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生活のQ&A

降水量4mmはどれくらいか|ゴルフ・釣り・遊園地等には行ける?

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出かける予定がある前日に詳しく天気を知りたいと思い、インターネットで天気予報を調べると、「降水量4mm/h」の文字が…

降水量4mmとはどれくらいの雨なのか、大したこと…ないの?それとも大したことあるの?

ちっとも想像がつかなったので、降水量について調べてみたところ、いろいろとわかりました!

次のような項目にまとめてご紹介しますね!

 

  • 降水量4mm/hとはどれくらいの雨なのか
  • ゴルフや釣り、ディズニーランドなどへの影響は?楽しめる?
  • 各降水量ではどのような体感なのか
  • 降水量と降水確率の意味や関係性

 

天気予報で言われる降水量や降水確率は、お出かけできるかどうかに加えて、お出かけの際の服装や持ち物の目安にもしていますよね。

油断して行ってずぶ濡れになる…なんて悲しい結末は避けたいものです。

この記事を読めば、降水量や降水確率について詳しくなり、正しい判断ができるようになっていただけると思いますよ!

お出かけ先で「思ってたのと違う!!」と嘆いたり怒ったりするストレスから解放されましょう♪
 

   

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降水量4mmの目安|ゴルフ・釣り・遊園地等には行けるの?

「降水量」という言葉の意味はなんとなく分かりますが、4mmと言われてもあまり想像がつかない人が多いのではないでしょうか。

でも、どの程度の降り方なのかは予定を決めるうえでとても重要ですよね。

例えば傘をさせば防げる程度の雨だったなら、大人だけのショッピングなら行けるけれどベビーカーを押しての遠出はつらいです。

小雨なら決行されるけれど大雨なら中止になるイベントを控えている…なんて場合もあるでしょう。

まずは降水量4mmがどれくらいの雨の降り方なのかを解説し、その雨が釣りやゴルフ、遊園地などの屋外のレジャーにどのように影響するのかを解説したいと思います。

 

降水量4mmとはどのくらいの雨か

降水量とは、降ってきた雨や雪、みぞれやひょうなどが流れずにそのまま溜まった場合の水の深さと定義づけられています。

降水量4mm/hとなっていれば、地面に4mmの深さの水が溜まるという事です。

4mmの水深をどう考えますか?全然降らないじゃん!と考えますか?

でも、4mmは立派な水たまりです。

靴の底が濡れるでは済まず、靴底が4mm浸かるという事ですよね。

例えばコンバースのALL STARのソールの厚さは2.0cm、アディダスのSTAN SMITHなら2.5cmですから、4mmの水たまりならソールの1/5か1/6が浸かってしまうという事です。

ちょっと水が跳ねるとソールを越えてしまいますね。

視点を変えて、降水量4mm/hを水の量で考えてみるとどうでしょう。

例えば畳一畳分(約1.62平方メートル)の広さに降水量4mm/hの雨が降った場合、雨の量は何リットルくらいになると思いますか?

 

1.62m2(平方メートル)×4mm=16200cm2(平方センチメートル)×0.4cm=6480cm3(立方センチメートル)

 

つまり約6.5リットルでペットボトル3本分以上となりますので、畳はびっちゃびちゃですね。

さらにイメージしていただきやすいように、動画もご紹介します!

こちらは降水量4~5mm/hの雨の日にディズニーランドを一周している映像です。

大雨ではないですがしっかり地面が濡れていますし、やはり水たまりも確認できます。

雨が地面を打つ様子も水しぶきからわかりますよね。

傘をさしているレインコートを着ている人がほとんどで、雨具なしで過ごせる雨の量ではないことが伺えますね。

 

降水量4mm/hの雨のレジャーへの影響と注意点

降水量4mm/hは結構しっかりした雨だという事がわかりましたね。思ったより多いと感じた方もおられるのではないでしょうか。

はたしてその雨で、屋外のスポーツやレジャーは楽しめるのでしょうか…

降水量4mm/hの雨の日、スポーツやレジャーにどのような影響が出るのか、まずは簡単に一覧表にまとめます!

