マグロの日持ちを徹底調査！漬けマグロから冷凍品など全て解説するよ

どうしてもマグロを食べたくて、スーパーで刺身を買いました。

そんな日に限って夫が突然の飲み会になり、マグロが余ってしまいました。

”マグロを漬けなどにアレンジにしておけば、少しは日持ちしそう”とは思うのですが、実際はどうなのでしょうか？

腐りやすい食品の代表選手のような、生魚です。

もしかしたら、食べきれない分はなるべく捨てたほうがいいなどのルールがあるのかもしません。

マグロの日持ちについて、詳しく調査してみます！

 

 

賞味期限や消費期限が切れたマグロを無駄に捨てないように、アレンジレシピも調査しました。

お取り寄せだと冷凍＆真空パックで届くことも多い冷凍マグロについて、上手な解凍方法もご紹介します。

早速ご一緒に確認してみましょう！

マグロの日持ちはどれくらい？漬けマグロや冷凍商品など徹底調査！

マグロの基本的な日持ちをご紹介します。

マグロのような生魚は鮮度が大切ですので、

スーパーで売っているマグロの【賞味期限が切れる＝同時に消費期限も切れて食べられない】と考えてOKです。

 

マグロの日持ち

マグロの状態	日持ち
生（柵）	1～2日
生の真空パック	冷蔵庫：3日 冷凍：1ヶ月
冷凍	冷凍：約10日 解凍：当日
刺身	当日
切り身（ぶつ切り）	当日
寿司	2時間～当日
ネギトロ、たたき	冷凍：1ヶ月 解凍：当日
中落ちの切り落とし	冷凍：1週間 解凍：当日
漬け（醤油漬け） ユッケ	冷蔵：3～4日 冷凍：1週間
煮付け、佃煮	冷凍：1ヶ月 冷蔵：5日

 

生の状態だと、基本の日持ちは1～2日ですね。

ただし、加熱するなど工夫をすれば、捨てずに済む場合もあります。

次に”賞味期限切れや消費期限切れのマグロをどうすればいいのか”を詳しくご紹介します。

賞味期限切れのマグロは食べても大丈夫？消費期限切れの場合は？

実は法律上、生魚には賞味期限や消費期限の表示義務がありません。

賞味期限や消費期限は、加工食品に書かれているのが一般的です。

 

 

賞味期限や消費期限が切れたマグロは食べられる？

残念ながら、

「”賞味期限切れ”、”消費期限切れ”1日でも過ぎたら食べられない」とも、

「期限切れ1日くらいなら食べられる」とも、はっきりしたことは言えません。

 

スーパーでパック販売されている生のマグロに関しては、販売者が任意で期限を表示しています。

自分の五感で、食べられるかどうかを判断するのが基本となります。

＊マグロが腐っているかどうかを見分ける方法について、後ほど詳しくご紹介します。

 

賞味期限切れマグロのレシピをご紹介

賞味期限や消費期限が切れたときの、アレンジレシピをいくつかご紹介します。

マグロの状態を見て、下記のようにアレンジするのがおすすめです。

• 生でも食べられるけど、風味が落ちている場合は生に味付け
• 生で食べるのが不安な場合は、加熱

 

生に味付け

しょうゆ、ごま油、コチュジャンなど、お好みで濃い味付けにします。

 

アボガドマグロ

ユッケのようにピリ辛の韓国風に味付けし、アボガドと一緒に食べる。

わさび醤油だけでも美味しいです。

 

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hanaさん(@chanhana_chachacha)がシェアした投稿 – 2018年10月月30日午前5時24分PDT

カルパッチョ

ベビーリーフなどのお好みの野菜と合わせて、オリーブオイルと塩で食べる。

 

炙り風

熱したゴマ油をマグロにかけ、にんにくしょうゆ、しょうが、ネギなどお好みの薬味で食べる。

 

生を加熱

加熱するとなれば、アレンジは無限大です！

 

焼く

焼いて酒、しょうゆで風味付けするだけでもOKです。

ステーキ、もやしと一緒にガーリック炒めなど、お好みの風味を軽くつけるだけで、美味しく食べられます。

 

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Kiyoshi Kawaguchiさん(@kiyoshikawaguchi)がシェアした投稿 – 2019年 4月月12日午前2時38分PDT

煮る

生姜をたっぷり入れて煮ると、ご飯のおかずにもおつまみにも最適です。

 

フライ

竜田揚げ、から揚げ、パン粉など、食べたい食感に合わせて衣をつけて揚げます。

 

