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食材・料理のQ&A

ハンバーグが固い原因と柔らかくするコツ|リメイク方法も教えます!

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料理・食材
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【監修者:管理栄養士 坂本圭子】

 

お恥ずかしい話ですが、私はハンバーグを作るのが苦手です。

固いパサパサのハンバーグになってしまい、タネなのか焼き方なのか、どちらが悪いのかもわかりません。

夫のお母さんが作ってくれるのがふんわりハンバーグでとってもおいしいので、作り方のコツを聞いたのですが、「特にないよ~」と言われてしまいました…。

そうですよね、お母さんには長年の積み重ねがあるわけですよね。

とはいえ私は、おいしいハンバーグを作れるようになるまで何年も待つわけにいきませんので、調べることにしました!

 

  • ハンバーグが固い原因とは
  • 固くない柔らかハンバーグを作るコツとは
  • コツを守って実践した結果は?
  • 固くなったハンバーグを復活させられるのか
  • パサパサハンバーグのリメイクレシピをご紹介
  • 解凍のコツをご紹介

 

固くなる理由と柔らかく焼くコツがわかれば、おいしいハンバーグを作れるはずです。

でもちょっと不安なので、失敗した時のために復活方法やリメイクレシピも知っておくと安心ですよね。

また、おいしく作れるようになったなら、たくさん作って作り置きを冷凍したいので、解凍方法も調べました。

果たして私は母の味に近づけるのでしょうか…。

まずは、ハンバーグが固い原因から紐解いていきましょう!

 

 

記事監修者・管理栄養士・坂本圭子先生記事監修・坂本圭子先生
管理栄養士・栄養士
管理栄養士フードスペシャリスト/ 管理栄養士として病院、介護老人保健施設、保健センターで10年の経験を経てフリーランスに転身。現在は、執筆、レシピ開発、オンラインダイエット食事指導、サプリメントの商品企画、監修を中心に活動。プライベートでは2児の母であり、毎日パワフルに子育て中。休日は子ども達と一緒にパン作りをするのが趣味。


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ハンバーグが固い原因はなぜ?ふっくら柔らかにならない理由を解説!

皆様は固いハンバーグと柔らかいハンバーグ、どちらがお好きでしょうか?

私の周りには柔らかいハンバーグを好む人の方が多いと感じます。

少し世間の意見も見てみましょう。
↓ ↓

 

柔らかい方が好きな方の意見でしたね!

一方で、固めが好きな方もいらっしゃいます。
↓ ↓

 

固い方が「食べてる!」と強く感じられるのかもしれませんね。

好き嫌いはさまざまですが、今私が目指しているのは「ふっくら柔らかハンバーグ」です!

柔らかくておいしい手作りハンバーグを作る為に、まずはどうして固くなるのか、その原因から追究していきましょう!

 

悪いのはタネ?焼き方?固い原因はどちらにもある!

固い手作りハンバーグを前に、いつも失敗の理由を考えてみるのですが、その際まず、次のことが気になります。

「失敗の原因はタネ?それとも焼き方?」

焼くのに失敗しているのなら焼き方を変えれば良い話ですが、タネの作り方によって固くなる可能性があるなら、焼き方をいくら工夫しても仕方ありませんよね!

今回ハンバーグについてじっくり調べてみると、どちらにも失敗の要因が隠れていることがわかりました!

表にしてまとめますね。

 

固くなる要因
タネ 牛100%のひき肉を使っている
・ひき肉の温度が高い
・捏ねすぎ
つなぎが入っていない、もしくは量が少ない
焼き方 ・分厚すぎて焼きに時間がかかる
空気をきちんと抜けていない
・真ん中をへこませていない
・強火で焼きすぎて表面が焦げる

 

ひき肉にはいろいろな種類がありますが、合い挽きではなく牛肉100%のひき肉で作ると食感が固くなります。

静岡にある「さわやか」はハンバーグがおいしいと有名な店で、名物の「げんこつハンバーグ」は牛100%です。

新鮮なお肉を使っておられるのでしょう。中はかなりレアで柔らかいものの、火が通った表面はしっかりした弾力で食べごたえがあるようです。
↓ ↓

 

肉の風味や味をしっかり味わえておいしそうですが、家でとにかく柔らかいハンバーグを目指しているのなら、豚ひき肉との合い挽きを使う方が良いでしょう。

また、肉以外のつなぎなしで作ると固くなりがちですので、つなぎは入れたほうが良さそうです。

 

