雑誌の切り抜き、写真、掲示したい文章など、ラミネート加工をして綺麗に保存したいものって、結構あります。
ただ、ラミネート加工が手軽にできるかどうかについては、あまり情報がありませんよね。
”手軽で便利”といえば思いつくのがコンビニですが、コンビニではラミネート加工ができるのか、ふと疑問を感じました。
コンビニの入り口にあるマルチコピー機には覚えきれないくらいの機能があって、いかにもラミネート加工ができそうな雰囲気が漂っていますが・・・。
今回は、こんなことについて詳しく調べてみました。
- ラミネートはコンビニでできる?
- ラミネート加工ができるお店はどこ?
- 自分でラミネートがしたい!ラミネートフィルムやラミネーターについて
- 自分で綺麗にラミネートをするコツをご紹介!
- ラミネートした後、コピーしたり原本を剥がしたりすることはできる?
私は最近、日常生活で不便を感じることはほとんどありません。
コンビニで何でも買えるし、インターネットだってあるので、日常生活に必要なものはほとんどが自宅周辺で手に入ります。
そんな中、ラミネートも自宅周辺でできるものなのでしょうか?
そうえいば、最近字を書けるようになってきた息子からもらった初めてのお手紙も、ラミネートして保存したいものの候補です。
ラミネート加工してくれるお店の例や自分でラミネート加工する方法などをラミネートに関する内容を徹底的に調べたのでぜひ参考にしてください!
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目次
ラミネートはコンビニでもできる?ラミネート加工できる店はココ!
絵、書類、写真などをラミネート加工すると、紙が汚れることがありません。
水、カビ、ホコリを気にする必要がないので、紙をそのまま掲示したいときや保存したいときなどに、とっても便利ですよね。
「家の近くにあるコンビニで手軽にラミネートできたらなぁ。」と思うのですが・・・。
果たして、コンビニではラミネート加工ができるのか、コンビニ以外にラミネート加工ができるお店についても調べてみました!
ラミネート加工はコンビニでできる?
近くにあるコンビニのマルチコピー機などでラミネート加工をしてもらえるならとても便利ですよね。
でも残念ながら、コンビニではラミネート加工はできません。
コンビニ各社のマルチコピー機のサービスを調べても、ラミネート加工できるものはありませんでした。
「それならせめてラミネートフィルムだけでも買えないのか!?」と思い、我が家の近くのコンビニ各社に聞いてみました。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
どのお店も、ラミネートフィルムも販売していませんでした。
コンビニの仕入れ商品については、各経営者が判断しています。
ラミネートフィルムの需要があるコンビニでは販売している可能性もありますが…かなり低いと思います。
では、家の近くで手軽にラミネート加工ができるお店はあるのでしょうか?
ラミネート加工をしてくれるお店の例
ラミネート加工と言うと、透明フィルムに紙がピタっとおさまっている診察券などをイメージしますよね。
それは『パウチ・ラミネート加工』というもので、ラミネートには他にも色々な種類があります。
- 大型の紙をラミネートする
- 裏面に糊がついていて、掲示するときに画びょうなどを使う必要のないラミネート
- ツヤ消しがしてあって、文字などがみやすいラミネート
- 片面のみをラミネートする など
そんな色々なラミネートを、用途に合わせて手軽にしてくれるお店をご紹介します。
オンラインで注文ができて、自宅に納品してくれるお店もありますよ!
キンコーズ(kinko’s)
キンコーズは、ポスター、名刺、製本などの印刷会社です。
キンコーズの店舗では、A3サイズまでのラミネート加工を自分ですることができます。
価格の一部をご紹介します。
サイズ | 価格(1枚) |
名刺、定期サイズ | 30円 |
写真サイズ | 50円 |
B5サイズ | 100円 |
A4サイズ | 120円 |
A3サイズ | 200円 |
店舗は東京都が中心ですが、北海道から関西まで店舗展開をしています。
皆様のご自宅の近くにもキンコーズの店舗があるかもしれませんね。
キンコーズが便利なのは、オンラインでもラミネート加工を注文できるというところです。
ホームページから会員登録をすると、ラミネートだけではなく、年賀状や名刺などの印刷も注文することができます。
キンコーズのホームページには、会員登録をしなくても質問ができるチャット機能があります。
私もこのチャット機能を利用してみました。
画像では小さくてわかりにくいですが、「オンラインでラミネート加工を注文できますか?」という質問をしました。
回答はこちらです。↓
「オンラインでデータ入稿からプリント+ラミネート加工が注文できるかとのことでよろしいでしょうか。注文は可能でございます。よろしくお願いいたします。」
質問から回答までの時間は3~4分でした。
とても便利なので、キンコーズを利用するときには活用できそうですね。
ACCEA(アクセア)
ACCEAも印刷会社で、関東を中心に北海道から沖縄まで店舗展開をしています。
ラミネート加工については、キンコーズよりも少し値段が高くなるものの、ラミネート加工の種類の多さが特徴です。
用途に応じてラミネート加工の使い分けをしたい場合は、ACCEAが便利ですね。
カメラのキタムラ
カメラのキタムラは写真用品のお店で、47都道府県に店舗があります。
写真撮影やデジカメプリントなどで活用したことがある方も多いのではないでしょうか?
カメラのキタムラでプリントしたものへのオプションサービスとして、ラミネート加工も行っています(有料)。
その他のラミネート加工ができるお店
キンコーズやACCEA、カメラのキタムラ以外にも、ラミネートができるお店はあります。
値段は高くなりますが、MBE(MAIL BOXES ETC)も東京を中心とした全国各地の主要都市に店舗数が多いので、皆様のご自宅の近くにあるかもしれません。
その他、印刷会社や製本会社ではラミネート加工ができる可能性が高いです。
気になるお店がありましたら、直接お問い合わせしてみることをおすすめします。
- 1枚からでもラミネート加工をしてくれるか?