スープ

ねぎま汁、つみれ汁がおすすめです。

マグロの旨みで、元気が出る一杯です！

 

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YouTuber hooniさん(@hoon2136)がシェアした投稿 – 2019年 3月月24日午後8時54分PDT

基本的には、時間が経って生臭くなった部分を隠す調理法がおすすめです。

• 生姜やにんにくなどの臭み消しの食材を上手に活用する
• 調理前に熱湯でゆでこぼして臭みを流す　　　など

ぜひお試しください！

 

次に、食べてはいけないマグロの状態をご紹介します。

「アレンジして食べられるのか？」「食べたら危険なのか？」判断するときの目安になさってみて下さい。

マグロは腐るとどうなるの？傷んだ時の見分け方がコレ！

マグロが腐るとどうなるのでしょうか？

マグロを食べて食中毒にならないよう、見分け方をご紹介します。

 

 

切り身、刺身、漬けなど、生の場合は上記を判断の目安になさってみて下さい。

また、マグロは冷凍の真空パック商品でも腐る可能性があります。

購入したての赤い色から白っぽい茶色に変色したら、冷凍やけで食べられなくなっています。

購入したての赤い色は、こちらの商品を参考になさってみて下さい。
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水分が抜けて食感が悪くなり、冷凍庫の臭い移りで最悪な味になっている可能性が高いので、捨てるのがおすすめです。

 

 

家庭の温度管理で熟成させるのが無理な理由は、ヒスタミン中毒という食中毒の可能性があるからです。

ヒスタミンを作り出す菌は海の中にいて、マグロが生きているときに感染している可能性があります。

マグロが死ぬと、マグロが元々持っていたヒスチジンという物質とヒスタミンの素になる菌が結びつき、

ヒスタミンが作り出されます。

ヒスタミンを予防するためには、収穫から食べるまで徹底して低温（0℃）で管理する必要があります。

家庭の冷蔵庫では開閉時の温度変化もあって一定に0℃を保つのが難しいため、ヒスタミン中毒の可能性が高まります。

熟成は、プロにお任せして下さいね。

 

 

最後に、マグロの正しい保存方法をご紹介します。

間違った保存方法では、せっかく買ったマグロの劣化を早める可能性があります。

ご一緒にしっかりチェックしましょう！

生のマグロの正しい保存方法とは？上手な解凍方法も紹介！

生のマグロの保存方法は難しいです。

すぐに生臭くなってしまうし、冷凍で買うと解凍が上手にできません。

そんな問題を、全て解決します！

 

マグロを冷蔵庫で美味しく保存する方法

マグロは、買ってきてすぐに食べるのが理想です。

マグロを買ったらなるべく低温で持ち歩き、夕食までに食べましょう。

でも、そうもいかない場合もありますよね。

マグロの状態ごとに、下記のように保存なさって下さい。

 

 

生のマグロを保存するポイントは、ドリップで出た臭みを、マグロの身に移さないことです。

たまに柵で売っているマグロにドリップを受ける紙が入っていない場合があります。

そんなときは刺身や切り身のように、キッチンペーパーでくるんでからラップをして保存しましょう！

 

冷凍マグロの上手な解凍方法をご紹介

冷凍マグロを美味しく解凍するのは、少し手間がかかります。

でも、”水っぽいマグロ”と”旨みがあってとろけるようなマグロ”、どちらが食べたいでしょうか？

私は後者です！

ぜひ丁寧に解凍なさってみて下さい。

 

 

マグロは、収穫されてから一度瞬間冷凍されています。

私たちがスーパーなどで買ってから冷凍するのは再冷凍となり、旨みがかなり損なわれます。

ご家庭での保存方法として、買ってきてから冷凍するのはおすすめできません。

 

 

まとめ

マグロの日持ちについて、詳しくご紹介してきました。

ポイントをまとめてみます！

 

 

マグロには”高級品”というイメージがあり、家で美味しいものを食べると、ちょっと特別な幸せ感がありますよね。

鉄分やタウリンが豊富なので、元気がないときは無性に食べたくなります。

今回は冷凍マグロを上手に解凍する方法もわかりましたので、

スーパーなどでしっかり目利きして、美味しいものを選びたいと思います！

マグロの刺身は、下記のようなものが美味しいですよ。

• 切り口の角が立っている
• 赤身の色が、透明感のある鮮やかな赤
• 筋がまっすぐで、少し斜めになっている（筋が歪んでいるものはNG）

今回ご紹介した情報を参考に、マグロを楽しんで頂けると幸いです♪