つなぎの役割

ハンバーグなどを作る際つなぎとしてパン粉などを入れますが、どんな役割があるのかご存知でしょうか。

つなぎには次のような役割があります。

  • 肉同士の結合を助ける
  • 肉や野菜から出る水分やうまみを吸収し、逃がさない

つなぎは肉同士をつなぐ(=結合する)ためだけに入れると思われる方も多いかもしれません。

実際に接着剤としての役割も果たしますが、それだけではありません。

実はつなぎがなくても、捏ねるだけで肉同士の粘着力は高まり、がその結合を強くするので、つなぎが無くてもハンバーグ自体は完成するのです。

ただ、そうすると焼く際に、肉や野菜から出た水分やうまみが外に流れ出てしまい、パサパサの固いハンバーグになりかねません。

つなぎがあると、肉汁やうまみを吸収してつなぎとめるので、ジューシーでおいしいハンバーグに仕上がります。

 

また、焼き方に失敗している場合もあります。

強火で焼きすぎて表面が焦げてしまったり、なかなか中まで火が通らず、加熱時間が長くなりすぎると、固くパサパサの食感になってしまいます。

なぜハンバーグが固いのか、原因はわかってきました。

…という事は、この逆のことをすれば柔らかくておいしいハンバーグを作れるはず!

続いてはふんわり柔らかハンバーグを作るコツをまとめますね♪

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
今すでに、固いハンバーグを目の前にして困っている…そんな方には、第3章「パサパサのハンバーグも復活できるの?固いときのリメイクレシピを紹介!」でリメイク方法を紹介していますよ!
 

もう失敗したくない!ふんわりハンバーグを作るコツを教えます!

ふんわりハンバーグを作る為には、

 

合い挽き肉を使う
・正しい量のつなぎを入れる
・捏ねすぎない
・焼きすぎない

このような点に注意すれば良いとわかりましたね。

後は具体的な分量や焼き時間も知れば、失敗せず作れるようになるのではないでしょうか。

ハンバーグに入れるもの、つなぎの割合、焼き方のコツを含めた作り方は、次のような手順となります。

 

  1. 合い挽き肉は牛7:豚3か牛6:豚4で用意する
  2. 野菜を細かく切り、加熱しておく
  3. つなぎを正しい量で準備する
  4. 温度に注意してタネを捏ねる
  5. フライパンとオーブンを駆使して焼く

 

それぞれについて、詳しく解説していきますね♪

 

1.合い挽き肉の割合は、7:3か6:4

ふんわりハンバーグを作るのにおすすめの割合は、牛7:豚3 もしくは 牛6:豚4 です。

私がいつも買う合い挽き肉は6:4の割合で、スーパーではこの割合で売られていることが多いようです。

通販なら7:3の合い挽き肉も見つけられますよ!

↓牛7:豚3の合い挽き肉

6:4の合い挽き肉もあります♪

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ちょうど良い割合の合い挽きが無ければ、牛ひき肉や豚ひき肉を買い足して調整してくださいね。

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
食感の違いを楽しみたい場合は、赤身や脂身の割合を変えてあげると良いですよ!赤身の割合が多くなると、肉本来のガッツリした食感を得られますし、脂身が多くなると柔らかくジューシーに仕上がります。

2.野菜を細かく切り、加熱しておく

ハンバーグに入れる野菜の基本は玉ねぎですね。

その他にんじんやピーマンを入れてもおいしく仕上がります。

入れる野菜の種類はお好みですが、生のままより加熱してから入れるほうが野菜の甘みが増し、水分が飛びます。

水分が飛んでいると、ひき肉となじみやすくなることに加えて、ハンバーグを焼いている時に水分が出すぎて割れるのを防げます。

単純に、にんじんなどを大きいカットで生のまま入れると固い場合もありますし、フライパンで炒めるか、電子レンジで温めておきましょう。

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
野菜嫌いなお子さんには、すりおろした野菜を電子レンジ加熱してからハンバーグに入れるのもおすすめです!ハンバーグと具材がしっかり馴染むので、野菜が目立ちにくく食べやすくなりますよ。

ただし、ひき肉と混ぜる時にはしっかり冷ましてくださいね。

 

3.つなぎを正しい量で準備する

つなぎに使われることが多いのは、パン粉・牛乳・卵ではないでしょうか。

入れるものが正しくても分量が適当では、固くなったり逆にベチャベチャになってしまう場合も…。

また、パン粉と言っても乾燥パン粉に限らず生パン粉も使えますし、その他にもつなぎの役割を果たすものがありますので、一覧にしてご紹介します。

 

