私はリゾットを作るとき、焦げないようにタイミングよく混ぜながら水を足していきます。付きっきりで作るのが少し面倒ですよね。
そこで「一度にたくさん作って冷凍しておけないかな?」と考え始めました。冷凍はできそうですが、唯一心配なのがお米の食感です。
せっかく絶妙な食感に仕上げても、解凍したときにおかゆのようになってしまうのでは?と思っています。
リゾットの食感を残しながら、上手に冷凍保存する方法はあるのでしょうか?詳しく調査してみました!
- リゾットは冷凍できる!上手な作り方&冷凍方法と保存期間を紹介
- リゾットを冷凍しないときの日持ちはどれくらい?市販品の賞味期限はいつまで?
- 冷凍リゾットの上手な解凍方法
- 冷凍リゾットに飽きた!簡単にアレンジできるレシピを紹介
手作りのリゾットは具材やお米の固さを好みに調整できるのが魅力ですが、冷凍食品などのすぐに食べられる市販品も便利ですよね。
状況に合わせて手作り・市販品を選べるよう、冷凍しないときの日持ちや賞味期限も調査していきたいと思います。
アレンジレシピも交えながら冷凍して無駄なく食べ切る方法をご紹介するので、早速ご一緒に確認しましょう!
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目次
リゾットは冷凍保存できる!保存期間はどれくらいまで大丈夫?
ご飯やおかゆを冷凍している方は多いと思います。その流れで、リゾットも冷凍できるのは予想がつきますよね。
実際にレシピサイトや口コミでリゾットの冷凍方法が数多く紹介されていますが、今回は冷凍前の状態をキープすることにも、こだわりたいと思います。
上手な作り方&冷凍保存の方法と、美味しさを保てる保存期間を確認していきましょう。
お米の食感を残したい!リゾットの上手な作り方&冷凍保存の方法
まずは、リゾットの冷凍保存で避けたい失敗を考えてみました。皆様同じ意見ではないでしょうか?
- お米の絶妙な食感が失われて、柔らかくなる
- 具材として入れた野菜から水分が出て、水っぽくなる
- 臭い移りで味が変わる
上記のような失敗を極力避けるための冷凍方法は、こちらです!
冷凍庫での保存方法
- リゾットを作る際に、お米を固めに仕上げる
- 小分けにするなどして、なるべく早く冷ます
- 1食分ずつ薄く・平らにしてラップに包む
- ジップロックのような保存袋に平らなまま入れ、空気を抜いて密閉する
- 平らなまま、なるべく早く凍らせる
なるべく早く凍らせるために、【金属製のトレーと保冷剤】で【リゾットが入った保存袋】を挟むように保存するのがおすすめです。
金属製のトレーが無い場合は、保存袋をアルミホイルで包んで代用してみて下さい!
なるべく早く凍らせると、下記を予防できる可能性が高まります。
- 米が水分を余分に吸い込んで柔らかくなる
- 解凍時、水分と旨味がたくさん流れ出てしまう
リゾット全体の味と食感をなるべく守るために、熱伝導率が高い金属製のトレーなども活用して、急速冷凍を目指しましょう!
「リゾットの正しい作り方がイマイチわからない」という方は、こちらの動画で簡単に説明してくれています。冷凍するために、動画で紹介されているよりも少し固めに仕上げて下さいね。
固めに仕込みをしたリゾットをベースにして、解凍後に好きな具材を加えてもOKです。本格的なリゾットを作るコツがたくさん紹介されているので、ぜひ参考にしましょう!
タッパーに入れて保存しちゃダメなの?
タッパーで保存しても良いのですが、下記のような問題が起きておかゆのような食感になり、味も劣化しやすくなります。
- リゾットとフタの間に空気が入って冷凍焼けなどを起こしやすくなる
- 冷凍するリゾットに厚みが出ると、解凍時に加熱ムラも起こりやすくなる
やむを得ずタッパーで保存する場合は、タッパーの中にラップをしいてからリゾットを入れるのがおすすめです。ラップでリゾットの表面を密閉して下さいね。
リゾットの美味しさをキープできる保存期間はどれくらい?
食品を冷凍して、「つい長い期間放置してしまう」なんてことは無いでしょうか?私はよくあります。
冷凍すると腐るのは先延ばしにできるのですが、実際は少しずつ劣化していく点にご注意下さい!
