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生活のQ&A

アルコール容器に使える材質を調査!100均や通販のおすすめボトル8選

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生活関連
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小さい子供がいる我が家では、ウィルス対策として、手指や物を頻繁にアルコールで消毒しています。外出用にも消毒液を持ち歩きたいのですが、どんな容器に入れると良いのでしょうか?

アルコール除菌ができる商品は大きく分けて液体タイプ・ジェルタイプがあるので、詰替えをするなら、液体のタイプによっても選ぶべき容器の素材が違いますよね。

そこで、アルコール商品を小分けにして持ち運びができるおすすめ容器を、徹底調査してご紹介します!

 

  • アルコール容器として使える材質
  • 100均の容器にもアルコールを入れられる?
  • 通販でお取り寄せ可能!高品質のアルコール容器
  • アルコール容器を保存するときの注意点や正しい保存方法

 

ひとまず100均に行ってプラスチック容器コーナーをチェックしてみると、軟らかいもの・硬いもの・プッシュ式・スプレー式など、バリエーションが豊富でした。

商品をよく見ると、アルコールは使えませんと書いてある商品もあるので、市販のアルコール除菌液を入れられるかどうかは、購入前に確認が必要なようです。

例えば、ジュースが入っていたペットボトルを気軽にアルコール容器の代用にしたら溶けるなんてことも、ありそうですよね。

アルコール商品を便利に、安全に使うために必要な情報を詳しく解説していくので、ぜひ最後までチェックしてみて下さい!

   
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アルコール容器に使える材質は?溶けて使えないプラスチック素材も調査!

アルコール消毒液を小分けにして、外出時も持ち歩くのが私の希望です。

そこでまず市販の消毒液を別の容器にうつしてもいいのかを調べてから、アルコールに使える材質をご紹介します!

 

アルコール商品は別容器への詰替えOK?

消毒用エタノールなどのアルコール関連商品を数多く販売している健栄製薬のホームページを確認すると、下記のように書かれていました。

「アルコール、速乾性手指消毒薬」

アルコール対応型の容器に詰め替えを行っても差し支えありません。ただし、長期間にわたって詰め替えをくり返すと、チリやホコリなどの混入による芽胞汚染を受けてきます。

したがって、その容器は6か月ごとなどに洗浄・乾燥を行ってください。

健栄製薬 「消毒薬のQ&A」より

 

定期的に容器を水洗いして中身を入れ替えればOKなんですね!

ただし「アルコール可」となっている商品でも、高濃度のアルコールは対応していない場合があります。

また無水エタノールのような高濃度のアルコールの原液は、元々下記の理由で詰め替えをしないほうが安全なので、覚えておいて頂けると幸いです。

  • アルコールは揮発(空気に触れて蒸発)しやすいので、詰め替えることで効果が薄まる可能性がある
  • 詰め替え時に揮発した蒸気が静電気に触れて引火するなどの危険性がある

 

アルコールに使える容器の素材を紹介!

アルコールに使える容器は、大きく分けて3つです。

  • 一部のプラスチック
  • ガラス
  • ステンレス

アルコールは揮発しやすい性質があるので、下記のような商品を選ぶのがおすすめです!

  • 液体の出口に開閉弁がついている(空気に触れる量を最小限にできる)
  • 遮光性がある(紫外線を防いで効果が長持ちする)

通常は商品のパッケージに「アルコール可」などの表示があるので、必ず確認してから購入しましょう!

 

POINT 「アルコール可」などの表示が無い商品について

「アルコール可」などの表示をしていない商品を購入するのは、基本的におすすめしません

どうしてもその商品を使う必要がある場合は、販売者ではなく製造元に問い合わせをするようおすすめします。(販売者は専門的な知識が無い場合もあるため)

ボトル部分ノズル部分(プッシュ部分・スプレー部分など)、どちらの素材もアルコールOKかを確認して下さいね。

 

また、「一部のプラスチック」とご紹介したのは、プラスチックの中でも溶けるなど変質してしまう材質があるからです。

 

プラスチックの中でもアルコールに使える材質を、表でご紹介します!

