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生活のQ&A

カビの生えた食器の洗い方|確実に対処する方法と予防策を教えます!

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久しぶりに食器棚を整理していると、奥から出てきた木製の食器カビが生えていました!

結婚祝いでもらった素敵な食器だったので、もう大ショックです…。

洗ったらまた使えるのかもしれませんが、カビ取りのための洗い方が良くわかりません。

木製や竹などの材質は、プラスチック製などとは洗い方が違うような気もします。

よくわからなかったので、食器に生えたカビの取り方について、詳しく調べてみました。

 

  • 食器に生えたカビの対処法
  • 食器の材質ごとによるカビの落とし方の違い
  • カビ臭い場合の対処法
  • カビが生える原因種類について
  • 食器のカビを予防する方法
  • 食器以外のキッチン用品のカビ取り方法とは

 

カビが生えた食器をただ洗っても、なんだか不安ですよね。

食器の材質にあったカビ取り方法や薬剤を詳しく解説するので、安心して再び食器を使えるようになりますよ。

また、どんなカビが生えるのか見分けるために、カビの種類をわかりやすい画像付きで解説します。

カビの予防方法や、食器以外のキッチン用品のカビ対処法も調べてみましたよ。

もう二度と食器にカビを生やさないためにも、ぜひご確認ください!

 

   
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食器に生えたカビの洗い方や取り方は?臭いが消えない時の対処法も解説

私は食器にカビを生やしてしまったのは初めてで、なかなかショックでした…。

一度カビが生えた食器はもう使えないのかとも思ったのですが、カビをきちんと落とせばまた使えるようです!

では早速、カビの落とし方をご紹介しますね。

 

食器のカビの取り方

  1. 食器用洗剤で洗う
  2. 煮沸消毒する、もしくは漂白剤などの薬剤で殺菌する

 

食器のカビは「洗って煮沸消毒する」という、とてもシンプルな方法で対処できます。

それでも心配な場合や、耐熱性の低い食器などの場合は、漂白剤を使うと良いですよ。

木製の食器のカビが落ちない場合は、こちらを参考にしてみて下さい。

 

竹や木製の食器は紙やすりで!

竹や木製のカビは、紙やすりでこすってから、木工用塗料を塗ると綺麗になります。

紙やすりは目の細かい400番手以上のものを使い、木目に沿って一方向にこすってくださいね。

カビを落としてから、殺菌消毒してください。

 

また、漂白剤と一言で言っても、塩素系や酸素系など様々な種類があるので、食器の材質にあった洗い方や薬剤の選び方をご紹介していきます。

 

通販でも購入できるおすすめ薬剤はコレ!食器の材質に合わせてご紹介

カビの殺菌方法としては、熱湯による煮沸消毒が基本です。

ただし、耐熱温度が低いガラス製やプラスチック製だと、割れたり変形する恐れがあります

ガラス製のグラスなどにカビが生えた場合は、耐熱性かどうかを確認の上、煮沸してくださいね。

煮沸消毒ができない場合は、漂白剤などを使って殺菌しましょう。

漂白剤には塩素系と酸素系があるので、それぞれどんな材質に適しているのか、実際の商品をご紹介しながら解説していきます。

 

塩素系漂白剤に適した材質

塩素系の漂白剤と言えば、カビキラーやキッチンハイターですね。

ガラスや陶器類、竹や木製、プラスチック製(メラミン以外)の食器には使えますが、金属製の食器には使えません。

ただし、塩素系でもつけおきタイプではなく、洗い流すタイプキッチン泡ハイターであれば、ステンレス製の食器にも使えます。

簡単にまとめるとこのようになります。

 

塩素系漂白剤が使える材質

〇 → ガラス、陶器類、プラスチック(メラミンを除く)、竹や木製など

× → メラミン食器、金属、漆器など

※ただし、泡ハイターなどの洗い流すタイプであればステンレスもOK!

