【執筆:ヨセミテ編集部】
コンビニ弁当の多くは添加物が使用され、体に悪いイメージを連想するかもしれませんが、添加物については国の厳しい規制のもと使用され、健康への安全性は約束されています。
「添加物=危険性のある物質」と考えている人は、ぜひ記事を参考に正しく整理し、食品の取捨選択に役立ててください。
ほかにも栄養バランスが偏りやすいデメリットがある為、おすすめの選び方について紹介していきます♪
コンビニ弁当 のこと
- 体に悪いと言われるのか理由や嘘
- 食品添加物の安全性
- 不足しやすい栄養素について
- 栄養バランスを整える為には
頻繁に食べる人や、添加物の安全性について知りたい人もぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
コンビニ弁当が体に悪いと言われる理由|添加物=危険は嘘
食品添加物が使われていることへの健康影響の不安のほか、選び方次第で栄養バランスが偏りやすい点も注意すべきポイントです。
食品添加物の不安 | 基本的には問題無い 一部、腸内環境を悪化させると 懸念されている種類あり |
---|---|
栄養バランスの 偏り |
糖質や脂質の摂り過ぎは肥満や 生活習慣病のリスクを高める原因に |
まず、どんな栄養素や成分でも摂り過ぎは諸問題が生じやすいものですが、通常量であれば問題はありません。
食品添加物についても基本的には過敏になる必要はないでしょう。
添加物の危険性|なぜ腸内環境と関係があるか
食品添加物の使用についてはコンビニ弁当に限らず、国がしっかり使用目的や量について厳しい基準を定めた上で「生涯、毎日摂り続けても問題ない量」が使用されています。(※1)
品質の維持・向上に役立ち、安定した食の供給の為には欠かせないものでしょう。
ですが、一部の添加物は健康への悪影響が懸念されています。
- 安息香酸
- ソルビン酸
- ポリリジン など
一部不安の声が上がっている背景から、昨今のコンビニではお弁当やおにぎりで保存料不使用が主流となっているようです。
» セブン「おにぎり」消費期限2倍に延長で湧く疑問…実は保存料不使用、徹底した経営努力 https://t.co/UZqirl0ZA4
— なわ (@nawacyan) March 25, 2021
国の基準をしっかりクリアしているものであり、通常量であれば問題はないですが、気にしている人にとってはうれしい情報ですね♪
添加物を極力避けたい人は、原材料名の改行されている部分や「スラッシュ(/)」以降が添加物のなので、成分表示を確認してみてください。
一方、コンビニ弁当を頻繁に活用している人は添加物だけでなく、栄養バランスの偏りも注意すべきでしょう。
選び方によっては栄養バランスが偏りやすい
種類豊富に並んでいるお弁当ですが、選び方によっては糖質や脂質に偏りやすくバランスの偏りが心配です。
- 大盛りのご飯・麺類
- 油で揚げたおかずが多い
- 野菜・海藻類・きのこ類をつかったおかずが少ない
糖質や脂質はそれぞれ体に必要な栄養素ではありますが、摂り過ぎると中性脂肪の増加、肥満や生活習慣病などの原因になります。(※3)
野菜類のおかずが少ない点もビタミンやミネラル、食物繊維などの摂取が足りず栄養不足に陥りやすくなります。
選ぶ際には栄養バランスが偏らないよう、主食・主菜・副菜がバランス良く入っているものが良いですね。
また、最近は健康志向が高い人向けの商品も多くあるので、活用術のポイントを押さえて、生活の中に取り入れてみてください♪
健康づくりを後押しするコンビニ弁当の選び方
選ぶ際には、彩りやおかず全体のバランスを確認してみましょう。
1品で完結させるのではなく、サイドメニューを活用する手も良いですね♪
彩りがよいものを | 茶系統は野菜のおかずが 控えめになりやすい |
---|---|
主食の大盛りは 避ける |
主食・主菜・副菜=3:1:2の 比率がおすすめ |
サイドメニューを 活用する |
・野菜のおかずを1品足す ・野菜ジュースを活用する など |
商品名や表示も、参考になりますよ♪
購入時はパッケージを確認
ご飯に玄米や麦を混ぜていたりパッケージに「食物繊維〇g」と表記されていたり、体に優しいお弁当が多く展開されています。
ご飯の量が控えめな商品もあります。
セブンの新商品
一膳ごはん 脂の乗った炙り焼きさばあまりにもウマイ!200円台でこのクオリティに整えてくるのはやばい。焼き鯖から脂の美味しさまで感じられるから量は少なめ(といってもおにぎり1.5個分ぐらいかな?)だけど満足感高いワー pic.twitter.com/3uyoxy75bY
— Bellzerica (@Bellzerica) May 13, 2021
セブンイレブンのこちらの商品は、ダイエット中や糖質を控えたい人におすすめです。
スティック野菜や具沢山なスープを添えると、副菜もしっかりカバーできますね。
野菜不足解消において、忙しいときはワンハンドで飲める野菜ジュースが重宝します。
野菜ジュースで手軽に栄養補給
コンビニ弁当で特に不足しやすいビタミンやミネラルが手軽に補えます。
糖質の摂取量を抑える為に、果汁入りではなく野菜汁100%のものを選ぶのがおすすめですよ。
ビタミンやミネラルは、不足すると代謝が落ちて痩せにくくなったり、風邪を引きやすくなったりとダイエット・健康面へ影響を及ぼします。
ただ製造の過程でビタミンCや食物繊維が損失しやすいデメリットがあるので、ほかのタイミングではしっかり野菜類を摂りましょう。
一方、ジュースにすることでリコピンやβカロテンなどは生の野菜より吸収されやすいメリットもあります。
「健康に良いというのはデマでは?」「不健康の元では?」とイメージを強く持っている人は、こちらの記事に整理する為の情報がまとめられています。
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栄養バランスの偏りが気になるときは、サイドメニューも活用しながら整えてみてくださいね♪
結論|コンビニ弁当は添加物を含むが体への影響は心配ない
- 添加物=危険な物質ではない
- 国からの厳しい基準をクリアしたものが使われている
- 選び方によって起こる栄養バランスの偏りに注意
- 糖質や脂質の摂り過ぎは肥満や生活習慣病のリスクを高める
- 野菜類のおかずはサイドメニューや野菜ジュースを活用する手も
添加物が体に悪いのかどうか、気にする人もいるかもしれませんが「生涯摂り続けても問題ない量」が定められているので安心してください。
保存料のように一部、健康影響が懸念されている添加物もありますが、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの公式HPでは「保存料不使用」を宣言しています。
健康志向が高い人向けの商品も多く、コンビニ弁当の展開には更なる期待が寄せられそうですね♪
参考資料
※1 食品添加物 | 厚生労働省
※2 用途別 主な食品添加物 | 東京都福祉保健局
※3 生活習慣病 | e-ヘルスネット(厚生労働省)