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生活のQ&A

コンビニに乗り物の酔い止め薬は売ってる?見つからないときは?

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行楽シーズンになると、いつもより遠くへ出かけてみたくなりますよね。

行きたい場所はたくさんありますが、名所はどこも遠い!

先日、車で出かけたのですが、子どもの乗り物酔いが激しくなって酔い止めを求めて右往左往…。

なかなかドラッグストアが見つからずに苦労したのですが、もしかしてコンビニでも酔い止めの薬は売ってるのでしょうか!?

「やっぱり酔い止め薬は用意しとくべきだったなぁ」と痛感し、出かけるときには欠かさず用意するようになりましたが…。

とはいえ、買い忘れてしまうこともあります。

そんなときに、とりあえず確認したいのがコンビニで買えるのかどうかでしょう。

最近では、コンビニでも医薬品を取り扱い始めたというし、酔い止め薬も手に入りそう…。

というわけで今回は「コンビニに乗り物の酔い止め薬は売っている?」というテーマでお届けいたします。

その内容は

 

  • コンビニで酔い止め薬は販売されている?
  • コンビニを現地調査!!酔い止めの取扱店は?
  • 酔い止め薬がないとき、薬以外の予防策は?
  • 薬がなくても諦めないで!酔い止めグッズを探してみよう

 

という内容のほか、薬のある・なしを現地調査したので、詳しく紹介します。

また、車酔いしやすい我が家で実践している方法もご紹介しますね!

それではさっそく、コンビニで取り扱っている酔い止め薬について、順にご説明しますね。
 

   

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コンビニに酔い止め薬は、売っていますか?

薬事法の改正により、安全性が高いと認められた薬については、コンビニエンスストアやスーパーでも買えるようになりました。

では、酔い止め薬に関しては取り扱いはあるのでしょうか?

 

酔い止めによっては扱っているコンビニもある

医薬品というのは第1類から第3類までに分けられており、コンビニで買えるのはそのうちの第2類第3類のみです。

 

第1類医薬品 強い副作用の恐れがあるもので、薬剤師のいる薬局薬店での販売のみ可能
第2類医薬品 副作用の恐れはあるが比較的安全なもので、薬剤師もしくは登録販売者がいる店舗で販売可能
第3類医薬品 ビタミン薬や整腸剤、栄養ドリンクなど上記以外の一般医薬品で、登録販売者がいなくても販売可能

 

※ FamilyMart(サークルKサンクス)のヘルスケアコーナーの例

車の酔い止め薬は第2類医薬品なので、薬剤師か登録販売者がいるコンビニなら取り扱えます。

ですが、薬剤師や登録販売者が、勤務している時間帯しか販売できないという制限もあります。

薬剤師や登録販売者がいて、医薬品を扱うようなコンビニは、都内でもごくわずかのようです。

私の住んでいる地域でも、住宅街の中にあるようなコンビニで、医薬品を見かけた覚えはありません。

このことからも、コンビニで第2類医薬品にあたる車の酔い止めの薬を買うことは、難しいと考えておいたほうがよいでしょう。

ですが私個人としては、第3類の取り扱い店舗は少しずつ増えている印象があります。

ですから、第3類にあたる酔い止め薬なら、まだ希望はありそうですよね。

というわけで、実際のところどの程度置いてあるものなのか、現地調査をしてまいりました!!

 

コンビニ現地調査の結果!

今回、実際の様子を調べるため関西~東海エリアの18店舗を対象に、現地調査を行いました。その結果をご覧ください!

 

1.「第2類医薬品」の酔い止め薬

第2類医薬品の調査結果は、

あり 0店舗/18店舗

 

医薬品としての酔い止め薬は、どの店舗にも置いてありませんでした。

やはり、登録販売者が常駐することは、24時間営業のコンビニにはハードルが高いようですね…。

我が家でよく利用している”センパア”という子ども用の酔い止め薬は、第2類医薬品なので期待薄のようです。

 

 

2.「医薬部外品」の酔い止め薬

医薬部外品の調査結果は、

あり 9店舗/18店舗

 

医薬部外品の酔い止め薬とは、具体的にはドリンク剤です。

車酔いを「未然に防ぐ」というよりは、「気持ち悪さを和らげる」ことを目的としているようです。

 

<内訳>

チェーン名 あり なし 内容
ファミリーマート 5 0 メディカルドロップ
(医薬部外品)
セブンイレブン 0 5
ローソン 1 3 乗り物サポート飲料
(医薬部外品)
サークルK 3 1 メディカルドロップ
(医薬部外品)