ふんわりハンバーグのつなぎの種類と量
つなぎの種類 牛肉200gあたりの量
パン粉
もしくは

粉類
乾燥パン粉 ・1/3~1/2カップ
牛乳大さじ2~3に浸しておく
生パン粉 ・1/4~1/3カップ
・そのままでも良い
・牛乳に浸したら、混ぜる時に軽く絞る
薄力粉 ・大さじ1/2~1
片栗粉 ・大さじ1~2
・1/2~1個
・1~1.6g程度

 

乾燥パン粉より生パン粉を使う方が食感が良くなったり、乾燥臭さが無かったりと、良い面がたくさんあるようです。

↓生パン粉

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パン粉にこだわらずとも、薄力粉片栗粉でも代用できるので、小麦アレルギーの方は片栗粉を使うなどの対応もできそうですね。

は肉同士の接着を助ける働きがありますので、下味としてだけではなく、つなぎの役割も果たしてくれる重要な調味料です。

さらに、つなぎとしてではありませんが、マヨネーズを加えるのもハンバーグを柔らかくする裏技です!

細かくなったマヨネーズの油分が、肉同士の結合が強くなりすぎるのを抑え、ふっくらジューシーに仕上げる助けとなります。

入れすぎると風味も変わってしまいますので、ひき肉の5%程度の量にとどめてくださいね。

 

4.素材の温度と混ぜ方に注意してタネを捏ねる

タネを捏ねる際には次の2つの注意点があります。

  • まず塩とひき肉だけで捏ねる
  • 全てよく冷やし、温度が上がらないようにする

最初からすべての材料を混ぜ合わせるのではなく、まずは塩とひき肉だけで捏ねてください。

しっかり混ざって粘りが出てきてから他のつなぎなどを加えます。

その際、すべての食材はしっかり冷やしたものを使い、なるべく手早く捏ねます。

ひき肉の温度が上がると、ジューシーさの決め手となる脂肪分が溶けだしてしまいます。

炒めた玉ねぎを冷ましてから加えるのも、そのような理由があるからですよ。

あまり時間をかけて捏ねていると、手の温度でどんどん脂が溶けてしまいますので手早く混ぜましょう。

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
捏ねている間にひき肉の温度が上がらないように、つなぎに氷水を入れて一緒に捏ねる方法もありますよ。焼き上がりのハンバーグに水気はなく、柔らかくジューシーになります。

こちらの動画で分かりやすく紹介されていますよ。
↓ ↓

しっかり手早く混ぜ合わせましょう!

 

5.フライパンだけでなく、オーブンも活用して焼く

ハンバーグの基本の焼き方は、両面を強火で焼いてから弱火で蓋をして中までじっくり火を通します。

ただ…これがなかなか難しいですよね!

私はつい焼きすぎてパサパサになってしまいます…。

そこで、フライパンとオーブンを併用してみましょう!

フライパンで両面に焼き色を付けたら、150℃~200℃に予熱したオーブンで5~10分程焼きます。

オーブンで焼く理由は、フライパンでは温度が高くなりすぎて肉が固くなってしまう事があるからです。

オーブンは一定の温度でじっくり焼けますし、フライパンよりも多くの量を焼ける場合もあるかと思いますので、ぜひ活用したいところですね。

こちらもわかりやすい解説動画をご紹介しますね。
↓ ↓

オーブンの温度は機種によってムラやクセがありますので、少し幅を持たせて紹介しています。

ご自宅のオーブンが、温度が低めだ・高めだ、などと感じられる場合は、調整してくださいね。

 

実践!コツを生かしてハンバーグを作った結果は?

柔らかいハンバーグを作るコツがわかりましたので、早速実践してみました。

張り切って良いお肉を買うようなことはしていません。

我が家でいつも買い置きするひき肉を冷凍していたものや、自宅にある乾燥パン粉などを使用しました。

大人2人+子供2人分のレシピで作りましたので、画像もあわせてご紹介しますね!

 

《材料》

  • 合い挽き肉(牛6:豚4):400g
  • 玉ねぎ:1個
  • 乾燥パン粉:2/3カップ
  • 牛乳:大さじ5
  • 卵:1.5個
  • 塩:2g

 

まずは塩とひき肉だけで練ります。

結構固く感じます。そして、冷たい!!

解凍してすぐのものを使いましたので、手が痛く感じてつらかったですが、ここは踏ん張りどころ!頑張りましょう!

