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食材・料理のQ&A

唐揚げの常温放置は何時間まで?次の日までは危険?日持ちを解説

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唐揚げ 常温

【執筆者:編集部 芦川真理】

唐揚げは、市販品・手作り品どちらも常温保存では日持ちしません。

常温放置してしまうと、傷みが進んで腐って見た目に異変が生じる場合もありますが、変化が見られない状態で食中毒菌が増殖して危険な状態になる恐れもあります。

作った唐揚げを次の日にも美味しく安全に楽しんでもらうために、唐揚げについて以下の項目を紹介します。

この記事を読むとわかる!
唐揚げのこと

 

  • 市販品の賞味期限期間と手作りの日持ち目安について
  • 常温放置は何時間で危険か
  • 腐った状態と食中毒の危険性
  • 冷蔵と冷凍保存方法

唐揚げを常温で何時間放置したら危険かについても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

   

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唐揚げの常温放置は何時間まで?賞味期限を解説

唐揚げ 常温放置

5時間程常温放置した唐揚げは、食べられない可能性が高いです。

この方の経験では、常温放置した唐揚げを食べたあと下痢を引き起こしてしまったようです。

投稿した季節が冬であるとわかりますが、暖房のきいたあたたかい中で放置した可能性も考えられますね。

夏ならさらに短い時間で危険な状態になる可能性があるため、5時間はあくまで目安として短時間でも常温放置した唐揚げには注意が必要です。

また、唐揚げの日持ちは市販品、手作り品で異なります。

唐揚げの賞味期限目安
市販品
(未開封)
冷凍品 製造日より150~540日程度
手作り・開封後 お早めに

市販品の多くは冷凍の商品が多く、メーカーによって賞味期限が大きくちがいます。

唐揚げは基本的に常温保存はできないため、市販品はパッケージに記載された保存方法と賞味期限を確認しましょう。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
 ローソンのホットスナック「からあげクン」には期限が表示されておらず「お買い上げ後お早めにお召し上がりください」と記載されていますよ。

唐揚げを常温保存すると日持ちしないのは、傷みが進む条件がそろってしまうためです。

常温保存だと日持ちしない理由|下味をつける・揚げるにも前注意

唐揚げを常温放置すると食べられなくなる可能性があるのは、傷みやすい環境がそろっているためです。

食品が傷む原因となる細菌が増殖するには、栄養・水分・温度などの条件が必要です。(※1)

細菌は5~45℃の温度帯でよく増えますが、その中でも30~40℃になると多くの細菌がさらに増殖しやすくなります。

 もし30℃近くになる夏場に常温放置すれば、目に見えませんが細菌はどんどん増殖して唐揚げの傷みは進み、食べられない状態になっている可能性が高いです。
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
唐揚げを手作りする際に、生焼けを防ぐために生の鶏肉を室温に戻す場合も注意が必要です。揚げる前に長い時間下味を漬け込むときは、安全のため冷蔵庫に入れてくださいね。

傷みが進んで腐るとどのように見た目や臭いに異変が生じるのか、食べられない状態の見分け方を覚えておきましょう。

腐ると異変が現れる|食べられない状態の見分け方

唐揚げが腐ると見た目や臭いに異変が現れて、食べられない状態とわかります。

唐揚げが腐ったときに現れる異変

・カビが発生
・明らかな異臭
・触るとネバネバする

常温放置のように保存状態が悪いと、黒い付着物や白いふわふわなカビが発生したり、アルコールのようなツンとする異臭を発したり、五感で食べられない状態と認識できます。

しかし、常温放置したとき見た目ではわかりにくい食中毒菌が増殖している可能性もあります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
食中毒菌は増殖して食品に毒素を出していても、見た目や臭いに変化が現れません。そのため、危険な状態になっていても判断が難しいので注意してください。(※2)

