【監修者:野菜ソムリエプロ みつはしさなこ】
【執筆者:同上】
焼き芋は、常温では日持ちしないため、なるべく早めに食べましょう。
翌日までに食べきれない場合は、冷蔵保存してくださいね。
焼き芋のこと
- 翌日なら常温でも大丈夫?
- 冷蔵の保存期間は?
- 冷凍できる?
- 日持ちのコツは?
しっかり密封した市販の焼き芋でも、何日も常温放置するのはおすすめできません。
なぜおすすめできないのか、日持ちさせるにはどうすればいいのか、この記事で詳しく解説しているので、最後まで読んでみてくださいね。
みつはしさなこ先生
野菜ソムリエプロ
みつはし先生の公式ブログ・Twitter・Instagram
目次
焼き芋の常温保存期間は何日?真空パックなら?
焼き芋を常温保存する場合は、2日を目安に食べ切りましょう。
作って翌日までに食べ切れない場合は、冷蔵庫などに入れてください。
手作り | 約2日 | |
---|---|---|
市販品 | 未開封 | パッケージ記載の通り |
開封後 | 約2日 |
市販の焼き芋は、パッケージに記載された賞味期限や消費期限を確認する必要があります。
ただし、真空パックされた焼き芋でも、常温で大丈夫とはいえないので、すぐに食べる分だけ室温に置くといいでしょう。
常温保存は翌日までに食べる
常温でおいた焼き芋は、約2日が日持ち目安です。
食べかけの状態は常温保存できないので、冷蔵庫に入れて早めに食べ切りましょう。
詳しい保存方法は、後半で解説しています。
市販の焼き芋でも常温保存は要注意
市販の焼き芋はパッケージの表示を確認する必要がありますが、長期間常温に置くのはおすすめできません。
特に、真空パックタイプは日持ちしそうに見えますが、常温で菌が繁殖する可能性があるので注意してくださいね。
真空パックで密閉された食品は、常温でボツリヌス菌による食中毒を引き起こす恐れがあります。(※1)
真空パックなのに膨張していた、中から異臭がするものは菌が繁殖している可能性があるので、食べるのはやめておきましょう。
市販の焼き芋をストックするなら、冷蔵か冷凍タイプを選んでくださいね。
腐るとどうなる?焼き芋が食べられるかの見分け方
焼き芋にカビが生えていたり、明らかににおいがおかしいものは、腐っている可能性が高いです。
スーパーなどで売られている焼き芋の場合、消費期限が過ぎていたら食べられるかを確認しましょう。
賞味期限は缶詰などの加工品に多く、正しく保存していれば期限切れでもすぐ食べられなくなるわけではない。(※2)
詳しい見分け方は、こちらの記事で解説しています。
詳しくはこの記事をチェック!
焼き芋の保存|美味しく日持ちさせる方法と注意点
焼き芋は常温だと長持ちしませんが、冷蔵なら約4日、冷凍なら約1ヶ月日持ちします。
保存方法 | 保存期間 | |
---|---|---|
冷蔵 | ラップで包むか、紙袋などに 入れて保存 |
約4日 |
冷凍 | 1つずつ、あるいは食べやすい 大きさに切りラップして保存 |
約1ヶ月 |
保存するときは焼き芋の熱をしっかり冷まして、表面についた水滴を拭き取ると、傷みにくくて美味しく日持ちしますよ。
冷蔵保存は紙袋などに入れて約4日
焼き芋を冷蔵保存した場合は、紙袋などに入れた状態で4日程度日持ちします。
美味しく保存するコツは、こちらでお伝えしています!
冷凍なら約1ヶ月日持ちする
焼き芋を冷凍する場合は、約1ヶ月保存できます。
- 1つずつラップで包み冷凍する
- サイズが大きいものは、食べやすい大きさに切ってからラップで包み冷凍する
- 食べるときは室温で戻すか、レンジやトースターで軽く温めてから食べる
昨日の安納芋、
洗って、キッチンペーパー&アルミで包んで、160℃80分で大量に焼き芋を作る。ラップで冷凍して、レンジで3分であら不思議
これ都内で売ってる高級スイーツの味だわ pic.twitter.com/VEZnVqzDUy
— 藤ノ木優 小説家/産婦人科 (@kyusan_obgy) January 8, 2021
冷凍焼き芋はスイーツのようなしっとりとした食感で、ふつうの焼き芋より美味しく感じる方もいるほどです。
食べたことがない方は、一度試してみてくださいね!
表面に水滴を残さないのが美味しい保存のコツ
焼き芋を保存するときは、熱をしっかり冷まし、表面についた水滴を拭いてから保存しましょう。
水滴がついていると、中に染みて風味が落ちる、もしくは菌が繁殖する原因になります。
時間が経ってべちゃっと水っぽくなるのを防ぎ、美味しく食べられますよ!
結論|焼き芋は常温より冷凍か冷蔵保存がおすすめ
- 常温は2日が保存目安
- 真空パックでも常温は要注意
- 冷蔵保存は4日程度が目安
- 日持ちさせるなら冷凍がおすすめ
- 保存時に表面の水滴を拭き取る
焼き芋は常温ではあまり日持ちしないため、すぐに食べない場合は、冷蔵庫か冷凍庫で保存しましょう。
市販の密閉されたものでも、長期間常温放置するのはおすすめできません。
記事を参考に、焼き芋を上手に保存して美味しくいただいてくださいね。