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食材・料理のQ&A

ほっともっとの消費期限|翌日はNG?冷蔵庫・冷凍で長持ちする?

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料理・食材
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ほっともっと 消費期限

【執筆者:編集部 井上ゆうこ】

ほっともっとの弁当は、おいしさと安全のために保存料を使用していないので消費期限は作ってから3時間に設定されており、期限内に食べるのが基本です。

常温で1日放置したものを、翌日食べるのはやめたほうがいいですね。

冷蔵庫や冷凍保存で日持ちを延ばせるものもありますが、推奨されている方法ではないので自己責任の範囲内で行いましょう。

この記事を読むとわかる!
ほっともっとのこと

 

  • 消費期限切れのリスク
  • 食中毒を防ぐには
  • すぐ食べられない時の対処法
  • 冷蔵・冷凍保存の注意点

ほっともっとの弁当を買ったけど予定が変わって食べられない人、消費期限が思ったよりも短くて焦っている人の疑問を解決する内容なので、ぜひ参考にしてください。

   

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ほっともっとの弁当は消費期限が3時間|翌日以降は要注意

ほっともっと 消費期限
ほっともっとは直射日光・高温多湿を避けて常温で保存した弁当の消費期限を、作ってから3時間に設定しています。

ほっともっとの弁当の消費期限
口をつける前 作ってから3時間
口をつけた後 すぐに食べ切る

もし長時間常温に保存していたなら、食べないほうがいいでしょう。

消費期限:安全に食べられる期限
賞味期限:おいしく食べられる期限

弁当に貼られた「期限シール」には消費期限が時間単位で印字されているので、購入時によく確認してください。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部

常温で1日置いたほっともっとの弁当を、翌日の食事にするのはやめたほうがいいですね。

弁当や惣菜を原因とする食中毒は全国で報告されているので、油断せずにしっかりと対策をとってください。(※2)

常温で1日放置すると食中毒のリスクも

常温で1日放置したお弁当を食べると、食中毒の危険性があります。

食中毒菌が増殖していても五感では分からないことが多いので、基本的に期限が切れたら食べるのは控えましょう。(※3)

期限内でも直射日光に当たっていた、高温になった車の中に放置したなど保存方法を守っていなければ傷むこともあるので注意してください。

傷んだお弁当の特徴
見た目
変色
・カビが生えている
・変色している
臭い
匂い
におい
・嫌悪を感じる臭い
・甘い臭い
・アルコール臭

食感
触感など
ネバネバしている

ほっともっとの弁当は注文後に店内調理しており、温かいまま持ち帰ります。

通常、食中毒菌の増殖を防ぐために弁当の中身は冷ましてから詰めます。ほっともっとの弁当を含めテイクアウトやデリバリーは、受け渡し後すぐに食べることを前提としているので、温かいまま提供されることも珍しくありません。

温かい料理を常温放置すると食中毒菌が最も増殖しやすい温度帯(20〜50℃)になりがちなので、安全のためには食中毒菌が増える前、消費期限内に食べることが大切です。(※4)

とはいえ、購入したもののすぐには食べられないこともありますよね。

やむを得ない時は、保存方法の工夫で日持ちを多少延ばせます。

 

消費期限が短いほっともっとのおかずを冷蔵・冷凍保存するコツ

ほっともっと 冷凍
半熟卵以外のほっともっとの弁当やおかずは、冷蔵・冷凍保存で日持ちをいくらか延ばせます。

できたてを食べてもらうことを大切にしているほっともっとは、冷蔵・冷凍保存を推奨していないので、どうしてもという時に限って個人の判断で試してみてください。

ほっともっとのおかずの
消費期限・保存期間目安
常温 3時間 直射日光・高温多湿を避ける
冷蔵 お早めに ・半熟卵は不可
・購入後、粗熱が取れたら
なるべく早く保存
・食べる時は中までしっかり加熱
冷凍 2週間程度

