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食材・料理のQ&A

梅ヶ枝餅の賞味期限|常温・冷蔵庫・冷凍での日持ちや保存方法

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料理・食材
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梅ヶ枝餅 賞味期限

【執筆者:編集部 井上ゆうこ】

太宰府名物・梅ヶ枝餅(うめがえもち)の賞味期限は、常温販売で1〜2日程度、冷凍発送の通販で1〜6ヶ月程度が多いようです。

設定される賞味期限は店舗によって異なるため、必ず店頭で確認するか、表示されている日付を確認しましょう。

常温販売の梅ヶ枝餅はあまり日持ちしませんが、工夫次第で1ヶ月くらい保存できる方法もあります。

そこでこの記事では、梅ヶ枝餅をおいしく安全に食べきるために知っておきたい以下の内容を紹介します。

この記事を読むとわかる!
梅ヶ枝餅のこと

 

  • 常温品・冷凍品の賞味期限
  • 安全に食べるには
  • 日持ちを延ばす保存方法
  • おいしく食べるコツ

お土産に買いたいけれど日持ちが不安な人、食べ切れない分を冷蔵庫に入れていいのか気になっている人にはきっと役立つ内容なので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

   

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梅ヶ枝餅の賞味期限は常温で1〜2日程度|冷凍品は長期保存可能


梅ヶ枝餅は、店頭購入の常温品で1〜2日程、通販の冷凍品で1〜6ヶ月程の賞味期限が主流です。

梅ヶ枝餅の賞味期限・日持ち目安
常温品 購入後1〜2日程度
冷凍品 常温品を冷凍 ・冷凍後3〜4週間程度
・解凍後はお早めに
冷凍便の通販 ・製造後1〜6ヶ月程度
・解凍後はお早めに

店頭で購入した常温品の日持ちは短く、翌日までという口コミが多くあります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
ほかにも、デパートの催事で購入したものは日持ちが当日までという情報もあり、購入場所によって期限が違う可能性があります。実際の日持ち期間は購入店で聞くか、商品表示を確認しましょう。

通販で購入できる冷凍品は、店によって賞味期限に違いがあり、1〜6ヶ月程度と幅がありますが、常温品に比べると長期保存できます。

もち米とうるち米を合わせた生地で、小豆あんを包んで焼き上げたお菓子です。福岡は太宰府天満宮の参道で、梅ヶ枝餅協同組合に加盟する30軒以上の店舗が製造・販売しています。

「かさの家」の梅ヶ枝餅は、冷凍で6ヶ月の賞味期限です。

「やす武」の賞味期限も冷凍で6ヶ月ですが、販売サイトによっては「お届け時点90日以上」との記載もあります。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
通販は、在庫の状況や発送のタイミングによって、手元に届いてから賞味期限までの日数が異なると考えられるので、商品記載の期限を確認してくださいね。

冷凍品には、傷みにくい食品に表示される賞味期限が設定されており、期限が過ぎたらすぐに食べられないわけではありません。

賞味期限:おいしく食べられる期限。期限後すぐに安全性に問題が生じるわけではありません。
消費期限:安全に食べられる期限。期限が過ぎたら食べるのは控えましょう。

常温保存は、日持ち期間を過ぎると傷むこともあるので注意が必要です。

日持ち期間が過ぎた常温品は傷む可能性あり

梅ヶ枝餅は、防腐剤や保存料を使わず職人さんが店舗で手作りしている店がほとんどなので、常温では日持ちしません。

日持ち期限を過ぎたり保存状態が悪かったりすると、傷むこともあるので状態をよく見極めましょう。

傷んだ和菓子の特徴
見た目
変色
・カビが生えている
・変色している
臭い
匂い
におい
・カビ臭い
・異臭

食感
触感など
ネバネバしている
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
持ち帰る間にカビが生えてしまった人もいるようなので、安全のためには正しく保存して期限内に食べてくださいね。


カビは、餅・パン・菓子類などのデンプンや糖分を含んだ食品に特に生えやすいので、梅ヶ枝餅も要注意です。(※2)

