【執筆者:編集部 鍛治千草】
辛味のアクセントとして人気のタバスコですが、実は腐る心配はほとんどありません。
しかし劣化して品質が落ちることがあるため、賞味期限や保存方法には注意が必要です。
タバスコ本来の辛みを味わうためにも、この記事では以下についてご紹介していきます。
タバスコのこと
- タバスコはなぜ腐らないのか
- 劣化したタバスコの特徴
- タバスコの賞味期限
- 正しいタバスコの保存方法
開封したあとも長期間保存しがちなタバスコはいつまで美味しく食べられるのか、劣化したときの特徴など、この機会にぜひ確認してみてください!
目次
タバスコは腐るのか?劣化が進むと変色することも
タバスコの原材料である唐辛子や塩、酢は殺菌作用が強いため、とても腐りにくいです。(※1)
このためタバスコは「腐らない調味料」とも言われていますが、時間が経つと風味が落ちたり変色したりなど劣化することがあります。
見た目 変色 |
黒や茶色に変色する 分離する |
---|---|
味・風味など | 辛さが弱くなる |
タバスコは腐らないものの、劣化してしまうと美味しく食べられないので、見分け方を覚えておきましょう。
色が変わると劣化している可能性が高い
タバスコが劣化すると黒や茶色に変色して、辛味が落ちるなど味や風味に影響が出てきます。
また色がなんとなく薄まっているように感じる場合は、唐辛子と酢が分離している可能性が高いです。
分離しているタバスコは振ると元に戻るように見えますが、一度分離したものは完全には戻りません。
食べても身体に悪影響が出ることはなさそうですが、味は落ちているでしょう。
このように、タバスコの色が変わると劣化が進んでいる可能性が高いので、注意してくださいね。
白い塊はカビ?開封後は瓶の周りに注意を
タバスコはそれ自体殺菌作用が強く、また瓶口が狭いものが多いため雑菌が入りにくいです。
タバスコそのものにカビが繁殖することはあまりありませんが、瓶口に付着した雑菌が原因で、カビが発生することもあります。
特に開封してから時間が経ったタバスコの瓶口に白いものが付いている場合は、カビの可能性もあるので注意してください。
続いてタバスコが劣化することなく、美味しく食べられる賞味期限や保存方法なども確認しておきましょう。
タバスコの賞味期限はどれくらい?常温と冷蔵の違いも確認
タバスコはとても腐りにくいですが、美味しく食べられる賞味期限は以下の通りです。
開封後 | 未開封 | |
---|---|---|
常温 | 約3ヶ月 | 18ヶ月~5年 |
冷蔵 | 約6ヶ月 | |
冷凍 | × | × |
タバスコは開封後でも常温で約3ヶ月、冷蔵だと約6ヶ月程度であれば日持ちすると言われています。
未開封の場合、瓶だと5年程度持つものが多いですが、小分けになったものや瓶口が広くて雑菌が入りやすいものなどは18ヶ月程度の賞味期限もあるようです。
またタバスコを冷凍すると風味が落ちるため、常温か冷蔵庫で保存しましょうね。
劣化を防ぐには常温保存が最適!3ヶ月以内に消費を
タバスコを保存するのに一番適している方法は、常温保存(冷暗所)です。
直射日光を浴びたり、温度変化が激しかったりすると劣化しやすいため、冷蔵庫ではなく光の当たらない冷暗所での常温保存の方が適しています。
常温でも約3ヶ月ほど持つので、よくタバスコを使う場合は、冷蔵庫で保存しなくても日持ちの心配は少ないですよ。
日持ちさせたいなら冷蔵庫の奥で保管しよう
あまりタバスコを使わない場合は、冷蔵庫で保存すると日持ちします。
ただし、冷蔵庫のドア付近だと温度変化が激しく劣化しやすいため、奥の方で保存しておくのがおすすめです。
タバスコの賞味期限の見方は?瓶から判断する方法
タバスコの賞味期限は、外箱に記載されています。
外箱を捨ててしまった場合は、瓶に記載されている製造年月日(lot)を確認しましょう。
タバスコの賞味期限は、未開封の場合は製造年月日から5年、開封後は3~6ヶ月なので、瓶に記載されているlotからでもある程度把握できます。
ただし、常温にしろ冷蔵庫にしろ保存方法が悪いと賞味期限以内でも劣化して変色することがあるので、よく確認してから使ってくださいね。
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結論 | 唐辛子は腐らない!ただし劣化には要注意
- 殺菌作用が強いため腐らない
- 劣化すると黒や茶色に変色する
- タバスコは常温で保存する
- 開封後でも常温や冷蔵庫で3~6ヶ月日持ちする
- 賞味期限は外箱やlotで確認を
タバスコは殺菌作用が強いため腐ることは基本的にありませんが、光や温度変化によって劣化することがあります。
黒や茶色に変色していたり、分離していたりする場合は風味が落ちている可能性が高いです。
タバスコの味を楽しむためには、常温保存で3ヶ月を目途に消費しましょうね。
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