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生活のQ&A

イーネットの引き落としに覚えがないけど何?疑問をすっきり解決

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イーネット 引き落とし 覚えがない

【執筆者:編集部 今冨るみ子】

通帳に覚えがないイーネットの引き落としがあったら不安に思いますよね。

いつも利用しているクレジットカードとは別に、通帳に「CDカードENET」と記載され、勝手に引き落としされているとなると詐欺を疑いたくなるでしょう。

そこでこの記事では、身に覚えがないイーネットの引き落としが何なのかを解説します。

この記事を読むとわかる!
覚えがないイーネットの引き落としのこと
  • イーネットとは何か
  • 提携しているコンビニ
  • イーネットカサイとは
  • キャッシュカードの犯罪の手口

不正利用の対策をしたい人にも読んでほしい内容です。

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覚えがないイーネットの引き落としは何? | コンビニでの引き出し

カード イーネット ATM 引き落とし

銀行口座に覚えがない「イーネット」「E-NET」というところからの引き落としの記載があったら不正利用かと思いますが、近くのコンビニATMからの引き出しであることが多いようです。

イーネット支払いとは、ファミマやデイリーヤマザキなどのコンビニやスーパーなどに設置されているATMで出金をすることで、通帳記入をすると「イーネット」の記載があります。

イーネットと提携しているおもなコンビニ
  • ファミリーマート
  • デイリーヤマザキ
  • ポプラ
  • ニューデイズ
  • 生活彩家
  • アンスリー

コンビニで気軽に出金するので、おろしたことを忘れがちになるようです。

コンビニATMでカードで出金したら通帳にENETと記載

イーネットと提携しているATMで入出金すると、通帳に「イーネット+6桁の数字」が記載され、それがお問い合わせ番号になります。

番号がない金融機関もありますが、もし記載されているならイーネットのサイトの「お問い合わせ番号検索」でどこの店舗で取引があったのか調べられます。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
ちなみにセブンイレブンやローソンはイーネットと提携しておらず、取引があったら通帳にそれぞれの記載があるようです。

「イーネットの引き落としがされている日にちは家にいたからお金をおろせない」という人もいます。

カードのみの使用なので自分以外の家族が出金した可能性も

意外と多いのが自分以外の家族がキャッシュカードを持っていて、コンビニでおろしたということです。

コンビニATMはカードのみの取引で通帳は使えないので、「自分は外出していないし通帳は家にあるのでおろせるはずがない」と思っていても、家族が出金している可能性はあります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
また、紙幣単位の取り扱いなので「〇千円」「〇万円」などのきりのいい金額になることも、詐欺と思いやすい要因ですね。

イーネットカサイの表記は「カサイ」というどこかの支店名と思われがちですがちがいます。

イーネットカサイの引き落としはネット火災保険

「MHF)イーネットカサイ」「DF.イーネットカサイ」という記載で引き落としされていたという例も多く見られますが、多くはe-Netの火災保険の引き落としのことのようです。

「MHF」はみずほファクター、「DF.」は三菱UFJファクターのことです。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
火災保険は引っ越してきたときに契約したきりなので忘れがちになりますよね。契約した会社と金額を確認すると、ネット火災保険だったという例はけっこうあります。

しかし、コンビニATMの利用や火災保険の引き落としでもない場合は、注意が必要です。

身に覚えのないイーネットからの引き落としは詐欺の可能性も

銀行口座 勝手に引き落とし

「コンビニATMを使った覚えがない」「家族もおろしていない」など、本当に全く身に覚えのないイーネットからの引き落としは詐欺の可能性もあります。

金融庁からも不正な出金に注意するよう呼びかけられています。

悪意のある第三者が、不正に入手した預金者の口座情報等をもとに、銀行口座と連携して利用する決済サービスを提供している事業者を通じて、銀行口座から不正な出金を行う事案が多数連続して発生しています。

引用元:金融庁

また、イーネットの社名を使用した架空請求もあるようです。

弊社「イーネット」の社名を使用し、身に覚えのない『有料情報サイト』の料金支払いに関する請求・督促メールが送られてくるという、悪質な行為を確認しております。

引用元:E-net

不正利用された可能性があるなら、早急に利用された金融機関や警察に連絡しましょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
キャッシュカードと暗証番号をきちんと管理していれば、基本的に被害にあった金額を金融機関で補償してくれます。

