タンスや冷蔵庫などの引き出しをあけようとして、「あかない!!」と焦った経験はありませんか?
私は何度かありますよ~。
冷蔵庫やキッチンの引き出し、タンス、机などなど…挙げればきりがありません!
え?どうやって開けたかって?
ほぼ、力任せですよ~(笑)。
引き出しを前後左右に揺すったり、無理やり引っ張ったり…。
ただ、それをすると冷蔵庫の引き出しの場合なんかは、中の食材が原型をとどめなくなることもしばしば。
そんなことにならないように、あかなくなった引き出しは上手にあけたいものです。
そこで今回は…
- 冷蔵庫や冷凍庫の引き出しがあかない時はどうしたら良い?
- タンスの引き出しがあかない原因と対処法
- 机やキャビネットがあかないときはどうする?
- 鍵がかかって開かない引き出しは諦めるべき?
- あかずの引き出しを作る前にできることとは…?
などの内容をご紹介していきたいと思います。
私も様々な引出しをあかなくした経験があるので、参考になるものがあればちょいちょいご紹介していきますね。
それではさっそく見ていきましょう!
目次
緊急!冷蔵庫や冷凍庫の引き出しがあかない場合の対処法
冷蔵庫の引き出しが開かなくなった経験…。私は何度もあります!
とくに、野菜室の中には引き出し部分の上に、さらにスライドできる透明な引出しがついていますよね。
あれが引っかかると、もう大変!!
力任せにやれば壊れかねないし、かといって優しく頑張ろうとしても全然開かないし…。
そういう場合は、一体どうしたら良いのでしょうか?
冷蔵庫の引き出しが開かない時はどうしたら良い?
こちらでは、冷蔵庫の引き出しがあかない時の対処法をご紹介していきます。
冷蔵庫や冷凍庫が開かない時は、以下の方法を試してみましょう。
1.引き出しを前後、左右に揺らしてみる
引き出しを前後、左右にガタガタと揺らしているうちに、突っかかっているものが外れて、引き出しが開くこともあります。
また、引き出しが外れるタイプであれば、引き出しを少し持ち上げる感じにして、揺らしてみるのもオススメです。
引き出しを持ち上げて斜めにすることで、引っかかっている部分に少し余裕ができて、開くこともありますよ(経験談)。
2.少しでも開く場合は定規や針金ハンガーを突っ込んでみる
引き出しが少しでも開き、物が引っかかっているのが見える場合は、定規など細いものを使ってずらしてみましょう。
定規が入らないという場合は、自由自在に曲げられる針金ハンガーを使うのも良いですね。
3.引き出しを外す
引き出しがいくつかある場合は、その間に仕切りがないことを確認し、ほかの引き出しを出してみましょう。
私も経験上、一番下の引き出しが突っかかって開かない場合、その上の引き出しを外すことで解決したことがあります。
また、あかない引き出しの下にさらに引き出しがある場合、下の引き出しを外して手を突っ込んでみたこともありますよ。
たまに突っかかっているものが、下にはみ出ていることもあるので…。
4.ドライヤーを使う
冷凍庫の引き出しがあかない場合は、ドライヤーで中のものを溶かして、突っかかりを取るという手段もあります。
5.電源を抜く
冷凍室が開かない場合は、電源を抜いて冷凍を停止すれば、解凍されて開くこともあります。
この場合、冷蔵庫などに入っているものを、一旦発泡スチロールやクーラーボックスに移して、保管してくださいね。
6.電気屋さんやメーカーに相談してみる
いろいろと試してみてもどうしてもあかない場合は、電気屋さんや冷蔵庫のメーカーに、相談してみるという手段もあります。
実際、日立のお客様サポートで「冷凍庫が開かない」という相談に、回答しているページもありました。
ダメもとで、相談してみるのも良いですよ!
力任せになんでもしてしまう私が言うのはアレですが…
冷蔵庫や冷凍庫は、壊れてしまう危険性もあるので、できれば優しい方法で解決しましょう。
私が一番実践する方法は、とにかくあかない引き出しの上下にある引き出しを、外せるのであれば外してみることです。
あとは、引き出しを少し斜め気味に持ち上げて、揺すってみるのも効果的です!