 

降水量4mm/h スポーツ・レジャーへの影響
スポーツ・レジャー名 影響
ゴルフ グリップが滑るなどかなり影響し、普段通りには楽しめない
野球・サッカー 基本は開催される。グラウンドや風、雷などの状況によって中止になる場合もある
ランニング・マラソン 大会が中止になることは少ないが、低体温や転倒に注意が必要
テニス クレーコートはぬかるんでくると中止になる可能性がある
自転車・サイクリング 視界が悪くなり、ブレーキも効きにくくなる
運動会 水たまりができるような雨なので、中止の可能性が高い
釣り 海も荒れる場合があり、楽しめる状況ではない
キャンプ テント設営や撤収がかなり大変。土の地面や水辺のそばは危険を伴う
登山 足元も滑りやすく、かなり危険。山ではさらに悪天候になる可能性もある
スキー・スノボ 視界に影響を及ぼすので注意が必要
遊園地 アトラクションやショーが中止になる可能性がある

 

スポーツや運動会など、スポーツの大会は中止になるケースが見受けられますね。

海や山のレジャーでは危険を伴う可能性も無視できません。

また、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパン(USJ)などの遊園地では、乗り物のアトラクションだけではなくショーやパレードが中止になる可能性は高そうです。

いくつかのスポーツ・レジャーについて、注意点も合わせてもう少し詳しく解説します。

 

野球やサッカー、テニス

野球やサッカー、テニスなどは、グラウンドのコンディションによってかなり変動します。

例えば、水はけがよくグラウンド整備の技術もピカイチだと有名な甲子園球場と、その他の水はけの悪い球場では状況が違います。

また、プロスポーツでは対戦カードの人気や、主催チームのチームコンディションによって中止が決められるなんて噂もありますね。

朝から大雨が降っていても、午後から止んでグラウンドの整備が整えばナイトゲームが行われる場合もありますので、観戦の場合は諦めずに随時状況を確認しましょう。

サッカーは雷や強い風が伴っていると中止になる可能性もありますが、雨だけなら開催されます。

 

ランニング・マラソンや自転車・サイクリング

ランニング・マラソンや自転車・サイクリングでは体も濡れますががグシャグシャに濡れてしまいます。

その為、足がふやけて靴擦れを起こしやすくなるというリスクがありますので、その点を考慮して参加の検討や持ち物の準備を行ってください。

体温が下がりますので体を温める飲み物やカイロ、靴擦れ対策として絆創膏などの準備があると良いでしょう。

 

運動会

運動会も、野球やサッカーなどと同様に、グラウンドの状況が大きく関わります。

当日は止んでいても、前日に土砂降りでグラウンドが池のような状況では中止の可能性が濃厚です。

また、小雨の中最後まで頑張るケースや、開始したけれど途中で雨が降り始めたためプログラムが変更になったり、途中で中止になるケースもあります。

さまざまなケースがありますね。運動会も情報収集が不可欠です!

延期になると、振替日は少し応援が少なそうで可哀想です…

 

釣りや海のレジャー

釣りや海のレジャーは、降水量だけではなく風の強さによって危険度はかなり変わります。

しかし、降水量4mm/hは決して小雨ではありませんので、注意が必要です。


このツイートは台風前の状況のようですが、降水量4mm/hでは船を出すことは困難だとプロが考えておられますね。

そうかと思えば釣りを決行したツワモノも…

釣果もあったようですが、戦意喪失だそうです…

自己判断にはなりますが、釣りや海へ出かけるのは控えるほうが無難かもしれません。

 

スキーやスノボなど、雪のレジャー

雪の場合、ふわふわの雪なのか、あられのような固い雪なのかによって、積雪量と降水量は一定ではありませんが、一般的な目安として、

 

1cmの積雪量=1mmの降水量

 

と言われています。

つまり、4mmの降水量なら4cmの積雪量となります。

このようなニュース動画がありました。

東京都心で4cmの積雪と言われていますね。

でもどうやら1時間で降った量ではなく、実際にはもっと長い時間をかけて4cmの積雪となっているようです。

それでも結構な降り方ですね。1時間で4cmの積雪となると、かなりの吹雪が予測できるのではないでしょうか。

スキーやスノボ、雪山登山など、あまり無理しないほうが良さそうです。

 

遊園地

遊園地では雨が降ると、ジェットコースターなどの乗り物のアトラクションが中止になる場合があります。

降水量4mm/hは結構な雨量なので、中止になることが多いと考えたほうが良いでしょう。

ディズニーランドやUSJでは乗り物だけではなくショーやパレードを楽しみにされている方も多いと思いますが、残念ながらこれらも中止になる可能性が高いです。

しかし、悲しいことばかりではありません!