つぎのような場合は預金者の過失とされ、補償されないか減額される可能性があるようです。

預金者の過失となる例
  • 暗証番号をキャッシュカードに書き込んだ
  • 暗証番号を誰かに教えた
  • 生年月日、住所番地、電話番号、自動車ナンバーなどを暗証番号にしている
  • 保険証や運転免許証と一緒に持ち歩いたり保管したりしている

暗証番号を忘れないためにキャッシュカードに書いておく人もいるようですが、これは預金者の過失になります。

キャッシュカードが不正利用される経緯はさまざまで対策が必要です。

キャッシュカードの犯罪の手口と対策

他人のキャッシュカードを悪用した犯罪の手口はつぎのようなものがあります。

キャッシュカードの犯罪の手口
盗難や紛失 一緒に盗んだ(または拾った)
運転免許証の生年月日、
電話番号から暗証番号を予測
・銀行職員や警察官を装おい
暗証暗号を確認
スキミング ・カードを盗み読み取り機で
磁気データをコピーして
キャッシュカードを偽造
・ロッカーの暗証番号を
覗き見
・小型カメラで暗証番号を
盗撮
情報漏えい インターネットショップへの
外部からの不正アクセス
フィッシング詐欺 正規のサイトの偽物のホーム
ページを作成し、個人情報や
ID・パスワードを入力させる

盗難や紛失したときは、カードを利用停止にすることで不正利用を防げるので、金融機関への早急な連絡が一番の対策です。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
カードの暗証番号を推定しやすいものにしないことや、記載したメモを一緒に持ち歩かないことも大切です。

また、不正に盗み取ったカードの磁気データをコピーして作った偽造カードが使われることもあります。

スキミングの方法
  • カードを預かった店員がレジとは別の機械で読み取る
  • ロッカーの合鍵を使って財布から磁気情報を盗み取る
  • レジやATMに磁気情報を読み取る機械を組みこむ

「貴重品は身の回りに置いておく」「支払いのときは不審な行動を取られていないか見ておく」などの対策をする必要があります。

しかし、お店ではカードを処理する機械が目の届かないところにあることも多く、完全な対策は難しいようです。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
 こういうものをお店で使われたら対策のしようがないですね。

店員の動きが不自然だったらすぐにカード発行会社へ連絡し、利用停止等の対策をとることがいいといわれています。

非接触のスキミングからカード情報を守るグッズを使うのも一つの方法です。

また、ネットショップを利用したときのカード情報の漏えいによって不正利用される可能性もあります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
あやしい海外サイトを利用しないのはもちろんですが、日本の大手の会社でも情報漏えいはしているので、完全な対策は難しいといわれます。

ただ、複数のネットショップで同じIDやパスワードを使いまわさないことで、被害の拡大を防ぐことはできるようです。

フィッシング詐欺によって不正利用されるケースも増えているようです。

フィッシング詐欺とは(※1)

偽や送信者を詐称した電子メールを送り、偽のサイトに接続させクレジットカードの番号や個人情報を入力させる

フィッシング詐欺を防ぐには、個人情報やID・パスワードを入力するときは、本当に正規のサイトなのかを確認しましょう。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
正規のサイトのURLをブックマークしておくといいですね。

通帳を落としたときの対策もぜひ参考にしてください。

結論 | 覚えがないイーネットの引き落としはほぼコンビニATMの利用

覚えがないイーネットの引き落としのまとめ
  • コンビニATMでの取引
  • 通帳は使えない
  • イーネットカサイは別の会社
  • 身に覚えがなければ早急に連絡
  • 不正利用防止対策をしておく

覚えがないイーネットからの引き落としは、ほとんどの場合がコンビニATMからの出金が考えられます。

通帳は使えないので、家族がキャッシュカードでお金をおろしていることもあるようです。

本当に身に覚えがない場合は詐欺の可能性もあるので、早急に金融機関に連絡しましょう。

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