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食材・料理のQ&A

サンドイッチの日持ちは何日?手作りから市販品まで全部解説!

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料理・食材
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【監修者:管理栄養士 坂本圭子】

 

サンドイッチは手軽に食べられて見栄えもいいので、お弁当やおもてなしに大活躍してくれますよね。

ですが、サンドイッチはわりと傷みやすい材料を使用するので、日持ちが気になりませんか?

つい先日、パン屋さんのオリジナルサンドイッチをいただいたのですが、賞味期限が書かれていなかったんですよね…。

当日の朝オーダーしたものだったのですが、どれくらい日持ちするのか不明なので、慌てて食べきりました!

もし日持ちするなら、取っておいて主人にも食べさせてあげたかったほど、美味しいサンドイッチでした。

そんなこともあり、今回はサンドイッチの日持ちについてほか、以下の内容を調査することにしました。

 

  • 賞味期限表示のない市販品のサンドイッチの日持ちは?
  • 手作りサンドイッチの日持ちはどれくらい?
  • 賞味期限切れのサンドイッチは食べれるのか
  • サンドイッチは腐るとどうなる?
  • サンドイッチの正しい保存方法
  • サンドイッチは冷凍できるのか

 

サンドイッチは、パン屋さんやコンビニなどでは、冷蔵コーナーで販売されていますが、常温での保存は不適切なのでしょうか?

また、冷蔵庫で保存すれば、より日持ちするのかも気になるところです。

以上の内容を詳しく解説していきますので、美味しく安全に食べられるように、一緒に確認していきましょう!
 

記事監修者・管理栄養士・坂本圭子先生記事監修・坂本圭子先生
管理栄養士・栄養士
管理栄養士フードスペシャリスト/ 管理栄養士として病院、介護老人保健施設、保健センターで10年の経験を経てフリーランスに転身。現在は、執筆、レシピ開発、オンラインダイエット食事指導、サプリメントの商品企画、監修を中心に活動。プライベートでは2児の母であり、毎日パワフルに子育て中。休日は子ども達と一緒にパン作りをするのが趣味。

   

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市販品のサンドイッチの賞味期限や日持ちはどれくらい?

皆さんは、どくれらいの頻度でサンドイッチを食べますか?

スーパーやコンビニなどで、手軽に購入できるので、つい食べてしまう人は多いのではないでしょうか?

なんとなく「生もの」というイメージもあり、早めに食べたほうがいいというイメージはあるでしょう。

ただし、実際にはどのくらい日持ちするのかを意識している人は、あまりいないかもしれませんね。

そこで、市販のサンドイッチの日持ちを、一覧でまとめてみました!

 

サンドイッチの商品別賞味期限

サンドイッチは、人気のチェーンカフェやコンビニなどで販売されていますよね。

ここでは、カフェやコンビニ別に、サンドイッチの賞味期限を表にまとめてみました。

 

お店別サンドイッチの賞味期限
お店の名前 賞味期限
スターバックス 翌日の早朝まで
ドトール 12時間
ルマン 当日
メルヘン 当日
セブンイレブン 40時間
ファミリーマート 半日程度
ローソン 約1日
コストコ 翌日まで

 

スタバなどのカフェやパン屋さんのサンドイッチなどは、基本的に、その日中に食べ切ることが適切なようです。

店頭で希望通りに注文できる「サブウェイ」などのサンドイッチは、野菜をたっぷり入れられるのがうれしいですよね。

ですが、時間がたつと野菜から出る水分で、パンがべちょべちょになることも。

また、チーズ入りホットサンドは、チーズが固まってしまうこともあります。

熱い肉などがベースのサンドイッチも、急激に冷めて袋の中に水分が発生し、やはりべちょべちょになってしまいますよね。

そのため、店頭で食べずに持ち帰る場合は、なるべく早く食べることをおすすめします

 

定番サンドイッチに欠かせない食パンの賞味期限こちらから!
↓↓↓
食パンの消費期限切れは危険?いつまでなら食べても大丈夫?