雨の日ならではのメリットもあります!

 

雨の日のメリット

  • 少し空いている
  • 雨の日限定のパレードやイベントがある(ディズニーの「ナイトフォール・グロウ」、USJの「雨の日限定グリーティング」など)
  • 雨の日限定のグッズがもらえる
  • レイングッズを楽しめる

 

さすが、雨でも楽しめるような工夫がなされていますね♪

雨の中歩き回ることになるので、傘に加えてレインコートやポンチョの用意があるとおすすめです。

足元も、エナメルの靴や長靴など、濡れにくい靴で行かれると良いですよ。

降水量4mm/hがどのくらいの雨なのかはわかりましたが、その他の降水量はどんな降り方をするのでしょうか。

続いては降水量ごとの雨の強さについてご説明します。
 

 

降水量ごとに体感できる雨の強さをまとめた!

降水量4mm/hは大雨まではいかないが、傘が必要なしっかりした雨だとわかりましたね。

それでは、何mm/hまでなら傘が必要ない程度なのでしょうか?

また、天気予報や気象速報で紹介される「大雨警報」や「大雨特別警報」などは、何mm/hの雨で出されるものなのかについても、詳しくご存知の方は少ないでしょう。

降水量ごとにどのような降り方をするのかと、天気予報でどのように説明されるのかについてご説明していきますので、普段ご覧になっている天気予報を思い出しながら読んでみてくださいね。

 

降水量ごとの体感と天気予報での表現

天気予報で何mm/hの雨でをどのように表現するのかは、気象庁のガイドラインで決まっています。

まずは降水量ごとの体感と合わせて、一覧表でご紹介しましょう。

 

降水量 体感 天気予報の表現
0.5mm/h以下 肌の表面に細かい水滴がつく程度 霧雨
1mm/h程度 かすかにアスファルトの色が変わる。傘は必要ない 小雨
1mm/h以上3mm/h未満 地面がすっかり濡れる。傘が必要になる 弱い雨
3mm/h以上10mm/h未満 しっかりした雨。水たまりができる
10mm/h以上20mm/h未満 地面からのはね返りで足元が濡れる。会話が聞き取れない やや強い雨
20mm/h以上30mm/h未満 土砂降りで寝ていても目を覚ますほど 強い雨
30mm/h以上50mm/h未満 バケツをひっくり返したようなひどい雨 激しい雨
50mm/h以上80mm/h未満 滝のような雨で、傘が役に立たない。車の運転は危険 非常に激しい雨
80mm/h以上 身の危険や恐怖を感じる 猛烈な雨

 

最近、雨が予測されるとスマホに大雨情報が届くのですが、雨の量と体感のイメージができていないので、「何時何分ごろ〇〇市付近に一時間に25mmの雨が予測されています」と通知がきても、正直「25mmってそんなに多くないんじゃない…?」なんて思っていました。

でも、寝ていて目を覚ますほどの雨なのであれば、外出を控えたいところなので、通知が来るのはありがたいですね♪

今後は通知が来たらどの程度の雨なのかが想像できそうです!

車に乗った状態で様々な強さの雨を体験している動画がありました。

降水量4mm/h程度なら運転にほとんど支障はないと思われますが、20mm/hの雨でもかなりの雨だと感じますし、50mm/hを超えるととても運転できる状態とは思えません!

大雨の時は傘をさして出かけることも大変ですが、車の運転も危険ですね。

極力外出は控えるのが賢明だという事でしょうか。

 

注意報や警報の発令基準

天気予報では雨の降り方を紹介するだけではなく、注意報や警報についても伝えられますね。

注意報、警報、特別警報の発表については気象庁で次のように定められています。

 

大雨注意報 大雨によって土砂災害や浸水被害が発生するおそれがあると予測される場合。
大雨警報 大雨によって重大な土砂災害や浸水被害が発生する恐れがあると予測される場合。
大雨特別警報 台風などによって数十年に一度の大雨が予測される場合。

 

「何mm/hを超えたら警報を発令」のような、具体的な降水量を基準としているわけではありません。

その理由は、同じ量の雨が降っても地域によって地形や地盤の状態が異なるので、同じ災害が発生するとは限らないからです。

一概に何mm/hの雨で土砂災害のリスクが高まる…などと決めることはできないのですね。

 

降水量の測り方

ところで降水量の測り方をご存知でしょうか。

実は降水量はこのような形状の装置で測っています。

「転倒ます型雨量計」という名の装置で、雨を測る「ます」が二つ付いています。

それぞれ0.5mmの要領で、0.5mm溜まるごとに一回転して0.5mmを計量するようです。

豆知識でした!明日からの話のネタにどうぞ♪

降水量の体感や天気予報での伝えられ方はわかりましたが、実は天気予報でよく聞くのは降水量以上に「降水確率」ではないでしょうか?