冷蔵庫や冷凍庫は、ものを詰めすぎることで開かなくなってしまうことが多いので、ものの詰めすぎには注意して下さいね。
もし、冷蔵庫や冷凍庫の引き出しが開かなくなった時は、上記で紹介した方法を試してみて下さい。
さて、他にも家の中にはたくさん引き出しがありますよね~。
その中でも開かなくなる確率が高いのが、タンスの引き出しではないでしょうか?
次項では、「タンスの引き出しがあかない時の対処法」をご紹介していきます。
ビクともしない!タンスの引き出しがあかない原因と開け方とは?
我が家のタンスの引き出しも、開かなくなったことが何度かあります。
ただ、タンスの場合は、冷蔵庫や冷凍庫よりは楽に解決できそうです!
なんたって中に入っているのは、柔らかい衣類ですからね♪
まずは、あかなくなる原因を見ていきましょう。
タンスの引き出しが開かなくなる原因とは?
タンスの引き出しが開かなくなる原因は、いくつかあります。
原因がわかれば解決策も見いだせるので、まずは原因を確認しましょう。
タンスの引き出しが開かなくなる原因は、主に2つです。
1.衣類が引っかかっている
タンスの引き出しが開かないときには、衣類が引っかかっていることが大半の原因になります。
2.湿気
タンスは湿気で膨張してしまい、あかなくなるということもあるんです。
我が家も、冬場は湿気がこもりやすい部屋にタンスがあるので、なるべく湿気がこもらないように気を付けています。
タンスの引き出しがあかなくなる原因として挙げられるのが、主に上記の2つです。
それでは、次に解決方法を見ていきましょう。
タンスの引き出しが開かない時の対処法
こちらでは、タンスの引き出しが開かない時の対処法をご紹介していきます。
衣類が引っかかって開かない時
1.中の引っ掛かりを突っついてみる
長めの定規や棒で、引っ掛かり部分を突っついてみましょう。
突っかかりが取れれば、引き出しがあきます。
それでも取れない場合は、引っ掛かり部分を定規や棒で下に押し付けるように押さえながら、引き出しを引っ張るという手段もあります。
2.中のものを引っ張り出す
これは、私が実際に実践した方法です。
引き出しに少しでも隙間がある場合は、手前の衣類から順番に引っ張り出してみましょう。
そのうち、原因になっている引っ掛かり部分が見つかります。
それを引っ張れば突っかかりが取れて、引き出しが開くことがありますよ。
3.上下左右に揺さぶる
小さめのタンスであれば、上下左右に揺さぶり逆さまにしてみましょう。
そうすると突っかかりが取れて、引き出しが開く可能性があります。
4.空気圧を利用する
他の段の開く引き出しを引っ張り出し、開かない引き出し以外の引き出しを、数人ですべて押さえます。
最初に引っ張り出しておいた引き出しを勢いよく閉めると、その衝撃(空気圧)で、開かずの引き出しがあくことがあります。
ただし、手や指を挟まないように、注意して下さいね。
湿気が原因で開かない時
湿気が原因で引き出しが開かない場合は、上記とは別の対処法を試してみましょう。
<手順>
- 開かない引き出しの上下の引き出しをすべて出す
- 開かない引き出しを手で引っ張る
これでも引き出しが開かない場合は、エアコンや除湿器で部屋を乾燥させて湿気を取り除いてみて下さい。
また、開かない引き出し部分に、ドライヤーで温風を吹き付けてみるのも有効です。
いずれの方法でも、どうにもこうにも引き出しが開かない場合は…。
町の便利屋さんなどの業者や、家具屋さんに相談してみるのがオススメです。
タンスの引き出しが開かないと少し焦りますが、解決方法は冷蔵庫や冷凍庫よりは比較的簡単です。
試すことができる手段も豊富なので、順番に試してみましょう。
衣類が原因になっている可能性が高いタンスの場合、柔らかい素材が原因なので、引っ掛かりをなくすこともあまり難しくはないはずです!
一方で、引っ掛かりを外すのが大変な引き出しもあります。
それは、机やキャビネットの引き出しです!
これらの引き出しにしまうものは、硬いものが多くて、形も複雑なものが多いですよね。
次項では、「机やキャビネットの引き出しがあかない場合の対処法」をご紹介していきます。
机やキャビネットなどの引き出しがあかない場合はどうしたらいいの?
机やキャビネット、食器棚などの引き出しがあかないことって意外に多くないですか?
また、家の机であればまだしも、会社のデスクなどがあかなくなった時は焦りますよね!?