例外として、カツ丼や親子丼、目玉焼きなど半熟状の卵は傷みやすいので、冷蔵・冷凍で日持ちを延ばそうとせず、消費期限内に食べ切ってください。

生卵は卵白に含まれる酵素(リゾチーム)に抗菌効果があるため腐りにくいのですが、加熱すると効力が失われて傷みやすくなります。卵とじにしたカツ丼や親子丼は、半熟状のこともあり傷みやすいので調理後すぐに食べたほうがいいですね。(※5)

冷蔵の日持ち期間は、おかずの種類や購入後の持ち歩き時間などによって変わるので、一概にどのくらいとは言い切れません。

期限切れのものを食べるのは自己責任なので、安全のためにもなるべく早めに食べてください。

弁当に入っているご飯やスパゲティなどのデンプン類は、常温・冷凍に比べて冷蔵の温度帯で風味や食感が劣化しやすい特徴があります。冷蔵保存でおいしさは失われますが、再加熱である程度は戻ります。

冷蔵に比べて日持ちが長くデンプンの劣化も少ない冷凍保存は、ポイントを押さえると上手にできます。

冷凍保存は食材を選んでおかずごとに

消費期限から1日後、2日後以降に食べたい場合、食材を選べば冷凍保存できます。

冷凍に向かない食材
  • 生野菜(例:サラダ)
  • 完全に火が通った葉野菜類(例:ほうれん草お浸し)
  • かたまりで加熱してあるじゃがいも(例:ポテトサラダ)
  • 豆腐、こんにゃくなど

からあげとメンチカツなど種類の違うおかずは、個別に冷凍するのがおすすめです。

例えばのり弁なら、白身魚フライ・ちくわ天・きんぴら・ご飯をそれぞれラップで包み、密閉容器やフリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。

別々に冷凍しておくと、食べる時にそれぞれに合った解凍・加熱ができますよ。

ほっともっとのおかずを一つ一つ冷凍するには多少手間がかかるので、忙しい人は弁当を丸ごと凍らせた冷凍食品を利用するのもいいですね。

冷蔵・冷凍保存したおかずを食べる時は、再加熱時も食中毒のリスクを下げることを意識しましょう。

冷蔵庫・冷凍庫出しはしっかり再加熱

冷蔵・冷凍保存どちらも食中毒のリスクを減らすために、食べる時は中までしっかりと再加熱しましょう。

再加熱に便利なのは電子レンジですが、出力や機種、食品の種類や形状によって加熱時間は異なるので、レンジの取扱説明書を参考に、様子を見ながら加熱してください。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
ほっともっとの容器は電子レンジに対応していないので、温める時は電子レンジ可の容器や食器に移してくださいね。
中まで火を通すために、加熱不足や加熱ムラには要注意です。加熱後も冷たい箇所があれば食品の位置を変えたり混ぜたりした後、1000Wよりも600Wや500Wなどの低い出力で様子を見ながら温めてください。

期限内に食べることが前提のほっともっとの弁当なので、個人の判断で期限後に食べる時はしっかりと食中毒対策をしましょう。

 

結論|ほっともっとのお弁当は消費期限内に食べよう

ほっともっとのまとめ
  • 消費期限内に食べるのがベスト
  • 常温放置は食中毒の危険性あり
  • 冷蔵・冷凍保存はやむを得ない時だけ個人の判断で
  • 半熟卵は消費期限を守る
  • 冷蔵・冷凍はしっかり再加熱

ほっともっとの弁当は、できたてを食べるのが一番おいしいのは間違いないので、基本的には3時間の消費期限内に食べられる時に購入するといいですね。

常温から冷蔵・冷凍保存に切り替えると多少は日持ちを延ばせますが、自己責任であることは理解しておきましょう。

消費期限が短いほっともっとの弁当は、日持ちや保存方法に十分注意し安全第一で楽しんでください。

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