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食材・料理のQ&A

チョコレートの白い模様はカビなの?見分け方と対処法を教えます!

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料理・食材
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私の5歳の娘は、チョコレートが大好きです。先日もチョコレートを食べようと出してきたのですが、「カビみたいなのがある」と言います。

見てみるとビックリ!表面に白い粉のようなものがビッシリついていました。

チョコレートには、カビが生えるのでしょうか?カビを食べたら、カビ毒で体調を崩す危険性もありますよね。

チョコレートに出る異変について、詳しく調べてみました!

 

  • チョコレートに白い粉や模様が出た!食べられるかどうかの見分け方が知りたい
  • チョコレートのカビにカビ毒の危険性アリ!食べてしまったときの正しい対処法
  • チョコレートが長持ちする保存方法とは?日持ち期間も紹介
  • ブルーム現象が起きたチョコレートの再利用方法

 

チョコレートに異変が出るとさまざまな見た目になるようなので、画像も一緒にご紹介していきたいと思います。

チョコレートの正しい保存方法無駄なく食べきる方法も交えてご紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてみて下さい!
 

   

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チョコレートの白い模様はカビ?食べられるかどうかの見分け方を解説

SNSでチョコレートに出る白い粉や模様を調べると、情報がたくさんありました。どんな異変が出るのか、画像でチェックしてみましょう!

うずらの卵のように、表面が変色しています。

こちらは、チョコレートの表面が全体的に白い粉で覆われています。

こちらは、白いツブツブがついていますね。

 

上記の異変に共通するキーワードは、「ブルーム現象」でした。どういう意味なのでしょうか?

 

ブルーム現象とは?

チョコレートは高温(28℃以上)におかれるとココアバターが溶けて表面に浮き出し、その後冷えて固まるときに白く粉をふいたような状態になります。

ブルーム 現象(ブルーミング)といってチョコレート特有のものです。

日本ココア・チョコレート協会のホームページより

 

カビではなく、チョコレートの成分が浮き出たものなんですね!味や食感が悪くなりますが、食べても問題ないとのことでした。

*ブルーム現象が出たときの対処法再利用方法を、後ほど「ブルーム現象が起きたチョコレートの戻し方と上手な活用法を紹介!」でご紹介します。

では、チョコレートの表面に異変が出たら、全部がブルーム現象なのでしょうか

チョコレートにカビは生えるかについて、詳しく調査しました。

 

チョコレートにカビは生えるの?カビ毒の危険性も知りたい!

チョコレートは水分量が少ないからカビない」という口コミがあったのですが、「食品における最近のカビ苦情の特徴」という文献には、下記のような情報が紹介されていました。

  • チョコレートは一般的にカビが生えにくいが、古くなるとカビが出る
  • チョコレートのカビの苦情はに多い
  • バレンタイン用の海外製のチョコが、長期間かけて輸入・保存されるのが原因になっている場合が多い

チョコレートの水分量は3%以下全国チョコレート業公正取引協議会が公表している規約より)と少ないですが、ゼロではありませんね。

実際に、「ゴディバのチョコを買ってすぐに開封したら、カビがビッシリ生えていた」という口コミを発見しました。市販のチョコにカビが生えて、商品が回収された事例もあります。

  • よーじやカプチーノ味のチョコにカビが発生したという事例がある。商品回収・返金が行われた
  • 無印良品:チョコレートブラウニーなどのチョコレート菓子にカビが生えているのをスタッフが発見し、自主回収・返金が行われた

チョコレートにカビが生えた画像を探してみると、SNSにわかりやすい画像が投稿されていたので、いくつかご紹介します。

不思議な緑色のカビが生えています。

こちらは↓、かなりカビが広がっていますね。

このようなカビに、カビ毒はあるのでしょうか?食品に生える可能性があるカビと特徴を、表でまとめてみました。

 

チョコレートに生える可能性があるカビ
カビの見た目 原因 特徴
緑・青 私達が暮らす空間の空気・ホコリなどに混ざっている菌 ・毒性があるもの・ないものに分かれる
・発がん性を持つ場合がある
発がん性を持ち、死亡例がある菌も存在する
・発がん性を持つ場合がある
・喘息やアレルギーの原因になる

 

カビの種類はたくさんあって、まだ解明されていない菌も存在します。下記の点にご注意下さい。

  • 同じ色でも違う種類・違う特徴を持っている菌の可能性がある
  • 胞子を飛ばしながら増えていく&カビの根が食品に入り込むので、外側のカビだけを取り除いても、カビ毒の危険性が消えない

カビが表面に見えなくても、カビ臭い・カビの味がするなど異変を感じたら、捨てるのが安全です

 

チョコレートの「ブルーム現象」と「カビ」の見分け方

カビの状態によっては、ブルーム現象との見分けが難しい場合もありそうですよね。食べてもいいかを迷ったときは、下記の見分け方を参考になさってみて下さい!