引き出しが開かなくなる原因として挙げられるのが、無理やり引き出しを閉めることです!
無理やり引き出しを閉めることで、開ける時に物がつっかえてしまい、開かなくなってしまいます。
では、机やキャビネットの引き出しが開かない場合は、どうしたら良いのでしょうか?
机やキャビネットの引き出しが開かない場合の対処法
机やキャビネット、食器棚などの引き出しが開かない時は、以下の方法を試してみましょう。
1.上の段(下の段)の引き出しを外す
開かない引き出しに、上の引き出しがある場合はそれを外してみましょう。
下の段の引き出し(開かない引き出し)が見えれば、突っかかる原因になるものを取り除くことができますよね。
逆に、開かない引き出しの下の段の引き出しを、外してみるという手もあります。
下の段を外すことで、奥から上の開かずの引き出しに、手を入れてつついてみるのもアリです。
また、下から叩いて振動を与え、つっかえているものを動かすという手段もありますね!
2.下敷きなどを突っ込んでみる
引き出しが少しでも開くようであれば、下敷きなどの薄いものを入れて、つっかえているものを上から押さえてみましょう。
または、つっかえているものを下敷きでコツコツ突っついてみるのも良いですね。
突っかかりが取れる可能性もあります。
3.針金ハンガーを使う
引き出しが少しでも開く場合は、針金ハンガーをⅬ字に曲げて中に突っ込み、左右に動かしてみましょう。
すると、つっかえているものが取れることがあります。
4.全体を揺すってみる
机やキャビネットなどが軽い場合は、揺すってみましょう。
全体を揺らすことで、つっかえているものが前後上下左右に動くこともあります。
5.逆さまにする
机やキャビネットなどが軽い場合は、いっそのこと逆さまにしてみるのも良いでしょう。
ただしこの場合は、開かずの引き出し以外の引き出しに入っているものを、取り出してから行って下さいね。
中に壊れやすいものが入っていると、破損する可能性があるので要注意です。
ちなみに、我が家で一番開かなくなる引き出しは、食器棚の一番下についている引き出しです。
ここにはタッパー類が入っているので、つっかえる率がとても高いんですよね~。
こういう場合は、指が入れば届く範囲のタッパーをガサガサやってみています。
そうすると、タッパー達が動いて、つっかえているタッパーも動かすことができるんです!
さて、ここまでは、もともと開く引き出しが、開かなくなってしまった時の対処法でした。
万が一、鍵がかかって開かないという場合は、この方法では対処ができません!!
次項では、「鍵がかかってあかない引き出しを開ける方法」をご紹介していきます。
鍵がかかってあかない引き出しを開ける方法はあるの?
机などの引き出しには、鍵がついている場合がありますよね。
鍵をかけたままなくしてしまい、開かなくなってしまうこともありませんか?
ただ、もともと開く引き出しが開かなくなった時は、何とか頑張れば開く場合が多いのですが…。
鍵がかかって開かなくなった引き出しを開けるのは、至難の業です!!
とはいうものの、何とかして開けなければいけませんよね。
では、鍵がかかって開かない引き出しは、どのように開けたら良いのでしょうか?
鍵がかかった引き出しの開け方
鍵がかかっている引き出しを開けるのは難しそうですが、家庭にあるもので対処できちゃいます!
針金やマイナスドライバーを使う
針金やマイナスドライバー、クリップやヘアピンがあれば、机などの鍵を開けられる場合があります。
簡単な鍵なら、針金やマイナスドライバーで開けることができます!
<手順>
- 鍵穴に針金やドライバーを挿す
- 鍵穴の中にある突起物を凹ませたら回す
これはクリップやヘアピンでもできる方法です。
文字だけの説明ではわかりにくいので、YouTubeの動画を一つご紹介しておきますね。
これで開かない場合は、分解する、バールでこじ開けるなどの方法がありますが、机が壊れる可能性大なのでご注意を!
机を壊したくない場合は、机のメーカーに問い合わせてみたり、鍵屋さんに依頼したりしてみましょう。
鍵をなくしてしまい、開かなくなってしまったというハプニングは結構多いようですね。
YouTubeで動画を見ていると、結構机の引き出しの鍵の開け方が投稿されていますよ。
机の鍵に関しては簡単に開く場合が多いので、諦めずにチャレンジしてみて下さい。
ところで、通帳などは鍵付きの引き出しなどにしまうことも多いでしょう。
しかし、いつもの場所に見当たらず、紛失してしまった場合はそれなりの対処をしなければいけません。
鍵付きの引き出しもそうでない引き出しも、開かなくなってしまうと開けるのがとても大変ですよね。
ただ、開かなくなったからといって、最終的に業者に頼むことになれば、痛い出費になります!!