日本プラスチック工業連盟のホームページを参考に、生活の中で使うことが多いプラスチックの範囲でご紹介します。

 

アルコールOKの材質(プラスチック)
材質 略語
ポリエチレン
(ケチャップ容器など)
PE
ポリプロピレン
(マーガリン容器など)
PP
塩化ビニル樹脂
(水道配管など)
PVC
ポリエチレンテフラート
(ペットボトルなど)
PET
塩化ビニリデン樹脂
(ラップなど)
PVDC

 

表でご紹介したのは大まかな分け方なので、下記の点にもご注意下さい。

  • 「アルコールOK」と「アルコールNG」の材質を組み合わせることでアルコールに使えなくなる場合がある
  • 「アルコールOK」の材質でも、密度が低いなどでアルコールに使えなくなる場合がある

 

では次に、プラスチックの中でもアルコールに使えない材質です。

 

アルコールNGの材質(プラスチック)
材質 略語
ポリスチレン
(肉のトレイなど)
PS
AS樹脂
(使い捨てコップなど)
SAN
ABS樹脂
(エアコンなど)
ABS
アクリル樹脂
(水槽など)
PMMA
ポリビニルアルコール
(ケチャップ容器など)
PVAL

 

無印良品で売っているような、おしゃれな容器に入れ替えて保存中の見た目をスッキリさせたいところですが、アルコールに使える容器かどうかを、必ず確認なさって下さいね!

 

POINT 金属の容器にも注意!

一部のプラスチックだけではなく、下記の金属もアルコールに使えません。

  • アルミ
  • 亜鉛やスズを含む金属

ジュースなどを飲み終わった後のアルミ缶を、アルコール容器の代用にすることはできません!アルミ缶が溶けると液漏れして、体調を崩す・引火するなどの危険性があります。

 

アルコールに使える材質がわかりましたが、具体的なイメージはまだ沸きませんよね。

次に100円均で手軽に買える商品で、アルコールに使える容器があるのかを調査してみました。

アルコール消毒液を小分けして持ち運びできるおすすめの商品を、ご紹介します!

 

100均ボトルのアルコール耐性は?おすすめスプレーやプッシュ容器3選

セリアやダイソーなどの100円ショップには、意外とバリエーション豊富な容器が販売されていますが、アルコールに対応している商品は限られています。

twitterで「実際に使って重宝している」と情報があった、ダイソーやセリアで手に入るアルコール容器をご紹介します!

 

セリアのお掃除ボトルシリーズ

セリアのお掃除ボトルシリーズでは、アルコールOKのスプレータイプボトルも販売されています。

ラベルを剥がすと無地の白なので、シールなどで中身がわかるようにして、おしゃれに保存できますね!

遮光性は無い可能性が高いので、冷暗所に保存するようおすすめします。

↓矢印こちらは、キッチンペーパーなどにアルコールを染み込ませて使うのに向いていますね。

 

POINT 100均のボトルのアルコール耐性

こちらの商品のパッケージには、「ご使用上の注意」として、「高濃度のアルコール(中略)入れないで下さい」と記載されています。

どれくらいの濃度なのかがわからなかったので、セリアに問い合わせをしてみました!すると、回答は下記のとおりでした。

80%以上の高濃度アルコールにはご使用いただけない仕様となっております」

アルコール商品の濃度は、手指用でも70〜80vol%程度の場合があります。

無水エタノールなどの高濃度のアルコールを薄めるときも、精製水を容器に入れてから、アルコールを加えて下さいね。

 

ダイソーのアルコール液対応スプレーボトル(プッシュ式)

飛行機にそのまま持ち込める容量(100ml以下)なので、人が密接する機内に携帯し、気になるときにいつでも使えます♪

ただし パッケージに書かれている「ご使用上の注意」欄に、「アルコールに対応しているが100%ではない」と記載されています。

フタをしっかり閉めずに飛行機に乗ってしまった場合は、気圧の変化で液漏れなどの危険性があるので、ご注意下さい。

*こちらの商品も半透明で、遮光性が無いと思われます。冷暗所で保存なさって下さい。

セリアのウェットティッシュケース

アルコールウェットティッシュのケースが、「余計なデザインが入っていなくて良い!」と人気です。縦型で省スペースな点もいいですね♪

2020年4月時点で、我が家の近くの100円ショップをくまなく回ってみたのですが、ご紹介したようなアルコール対応の容器は売り切れでした。

代用として「アルコール可」と書かれていない商品を安易に使うのは危険なので、そんなときは通販を活用しましょう!

次に、100円ショップよりは値段が高いですが、その分価値があって安全なアルコール容器をご紹介します。

 

Amazonや楽天で買える!高品質なアルコール対応の詰め替え容器5選

amazonや楽天などの通販では、機能性やデザイン性がランクアップしたアルコール耐性のある容器が手に入ります!

容器の機能や材質がしっかり記載されていない商品が意外と多いので、市販のアルコール対応容器の中で、おすすめの商品を5つご紹介します!