 

ブルーム現象とカビの見分け方
チェックポイント ブルーム現象 カビ
見た目 ・チョコに白い模様がまざっている
・細かい白い粉が均一についている
ザラザラする場合もある
フワフワ
集合している
綿のようなものが広範囲についている
・表面に付着している
触った感じ ・変化なし
乾いた感じがする場合もある
ヌルヌル感がある
臭い ・特に変化なし カビ臭い
・チョコの風味が薄くなった感じ
脂っぽさが強い感じ
気持ち悪い
カビ臭い

 

ブルーム現象は「」・「茶色っぽい白」なので、「白」以外の色を見つけたらカビです。絶対に食べないで下さいね。

 

とはいえ、白くなるカビもあるので、カビがまだ少ししか出ていないときには、ブルーム現象と間違って食べてしまうかもしれません。

もしカビを食べてしまったら、どうすればいいのでしょうか?
 

 

チョコレートのカビは危険!食べてしまった時の正しい対処法は?

カビが生えたチョコレートを食べた実体験を調べると、衝撃の情報がありました。

 

小学生のときのこと。床に落ちたチョコレートを半年ほど放置し、発見したときには真っ白になっていた。

そのチョコを食べたら意識を失い、半身不随になって車椅子生活になってしまった。

体に入ったカビの菌が脳に達して、脳炎が起きたのが、半身不随の原因となった。

 

書き込みサイトへの投稿なので真相はわかりませんが、本当だとしたらゾッとする話です。

先程お話ししたように、チョコレートがカビる原因になる菌は、たくさんあります。

「白いカビ=嘔吐」などと症状を特定することはできませんが、食べてしまったときは、下記のように対処なさって下さい。

  • 口に入れて少しでも異変を感じたら、すぐに吐き出す
  • 飲み込んでから異変に気づいたら、体調の変化がないか様子を見る
  • 不安なときや体調に異変があるときは、チョコレートの残りを持って医療機関を受診する

先程ご紹介した半身不随の例以外に「チョコレートを食べて重大な健康被害が出た」という情報はなかったのですが、我が家では子どもがチョコレートを食べるので、安全性が高い対処法を実行したいです。

菌の特定ができれば医師が対処しやすくなるので、病院に行く際は、必ずチョコレートの残りを持っていきましょう!

買ってすぐのチョコレートにカビが生えた事例もあったので、チョコレートを食べる前に「異変がないかのチェック」を必ずしたいと思います。

 

食べすぎにも注意!

勉強して疲れたときなどは、チョコが食べたくなります。「食べ始めると止まらなくなる」なんてこともありますが、下記の点にご注意下さい。

  • チョコを食べた後に血糖値が急激に下がるので、イライラの原因になる
  • チョコに含まれる脂肪分が胃に負担をかけて、過敏性腸症候群の症状が出る可能性もある

ゆっくり・適量を楽しむのがベストですね!

 

「カビたチョコレートを食べて半身不随」という情報を知ってしまうと、カビを絶対に予防したいですよね。

次に、カビを予防して長持ちさせる保存方法も確認していきます!

 

チョコレートを長持ちさせる保存方法!日持ち期間の目安は?

冒頭でお話した、我が家のブルーム現象が起きたチョコレートは、食べかけを常温保存していました。

ルーム現象が起きても食べられるとわかりましたが、やはり見た目が悪いです。

ブルーム現象やカビを防止してチョコレート本来の美味しさを長持ちさせるには、どうやって保存すればいいのでしょうか?

先程も登場した日本チョコレート・ココア協会のホームページを参考に、チョコレートの正しい保存方法をご紹介します。

 

チョコレートの正しい保存方法

未開封〜開封後までご紹介していきます。

  1. 販売時の保存環境が良いお店からチョコレートを購入する
  2. 商品に合わせた場所で保存する(常温保存の場合は、直射日光が当たらない28℃以下の場所)
  3. 食べて余った分は、ラップに包む
  4. ジップロックなど密閉できる保存袋に入れる
  5. 空気を抜いて密閉する
  6. タッパーなどフタのある容器に入れる(害虫被害防止のため)
  7. フタをしっかり閉じて、商品に合わせた場所で保存する

「チョコレート」と一口に言っても、加工方法によって、最適な保存場所が違います

未開封のときは商品に書かれている保存方法を守り、開封後は商品の特徴に合わせて、常温・冷蔵庫・冷凍を使い分けて保存なさって下さい。

水分や乳成分が多いチョコレートを開封後は、低温保存が安全です!

