カットキャベツの消費期限切れ1日は食べられる？日持ちの目安は

【監修者：野菜ソムリエプロ みつはしさなこ】
【執筆者：同上】

カットキャベツは日持ちしないため、消費期限が切れたものは注意が必要です。

カットしたキャベツは傷みやすいので、食べるのはあまりおすすめできませんが、消費期限から1日経った程度なら、実際に見た目を確認して判断してもいいでしょう。

この記事では、消費期限が切れたカットキャベツの特徴をまとめているので「見分け方が知りたいな…」というときの目安にしてください。

また正しい保存方法や冷凍できるかも解説しているので、キャベツを上手に活用するヒントにしてくださいね！
 

消費期限切れカットキャベツの特徴と日持ち目安

消費期限が切れたカットキャベツは、傷んで食べられない可能性があるので、注意が必要です。

期限が切れた状態で食べるのはあまりおすすめできませんが、1日経った程度であれば、次のような特徴があるかチェックして、食べられるか判断してみてください。

賞味期限が切れたカットキャベツの特徴

見た目 変色	・全体的に乾いている ・茶色く変色している
におい	酸っぱいにおいがする
食感	水分が抜けてしなびている

カットキャベツの日持ちは製造から3〜5日と、本来の球形キャベツと比べてかなり短いので、買ったら必ず消費期限をチェックしておいてくださいね！

1日過ぎたら見た目やにおいをチェック

カットキャベツが消費期限切れになってしまったら、見た目やにおいを確認し、実際に食べられそうかを判断しましょう。

消費期限とは安全に食べられる目安として設定されたもので、精肉や鮮魚、お惣菜など、日持ちしない食品につけられています。（※1）

基本的に消費期限を過ぎてしまったら食べるのはおすすめできませんが、1日で捨てるのはもったいないな…と感じる方は、見た目やにおいを確認し、実際に食べられそうかを判断しましょう。

少ししなびている程度なら、一工夫でシャキシャキ感を戻す方法があるので、こちらを参考にしてみてください。

千切りキャベツが日持ちしにくい理由

千切りキャベツは細かく刻むため、断面が空気に触れる部分が多く、早く傷んでしまいます。

自分の作りたい料理に合わせて、千切りキャベツか加熱用キャベツを選んでくださいね。

千切りキャベツを日持ちさせるなら、発酵食品であるザワークラウトを作るのもおすすめです。

こちらの記事ではレシピ動画を一緒に紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください。

しなびたカットキャベツを復活させる方法

しなびた状態のカットキャベツは、50℃の湯に浸けるとシャキシャキした歯応えが復活します。

50度洗い！キャベツがイキイキしてきました！#50℃洗い pic.twitter.com/MuocRP0alK

— 伊藤 昇治 (@ito_shoji) March 6, 2017

50℃の湯に浸けた野菜は、野菜表面の気孔が開いて水分が吸収しやすくなると考えられています。

カットキャベツがまだ傷んでいなければ、試してみるとよさそうですね。

カットキャベツの保存方法｜冷凍保存はできる？

カットキャベツは冷蔵庫の温度が低い場所で保存してください。

できれば、野菜室は傷みやすいので避けたほうがいいでしょう。

カットキャベツの正しい保存方法

常温	NG
冷蔵	10℃以下で保存
冷凍	袋の空気を抜いて保存

消費期限前なら、空気を抜いて密閉し冷凍保存も可能です。

ただし使い方に注意が必要なので、最後まで記事を参考にしてくださいね！

10℃以下の冷蔵室で保存

カットキャベツは10℃以下の冷蔵室で保存し、早めに食べ切りましょう。

10℃以下の温度なら、食中毒菌が繁殖しにくいと言われています。

冷蔵庫の温度目安

チルド室	0〜2℃
冷蔵室	3〜6℃
野菜室	3〜8℃

そのため、日持ちが短い野菜は、野菜室よりも冷蔵室やチルド室を活用するといいですよ。

冷凍後は食感の変化に注意

使い切れない場合は早めに冷凍保存できますが、食感が変わりやすく冷凍後は使い方を工夫する必要があります。

冷凍したカットキャベツは、炒め料理やスープに使うと違和感なく食べられますよ。

使うときは凍ったままフライパンや鍋に入れて、加熱調理できます。

合わせ調味料があると、包丁を使わず手軽におかずが作れるので試してみてくださいね！

結論｜消費期限切れカットキャベツは要注意

消費期限切れのカットキャベツは、食べられない可能性があるので注意が必要です。

なるべく期限が切れる前に、使い方や保存方法を工夫してカットキャベツを美味しくいただいてくださいね。