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生活のQ&A

ステンレス用品にハイターを使用しても大丈夫?変色やサビの危険性は?

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保温・保冷に優れているステンレス水筒は、我が家で大活躍しています。

ただ一つ悩ましいのが、茶渋などの汚れです。

「汚れを強力に落とすなら、やっぱりキッチンハイター!」と思ったところで手が止まりました。

ハイターは、ステンレス用品に使って大丈夫なのでしょうか

そこで、ステンレス用品にハイターが使えるかを詳しく調査してみました。

皆様とも情報共有をしたいと思います!

 

  • ステンレスの日用品(水筒など)にキッチンハイター使用は大丈夫?変色、サビ、臭い、腐食の原因にならない?
  • ステンレスの洗濯槽や浴槽にハイターは使える?
  • ハイターの正しい使い方とハイター使用のNG行動をご紹介
  • ステンレスシンクについた頑固な白い汚れ!対処法をご紹介

 

我が家では、日用品だけでなく洗濯槽、浴槽、シンクもステンレスです。

今回は、ステンレスにつくカビ白い汚れについても対処法を詳しくご紹介します!

ステンレスの汚れから解放されるべく、早速ご一緒に確認していきましょう。
 

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ステンレス用品にハイターは使える?変色やサビの原因になるの?

ステンレスの各日用品に、ハイターが使えるかをご紹介します。

ハイター”と一口に言ってもさまざまな商品があります。

こちらでは、ハイターの代表商品・花王のキッチンハイターを例にしてお話していきます。

 

各ステンレス日用品にハイターは使える?

ステンレスの日用品は、下記のようなものがあります。

 

  • 水筒、魔法瓶
  • タンブラー(コップ)
  • ボウル
  • 洗い桶、水切りかご   etc…

 

キッチンハイターは塩素系漂白剤で、とても強い薬品です。

ステンレスについた茶渋などの汚れを楽々落としてくれそうですが、心配もあります。

 

  • ステンレスの変色や腐食の原因にならない?
  • キッチンハイターのすすぎ不足などが原因で、体に悪影響が出ることはない?

 

花王のホームページに、詳しい情報がありました。

すると、ステンレスの日用品とキッチンハイターの相性について、はっきりとわかりました!

 

  • キッチンハイターは、ステンレスの日用品に使用してはダメ
  • キッチン泡ハイターのみステンレスに使える。ただし、スプレーしてすぐに洗い流すor最長5分のつけおき

 

キッチン泡ハイターキッチンハイターの違いは、つけおき時間です。

 

キッチン泡ハイター

短時間で汚れのみに成分が浸透し、ステンレスに成分が行き届かないうちにすすげる。

 

キッチンハイター

  • 30分ほどのつけおきが必要で、ステンレス内部に成分が浸透してしまい、変色や腐食の原因になる
  • 水筒などの場合は、ステンレスにしみ込んだハイターの成分が溶けだしてきて、私たちの体に入ってしまう

 

他メーカーでも、キッチン泡ハイターのように短時間で汚れを落とすタイプの商品があれば、ステンレスに使える可能性があります。

*商品に書かれている説明をよく確認して下さい。

 

ステンレス用品をハイター以外でキレイに!

では、ステンレスはどうやって洗えばいいのでしょうか?

3つの方法をご紹介します。

 

1.酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は、これからご紹介する3つの中で洗浄力が一番強い洗剤です。

汚れ落とし、除菌、消臭に効果的です。

酸素系漂白剤で有名な洗剤は、こちらです。
↓ ↓ ↓

 

ステンレスはもちろん、カビ、水垢、衣類などあらゆる汚れに使えて便利です。

ハイターのような塩素系漂白剤よりは危険が少ないですが、商品説明の確認は必ず必要です。

 

2.クエン酸

クエン酸系の洗剤が販売されていますが、安全性が気になる場合は、安いお酢を買ってきて代用してもOKです。

汚れ落とし、除菌、消臭に効果的です。

食品なので、万が一洗い残しがあっても安心ですね。

 

例)水筒の汚れの場合

  1. お酢:水=1:4】くらいの割合の液を水筒に入れる
  2. フタを閉めて振る
  3. 1時間ほどつけおきする
  4. 洗って乾かす

 

