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食材・料理のQ&A

酢キャベツの日持ちと保存期間|酢漬けを長持ちさせる保存方法は

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料理・食材
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酢キャベツ 日持ち

【執筆者:編集部 坪田八重】

酢キャベツは冷蔵保存しても3~4日程度しか日持ちしないので、早めに食べきることが大切です。

ただし多めに作ってストックしておきたい場合は、冷凍保存して保存期間を延ばす方法もありますよ。

この記事を読むとわかる!
酢キャベツのこと

 

  • どれくらい日持ちする?
  • 腐った場合の特徴
  • 正しい保存方法
  • 作り方のポイント

この記事では酢漬けにした後に残った酢の活用法も紹介しています。

ダイエットや便秘の解消のために酢キャベツを食べているという方は、ぜひ参考にしてくださいね♪

   

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酢キャベツの日持ちはどのくらい?保存期間目安と見分け方

キャベツ 酢漬け 日持ち

自宅で手作りした酢キャベツは、冷蔵保存で3~4日程度日持ちします。

ただし何日持つかはあくまでも目安として考え、異変がないか確かめたうえで食べましょう。

酢キャベツの日持ち目安
常温 不可
冷蔵 3~4日程度
冷凍 2~3週間

キャベツを酢漬けにした酢キャベツはザワークラウトと違って常温に置くと傷む可能性が高いため、早めに冷蔵庫に入れてくださいね。

キャベツを塩で揉みして常温で発酵させたドイツ料理です。酢キャベツと同じく酸味がありますがお酢は使用せず、発酵の過程で酸味が現れるという違いがあります。

酢キャベツが実際に傷むとどうなるのか、なぜ常温保存できないのか確認しておきましょう。

常温保存NGの理由は?腐ったときの特徴も解説

酢キャベツを常温保存できないのは、食べ物を腐らせる微生物が繁殖しやすい環境が揃ってしまうためです。

キャベツは水分豊富な野菜ですが、滲み出た水分をエサに微生物の増殖が進みます。(※1)

また暖かい場所では微生物が増えやすくなるため、常温保存すると腐敗が進みやすくなるのです。

腐った酢キャベツを食べると下痢や吐き気などの症状が出る食中毒を引き起こす危険性があります。(※2)

とくに匂いや見た目に次のような異変が現れた場合は腐っていると判断し、食べずに処分してくださいね。

腐った酢キャベツの特徴
  • カビが生えている
  • 腐敗臭がする
  • ぬめりがある

また冷蔵保存していても少しずつ微生物の繁殖は進むため、保存期間を延ばすには冷凍保存を活用しましょう。

ただし家庭で冷凍する場合、腐らなくても品質の劣化が進んでしまいますよ。

冷凍保存の目安は2~3週間!品質の劣化に注意

酢キャベツを冷凍保存した場合の日持ち期間の目安は2~3週間程度です。

保存期間が伸びるのは-15℃以下で冷凍保存すると微生物の増殖が止まり、それ以上腐らなくなるためです。(※3)

ただし家庭用の冷凍室では温度変化が起きやすく保存中に品質が劣化して味が落ちてしまうので、早めに消費しましょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
水分が多い酢キャベツは解凍時に食感が変わるため、冷蔵保存の期間で食べきれないときだけ冷凍することをおすすめします。

ダイエット中や便秘のときにうれしい酢キャベツを美味しく食べ切れるよう、正しい保存方法を実践しましょう。

 

美味しく日持ちさせるには?酢キャベツの保存方法と注意点

酢キャベツ 保存

酢キャベツは清潔な密封できる容器に入れて冷蔵庫で保存すると日持ちしやすくなります。(※4)

酢キャベツの正しい保存方法
常温 不可
冷蔵 ・清潔な容器に保存する
・粗熱が取れてから冷蔵する
・アルミ素材の容器を避ける
冷凍 ・水分を取り除き冷凍用保存用袋に入れ保存する
・金属製のバットに載せてすみやかに冷凍する

加熱した液に漬け込む場合は、ほかの食品の日持ちを悪くしたり保存容器内で結露して傷みやすくなったりするのを防ぐため、粗熱を取ってから冷蔵保存しましょう。

そして、酢キャベツを保存する容器は素材にも注意しましょう。

素材に注意!アルミ容器がNGな理由とは

酢キャベツの保存容器にアルミが使われている場合は、保存中に成分が溶け出す可能性があります。

アルミが溶け出すのは、お酢のの影響です。

そのためアルミ素材は避けて次のようなポリプロピレンやガラス製の容器を使用しましょう。

酢キャベツの日持ちには作り方も関係しています。

保存性を高めるための作り方のポイントを確認しておき、最後まで美味しく食べ切れるようにしましょう。

 

酢キャベツの日持ちをよくする作り方のポイント

酢キャベツ 食べ方

酢キャベツの日持ちをよくするには、使うお酢の種類や残ったお酢の使い方が肝心です。

酢キャベツが日持ちする作り方のポイント
  • 砂糖が入っていないお酢を使う
  • 残ったお酢を再利用しない

お酢にはさまざまな種類があるため、選び方のポイントや商品ごとの特徴を確認しておきましょう。

抗菌効果が高い食酢や醸造酢で酢漬けにする

酢キャベツを日持ちさせたいのであれば、調味酢ではなく食酢で酢漬けにするのがおすすめです。

その理由はお酢の成分酢酸のもつ微生物の増殖を防ぐ効果が、砂糖を混ぜ込むと低くなるためです。(※5)

調味酢は味を整えるため、水や砂糖、うま味調味料などを配合しています。

作ってすぐ食べ切る場合には調味酢を使っても問題ありませんが、より保存性を高めたい場合は次の表の食酢に当てはまるものを用意して酢キャベツを作ってみてくださいね。

お酢の分類と主な商品
食酢(醸造酢) ・穀物酢
・米酢
・黒酢
・リンゴ酢
調味酢(合成酢) ・すし酢
・甘酢
・かんたん酢

また材料の選び方だけでなく、酢キャベツの残った酢を継ぎ足さないことも日持ちをよくするポイントです!

継ぎ足しNG!残った酢は料理に再利用

酢キャベツの残った酢を再利用すると、キャベツから滲み出た水分が混ざって腐りやすくなり賞味期限も短くなるため避けてください。

また一度漬けていた間に微生物の増殖が進んでいると考えられるため、食中毒の危険性が高まるおそれもありますよ。

残った酢はどうする?と迷ったときは、こちらの方のようにドレッシングに使う方法がおすすめです。

また甘酢煮込みや南蛮酢などの料理に使う食べ方もできるのでぜひ試してみてくださいね♪

結論 | 酢キャベツは正しく冷蔵保存して日持ちさせよう

酢キャベツのまとめ
  • 酢キャベツは常温保存NG
  • 冷凍保存すると2~3週間程日持ちするが食感が変わる
  • 保存容器はアルミ製を避ける
  • 酢キャベツを日持ちさせるには食酢で作るのがおすすめ
  • 残った酢は継ぎ足せない

酢キャベツは清潔な密封できる容器に入れて冷蔵保存すると3~4日程度日持ちします。

ただし冷蔵保存中にも腐敗はゆっくり進んでいるため、匂いや見た目に異変がないか確かめてから食べてくださいね。

残った酢は継ぎ足さず、ドレッシングや煮物に使って美味しく使い切りましょう♪

 

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