 

 

実際に販売されていた商品

ファミリーマートサークルKでみつけた酔い止めドロップ(大阪、兵庫など7店舗にあり)

 

ローソンでみつけた酔い止めドリンク(滋賀県の高速道路PAエリア内の併設店舗にあり)
※妊娠中・授乳中・お子様にもOKのドリンクです。

参考URL:エスエス製薬 乗り物サポート

 

今回の調査では、ファミリーマートメディカルドロップ(酔い止めドロップ)が、100%置かれていました。

また、サークルKに設置されている「ヘルスケアコーナー」にもありましたよ。

一方、セブンイレブンではこういった商品は見つからず、ローソンでは高速道路PAエリア内にのみで、乗り物サポート飲料が置いてありました。

私の経験上、高速道路のSA・PAにあるコンビニには、医薬部外品の取り扱いが多い気がしています。

ほかにも、バイパスなど長距離トラックがたくさん走っている道路沿いのコンビニも、ヘルスケアの取り扱いが多い気がします。

そこで、「一か八か!」と賭けてみるなら、大きな道路沿いのコンビニを狙ってみてはいかがでしょうか。

 

痛み止めの薬はコンビニに売っている?知りたい人はこちらの記事が参考になります。
↓ ↓ ↓
コンビニに痛み止めは販売してる?歯痛や生理痛の市販薬は?

 

さて、コンビニによっても酔い止めの取り扱いがないところもありますし、店舗によってもあったりなかったりします。

つまりどこのコンビニでも、気軽に買えるというわけではないということですが…。

もし、コンビニで酔い止めが手に入れられなかった場合は、どうすればよいのか次章で解説します。
 

 

コンビニに酔い止め薬がないときはどうしたらいいの?

乗り物酔いをした際にドラッグストアが見つからず、せっかく見つけたコンビニにも酔い止めの薬が置いていない!

こんな場合は困ってしまいますが…。

そもそも車酔いしないように、対策をしておくとよいですよ。

 

車酔いしないための6つの対策

車に酔わないために、まずは一般的な6項目を確認しておきましょう。

  1. 前日には睡眠をしっかりとる
  2. 早朝に出発するなら、2〜3時間前から起きて頭をスッキリさせておく
  3. 出発前に軽く食事をとる ※満腹は逆効果!
  4. 揺れの少ない座席を選び、深く座る
  5. ゲーム(しりとりなど)をしたり、歌ったりして気分を逸らす
  6. 景色は遠くを見るようにする

 

睡眠不足だと車に酔いやすいので、前日は早めに就寝し、朝も余裕を持って起床するのがベストです。

また、吐きたくないからと何も食べずに車に乗ると、余計に酔いやすくなってしまいます。

かといって、満腹すぎても気持ちが悪くなってしまうので、小腹を満たす程度に軽く食べておくとよいでしょう。

さらに、車酔いを紛らわせるような”おやつ”を用意しておくのも得策です。

ゲームはスマホやゲーム機ではなく、しりとりや山手線ゲームなど、口頭で遊ぶようなゲームのことです。

車に乗っているときに、スマホや雑誌を見ていると、激しい車酔いに襲われてしまいますよ!

また車の走行中に、揺れる車内で「どこかに焦点を合わせてじっと見る」という行為を続けると、すぐに酔ってしまうので要注意です。

 

お子さんが道路沿いの看板を読んだり、道路の白線を数えたりしているようなら、遠くの山などを見るように促してあげましょう。

 

コンビニで買える”おやつ”で車酔い対策

空きっ腹だと乗り物酔いしやすいので、おやつを用意することをおすすめしましたが…。

コンビニで手に入る商品で、車酔いに効果があるものをご紹介しますね。

我が家のオススメ!車酔い対策の”車内おやつ”

  • カリカリ梅や干し梅など、梅のお菓子
  • レモン味の飴
  • ミント系で刺激の強いガムやタブレット菓子
  • 炭酸のジュース(特にジンジャーエールがオススメ!)