 

市販品の場合、半日から長くても当日中という商品が多いようですね。

では、手作りサンドイッチの日持ちは、どれくらいなのでしょうか?

 

手作りサンドイッチの日持ちは何日?具材によって結構違う!

手でつまんで、気軽に食べられるサンドイッチは、お弁当やランチはもちろん、おやつや夜食にもぴったりですよね。

お子さんのために、サンドイッチを手作りする人も多いかと思いますが、気になるのは日持ちです。

手作りサンドイッチは、いつまで安全に美味しく食べられるのでしょうか?

 

痛みやすい具材でなければ翌日までOK

手作りサンドイッチは、基本的に冷蔵庫で保存すれば、1日程度は日持ちします。

ただし、サンドイッチにはさむ具材」によって、日持ちは左右されます

例えば、オーソドックスな「ハム&チーズサンド」でレタスなしの場合、冷蔵庫の保存で翌日まで大丈夫です。

生野菜は傷みやすいので、レタスが入っている場合は、取り除いてから保存したほうが無難でしょう。

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
どうしても生野菜を挟みたいときは、野菜を塩もみすると水分量が抜けるので少しは食材の痛みを軽減できますよ。

また、卵入りのサンドイッチはゆで卵が傷みやすいため、冷蔵庫で保存しても、次の日まで安全という保証はありません

 

具材別に保存性のある・なしをご紹介!

サンドイッチの日持ちは、具材によって左右されることがわかりました。

そこで、よく使用される具材をピックアップして、保存性があるかないかをまとめてみました。

 

生野菜

お弁当やピクニックなどで食べる場合は、生野菜を具材として入れることは避けましょう。

野菜は丁寧に洗っても、雑菌を取り除くことは簡単ではありません。

お弁当など常温保存の場合、野菜からの水気で雑菌が繁殖して、サンドイッチ全体が傷みやすくなってしまいます。

私は、サンドイッチにたっぷりのレタスを「これでもか!」というくらい挟んで食べるのが大好きなのですが…。

その場合、作ってすぐに食べたほうがよさそうです。

特にレタス、きゅうり、トマトなど、水分の多い野菜をはさんだサンドイッチは、作り置きには向かないようです。

コンビニで使われている生野菜の場合、家庭よりも洗浄と消毒が徹底されていることが一般的です。

そのため、コンビニの生野菜入りサンドイッチは、手作りのものよりは日持ちすると考えてよいでしょう。

 

卵は痛みやすい具材ですが、特に半熟卵には要注意です。

半熟卵を使用するスクランブルエッグサンドイッチは、傷みやすいといえるでしょう。

そのため、「卵サンドイッチ」を手作りするなら、固茹でにすることがポイントです。

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
半熟卵や半生状態はサルモネラ菌が残存している可能性がありますので、75℃で1分以上の加熱をしましょう。

卵は、半生状態での使用を避けることと、マヨネーズと和えるなどして工夫することで、賞味期限を若干伸ばせます。

マヨネーズには酢と塩が使用されいるので、雑菌の繁殖を抑えるパワーがあるからです。

 

生ハムやスモークサーモン

生ハムスモークサーモンは、夏場などは特に注意が必要な具材です。

もし具材として使用するなら、加熱処理をすれば若干日持ちさせられます。

ただし加熱すると、素材としての持ち味は変わってしまうでしょう。

 

からしマヨネーズ

マヨネーズは痛みにくい調味料ですが、殺菌効果のあるカラシをプラスすることで、さらに傷みにくくなります。

野菜などの水分でパンがべちゃべちゃしないように、パンの表面にそのまま塗ってもよいでしょう

また、具材と絡めても美味しいですよ。

 

甘いジャム

糖分の多い食材は菌が繁殖しにくいのですが、糖分の多いジャムも傷みにくい具材の一つです。

手作りジャムは微妙ですが、市販のジャムなら日持ちするので安心です。

 

2~4時間以内に食べたほうがよいサンドイッチは?