 

続いて、酸素系の漂白剤について解説していきます。

 

酸素系の漂白剤に適した材質

酸素系の漂白剤は、塩素系の漂白剤と比べると効果は穏やかですが、ツーンとする嫌な臭いがしません。

代表的な酸素系漂白剤と言えば、家中の掃除に使えると評判の「オキシクリーン」ですね。

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強すぎる薬剤が不安な場合や漂白剤の臭いが気にある場合は、酸素系の漂白剤を選ぶのも良いのではないでしょうか。

酸素系漂白剤に適している材質は、この通りです。

 

酸素系漂白剤が使える材質

〇 → ガラス、陶器、竹や木製、ステンレス、プラスチックなど

× → ステンレス以外の金属、漆器など

 

酸素系と言えど漂白剤なので、ステンレス以外の金属にはおすすめできません。

金属製であれば、煮沸消毒するか重曹を使って殺菌するという方法もあります。

 

重曹に適した材質

重曹は家中のお掃除に使えるので、我が家でも常備しています。

通販はもちろん、100均などでも簡単に手に入りますよ。

ほとんどどんな材質にも使えますが、アルミや銅は変形する恐れがあるので使わないようにしましょう。

 

重曹が使える材質

〇 → ガラス、陶器、竹や木製、プラスチック、ステンレスや鉄などの金属など

× → アルミ、銅など

 

ちなみに重曹は、カビ取りだけでなく、カビ臭い場合にも効果的です。

 

<豆知識>食器がカビ臭い場合におすすめ

  • 重曹スプレー
  • アルコール除菌スプレー

 

以上、様々な手を尽くしても、カビが取れない場合は、残念ながら捨てるしかないかもしれません。

カビ自体は死滅しても、跡が残ってしまうこともよくあります。

特に落としにくいカビはどんなものか、カビの種類を確認しておきましょう。

 

 

食器に生えるカビの種類と原因は?プラスチック・木製・竹製などの違い

カビの種類はなんと8万以上あると言われており、毎年新しいカビが誕生しているそうです。

詳しい種類はさておき、代表的なカビを色ごとに分けてご紹介していきます。

 

カビの種類を画像で紹介!

カビの色には、大きく分けて黒、青(緑)、赤、白があります。

それぞれのカビを確認していきましょう。

 

黒カビ

かなりメジャーな黒カビの正式名称は、「クラドスポリウム」と言います。

食器に限らず湿気のあるところなら家中どこにでも生える、厄介なカビです。

 

 

表面的な黒ずみ程度ならそれほど毒性は強くありませんが、大量に発生すると喘息やアレルギーの原因になることもあります。

また、菌糸が根深く入り込んでしまうと、表面は綺麗でもまたすぐに生えてくるため、根絶するのはなかなか難しいです。

プラスチック製・素焼き・木製など、どんな食器にも黒カビは生えます。

 

青カビ、緑カビ

青カビは「ペニシリウム」という名前で、こちらも日常生活でよく見かけるカビです。

青カビには、害があるものとないものがあります。

ブルーチーズに使われている青カビは害がありませんが、発ガン性のある青カビもあるので、きちんと除去しましょうね。

 

 

竹や木製の食器に青カビが生えていたら、菌糸が奥深くまで入り込んでいる可能性があり、落とすのはかなり大変かもしれません。

そしてこの青カビにそっくりなのが、緑カビの「トリコデルマ」です。

 

 

木材や畳なんかに生えることもあるこの緑カビは、カビ毒を発生させて腹痛や下痢などの中毒症状を起こすこともあります。

特に木製の食器にこのカビが生えたら、諦めて処理した方が良いかもしれません。

 

赤(紫)カビ

赤や紫のカビは「フザリウム」という菌で、「マイコトキシン」という非常に強いカビ毒を生み出します。

 

 

赤カビが生えた食品を食べると、嘔吐や下痢などの食中毒症状を引き起こしたり、免疫機能を低下させることがあるようです。

食品だけでなく、金属やプラスチックにも繁殖するので、食器に赤カビが生えることもあるでしょう。

しかも、このカビは除去しにくいとも言われています。

無理して食器を使い続けるよりも、買い替えた方が早いかもしれません。

 

白カビ

白いふわふわしたカビが食器につくこともありますが、それは「コウジカビ」です。

 

 

自然界に広く分布しており、味噌や醤油に使われることもあるので、毒性は弱い方と言われています。

ただし、管理されていない白カビは、発ガン性物質のあるカビ毒を発生させることもあるので、食器についていたら、キレイに洗い流してくださいね。

このように、食器にはいろいろな種類のカビが生える可能性あります。

では、いったいどうしてカビが生えてしまうので、原因を詳しく説明します。

 

食器にカビが生える原因は?カビの生えた食器で食事したらどうなるかも解説!