3.重曹

重曹スプレーなどの商品がありますが、スポンジに重曹をつけて汚れをこすり落とすのが一番効果的です。

水筒などのように直接こすれない形状のものは、下記の手順をお試し下さい。

 

例)水筒の汚れの場合

  1. 熱いお湯を入れる(耐熱かどうかを確認して、お湯の温度を調節して下さい)
  2. 重曹を入れる(重曹の量は、汚れに合わせて調節して下さい)
  3. フタを閉めて振る
  4. 1時間ほどつけおきする
  5. 洗って乾かす

 

ステンレスの日用品とハイターは、基本的に相性が悪いことがわかりました。

次に、ステンレスの洗濯槽と浴槽についた汚れについて調査してみます!
 

ステンレス製の洗濯機や浴槽にハイターを使用するのは大丈夫なの?

【汚れが見えない洗濯槽や【お掃除範囲が広い浴槽の汚れは、予防しにくい&お掃除しにくいのが悩みの種ですよね。

 

洗濯槽に使えるハイター

洗濯槽のお掃除用ハイターは、主に2種類です。

 

  • 塩素系・・・カビを分解して除去
  • 酸素系・・・洗濯槽からカビをはがして除去

 

洗濯が終わった洗濯物に黒いカビがへばりついている場合は、洗濯槽がかなり汚れています。

塩素系のハイターを使って、カビの菌を減らしましょう。

定期的に洗濯槽のお掃除をしている場合は、酸素系のハイターでOKです。

ハイターの形状は粉と液体があって、洗濯機によっては使えないハイターもあります

洗濯機の説明書でお掃除方法を確認し、ハイター商品を買うときにも商品説明を見て、間違って買わないようにご注意下さいね。

 

ステンレスの浴槽にはハイターNG

ステンレスの浴槽にこびりついた白い水垢に、強力な塩素系ハイターを使いたくなりますよね。

でも、ステンレスがサビるなどの原因になるのでNGです!

ステンレスの浴槽につく白い水垢の正体は、水中に含まれているミネラルやカルシウムです。

先ほどご紹介した下記の3つを使ってお掃除して下さい。

 

  • 酸素系漂白剤
  • クエン酸
  • 重曹

この3つは混ぜてもOKですので、汚れの程度によって上手に使いましょう!

例)

  1. 酸素系漂白剤とクエン酸を混ぜた液を白く固まった汚れに塗って、しばらくつけおきする
  2. 白く固まった汚れが柔らかくなったら重曹でこすり落とす    など

 

どうしても取り切れない白い水垢については、後ほど対策をご紹介します。

 

ステンレス用品にハイターが使えるかについて、詳しくご紹介してきました。

ここで、ハイターの中でも危険な”塩素系漂白剤”を使うときに注意して頂きたいこともお知らせします。
 

ハイターの正しい使い方!絶対にやってはいけないNG行動とは?

先ほどもお話しした通り、キッチンハイターのような塩素系漂白剤は、危険な薬品です。

正しく使用するために、下記の点を必ず守って下さい。

 

  • 商品に書かれているつけおき時間を守る
  • 換気をする
  • 他の洗剤と混ぜない
  • 他の容器に入れ替えしない
  • 直接触らない、眼や口に入らないように注意する
  • 液漏れの危険性がある横置きは絶対にしない
  • 直射日光と高温を避ける

 

特にご注意いただきたい点を詳しくお話します。

 

他の洗剤と混ぜない

塩素系漂白剤は、先ほどご紹介した酸素系漂白剤と名前は似ていますが、全く別のものです。

 

  • 塩素系漂白剤は【アルカリ性
  • 酸素系は【弱アルカリ性+酸性

 

塩素系漂白剤は、酸性の洗剤と混ぜると毒ガスが発生し、命の危険もあることにご注意下さい。

 

直接触らない、眼や口に入らないよう注意

塩素系漂白剤が口に入ると、体の中がひどい火傷をしたような状態になります。

原液はもちろん薄めた液でも危険ですので、十分に注意して取扱いをしましょう。

花王のホームページより、ハイターが口に入ったときなどの対処法をご紹介します。

 