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
捏ねるときは使い捨てのビニール手袋を使うと衛生的です。また、ハンバーグを捏ねたあとは手洗いが大変ですが、ビニール手袋を使用すると、サラダなどの副菜メニュー作りもスムーズに行えますね。

粘りが出てまとまったら他の材料を加えます。玉ねぎは事前にみじん切りにして炒めています。

ここでもすべての材料を冷蔵庫で冷やしていたので、やっぱり冷たいです。

しっかり混ぜ合わせられました。

印象としては、これまで作っていたものよりも粘りが強いように感じました。

そして、今まではハンバーグのタネを仕込むと、肉の油が白く固まったものが手指全体に膜を張ったように、ベッタリ付いたのですが、今回はそうなりませんでした。

おそらく、肉の脂肪分が溶けださなかったからだと思われます。

早速違いを感じられますね。

2cmほどの厚みで形を整えて、両面を焼きます。

なかなか良い焼き色が付きました♪

両面が焼けたら取り出し、200℃のオーブンで10分焼きます。

我が家のオーブンは温度が少し低いように感じるので、200℃にします。

子供用のハンバーグは少し小さく厚みも薄いので、そのままフライパンに蓋をして、弱火で仕上げることにしました。

10分後、オーブンで焼きあがったハンバーグからは透明の汁がじわじわと溢れています。

おいしそうに焼きあがりました!

仕上がったハンバーグは、これまでのパサパサハンバーグとは全然違っていました!

ふわふわ…というよりは、しっとり柔らかな食感です。

そして、柔らかいけれどふにゃふにゃ頼りないわけではなく、しっかりと食べ応えがありました。

残念ながら、「肉汁がジュワー!」は体感できませんでしたが、「固い」や「パサパサ」とは全く感じませんでした。

もしかすると、オーブンの温度が高すぎたのかもしれません。次回は少し温度を下げて再挑戦したいと思います♪

また、フライパンだけで仕上げた子供用と比較すると、フライパンだけで作った方が少し固く感じました。

こちらもオーブンを気にしながら作ったこともあり、少々焼きすぎた気がします。それでもこれまでより美味しくできましたよ!

ハンバーグ作りが苦手だった私でも、家族みんなが満足する柔らかおいしいハンバーグが作れ、ぺろりと完食しました。

 

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
もし、作り過ぎて余ったハンバーグをどうするかお困りの方がいらっしゃったら、第4章「冷凍したハンバーグが固い!上手な解凍方法や焼き方のコツは?」の章で、冷凍・解凍方法を解説しますので、上手に保存してくださいね。

 

今後もこの作り方を守ればおいしく作れるはずですが、もし失敗したら…と、まだ油断できません。

そこで、パサパサのハンバーグを復活できるのかどうかや、リメイクレシピも調べました。

次の章でご紹介しますね。

 

今回の記事はハンバーグが固い場合についてですが、逆にタネが柔らかすぎる失敗もありますよね。
その原因や対処法については、こちらの記事で詳しく解説していますよ♪
↓ ↓ ↓
ハンバーグのタネがゆるい時の原因と対処法|おいしい焼き方のコツ!

 

 

パサパサのハンバーグも復活できるの?固いときのリメイクレシピを紹介!

作ったハンバーグが固いときや、次の日に食べようと思ったら固くなってしまった…。

そんなハンバーグも、なんとかしておいしく食べたいとは思いませんか?

リメイクしたいと思うのですが、残念ながらパサパサのハンバーグは水分が失われているので、ふっくらジューシーに復活させるのは難しいです。

少し形を変えて、おいしく頂きましょう!

おすすめのレシピを簡単にご紹介しますね。

 

煮込みハンバーグ

固くなってしまったハンバーグのリメイクとして、ポピュラーなレシピは煮込みハンバーグでしょう。

スープと一緒にいただくと、パサパサが緩和されますよ!

煮込みハンバーグと言えばデミグラスソースのイメージがあるかもしれませんが、次のようにさまざまなバリエーションで楽しめます。

 

  • デミグラスソース煮込みハンバーグ
  • トマト煮込みハンバーグ
  • コンソメスープハンバーグ
  • キャベツで巻いてから煮込んでロールキャベツ
  • ハンバーグ入り贅沢ポトフ

 

一から作るとなかなか大変なロールキャベツがリメイクで作れるのは嬉しいですね!

これだけ楽しみ方があると、もしハンバーグに失敗しても、「何にリメイクしようかな~?」と、ワクワクできそうです♪

 

ひき肉として使う

ハンバーグの形のままでは、どうしても固さが気になるかもしれません。

そんな場合は、思い切って形を崩してミンチとして使ってみましょう!

ミンチとして使う場合もいろいろなパターンで楽しめますよ。

 

  • 麻婆豆腐
  • チャーハン
  • ケチャップ・ソースで炒め煮にしてボロネーゼパスタ
  • カレー粉で炒め煮にしてキーマカレー

 

こちらも楽しみ方が増えますね!