基本的に、サンドイッチは日持ちしませんが、具材によっては大幅に消費期限が短くなってしまうものもあります。

安全に食べられる時間は、ものによって随分変わるので注意が必要です。

早めに食べ切ったほうがよいサンドイッチを、「2時間以内」「4時間以内」に分けて紹介するので、参考にしてください。

2時間以内に食べきったほうがよいもの

  • 半熟タマゴのスクランブルエッグサンドイッチ
  • 半熟タマゴとマヨネーズのサンドイッチ
  • 生野菜たっぷりのサンドイッチ

4時間以内に食べきったほうがよいもの

  • チーズを使ったサンドイッチ
  • 焼いたスパム・ハムを使ったサンドイッチ
  • 生野菜の入っていないカツサンド

 

【お弁当でサンドイッチを美味しく食べるために】

お弁当用にサンドイッチを手作りすることもあるかと思いますが、できるだけ美味しく食べたいですよね。

お弁当のサンドイッチを美味しく食べるためのコツは、以下を参考にしてください。

  • パンの水分が飛んでカサカサにならないように、一つずつしっかりラップで包む
  • ドレッシングオイルビネガーはパンをべちゃべちゃにするので、別容器に入れて食べる直前に具材につける
  • トマトやキュウリ、レタスなどの野菜は別にしておき、食べる直前にはさむ
  • 具材としてアボカドも美味しいが、パンに染み込むのでお弁当などには不向き

上記のことを守り、保管する際は保冷剤と一緒に、日が当たらない涼しい場所に置いておきましょう。

 

基本的に、サンドイッチは日持ちが短いので、なるべく早く食べたほうがよいです。

しかし、市販のサンドイッチなどが賞味期限切れになったら、食べられなくなってしまうのでしょうか?

食べても大丈夫かどうか、見分け方はあるのかも次章で確認しましょう。

 

賞味期限切れのサンドイッチは食べられる?腐るとどうなるの?

サンドイッチはあまり日持ちしないので、賞味期限を切らしがちです。

ですが、期限が切れたからといって、潔く処分するのもなかなか気が引けますよね。

少しぐらいなら大丈夫そうですが、実際のところどうなのでしょう?

 

期限切れのサンドイッチを食べるなら自己責任で!

賞味期限切れのサンドイッチは、食べても大丈夫なのか調べてみたところ…。

農林水産省のHPによると、「お弁当やサンドイッチなど、いたみやすい食品には、消費期限が表示されている」とのこと。

この消費期限とは、「期限が過ぎたら食べないほうがよい期限のこと」です。

どうしても食べたいのであれば、あくまで自己判断のうえ、自己責任で食べるということになります。

では、サンドイッチが腐ったらどうなるのか、見分け方を確認しましょう。

 

サンドイッチが腐った時の見分け方

消費期限切れでも、サンドイッチは見た目に美味しそうで、ついつい手を伸ばしてしまいそうですよね。

しかし、ラップもせずに何時間も置きっ放しにしたものや、温度の高いところに放置したサンドイッチは危険です。

カビは、柔らかい食べ物の中から根っこをはり始めます。

ですが、細菌汚染されても目に見えないですし、匂いもないので要注意です!

管理栄養士 坂本圭子
管理栄養士
坂本圭子
空気中に浮かんでいるカビの胞子が食品の表面に付着すると、5~35℃前後で食品中の水分や栄養を元に増殖します。

腐っているかどうかの見分け方として、以下のような異変があった場合は特に注意しましょう。

 

  • 見た目がグロテスク
  • 異臭がする
  • 変な味がする 

 

【アメリカの食品医薬品局の規制における食品の安全性】

アメリカ合衆国の食品医薬品局の規則においては、食品の安全性が失われる危険な温度は「4~60℃」とされています。

その温度の中で2時間以上放置された食品は、捨てるべき」という指針があるほど。

ちなみに2時間の定義は、スーパーから食品を持ち帰る時間も含みます。

また、高温の場所に放置するだけでなく、食品が空気に触れる時間の長さにも注意しましょう。

空気に触れる時間が長くなるほど、細菌を増やすことにつながることも覚えておいてくださいね。

 

サンドイッチの消費期限が切れたら、できるだけ処分したほうがよさそうですが、もったいないですよね。

では、なるべくサンドイッチを日持ちさせるためには、どのように保存するのが正解なのでしょうか?