 

梅干のお菓子は、クエン酸やピワリン酸が胃腸や内蔵を活性化し、それが脳に伝わって予防効果があるらしいです。

効かない人もいますが、我が家では定番です。

はちみつ梅などのやわらかい干し梅は、子どもでも食べられるので、我が家では子どもが気持ち悪くなったときに1~2粒あげています。

次に飴ですが、糖分を摂ると気が紛れるので、飴は気持ち悪くなる前から舐めていたほうが効果がありますよ。

我が家でも、子どもに飴を舐めさせることが多いですが、サイズが小さい飴なら喉につまる心配もないので、車に乗っている間にオススメです。

 


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逆に、少し気持ち悪くなってきてしまったときには、刺激の強いガムやタブレット菓子で多少は紛らわせることができます。

個人的には、スーッとするタイプが効く気がしますが、その辺りは好みによるかと思います。

冷たい炭酸のジュースもスッキリするのですが、トイレを我慢すると車酔いが激しくなってしまうことが多いので、飲み過ぎないようにしましょう。

ほかにも、コンビニで手に入るもので、車酔いに効果がありそうなものは”氷””紅生姜”です。

を大きな塊のまま、できるだけ噛まないように長く舐めると、氷の冷たさで「交感神経」が刺激されて「副交感神経」の働きを抑えてくれます。

これが、車酔いに効果的なんだとか。

氷を1袋買うわけにもいかないので、コンビニのアイスコーナーにある

カップに入った「かちわり氷」を買うとよいでしょう。

紅生姜は、実は乗り物酔いによる吐き気を治すと、医学的に証明されているんです!

ただし、小さなサイズの紅生姜が売っていればいいのですが、大容量のものしかない場合は購入しづらいですよね。

そういうときは、コンビニのドライフルーツのコーナーにある生姜のお菓子や、ジンジャーエールで代用してみてはいかがでしょうか。

基本的に、車酔いとは「脳が混乱」してしまうことが原因なんだそうです。

人間の脳は「複数のことを一度に処理できない」状態になることが多く、混乱した脳をなだめる、ひらたくいえば「気を紛らわせる」ことが必要になります。

そこで、ジュースを利用すれば、糖分が刺激となって気が紛れます

そうすることで、感覚に狂いが生じていた視覚刺激が収まってくるのを狙うというのは、意外に効果的なようですね。

 

薬以外に酔い止めグッズもあります!

もしも、あなたが

「明日はお出かけなのに、酔い止めを買い忘れた!ドラッグストアはもう閉まっているし、コンビニには酔い止めがなかった…。」

という八方塞がりな状況の場合でも、まだ望みはあります!

遅くまで営業している大手スーパーや、大型のディスカウントショップなら、薬はなくても酔い止めグッズを販売している場合があるんです。

薬を購入済みの方でも、グッズで気を紛らわせられれば便利ですよね。

マックスバリュドンキホーテなど、深夜まで営業している店舗で探してみてください。

もしかしたら、高速道路のサービスエリアでも入手できるかもしれないですよ。

 

子供用酔い止めメガネ

視界を覆い隠すことで、三半規管の狂いに惑わされることを抑えてくれるメガネです。

ただし少々高価なので、代わりにアイマスクをつけてひたすら寝るという方法でもOKですよ。

 

 

リストバンド

手首にある「酔い止めのツボ」を押しつづけてくれるリストバンド(※子ども用サイズもあり)

手首に巻くだけなので、酔い止めがないときに便利です。

 

 

 

ここまでで、意外に酔い止めがないときにも、食べ物や飲み物など、代わりになるものも多いことがわかりました。

しかし、これまでに紹介したグッズなど、一切購入できない状況もあるかもしれないですよね。

そこで次章では、グッズが何もない場合の乗り物酔い対策について、見ていきたいと思います。

 

何も買えないときの酔い止め方法を伝授します!

こちらでは、酔い止めの代用品がない場合におすすめの酔い止め方法を紹介します。

乗り物酔いの症状を和らげたり予防したりするには、乗り物酔いと関係の深い”内耳”や”自律神経”に関連する”ツボ”を押すことが効果的です。

先ほど紹介したリストバンドも、このツボを押すためのグッズです。

乗り物内で簡単にできるツボ押しなら、試しやすいですよね!

 

乗り物酔いを防ぐツボ

乗り物酔いに効果的なツボとして、下記の4つのツボが挙げられます。

 

内関
(ないかん)
気軽に押しつづけられるツボで、胃の不快感や吐き気を和らげる
外関
(がいかん)
頭痛にも効果があり、内関と合わせて手首を握る感じで押すと両方のツボが刺激できる
翳風
(えいふう)
耳たぶの裏あたりなので押しやすく、乗り物酔いの予防に効く
築賓
(ちくひん)
旅行中に押すには難易度の高いツボだが、乗り物酔いで気持ち悪くなったら押すとよい

 