期限内であっても温度や湿度が高い場所に置かないよう気をつけ、カビが生えているのを見つけたら食べるのはやめましょう。

カビを1回食べたからといって、すぐに体調を崩すことは稀ですが、食べ続けることで慢性毒性、発がん性を呈することがあります。カビが生えた食品は食べずに処分しましょう。

常温販売の梅ヶ枝餅は、保存方法を工夫すれば日持ちを延ばすこともできます。

 

梅ヶ枝餅の賞味期限を延ばす保存方法|冷蔵庫はNG

梅ヶ枝餅 保存方法
常温で購入した梅ヶ枝餅を期限までに食べ切れない場合、冷凍保存するとおいしさを保って日持ちを延ばせます。

梅ヶ枝餅の正しい保存方法・日持ち期間目安
店頭購入の常温品 通販の冷凍品
常温 高温多湿・直射日光を
避ける
・電子レンジやトースター
などで解凍
・解凍後はお早めに
冷蔵 おすすめしない おすすめしない(解凍後)
冷凍 ・ラップで包み
冷凍保存袋に入れる
・3〜4週間保存可能
−18℃以下を保つ
ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
 常温品はやわらかいうちに冷凍すると、よりおいしく保存できますよ。ラップ包装して販売している商品も多いようですが、隙間があればぴっちり包み直すといいですね。

常温品も解凍後の冷凍品も、外側の餅生地に含まれるデンプンが「老化」しておいしさが損なわれるので、冷蔵保存はおすすめしません。

水を加えて加熱することで水分を抱え込んでやわらかくなり、おいしく食べられる状態になったデンプンが、冷める過程で水分を失って固くなり、食感や風味が悪くなる現象です。冷蔵庫の温度帯(0〜4℃)で最も進みます。

通販の冷凍品や家庭で冷凍した梅ヶ枝餅を、おいしく食べるにはコツがあります。

おいしく食べるための解凍・温め方

冷凍の梅ヶ枝餅は、好みや季節に合わせて解凍の仕方を変えると、違う食感や風味を楽しめます。

店頭で購入した常温品も、場合によっては温めるとよりおいしく食べられますよ。

ラップのまま電子レンジ(500W)で加熱する
・冷凍品の解凍:40〜60秒
・常温品の温め:20~30秒
ラップを外してトースターで加熱する
・冷凍品の解凍:5〜10分
・常温品の温め:3分程度
冷凍品はラップのまま電子レンジ(500W)で30〜40秒加熱後、ラップを外してトースターで2〜3分焼いてもOK
ラップを外しフライパンで両面を焼く(テフロン加工でなければ軽く油をひく)
・冷凍品の解凍:1分程度
・常温品の温め:こんがりするまで
冷凍品を常温で約1時間自然解凍

解凍・温めの時間はいづれも1個の目安ですが、気温や電子レンジの機種などによって変わるので、様子を見ながら行ってください。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
常温販売の梅ヶ枝餅は、焼きたてのパリッと香ばしい食感、冷めてからのもっちり・しっとりとした食感どちらも楽しめますが、翌日には固さが気になる人もいるようです。


固いと感じたら、温め直して焼きたてのおいしさに近づけるのがおすすめです。

購入から食べるまでに時間がかかりがちなお土産も、現地の味を再現できるのはうれしいですね。

 

結論|梅ヶ枝餅は凍らせるか冷凍品購入で賞味期限に余裕ができる

梅ヶ枝餅のまとめ
  • 常温保存は期限内に食べ切ろう
  • 固さが気になるなら温め直して焼きたての味を再現
  • 冷凍発送の通販なら長期保存可能
  • 食べ切れない常温品は冷蔵ではなく早めに冷凍
  • 解凍方法・温め方によって違う食感が楽しめる

常温で日持ちが短い梅ヶ枝餅は、家庭で冷凍するか冷凍品をお取り寄せすれば、期限にゆとりを持って好きな時に食べられますよ。

現地で購入する焼きたても、冷凍保存したものも、紹介した保存方法や食べ方を参考にして、おいしく安全に楽しんでくださいね。

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