 

ガラス製

↓高気密なガラス製のスプレーボトルです。手指消毒用のアルコールを持ち歩くなら100ml以下の容器がおすすめで、こちらは持ち歩きやすい60mlサイズです。

プラスチック製

↓好みの色を選べる50mlのプラスチックボトルです!遮光性ありで、アルコール(高濃度アルコールNG)・次亜塩素酸水どちらも対応しています。

プラスチックなので、簡単に割れない点も魅力ですね。

携帯 スプレーボトル 50ml x5本セット キャップ付き スプレー容器 遮光性容器 シュッシュ 小分けボトル フィンガースプレー アトマイザー 詰替え容器 携帯 感染予防 ウイルス対策 パステルカラーボトル 5カラー 在庫あり 即日発送

↓こちらはジェルタイプの液体にも使えるボトルです!

陶器製

インテリアとして素敵なデザインを選びたい方は、こちらのような陶器製の容器もいいですね!

自動噴射タイプ

人の出入りが多い場所にアルコールハンドスプレーを置くなら、こちらのように、手をかざすと自動で出てくる容器もおすすめです!

Sross 自動誘導アルコール 非接触式消毒噴霧器 アルコール 360ML 大容量 消毒噴霧器オートソープディスペンサー消毒噴霧器オートソープディスペンサーソープディスペンサー電池式自動誘導アルコール電池式自動誘導アルコール手指消毒機
Sross

*ステンレス製のボトルも販売されていましたが、ノズル部分の材質が不明だったため、ご紹介しませんでした。

インテリアとしてステンレス製を選びたい方は、ノズル部分もアルコールに対応しているかを、事前にお問い合わせして下さいね。

 

アルコール商品が手に入らないときのために、店頭で売り切れでも購入しやすい通販アルコールの代用となる薬品についてご紹介しています!ぜひチェックしてみて下さい。
↓↓↓
エタノールの売り切れはいつまで続く?アルコール消毒液の買える場所

 

アルコールを入れる容器について、詳しくご紹介してきました。

用途に合わせてどんな容器を選ぶかイメージが湧いたことと思いますが、最後にアルコールの保存方法についてもご紹介したいと思います。

間違った方法で保存をすると、火事が起きる、体調を崩すなどの原因になる危険性があるので、ぜひチェックしてみて下さい!

アルコール容器を保管するときの注意点は?正しい保存方法やコツを解説!

アルコールの成分は、空気に触れるとすぐに蒸発(揮発)するので、まずは容器のフタをしっかり締めるのが大切です。少しでも緩んでいると危険なので、ご注意下さい。

  • 揮発した蒸気を吸い込んで頭痛などの症状が出る
  • 揮発した蒸気に引火して、爆発することもある
  • 液漏れで床や家具が変質・変色する

 

 

POINT 無水エタノールを薄めるときの注意点

無水エタノールはアルコール濃度がとても高い(99.5vol%)ので、薄める作業をするときは、下記の点にご注意下さい。

  • 十分に換気をしながら作業する
  • 皮膚や粘膜に強い刺激があるので、手指や眼につかないように注意

 

アルコール容器のフタをしっかり閉めた上で、下記のような場所に保管しましょう!

 

アルコール容器の正しい保存場所

  • 直射日光が当たらない場所
  • から離れた場所
  • 子供が届かない場所

 

保管時の環境(詳しい保存温度など)や注意点については、こちらの記事に、さらに詳しい情報をご紹介しています。ぜひチェックしてみて下さい!
↓↓↓
エタノールの保存方法|消毒用や無水エタノールを保管する時の注意点

 

ちなみに、↓こちらのようなアルコール綿(あらかじめコットンのような綿にアルコールを染み込ませた商品)の容器を開封したら、当日中に使わないと、乾燥などで効果が薄れてしまいます。

ご家庭で使うなら、↓こちらのような小分けのパックが便利なので、活用してみて下さい!

まとめ

アルコールを保存できる容器の材質やおすすめしたい商品例などを、詳しくご紹介してきました!

ポイントをまとめてみます!

 

  • アルコールを含む液体を移し替えしていい容器は、一部のプラスチック・ガラス・ステンレス
  • プラスチックの中には、アルコール耐性がない材質もある点に注意
  • 100均でも、アルコール対応の容器が販売されている
  • 通販では、バリエーション豊富なアルコール対応容器が販売されている
  • アルコールは保管に注意が必要

 

アルコール消毒液を持ち運ぶ、家のさまざまな場所に置くなどで、小分けにしたい場面が多々あると思います。

そんなときは、必ず「アルコール対応」の容器を選んで購入なさって下さい!

身近にあるペットボトル・アルミ缶などに、安易にアルコールを含む液体を入れるのは危険です。

100円ショップでもアルコール対応スプレーボトルが販売されていますが、遮光などの機能性やデザインにこだわりたいときは、通販でお好みの容器が手に入りますよ♪

アルコールは取り扱いに注意が必要な薬品なので、今回ご紹介した保存方法などもチェックしながら、安全に活用していきましょう!

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