カビが生える条件は、水分と栄養、そして温度です。

つまり、湿気の多い場所に放置していると、食器にカビが生えることがあります。

具体的にはこのような状況です。

 

食器にカビが生える原因

  • 食べカスが残った食器を放置
  • 飲み物を入れたまま放置
  • 洗い物を流し台に放置
  • 湿気のある場所で保管

 

使用した食器をすぐに洗わずに、キッチンなどに放置していると、カビが生えることもあります。

水に浸けているだけで、すぐにカビが生えたりはしませんが、そのまま何日も放置したりすると危険です。

また、水気があるまま食器棚にしまったり、湿気の溜まる場所に保管するのも、カビが生える原因になります。

カビ取りが厄介な木製の食器だけでなく、プラスチックやガラス製の食器にもカビが生えることがあるので、注意してくださいね。

では、もし気が付かずにカビが生えた食器を使ったらどうなるのでしょうか?

 

食器のカビで食中毒になる?

カビの中には毒性の強いものもありますが、大半のカビは、多少体の中に入っても、胃液で溶けてしまいます。

しかも今回は、食器に生えていたことに気が付かないほどの微量のカビです。

そんな少量のカビで体に影響が出ることは考えにくいので、あまり心配する必要はありません。

だからと言って、カビの生えた食品を食べるのはダメですよ!

カビが生えているということは、その食品は腐っている可能性が高いため、体調を壊すことがあります。

 

食パンに生えたカビについては、こちらから詳しく確認できます!
↓ ↓ ↓ ↓
食パンのカビを取って食べるのは大丈夫?カビ防止法も教えます!

 

食器にカビが生えた場合も、必ず洗って殺菌してから使ってくださいね。

では、そもそも食器にカビを生やさないためにはどうしたらいいのか、カビの予防方法をお伝えしていきます。

 

 

これで食器のカビを徹底予防!正しい洗い方や保管するときのコツ

食器のカビを防ぐには、水気を防いで清潔にすることが大切です。

基本的な対策は、この通りです。

 

食器のカビを予防する方法

  • 使い終わったらすぐに洗う
  • 洗ったらよく乾かす
  • アルコール除菌をする
  • 食器棚を清潔に保ち、湿気を防ぐ

 

カビの栄養になるような食べ物はすぐに処分し、できるだけ早く洗ってしまいましょう。

その後は、食器に水分が残らないようにしっかり乾かすことが大切です。

洗った後に熱湯をかけたり日光で乾燥させると、大半のカビは死滅しますし、乾くのも早いです。

最後はアルコール消毒液で除菌しておくと安心ですね。

また、食器を保管する食器棚に、ほこりや湿気が溜まらないようにすることも掃除することも大切です。

保管していた食器にカビが生えていた場合は、食器棚がカビ臭くないか確認してみて下さい。

もしカビを発見したら、必ずカビ取りしてアルコール除菌しておきましょう!

 

 

そのほか食器棚のカビ対策には、抗菌効果のあるカビシートなども有効です。

 

 

いっそ、カビにくい食器に買い替えるのもいいかもしれませんね。

 

抗菌レジャー食器 丸皿 アイボリー(1P) 【10個セット】

 

こちらはレジャー用の食器とありますが、シンプルなので普段使いにもできそうです。

このようなグッズもうまく取り入れながら、食器のカビを予防していきましょう!

それでは最後に、食器以外のキッチン用品にカビが生えた場合の対処法を解説します。

 

食器以外も要注意!キッチン周りのカビも撃退して完全対処しよう

水分や養分がある場所にカビが生えるということは、当然食器以外のキッチン用品にもカビが生える可能性があります。

そこで、代表的なキッチン用品にカビが生えた場合の対処法を、それぞれ解説していきます。

 

フライパン、鍋、タッパー水筒など

フライパンや鍋などの調理器具や、ターパーや水筒などの入れ物も、食器と同じ方法でカビ取りできます。

洗い流してから、煮沸消毒や漂白剤で殺菌しましょう!