ハイターが口に入ったときの対処法

  • 吐くのは絶対にNG!
  • 体内で薄まるように、牛乳や水を飲んで、すぐに病院を受診する

 

直接触ったときや、に入ったときもすぐに対処しましょう。

 

皮膚についた、眼に入ったときの対処法

  • 皮膚についたら、流水ですぐに洗う
  • 目に入ったら、弱い流水で10分以上洗ってからすぐに眼科を受診

 

最後に、”掃除をするほどステンレスが汚くなる!?”という不思議な現象についてご紹介します。
 

ステンレス製シンクにハイターを使ったら白くなっちゃった!どうしたらいいの?

ステンレスシンクについた白い汚れを掃除した結果、汚れがひどくなった経験はないでしょうか?

私にはあります。

今回ご紹介した酸素系漂白剤、クエン酸、重曹を駆使して一生懸命掃除し、

”水で洗い流してしばらくすると、さらに白く汚くなっている・・・!”という悲しい現象です。

これは、元の汚れがひどすぎるのが原因です。

酸素系漂白剤などの洗剤では太刀打ちできないほどの汚れなので、プロ用の洗剤を活用しましょう!

プロ用の洗剤は、大きめのホームセンターなどでも販売しています。

洗浄力が強力な分、”ゴム手袋を着用”などの注意点もありますので、必ず使用方法を確認して下さいね。

*ステンレスシンクだけではなく、ステンレスの浴槽にも使えます。

例)ステンレスに傷をつけずに白い汚れを取り除ける洗剤です。
↓ ↓ ↓

 

業務用洗剤は、鏡についた白い汚れにも有効です。

 

鏡については、傷がついたときの対処法も詳しくご紹介しています!
↓↓↓
鏡の傷の消し方!細かい傷まで目立たなくする方法を解説するよ

 

ステンレスシンクや浴槽をキレイに保つ方法

ステンレスシンクや先ほどご紹介したステンレスの浴槽は、汚れがこびりついた後にお掃除するのは大変です。

日々のお掃除で、汚れの予防をするのが肝心です!

 

水滴を拭き取る

ステンレスに残った水滴が汚れの原因になります。

吸収力の高いふきんを活用して、なるべく拭き上げ作業をする習慣をつけましょう。

 

研磨剤(クレンザーなど)を使わない

研磨剤は、ステンレスシンクや浴槽の汚れが取れると同時に、ステンレスにがつきます。

【傷に汚れが入り込む→取りにくい汚れが蓄積する】という悪循環になりますので、研磨剤はおすすめできません。

汚れをこするときは、メラミンスポンジなどを活用しましょう。

 

シンクや浴槽以外でお掃除が面倒といえば、エアコンです。

掃除の手間を予防するためにお掃除不要エアコンを買った方はいらっしゃいませんか?

詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
お掃除不要エアコンは「お手入れ不要」ではありません!

 

まとめ

ステンレス用品のお掃除にハイターが使えるかを詳しく調査してきました。

塩素系のハイターとステンレスは相性が悪いですが、ハイターの成分によっては使えるものもありましたね。

ポイントをまとめてみます!

 

  • ステンレスの日用品に、キッチンハイター(塩素系)は使えない
  • ステンレスの日用品は、酸素系漂白剤、クエン酸、重曹を活用して掃除する
  • ステンレスの洗濯槽には、洗濯機の種類と汚れの程度に合ったハイターを選んで使う
  • ステンレスの浴槽には、塩素系のハイターは使えない
  • 塩素系のハイターは、危険な面を知った上で正しく使用する
  • ステンレスのシンクや浴槽についた頑固な汚れには、業務用の洗剤を使った方が良い場合もある
  • ステンレスのシンクや浴槽は、普段から汚れを予防する習慣をつけるのが肝心

 

今回は、ハイターと一口に言っても、さまざまな種類があるとわかりました。

ハイターを買うときには、用途に合わせてよく選ぶ必要がありますね。

我が家には3人の子どもがいますので、危険を把握すると同時に保管場所にも気をつけたいと思います!

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