その上、ハンバーグとしては1人前しかなくても、ひき肉にリメイクすれば2人前の分量になることもあり、それもまた嬉しいところ♪

ひき肉として使う際、ハンバーグにはすでに下味が付いていることを念頭に入れて、味付けは控えめにするよう注意してくださいね。

 

蒸して少し柔らかくする

これは作ったその日に食べたい場合、少しでも柔らかくするために…という救済レシピです。

少し蒸して水分を補ってみましょう。

劇的においしくなるかどうかはわかりませんが、少しでも良い状態に出来ると思いますよ!

固いハンバーグのリメイク方法はわかったのですが、実は以前、おいしく作れたはずのハンバーグを冷凍した結果、パサパサで固くなってしまった悲しい経験があります。

もうあんな経験は嫌で、上手な解凍方法を調べましたので、最後にご紹介しますね!

冷凍したハンバーグが固い!上手な解凍方法や焼き方のコツは?

ハンバーグが残ったので冷凍したい…こんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

ただその際、私がすごく悩むこと…

冷凍するのは焼いてから?それとも生のまま!?

調べてみると、どちらでも冷凍できることがわかりましたが、注意するべき点が異なりますので表にして比較しますね。

 

冷凍するハンバーグの状態と特徴
仕上がり・注意点
焼く前
(生のまま)
・食べる際、柔らかく仕上がる
衛生面に注意が必要
・解凍ではなく、焼く必要がある
焼いてから ・生のままより衛生的
解凍すれば食べられるので便利
・解凍方法を誤ると、固くなりやすい

 

焼く前の生のハンバーグタネで冷凍すると、食べる際には焼かなければなりませんが、柔らかく仕上がります。

 

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
もちろん焼き方に失敗すると固いパサパサ食感になってしまうので、蒸し焼きにしたりオーブンを使うなど、第2章「もう失敗したくない!ふんわりハンバーグを作るコツを教えます!」でご紹介したコツを参考になさってくださいね。

 

一方、焼いてから冷凍すると、解凍して温めるだけで食べられるのでとても便利です。

小さく作っておけば、お弁当にももってこいですよね!

この場合も解凍に失敗すると固くなってしまいます。電子レンジの加熱は特に固くなりやすいので注意が必要です。

もし、お持ちの電子レンジがオーブンレンジなら、スチーム加熱機能が付いていないかどうか確認してみてください。

シャープのヘルシオのような「水で焼く」加熱水蒸気式が搭載されているものは少ないですが、スチーム加熱機能があるオーブンレンジは増えています。

 

通常の温めよりスチーム加熱の方が、水蒸気を使って温める分しっとり仕上がりますよ。

もちろん電子レンジを使わなくても解凍できます!

冷蔵庫である程度解凍してからフライパンで焼けば、急激に水分が奪われるのを防げ、柔らかく仕上がりやすくなります。

 

ハンバーグの衛生面や、冷凍方法についてはこちらの記事でさらに詳しく解説していますよ。
↓ ↓ ↓
ハンバーグの常温放置は何時間まで大丈夫?焼く前と後の違いも解説!

 

まとめ

ハンバーグが固い原因や柔らかくするコツを調べて早速実践し、リメイクや解凍の方法も調べて解説してきました。

次のようなことがわかりましたね。

 

  • ハンバーグが固い原因は、タネにも焼き方にもある
  • 牛7:豚3牛6:豚4の合い挽き肉がハンバーグに向いている
  • つなぎの量を正しく準備する
  • 最初にひき肉と塩だけで良く捏ねる
  • タネの温度が高いと脂肪分が溶けだすので、材料を冷やして手早く捏ねる
  • 表面だけをフライパンで焼き、その後オーブンで火を通すとパサパサしにくい
  • 固くなってしまったハンバーグを元に戻すのは難しい
  • 煮込み潰してミンチとしてリメイクすると良い
  • 焼く前でも後でも冷凍できるが、固くなりがちなので解凍時は注意する

 

これまで焼き方が悪いとばかり思っていましたが、実践した際のタネに違いを感じましたので、タネの作り方が良くなかったのかもしれません。

オーブンも活用して上手に作れましたが、次は同じタネでフライパンでも柔らかく焼けるように、試してみたいと考えています。

それでもし失敗しても、おいしそうなリメイクレシピも知れましたので、以前ほど落ち込まずに済むかもしれませんね。

私のようにハンバーグが苦手だ…と思っておられる方の悩みが、少しでも解決すると嬉しいです!

 

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