こちらも材質によって、塩素系漂白剤を使うのか、酸素系漂白剤を使うのか、それとも重曹にするのかを判断してくださいね。

 

材質による薬剤の選び方を再度確認する場合は、こちらからどうぞ!
↓ ↓ ↓ ↓
通販でも購入できるおすすめ薬剤はコレ!食器の材質に合わせてご紹介

 

続いて、カビが生えやすいふきんの対処法です。

 

ふきんなどの布製品

ふきんにカビが生えたり、嫌な臭いがしてくることがありますよね。

これは、かなり雑菌が繁殖している証拠です。

洗濯機で洗うと汚れが落としきれないこともあるので、手洗いしてから漂白剤につけこんで殺菌しましょう。

 

ふきんのカビ対処法

  1. 台所用洗剤をふきんにつけて手洗いする
  2. 水ですすいだあと、漂白剤に30分つける(水1L:漂白剤10ml)
  3. 水ですすぎ、しっかり乾燥させる

※漂白剤は塩素系でも酸素系でも大丈夫です。

 

カビが生えてしまった場合は、漂白するためにも薬剤を使うのがおすすめです。

カビ予防なら、熱湯に重曹を入れて煮洗いするという方法もあります。

また、ふきんと同じくカビの生えやすいスポンジも同じように洗えます。

ただし、雑菌のつきやすいスポンジはこまめに取り換えた方が賢明です。

私なら、スポンジにカビが生えたら、手っ取り早く新しいのに取り換えるかもしれません。

 

水切りかご、珪藻土マット

食器の水切りに使うかごにカビにも、黒カビなどが生えることがあります。

水切りかごの材質に多いのは、プラスチックやステンレスですね。

そのため殺菌に使う薬剤は、両方の材質に使える泡ハイターが便利です。

 

水切りかごのカビ対処法

  1. 泡ハイターをキッチンペーパーに吹き付け、水切りかごに張り付ける
  2. さらに上から泡ハイターを吹き付け、しばらく置く
  3. キッチンペーパーを取り除き、歯ブラシなどでカビをこすり落とす
  4. しっかりすすぐ

 

酸素系の漂白剤を使ってもいいですね。

仕上げに熱湯を振りかけておくと、カビを抑制してくれます。

ピンクぬめりもすっきり落とすことができますよ。

 

珪藻土マットの場合は

最近は珪藻土マットの水切りもよくありますよね。

珪藻土マットの場合、商品の注意書きに掃除の仕方が書いてあるので、まずはそちらを確認してみて下さい。

もし注意書きがない場合は、木製食器と同じように、紙やすりを使ってみて下さい。

洗い終わったあとは、陰干ししておきましょう。

 

このように、キッチン用品の場合も、食器と同じく材質に合わせて殺菌方法を選んでみて下さいね!

 

まとめ

食器にカビが生えた場合の対処法や、予防方法をお伝えしてきました。

最後にポイントをまとめます。

 

  • 食器のカビは煮沸消毒漂白剤で殺菌する
  • 金属製のものには塩素系の漂白剤は使えない
  • 酸素系の漂白剤はステンレス製の食器に使える
  • 重曹はカビ取りやカビ臭い場合にも効果的
  • 食器に生えるカビには、黒カビ、青カビ、赤カビなどがある
  • 食器のカビは、水気や食べ物の残りカスが原因
  • カビを予防するにはすぐに洗ってよく乾燥させる
  • 食器は湿気の少ない清潔な場所で保管する
  • キッチン用品も食器と同じように漂白剤などでカビ取りができる

 

我が家の木製食器は、保管場所の湿気のせいでカビが生えたようです。

たまには、食器棚もきちんと掃除しないとだめですね。

 

編集部・小林
編集部・小林

色々種類がある漂白剤を使い分ける方法もわかったので、これからはもっと真面目に掃除しようと思います。

 

皆さんも今回の情報を参考に、食器のカビ対策をしていただければと思います!

 

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