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食材・料理のQ&A

鯖寿司の日持ちと保存方法|常温・冷蔵庫では?手作りの場合も

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料理・食材
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鯖寿司 日持ち

【監修者:野菜ソムリエプロ みつはしさなこ】
【執筆者:同上】

鯖寿司は、市販・手作りに関わらず製造後2〜3日が日持ちの目安です。

しめ鯖や酢飯を使って保存性を高めているため常温保存できますが、暑い時期は冷蔵庫に入れて早めに食べ切るようにしましょう。

この記事を読むとわかる!
鯖寿司のこと

 

  • 日持ちは何日?
  • 常温・冷蔵庫どちらがいいの?
  • 冷凍保存できる?
  • 手作りするときの注意点は?

鯖寿司は、その特性から冷蔵保存はあまり向かないため、冷蔵庫に入れるときは一工夫が必要です。

なぜ冷蔵庫が向かないのか、美味しく保存するにはどうすればいいのか、この記事で詳しくまとめているので、最後までチェックしてくださいね!
 

野菜ソムリエプロ・みつはしさなこ先生記事監修
みつはしさなこ先生
野菜ソムリエプロ
野菜ソムリエプロ冷凍生活アドバイザーつくりおきマイスター離乳食アドバイザー/ 八百屋業や訪問料理で延べ50件以上のキッチンで料理を経験し、野菜の特徴を活かした、手軽に作れる料理を身につける。ワーキングマザー×子育て×食をテーマに、「食卓時間を幸せにするための、料理をラクにするコツ」を発信中。
みつはし先生の公式ブログTwitterInstagram

   

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鯖寿司の日持ち日数|常温・冷蔵庫・冷凍庫の場合

鯖寿司 常温

鯖寿司の日持ち目安は、製造から2〜3日です。

冷蔵保存もできますが、あまり長期間入れると味が落ちてしまうので、冷蔵庫で長持ちするとは考えないほうがいいでしょう。

鯖寿司の日持ち目安
常温 2〜3日
冷蔵
冷凍 2〜3週間

食べ切れないときは「冷蔵庫に入れて次の日に食べようかな…」と何日も持ち越さず、早めに冷凍保存したほうが、美味しい状態をキープできますよ!

製造後2〜3日が日持ちの目安

鯖寿司の日持ち期間は、常温冷蔵どちらも製造から2〜3日です。

美味しく食べるには、次のポイントを意識してください。

鯖寿司を美味しく食べるために
  • 高温な場所に置かない(夏など)
  • 市販品は賞味期限内に食べ切る

鯖寿司はで漬けているので日持ちしやすいですが、美味しく食べるには目安以内に食べ切るようにしましょう。

冷蔵庫保存のデメリット

鯖寿司は、冷蔵庫に保存するとシャリが固くなり美味しくなくなってしまうので、長く保存するのはおすすめできません。

野菜ソムリエプロ みつはしさなこ
野菜ソムリエプロ
みつはし
鯖寿司が冷蔵保存に向いていないのは、ごはんは冷蔵庫に入れるとでんぷん質が老化し、固くぽろぽろした状態にになってしまうためです。(※1)

冷蔵庫で保存する場合は、そのままではなく、ちょっとした工夫が必要です。

夏など常温保存できないときは、こちらを参考にしてくださいね。

冷凍保存は2〜3週間以内に食べ切る

どうしても目安までに食べられない場合は、冷凍保存し2〜3週間以内に食べ切るようにしましょう。

冷凍保存の手順や解凍方法については、こちらで解説しています。

 

鯖寿司の保存方法と手作りの注意点

鯖寿司 保存方法

鯖寿司を保存するときは、空気に触れないようラップで密閉します。

鯖寿司の正しい保存方法
常温 ・ラップなどで密閉する
・涼しい場所に保存する
冷蔵 ・野菜室に保存する
・新聞紙や紙袋に包む
冷凍 ・1切れずつラップし、ジッパー付き袋に入れる
・食べるときは流水か氷水で解凍する

冷蔵庫に保存する場合は、鯖寿司が低温にならないよう野菜室新聞紙などを活用してください。

冷凍保存は丸ごとではなく1切れずつラップしたほうが美味しく冷凍できるので、手順を参考にしてくださいね!

冷蔵庫なら野菜室に保存

冷蔵庫に入れる場合は、野菜室に保存しましょう。

一般的に野菜室は冷蔵庫の中でも温度が高い(3〜8℃)ため、ごはんの味が落ちるのを抑えるのに有効です。

野菜ソムリエプロ みつはしさなこ
野菜ソムリエプロ
みつはし
鯖寿司が冷蔵庫の冷気に当たらないよう、新聞紙や紙袋で包んでおくとさらに良いですね!

鯖寿司の冷凍・解凍方法

鯖寿司の冷凍・解凍手順は、次のように行います。

冷凍保存方法 解凍方法
1切れずつラップし、
ジッパー付き袋に入れる
ジッパー付き袋に入れたまま、
流水や氷水に漬けて解凍する
野菜ソムリエプロ みつはしさなこ
野菜ソムリエプロ
みつはし
1切れずつ冷凍することで、鯖寿司を短時間で凍結できます。
また冷凍した魚は、解凍時に水分が出やすいなどの変化が起きやすいため、流水や氷水を使い短時間で解凍するのが、水分が出にくくおすすめです。

専門店の冷凍鯖棒寿司なら、解凍するだけで美味しい鯖寿司が食べられて嬉しいですね!

鯖寿司を手作りするときの注意点

手作りの鯖寿司やバッテラも、基本的に日持ち目安や保存方法は同じですが、鯖を仕込む際にはアニサキス食中毒に注意してください。

鯖に多く見られるアニサキスは内臓表面に寄生していますが、鮮度が落ち始めると筋肉部分(可食部)に移動し、食べると激しい腹痛などの食中毒を引き起こします。(※2)

食中毒を予防するには、次のポイントを意識しましょう。

アニサキス食中毒を予防するには(※3)
  • 購入した鯖は低温で保存し、すぐに内臓を取り出す
  • さばく際には、アニサキスがいないか断面をよく確認する
野菜ソムリエプロ みつはしさなこ
野菜ソムリエプロ
みつはし

アニサキス食中毒は加熱で防げますが、焼き鯖寿司のように表面を炙った程度では、完全に防ぐことはできません。

またアニサキスは冷凍(-20℃で24時間以上)で死にますが、家庭用の冷凍庫には-20℃に設定されていないものもあるので、使っている冷凍庫の仕様を確認してください。

生鯖の注意点については、こちらの記事でも詳しく解説しているので、合わせてチェックしてくださいね。

 

結論|鯖寿司は日持ちはするが目安内に食べよう

鯖寿司のまとめ
  • 製造後2〜3日が目安
  • 夏以外は常温保存でも大丈夫
  • 冷蔵庫はシャリが固まりやすい
  • 冷凍保存は2〜3週間日持ちする
  • 手作りするときは食中毒に注意

鯖寿司は、作ってから2〜3日が日持ち目安です。

しめ鯖と酢飯で保存性を高めているため、涼しければ常温保存もできますが、目安をすぎると味が落ちてしまうため、早めに食べ切るか冷凍するかしましょう。

冷蔵庫にそのまま入れるとシャリが固くなり美味しくなくなってしまうので、紙袋を使う、野菜室に入れるなど冷気が当たらないよう工夫するといいですよ。

記事を参考に、鯖寿司を美味しく楽しんでくださいね。

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