また、中心まで火が通っていない鶏肉はカンピロバクターという食中毒菌に注意が必要です。

 カンピロバクターは、日本で起きている細菌性食中毒で発生件数が最も多い食中毒で、下痢や腹痛、発熱などを引き起こします。十分に加熱をすれば防げるため、調理する際は生焼けに注意しましょう。

常温放置してどのくらい経ったかわからない唐揚げは、見た目に変化がなくても食中毒菌が増殖している可能性があるため、安全のため食べずに処分するようにしてくださいね。

ほかにも、揚げ物の賞味期限や手羽元の唐揚げについてまとめた記事もあるので、ぜひ確認してみてください。

常温保存できない唐揚げを正しく保存する方法を覚えておきましょう。

 

常温保存できない唐揚げの正しい保存方法と保存期間について

唐揚げ 保存 揚げた後

唐揚げは常温保存だと傷みやすいですが、手作り品なら冷蔵庫ならおよそ3日程度、冷凍なら2週間程度日持ち可能です。

市販品はパッケージに記載された保存方法を守れば、賞味期限まで日持ちします。

唐揚げの保存方法と保存期間目安
市販品 手作り
未開封 開封後
常温 NG 当日中
(常温は基本不可)
冷蔵 記載された
賞味期限
消費期限まで
お早めに 3日程度
冷凍 2週間程度

しかし冷蔵品・冷凍品どちらの場合も期限にかかわらず、開封後は早めに食べ切りましょう

大阪王将から冷凍の唐揚げが販売されているので、お店だけではなく自宅で楽しみたい方はぜひお試しください。

手作りした唐揚げは基本当日中食べ切るのをおすすめしますが、次の日以降に食べるなら冷蔵と冷凍を活用してみてください。

次の日食べるなら冷蔵庫へ|揚げ物を美味しく冷凍する保存方法

手作り唐揚げを当日中に食べずに、次の日食べる予定なら冷蔵庫へ、さらに2~3日以上日持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめです。

手作り唐揚げの冷蔵保存方法(※4)
  • 調理中・保存の際は手を清潔に保つ
  • あら熱がとれてから保存する
  • 清潔な密閉容器に入れるかラップでぴったり包む
  • 食べるときは中まであたたまるように再加熱する

冷凍方法のポイントは、解凍後べちゃっとするのを防ぐために揚げた後完全に冷めた状態になってから保存することです。

・小分け(2~3個目安)にしてラップで包む
・さらに密閉袋に入れて空気に触れにくくする
・より品質の劣化を防ぐために金属バットにのせてから冷凍すると良い

冷凍したら2週間を目安に食べ切ってください。

解凍する場合は、ラップを取り外して電子レンジかオーブントースターで中までしっかりあたためましょう

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
電子レンジで中まであたためたあと、オーブントースターで表面をカリッとさせるとより美味しくいただけますよ。

お弁当に入れる場合も必ず再加熱して、冷めてから詰めると食中毒予防になります。(※5)

とくに食品が傷みやすい梅雨の時期や夏場は、安全のため低い温度が保てるように保冷バックと保冷材も活用してくださいね。

 

結論|唐揚げは常温保存不可|冷凍保存がおすすめ

唐揚げのまとめ
  • 市販品の賞味期限はまちまち
  • 開封後や手作りは早めに食べる
  • 常温保存は傷みが進むため不可
  • 生焼けはカンピロバクターに注意
  • 日持ちさせるなら冷凍がおすすめ

唐揚げは常温保存できないため、市販品はパッケージに記載された保存方法を守り、手作り品はなるべく早めに食べ切りましょう。

もし常温で放置した場合、腐って見た目や臭いに異変が出る場合もありますが、変化が見られなくても食中毒菌が増殖して危険な状態になる恐れもあります。

手作り品を次の日食べるなら冷蔵も可能です。

2~3日以上経つ場合、冷凍すれば2週間程度日持ちしますので、食べるタイミングに合わせて保存方法を選んでみてください。

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