*参考URL:乗り物酔いに効くツボ

足首のツボを押すときには下を向きがちなので、ツボ押しに夢中になるあまり、余計に酔ってしまわないように気をつけてくださいね。

 

ツボ押しのほかにも、音楽をひたすら聴くことでも気分が紛れます。

マイカーでの旅行なら、好きな曲を歌いながら乗っていれば酔いにくいですよ。

私も車酔いがひどいので、遠出をするときには、複数の酔い止め対策を組み合わせて予防しています

夫婦で好きな曲や、子どもが一緒に歌える曲を皆で楽しく歌うと、子どもも飽きずにいられるので一石二鳥。

そして、歌に飽きたら飴やガムに切り替えています。

私の場合は”臭い”にも弱いのですが、前日に車内を掃除したり、消臭剤で臭いを抑えておいたりするだけでも、多少は効果があります。

当日はコンビニでコーヒーを買って、車内にいい香りを充満させることもありますよ。

芳香剤よりもコーヒーのほうがリラックスできて、気分良く乗っていられますから。

 

小休止エリアでは、身体も脳も解放しよう

長時間車に乗るときには、高速道路のサービスエリアや道の駅などで、小まめに休憩をとりましょう

ツアーバスの利用中も、トイレ休憩などで停車したら、なるべく車から降りて深呼吸と軽いストレッチでリフレッシュしてください。

車の走行中は振動が続き、座った状態が長く続くと疲れてしまいます。

そのため、エリア内をぐるりと1周歩いて戻ってくるだけでも違ってきますよ。

海外旅行など、深夜の空港でトランジット中の場合は、機内で待たずにトランジットルームで身体を解放しましょう。

「場所を変える=景色が変わる」ことで脳もリフレッシュできるので、長時間の移動をするときには休憩がとても大切なんですよ。

 

まとめ

最後に、これまでの内容をもう一度おさらいしたいと思います。

 

酔い止め薬が売っているコンビニ

  • 「第2類医薬品」の酔い止め薬は、17店舗中どこのコンビニにもなし
  • 医薬部外品の「メディカルドロップ」は、ファミリーマートサークルKにあり
  • ファミリーマートには、調査した全店舗に医薬部外品の酔い止めがあり
  • セブンイレブン調査した全店舗医薬部外品の酔い止めもなし
  • ローソン(高速道路のPAエリア内)には、医薬部外品の酔い止め飲料あり

薬以外でできる車酔い予防

  • 睡眠時間起床時間に気を配り、体調を整えておく
  • 空腹・満腹ともに酔いやすいので小腹を満たす程度の軽食を摂る
  • 揺れの少ない座席を選んで深く座る
  • 口頭でできるゲームをしたり、歌ったりして気分を逸らす
  • スマホは厳禁!何かを注視せず、景色は遠くを見るようにする
  • 小まめに休憩をとって、その都度車から降りてリフレッシュする
  • ツボ押しをしたり、酔い止めグッズを使用する

コンビニで買える車酔い対策の車内おやつ

  • カリカリ梅や干し梅など梅のお菓子
  • レモン味の飴
  • ミント系で刺激の強いガムやタブレット菓子
  • 炭酸のジュース(特にジンジャーエールがオススメ!)
  • 紅生姜(なければドライジンジャーなどで代用可)
  • 氷(アイスコーナーにある「かちわり氷」がおすすめ)

 

現状では、コンビニでの酔い止め薬の取り扱いは難しいようですが、薬にこだわらなければ、車酔いに効果的な品はコンビニにも揃っています。

ただし、飲食物やツボ押しなどの方法は、薬のように効果が確実ではありません

人によっては効かない場合もあるので、日頃から自分に合った方法をいろいろ試しておくといいですね。

例えば、友人や家族と旅行に出かけるとき、皆が楽しそうにしている車内で、自分一人だけアイマスクをつけて寝ているなんて…、少し寂しいですよね。

ネットでは酔い止めに「お酒を飲んで寝る」という強引な解決策も見かけましたが…。

帰りならまだしも、行きの道中から早々にお酒を飲んで寝てしまうのは、ちょっと気が引けますね。

私も含めて車に酔いやすい人は、大抵が長年その体質と付き合い続けているかと思います。

そのため、自分が車に酔いやすいパターン効果的な予防法など、少しずつ自分の傾向を把握していけば、車酔いなんて怖くなくなりますよ!

飴やガムなどで紛らわせつつ、お喋りに積極的に参加したり、歌やゲームで楽しんだりしながら、車酔いに負けずに旅行を楽しみたいですね。

 

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