サンドイッチの正しい保存方法!冷凍してもいいの?

サンドイッチの正しい保存方法は、はさんでいる具材によっても変わってきます。

冷凍しても問題なく美味しくいただけるものや、冷凍してしまうと美味しくなくなってしまうものなど、さまざまです。

それでは、サンドイッチに適した保存方法について見ていきましょう。

 

冷蔵保存が基本

コンビニやスーパーでは、冷蔵コーナーでサンドイッチは販売されていますよね。

サンドイッチに挟まれている具材は、ゆで卵やハム、生野菜、フルーツなど、痛みやすいものが多いです。

そのため、サンドイッチは基本的に冷蔵での保存が適しているといえます。

また、野菜はもちろん、フルーツや生クリームなどは、生ぬるいよりもひんやりと冷たいほうが、断然美味しいですよね!

 

半日程度なら常温保存も可能

サンドイッチは冷蔵保存することが望ましいですが、気温が15℃程度なら常温でも大丈夫でしょう。

実際、サンドイッチをお弁当にすることもありますが、半日程度なら問題なく食べられますよね。

ただし常温保存の場合、時間がたつほど具材から油や水分が出て、美味しさは失われてしまいます

 

冷凍保存が可能かどうかは具材による

サンドイッチは冷凍保存も可能ですが、水分の多い野菜や、スクランブルエッグなどを使用したサンドイッチは不向きです。

これらは、冷凍することによって鮮度が失われてしまい、味も損なわれてしまいます。

冷凍保存に向いているのは、ジャムサンドイッチやハム・チーズサンドイッチなど。

こちらは、自然解凍すれば美味しくいただけるので、お弁当などに詰めるのにも最適ですよ。

実際に冷凍のサンドイッチを、お子さんのお弁当として持たせている人もいるようです。

 

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【サンドイッチのパサパサを防ぐ方法】

サンドイッチのパサつきを防ぐには、常温、冷蔵、冷凍に限らず、一つずつラッピングすることが基本です。

特に常温の場合、ラップなどで包まなければ、パンの水分はどんどん失われしまいます。

パンの水分が抜けてしまうと、パンはパサパサになってしまいますよね。

以下で、パサつきを防ぐラッピングを紹介するので、参考にしてください。

 

パサつきを防ぐラッピングの手順

  1. キッチンペーパー2枚を用意する
  2. 2枚とも適度に濡らして破れない程度に絞る
  3. 広げた1枚のキッチンペーパにサンドイッチを並べる
  4. もう1枚のキッチンペーパを上から被せる
  5. ラップでしっかり包む

さらに、パンにマヨネーズ、バター、カラシなど塗ることで、水分が移りにくなります。

サンドイッチを美味しくするだけでなく、パサパサも防げるのでぜひ試してみてくださいね。

まとめ

最後に、サンドイッチの賞味期限について、もう一度おさらいしましょう。

 

  • 市販のサンドイッチの賞味期限は当日〜40時間程度
  • 手作りサンドイッチの日持ちは具材によるが基本は1日
  • ジャムサンドイッチは日持ちしやすい
  • サンドイッチは一つずつラップして保存する
  • 見た目や臭い、味がおかしい場合は腐っている可能性が高い
  • 基本的にサンドイッチは冷蔵保存が好ましい
  • 15℃程度なら、半日ほどは常温保存も可能
  • ジャムやハムチーズなどは冷凍で保存し、自然解凍で美味しく食べられる

 

具材によるようですが、サンドイッチが冷凍保存できることを今回初めて知りました!

また、生野菜たっぷりのサンドイッチは、日持ちがあまり長くないのですね…。

そうとわかっても、私は大好きな野菜たっぷりのサンドイッチを諦めたくありません。

ですので、今回調査したことを生かして、すぐに食べないときには野菜を別に切り分けて、食べる直前にはさむことにします。

皆さんも、衛生上のことや日持ちのことを考えて、サンドイッチを正しく美味しく保存してくださいね。

 

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