例)

  • 板チョコ:保存環境に合わせて常温・冷蔵庫・冷凍どこでもOK
  • 生チョコ:冷蔵庫・冷凍
  • チョコケーキなどチョコレート菓子:冷蔵庫・冷凍

 

カビが生えやすい生チョコについても、詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
生チョコの賞味期限切れはいつまで大丈夫?市販品と手作りを徹底調査!

 

チョコレートの日持ち期間を紹介!開封後も賞味期限まで食べられるの?

市販のチョコレートの賞味期限を調べてみると、商品によって期限がさまざまでした。

 

賞味期限の意味

未開封で保存方法を守った場合の、美味しく食べられる期限(農林水産省HPより)

賞味期限が長い商品でも、開封後保存方法を守らなかった場合は、期限内に腐る可能性がある点にご注意下さい!

また、冷蔵庫・冷凍庫で保存してカビが生えなかったとしても、臭いうつりなどで風味が落ちて食べられなくなる場合もあります。

チョコレートを開封後の日持ちが気になりますが、製造メーカーなどからは「お早めにお召し上がり下さい」としか情報がありませんでした。

できれば食べられる分だけを買って、余った場合の日持ちは、チョコレートの状態を見て判断して頂けると幸いです。

例)

  • 常温:クーラーがついていて20℃〜25℃ほどの温度が安定している部屋なら長くて1週間程度
  • 冷蔵庫・冷凍:臭いうつりの影響を考えて、2週間〜長くて1ヶ月程度  など

チョコレートに生えるカビの正体からカビを予防して保存する方法までをご紹介してきました。

最後に、ブルーム現象が起きてしまったチョコの再利用法もチェックしてみて下さい!
 

ブルーム現象が起きたチョコレートの戻し方と上手な活用法を紹介!

ブルーム現象が起きたチョコレートは風味が落ちるとご紹介しました。また、湿気が多い場所でブルーム現象が起きると、砂糖の結晶が浮かび上がって食感も悪くなります。

他にも、「温度が高い場所にチョコを放置して溶けた」など、思わぬ失敗をしてしまうことがありますよね。

ブルーム現象溶けたチョコなどを上手に活用する方法を、いくつかご紹介します!

 

チョコレート菓子に加工する

チョコレートケーキ・チョコクッキーなど、チョコレートを加工するお菓子に入れると、風味の変化が気になりません。

 

チョコレート菓子に入れても・そのまま食べても美味しいドライフルーツについても、詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
ドライフルーツの日持ち一覧|賞味期限切れや開封後はいつまでOK?

 

カレーに入れる

カレーにコクを与えてくれるアイテムとして、利用してみて下さい。

 

チョコレートソースにする

チョコレートを砕いた後に湯煎して溶かし、パン・アイスなどにかけて活用します。

ブルーム現象が起きたチョコレートは、そのまま食べるのは味も見た目もよくないですが、上手に加工すればまだ美味しく食べられます!

あまりにも風味が落ちている場合は食べないのがおすすめですが、ぜひ無駄なく使い切ってみて下さい

まとめ

チョコレートに出る異変について、食べられるかどうかの見分け方から本来の美味しさを長く保つ保存方法をご紹介してきました。

ポイントをまとめてみます!

 

  • チョコレートに出る異変は、ブルーム現象カビ
  • ブルーム現象とカビの見分け方は、見た目・臭い・味
  • チョコレートにカビが生えたら、食べないのが安全
  • カビが生えたチョコレートを食べてしまって不安な場合は、病院を受診するのがおすすめ
  • チョコレートを長持ちさせるためには、風味の劣化や害虫被害を防いで保存する
  • チョコレートを開封後の日持ちは、保存環境に左右される
  • ブルーム現象が起きたチョコレートでも、再利用可能

 

チョコレートの表面に異変を発見したら、ブルーム現象カビを見分けて食べられるかどうかを判断しましょう!

カビが増殖しているとわかりやすいのですが、カビの生え始めは判断が難しい場合もあると思います。

臭いも確認しながら一度にたくさん食べないように注意し、もし食べてしまって不安な場合は、残ったチョコレートを持って病院を受診なさって下さい。

我が家のように子どもが食べる場合は、少しでも不安があるなら、もったいなくても捨てるのが安全ですね。

今回ご紹介した情報を参考に、チョコレート安全に・美味しく食べて頂けると幸いです!

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