- 冷凍期間が長いほど開閉時の温度変化の影響などで劣化していく
- 冷凍庫内の臭いがうつって変な味になる
- 冷凍焼けで具材の食感も悪くなる など
手作りリゾットを冷凍するときの保存期間は2週間を目安にして、長くても1ヶ月以内には食べ切るようおすすめします。
リゾットを作るところから冷凍保存までをご紹介しました。お米の食感を残すためには、作る段階からいくつかコツがありましたね。
次に冷凍しない場合の日持ちなども、改めて確認しておきたいと思います。
手軽に食べられる冷凍食品の賞味期限もご紹介するので、ぜひチェックしてみて下さい!
リゾットの日持ちはいつまで?市販の冷凍食品や手作り品などを調査!
リゾットは作ってすぐに食べるのがベストだと分かってはいるのですが、生米から作ると「意外と量が多かった!」なんていう場合もありますよね。
冷蔵庫で保存する場合は、いつまで日持ちするのでしょうか?
リゾットを冷凍しない場合の日持ちはいつまで?
残ったリゾットの量が1~2食分くらいなら、すぐに食べ切ることを想定して冷蔵庫で保存する方が多いと思います。
冷蔵庫での日持ち期間は食べる方の好みによりますので、下記を目安になさってみて下さい。
- 「出来立ての状態をキープする」という視点だと、長くて数時間
- 「腐らない」という視点だと、長くて5日
お米が水分をどんどん吸って柔らかくなるので、食感をキープしたい場合は、先ほどご紹介した冷凍の方が向いています。
「食感が落ちるのはしょうがない。味がキープできればOK」という場合は、下記の方法で冷蔵保存しましょう!
冷蔵庫での保存方法
- リゾットの粗熱が取れるのを待つ
- 清潔で密閉できる容器に入れる
- しっかりフタをして冷蔵庫に入れる
- 保存中、フタに水滴がついたら拭き取る
- 取り分けるときは、清潔なスプーンなどを使う
市販のおすすめリゾットを紹介!賞味期限はどれくらい?
手作りリゾットはもちろん美味しいのですが、便利な市販品もチェックしておきたいですよね。特に、温めるだけで食べられる冷凍食品のリゾットは便利です。
スーパーなどの冷凍食品コーナーにある、美味しいリゾットの賞味期限をチェックしてみましょう。
中には、災害用保存食として賞味期限が長い商品もありましたよ!通販でお取り寄せできるので、おすすめです。
商品名など | 賞味期限 | 引用元 |
明治 4種チーズの濃厚リゾット香トリュフと三種のきのこ |
情報なし | 公式HP |
日清製粉グループ もち麦リゾット完熟トマトソース |
1年 | 公式HP |
無印良品 ポルチーニ茸とベーコンのクリームリゾット |
製造から365日 | 公式HP |
グリーンケミー 7年保存レトルト食品トマトリゾット |
製造日から7年 | 通販HP |
他にも、セブンイレブンやローソンなどコンビニでも冷凍食品のリゾットが販売されているのを見たことがあります。
商品入れ替えなどで無くなる場合もありますが、「意外と美味しい」と口コミがあったので、店頭で見つけたらぜひ食べてみたいですね。
リゾットの保存方法や保存期間について、詳しくご紹介してきました。
「数日で食べ切る・食感が多少落ちても構わない場合」は冷蔵庫保存、「数日で食べ切れない・食感をキープしたい場合」は冷凍保存と、使い分けてみて下さい。
さて、次に気になるのは解凍方法です。せっかく急速冷凍できるように頑張っても、解凍時に失敗してしまうことはあるのでしょうか?
上手な解凍方法をご紹介します!
冷凍リゾットの上手な解凍方法!お米が柔らかくならないコツ
冷凍したリゾットは、温め直して食べたいです!でも、加熱するとお米は柔らかくなってしまいますよね。
野菜などの具材から水分が流れ出るのを最小限に抑えて、お米の食感もアルデンテに近づける解凍方法は、下記のとおりです。
冷蔵庫で自然解凍+電子レンジor鍋で温め
*市販品は、商品に「○分温め・湯煎」など解凍方法が書かれています。そちらを守って下さい。
常温で自然解凍しても良いのですが、気温の高い日に長時間放置すると腐るのを早めてしまいます。「低温で自然解凍」をおすすめします。
低温での自然解凍は、野菜等の具材から急激に水分が流れ出るのを抑えられます。全体が柔らかくなるまで解凍したら、電子レンジか鍋で適度に温めて食べましょう!
