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食材・料理のQ&A

キャビアの賞味期限はどのくらい?冷凍保存や解凍方法のコツも

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料理・食材
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キャビア 賞味期限

【執筆者:編集部 柴崎マリ】

キャビアの賞味期限は商品ごとに異なりますが、一例として未開封の冷蔵保存で14日程、冷凍保存で60日程に設定されています。

ですが開封や解凍をしてしまうと保存期間が大幅に短縮されるので、キャビアの賞味期限に関する知識をしっかりと身につけておくのが重要です。

この記事では、キャビアを安全に美味しく味わうために、以下の内容をご紹介します。

この記事を読むとわかる!
キャビアのこと

 

  • 保存法ごとの賞味期限目安
  • 賞味期限切れでも食べられるか
  • 正しい冷凍保存の方法
  • 解凍方法や美味しく食べるコツ

キャビアは正しく冷凍保存すれば、かなり日持ちします。

美味しく食べるための一工夫とあわせて、高級食材のキャビアを無駄なく楽しんでください♪

   

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キャビアの賞味期限は?保存方法別の日持ちを解説

キャビア 日持ち

キャビアは、未開封であれば長期保存が可能な場合が多いです。

キャビアの設定されている賞味期限一例
常温 NG
冷蔵 製造日から14~60日程
冷凍 製造日から60~150日程
開封済み 早めに消費
解凍済み 数日中

上記の表はあくまで目安で、製品ごとに賞味期限や保存方法が異なるためよく確認してください。

開封済みのキャビアは当日中、遅くても翌日中には食べ切りましょう。

解凍したキャビアもできる限り早めの消費を心がけ、3日以内に完食することをおすすめします。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
以下のキャビアは、瓶詰めや缶詰で小分けなので食べきりやすく、国産でネット通販での注文も受け付けているため気軽に注文しやすいです。

長期保存が可能なキャビアですが、ついうっかり賞味期限を過ぎてしまった場合も食べられるのかどうかを考えてみましょう。

賞味期限切れでも食べられる?開封後は?

賞味期限が切れてしまったキャビアは、すぐに食べられなくなるとは限りません。

賞味期限とは、「未開封の状態で適切に保存したとき美味しく食べられるのを保証する期限」だからです。(※1)

しかし、賞味期限切れのキャビアがいつまで安全に食べられるのかは、冷蔵庫の温度や開け閉めの頻度といった保存状況で変わるため、一概に断言できません。

ヨセミテ編集部・笑顔
ヨセミテ
編集部
 「期限が切れても平気」と過信せず、なるべく早く食べましょう。開封後も期限に関わらず早めに消費してください。

キャビアを食べようとした際、異臭や見た目の変化がある場合は傷んでいる可能性があります。

傷んだキャビアの状態について詳しく見ていきましょう。

こんな状態は危険!賞味期限内でも廃棄して

キャビアが腐ると、臭いや見た目に変化が起こります。

食べられないキャビアの特徴一例
におい ・異臭
・酪酸臭
(バターっぽい) など
見た目
触感
・変色
・粘つき
・身が崩れる
・容器の膨張 など

傷んだキャビアは食中毒を起こすこともあるので、よく気をつけましょう。

同じく魚卵であるいくらが腐った場合については、以下の記事で確認できます。

キャビアの食中毒で特に注意したいのが、ボツリヌス菌です。

過去には輸入キャビアでボツリヌス食中毒が発生した事例があります。(※2)

ボツリヌス菌は真空を好むため缶詰製品で増殖しやすく、場合によっては死に至ることもある恐ろしい細菌です。

バターのような異臭と缶詰が膨張しているキャビアは、ボツリヌス菌が増殖している可能性があるので廃棄しましょう。

食中毒は原因菌が付着していれば起こる可能性があるので、たとえ賞味期限内でも違和感がある場合は捨ててください。

腐敗とは、食品内で微生物が増殖し、品質を変え食べられなくする現象です。一方、食中毒は原因となる菌が付着・増殖することで起こります。菌の数が少量でも食中毒が起こる場合があるので、食中毒の原因となった食材が腐っているとは限りません。

正しく保存すれば食材を腐りにくくできるので、保存に関する知識を身につけて安全にキャビアを楽しみましょう。

 

キャビアは冷凍保存がおすすめ!解凍方法も紹介

キャビア 冷凍保存

キャビアは冷凍することで長期間の保存が可能です。

また、キャビアをより美味しく楽しみたい場合は、0℃前後の温度での保管が適していると言われています。

キャビアの保存方法
冷蔵 ・未開封のまま保存
・保冷剤を巻くと適温で保存できる
・0℃前後のチルド室もOK
冷凍 未開封のまま保存

解凍する際は、冷蔵庫に移し24時間ほど置きましょう。

すぐに解凍したい場合は、以下の方法がおすすめです。

冷凍キャビアの解凍方法
  1. 氷と水を1:1の割合でボウルに入れる
  2. キャビアを容器ごとビニール袋に入れ、袋の口を縛る
  3. 氷水を張ったボウルに、キャビアの入った袋をそっと浸す
  4. 50~80分ほどで解凍完了。途中、氷が溶けたら追加する

一度解凍した食品の再冷凍は、細菌が増殖しやすくなり食中毒の危険もあるのでNGです。(※3)

再冷凍することで本来の風味も損なわれてしまうので、食べ切れる分だけの解凍を心がけましょう。

解凍後は、温度や食器の工夫でキャビアの味をより引き立たせることができます。

さらに美味しく食べるためのコツ

キャビアは、食べるときに2つのポイントに気をつけることでより美味しく味わうことができます。

1つ目のポイントは、食べる直前の温度です。

キャビアは冷やしすぎないほうが旨味や香りをより楽しめます。

ヨセミテ編集部・メモ
ヨセミテ
編集部
氷の上に、5~10分ほど容器の蓋を開けた状態で置くと程よい温度になりますよ。

2つめのポイントは、金属製のスプーンを使わないことです。

キャビアは繊細で、金属製のスプーンだと食器のにおいが移ってしまい香りを最大限に楽しめません。

白貝でできたシェルスプーンや、木製・プラスチック製のスプーンを使うのがおすすめです。


 

結論|開封後・解凍後のキャビアは賞味期限が短いので注意

キャビアのまとめ
  • 賞味期限は商品によるが長期保存可能な場合が多い
  • 開封・解凍済みはできる限り早めの消費を心がけて
  • 賞味期限切れでもすぐには駄目にならないが自己責任で
  • 臭いや見た目に異変がある場合は廃棄がおすすめ
  • 解凍の際は冷蔵庫か氷水で

キャビアの長期保存には冷凍保存がおすすめです。

正しく保存していれば賞味期限切れでもすぐに食べられなくなることはありませんが、安全・美味しさの面から極力期限内で食べきるのが良いでしょう。

食べる直前の温度や食器にこだわれば、キャビアをより風味豊かに味わえるので、ぜひ試してみてください♪

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