブルーベリー 180g×20袋入

ブルーベリーは栄養価が高いので、食べ方さえ気をつけていれば体にうれしい果物ですよ。

冷凍ブルーベリーは適量なら栄養価が高い果物

冷凍ブルーベリー 毎日

ブルーベリーには、不要な活性酸素を取り除くはたらきがあるアントシアニンが含まれています。(※4)

ほかにも、豊富な食物繊維やビタミンなどがバランスよく含まれており、果物のなかでも栄養価が高いです。

ブルーベリーに含まれるおもな栄養素
アントシアニン
(ポリフェノール)
活性酸素のはたらきを抑える
食物繊維 腸の調子を整える
ビタミンA・C・E 体の機能を正常に保つ
ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
アントシアニン配合の機能性表示食品は、いろんなメーカーから販売されていますよ。
医薬品:疾病に対する効果・効能が認められ、治療や予防のために摂取するもの
機能性表示食品:事業者の責任において科学的根拠を基に機能性を表示したもので、疾病の治療や予防の目的で摂取するものではありません(※5)

冷凍ブルーベリーは急速冷凍されることで、生の状態よりも栄養価が損なわれにくいと考えられますよね。

そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトのトッピングやスムージーなどに使って、適量を守りながら毎日の食生活に活用してみてください。

結論|冷凍ブルーベリーは適量を守れば体に悪いものではない

冷凍ブルーベリーのまとめ
  • 食べ過ぎると冷えや食物繊維の影響で消化不良を起こしやすい
  • アレルギー症状を引き起こす場合もあるので注意
  • 残留農薬・添加物・太るなどのリスクはほぼ大丈夫
  • 100g程度を目安にして調整しよう
  • 果物の中でも栄養価が高い

冷凍ブルーベリーは食べ方に気をつけていれば、体に悪い影響はほとんどないと考えられます。

胃腸が弱い人や、アレルギー体質の人などは、食べ過ぎないように気をつけて様子をみながら食べましょう。

優れた栄養素を含む果物なので、適量を守って上手に毎日の食生活に取り入れてみることをおすすめします♪

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