最後に降水確率について解説しますので、こちらも是非参考になさってくださいね!

 

降水量2mmの場合はこちらの記事を参考にしてください
↓ ↓ ↓
降水量2mmってどれくらいなの?釣り, ゴルフ, 登山等はできる?

 

 

降水確率30%って傘は必要?意外と知らない降水量との関係とは?

天気予報で必ず伝えられ、傘を持つかどうかを決めるために聞き逃すまいと注意するのは、降水確率ではないでしょうか?

でも、「降水確率20%と言ってたのに大雨が降った!」とか「降水確率80%と言ってたのにほんの小雨だった!」

このような思いをしたことがあるのは私だけではないはず!


ほらやっぱり!降水確率を参考に、傘を持っていくかどうか決めているのに検討外れ…という経験をお持ちの方は多いようです。

それもそのはず、残念ながら降水確率と降水量には関係がないのです。

 

降水確率とは

  • 指定された地域のどこかで指定された時間帯の間に1mm以上の雨が降る確率
  • 確率とは、例えば降水確率60%なら同じ予報100回中60回は雨が降るという事

 

このように定義されています。

その為、降水確率100%でも降水量1mm/hの小雨の場合もありますし、降水確率10%でも降水量30mm/hの強い雨の場合もあるのです。

同じ地域でも離れていれば雨が降っているところと降っていないところがある場合もあります。

実は結構アバウトな予報なのですね。

「本当は場所や降水量をもっと具体的に知りたい」と思われる方…実はピンポイントで降水量を予測しているサービスがあるんですよ!

それはTNQL(テンキュール)というサービスです。

テンキュールは毎日変わる天気に合わせてコーディネートを提案してくれるサービスですが、ピンポイントの天気予報を表示してくれるので自分の家の周りなどの天気を知ることができます。

また、降水確率ではなく降水量が表示されますので、降水確率よりも具体的に傘の要・不要や服装の注意点を検討することができます。

毎日の持ち物やコーディネートを失敗したくない方は、利用してみてはいかがでしょうか。

  1. スマホからアクセス ⇒ TMQL
  2. 「無料サインアップ」をタップ
  3. 「現在の位置情報を利用します。よろしいですか?」確認が出たら「OK」をタップ
  4. 現在地の天気に応じた情報が紹介されます

まとめ

降水量4mm/hの雨がどのくらいの雨なのか、スポーツやレジャーを楽しむことができるのかどうかや、様々な降水量での体感について解説してきました。

 

  • 降水量4mm/hは水たまりができるくらいのしっかりした雨
  • 屋外スポーツ大会は中止になる場合もある
  • マラソン・ランニング・サイクリングなどは、体温の低下や靴擦れへの対策が必要
  • 海や山のレジャーやキャンプは危険を伴うレベル
  • 運動会は開始時間に4mmの雨が降っていたら中止になる可能性が高い
  • ディズニーやUSJではアトラクションが中止になるかもしれないが雨の日ならではの楽しみ方もある
  • 降水量20mm/hは強い雨、30~50mm/hは激しい雨、50~80mm/hは非常に激しい雨
  • 降水量と降水確率は実は無関係

 

このようなことがわかりましたね。

降水量ごとの体感もわかりましたので、明日からお出かけをするかどうかや服装を考える際の目安にしていただけると思います。

意外と侮れない4mm/hの雨…

うっかり傘を持たずに出かけてびしょ濡れになってしまった…なんて切ない状況とはおさらばして、万全の準備でスポーツ・レジャーやお出かけを楽しんでくださいね♪

 

降水量10mmの場合はこちらの記事を参考にしてください
↓ ↓ ↓
降水量10mmはどれくらいか|警報や電車運休の可能性はある?

 

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