そうならないためにも、まずは引き出しが開かなくなるという状況を作らないことが重要です!
次項では、「引き出しの中身の上手な収納方法」をご紹介していきます。
引き出しがあかないと困る前に!上手な収納方法はコレだ!
引き出しがあかなくなると、とても困りますよね?
そして、あけるための作業もかなり大変に…。
そうならないためにも、あらかじめ引き出しが開かなくならないように、対策をしておくことも大事です。
こちらでは、引き出しの中身の上手な収納方法や、引き出しの滑りを良くする方法などをご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
引き出しの中身の上手な収納方法とは?
引き出しの中を常に整理整頓しておけば、引き出しがあかなくなるということもなくなります。
そこで、まずは収納方法のコツを押さえておきましょう!
収納方法のコツ
収納方法のコツを押さえておけば、引き出しが開かなくなって困ることもなくなりますよ!
1.詰め込み過ぎない
引き出しにものを詰め込み、無理やり引き出しを閉めてしまうと、開かなくなってしまう可能性が高まりです。
できれば引き出しの中身は、引き出しの高さギリギリにならないように収納しましょう。
2.タンスは湿気がこもらないようにする
タンスは湿気を含むことで膨張し、引き出しが開かなくなることもあります。
タンスに衣類をしまう場合は、引き出し全体の容量の八分目までにして下さい。
引き出しの中をいっぱいにしてしまうと、湿気が溜まりやすくなります。
また、湿気対策として、引き出しの底に新聞紙を敷いておくという方法もありますよ!
3.良く着る服は下段にしまう
良く着る服は、一番下の引き出しにしまうようにしましょう。
湿気は、下の段の引き出しに溜まりやすいのです。
良く着る服を下に入れておくと、引き出しを頻繁に開け閉めすることで、換気することができます。
逆にあまり気ない服は、湿気がこもりにくい上段にしまいましょう。
上記のようなことに気を付けていても、引き出しの滑りが悪くなることが原因になる場合もあります。
そういう場合は、どのような対策をすれば良いのでしょうか?
引き出しの滑りが悪くなった時はどうする?
引き出しの滑りが悪くなった時は、滑りを良くしてあげることが重要です!その方法をご紹介しますね。
1.サンドペーパーを使う
引き出しが開けにくい場合は、引き出しの横をサンドペーパーでこすると滑りが良くなります。
2.蝋(ろう)を塗る
引き出しとタンスの枠(本体)が接する部分に蝋を塗ると、滑りが良くなります。
タンスや木材専用の蝋なども売られていますよ!
このように、引き出しが開かなくなる前にできる対策はいくつかあります。
一度でも引き出しが開かなくなって困った経験がある方は、ぜひ実践してみて下さいね!
とはいえ、タンスに着ない服をしまい込んで、ついつい詰め込み過ぎになることってありますよね。
とくにかさばるコート類は、寿命が着たら捨てるようにしましょう。
まとめ
最後に重要事項を確認しておきましょう。
引き出しが開かなくなった時の対処法
- 上下の引き出しを外して手を突っ込み、原因となっているものを取る
- 引き出しを前後左右、上下にガタガタ揺すってみる
- 少しでも隙間がある場合は、定規などを入れて突っかかりを取る
- 鍵が開かない場合は、マイナスドライバーやクリップで開けてみる
- 完全に開かない場合は、業者を手配する
引き出しが開かなくならないようにするための対処法
- 引き出しの中は詰め込み過ぎないようにする
- 引き出しを無理やり閉めない
- 引き出しの中身は八分目を心がける
- タンスは湿気がこもらないようにする
- タンスの引き出しは、サンドペーパーや蝋で滑りを良くしておく
引き出しがあかなくなると、本当に困りますよね~。
私も力任せにやることが多いのですが、壊れやすいものが入っている場合は、力ずくでやるわけにもいきません。
そうならないためにも、まずは引き出しの中身を詰め込み過ぎず、整理整頓しておくことが重要です!!
あなたも「引き出しが開かなくなって困った!!」ということがないように、気を付けて下さいね。