温める時間が長くなるほどご飯が柔らかくなるので、電子レンジの場合は加熱ムラができないように短時間ずつ温めて下さいね。
豆知識:離乳食用リゾットを作るときの注意点
少しずつ味がついたものを食べるようになる頃の離乳食で、薄いコンソメ味などをつけてリゾットを作るママは多いと思います。
小松菜・トマト・カボチャなどの野菜も細かくカットする・柔らかく煮るなど下ごしらえをして加えれば、栄養バランスもバッチリです。
まだかみ砕くことに慣れていない時期は、しっかり柔らかく調理したリゾットを食べさせてあげましょう。
冷凍ご飯を使うと加熱したときに柔らかくなりやすいので、ぜひお試しください。柔らかいリゾットを作ってからの冷凍も、もちろんOKです!
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哺乳瓶を消毒しないで使用するのはダメ!赤ちゃんのために必要な理由
リゾットの冷凍方法から解凍方法までが確認できました。最後に、リゾットのアレンジレシピもご紹介します。
たくさん作って冷凍しておくと、飽きてしまうことってありますよね。そんなときにご活用下さい!
冷凍リゾットの美味しい食べ方!人気の簡単アレンジレシピを紹介
冷凍リゾットの保存期間は、2週間~長くて1ヶ月でした。大量に保存した場合は、結構頻繁に食べることになります。
いつものリゾットに飽きたときに役立つアレンジをご紹介します。SNSなどでも人気のレシピなので、ぜひ参考にしてみて下さい!
コロッケ
冷凍リゾットを半解凍の状態で整形し、衣をつけて揚げます。完全に解凍しなければ扱いやすいですし、火の通りを気にしなくていいので、お弁当にも便利なレシピです。
チーズ味だけでなく、カレーリゾット・チリリゾットなんかでも美味しいですよ!
ドリア
こちらも半解凍の状態で、チーズを乗せて焼くだけでできます!簡単ですね。
焼いたチキン、トマトなども乗せると、ボリュームたっぷりで彩りもよくなりますね♪
お好み焼き
お好み焼きの材料に、リゾットを加えて焼くだけで完成です。
アレルギーの心配が無いお子さんなら、お出かけ時の持ち歩き離乳食にしても便利です。手で持って食べられますし、散らかりにくいです!
お好み焼きについては、こちらの記事で詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
お好み焼きの賞味期限を大解剖!粉やソースの日持ちも解説するよ
リゾットは、冷凍前にしっかりと味付けをしていますよね。調味料や他の具材を加えなくても、簡単にアレンジができます。ぜひお試し下さい!
まとめ
リゾットの冷凍方法からアレンジレシピまで、美味しく食べ切る方法をご紹介してきました。
ポイントをまとめてみます!
- リゾットは冷凍できるが、米の食感を残すにはコツがある
- リゾットを冷凍しない場合の日持ちは、好みによって数時間~5日ほど
- 便利な冷凍食品でも、リゾットが販売されている。中には保存食として賞味期限が7年の商品もある
- 冷凍したリゾットの解凍方法は、低温で自然解凍してから適度に温めるのがおすすめ
- 冷凍リゾットの味を活用して、アレンジレシピでも楽しめる
リゾットを冷凍するなら、作る段階から米を固めに仕上げておくと食感を残せます。リゾットが完成したらなるべく早く冷まして、凍らせてくださいね。
上手な解凍方法をご紹介しましたが、万が一解凍後に食感が落ちてしまったら、気持ちを切り替えてアレンジレシピでも楽しんでいきましょう!
おかゆ・炒めたご飯とは違うリゾット独特の濃厚な味わいは、一度食べるとクセになりますよね。
「離乳食にするときはご飯を柔らかく仕上げる」など、状況に応じてアレンジが必要ですが、今回ご正紹介した情報を参考に、無駄なく・美味しく食べて頂けると幸いです!