- 値段はいくら?
- 納期はどれくらい? など
ラミネート加工をお店でする場合についてご紹介しました。
でも、本当はもっと手軽に自宅でラミネート加工をできるのがベストですよね。
次章では自宅でラミネート加工をする方法をご紹介します。
ラミネートフィルムやラミネーターはどこで売ってる?価格はどれくらいなの?
ラミネート加工がされているものを見ると、空気が入らずにピターっと紙が収まっていますよね。
プロの技でしかできないものなのかと思いきや、実は自分でもラミネート加工をする方法はあるんです!
自分でラミネート加工をする方法は2つです。
- ラミネートフィルムを買ってきて、手作業でラミネート加工をする。
- ラミネーターを購入してラミネート加工をする。
それぞれご紹介していきます。
手貼り用ラミネートフィルムでラミネートする
手貼り用ラミネートフィルムは、こんなお店で売っています。
- 家電量販店
- ホームセンター
- 文具店
- コピーショップ
- 100円ショップ
- ネットショップ
ラミネートフィルムは2枚重ねになっています。
一旦ラミネートフィルムをはがし、原稿を乗せて、空気が入らないように閉じるという方法でラミネートすることができます。
「ラミネートなんて滅多にしない!」
「1枚しかラミネートしない!」
という場合には、手貼り用ラミネートフィルムを使って手作業をする方法が手軽です。
ラミネーターでラミネートする
頻繁に自宅でラミネート加工をする場合には、ラミネーターを購入することで、時間と手間の節約になります!
ラミネーターは、こんなお店で売っています。
- 家電量販店
- ホームセンター
- ネットショップ
ラミネーターは、熱でラミネートフィルムの内側についている糊を付着させます。
ラミネーターに内蔵されているローラーで空気を抜きながら熱を加えますので、空気も入らずキレイな仕上がりになります。
ラミネーターの値段は数千円~1万円前後です。
値段によって対応サイズ、余熱時間、性能などが変わるので、購入時にはしっかりチェックしたいですね!
私も事務仕事をしていたときに、よくラミネーターを使っていました。
そのときの経験から、ラミネーターの使い方にはちょっとコツが必要だと思っています。
キレイにラミネートするコツをご紹介します。
ラミネート初心者必見!綺麗にラミネートしたいならコレを見て!
私の経験では、ラミネート加工された完成形をイメージして作業しても、実際は簡単に綺麗に仕上がらないものです。
手作業でのラミネートであれば、曲がる、空気が入るという心配があります。
ラミネーターを使ってみると、機械によってクセがあったりして、一回で完璧にラミネートするのは難しいものです。
手作業、ラミネーターそれぞれのラミネート加工のコツをご紹介します!
手作業でのラミネート加工をキレイに仕上げる3つのコツ
1.大きめのラミネートフィルムを使う
手作業でのラミネート加工の第一の試練は、ラミネートフィルムに入れる原稿が曲がってしまうことです。
大きめのラミネートフィルムを使うと、原稿に合わせて余白を切ることで、水平・垂直を保つことができます。
2.原稿は、なるべくラミネートフィルムの真ん中に置く
仕上がりが曲がらないように、ラミネートフィルムの端に寄せて原稿を置きたくなりますよね。
でも、ラミネート加工の仕上がりには余白が必要です。
余白がないと、ラミネートフィルムと原稿の境目に入る空気のせいでラミネートフィルムが付着しません。
3.しっかり空気を抜く
ラミネート加工といえば、ピターっとした綺麗な仕上がりが魅力ですよね。
少しでも空気が入っていると、なんだかモヤモヤすると思います。
手作業で空気を全て抜くのは難しいものです。
定規、カードなどの硬いもので、空気を抜きながら慎重に作業をするようにしましょう。
100円ショップのラミネートフィルムの賢い使い方
100円ショップのラミネートフィルムは、厚い面と薄い面の2枚重ねになっています。
厚い面に原稿を乗せるのですが、薄い面を貼り付けるときに空気を抜くのが難しいのがネックです。
そんなときは、ちょっと贅沢にラミネートフィルムを使いましょう。
薄い面のラミネートフィルムははずしてしまい、もう一組ラミネートフィルムを出します。
もう一組のラミネートフィルムの厚い面を使用して、原稿を乗せたラミネートフィルムと付着させます。
こうすることで、薄いフィルムよりは空気が抜きやすいですし、耐久性もUPします。
手作業でラミネートするラミネートフィルムは、簡単に言うとシールを貼りつけるという構造です。
ラミネーターのように熱で付着させないので、仕上がりはどうしてもペラペラになります。
ラミネーターのような仕上がりを目指すなら、アイロンを使うことで近づけることができます。
ただ、名刺サイズくらいの小さいものなら成功率が高いのですが、
それ以上のサイズは、熱ムラのせいで綺麗に仕上げることはできないことに注意が必要です。
ラミネーターを使うときの5つのコツ
ラミネーターは機械によってクセがあります。
クセさえ知ってしまえば、ラミネート加工の成功率が高まります。
1.まずはテスト
いきなり原本でラミネートせず、同質の紙などで、低温からテストをします。
ラミネートフィルムの内側には、熱で付着する糊がついています。
一発勝負で原本を使ってしまうと、失敗したときにキレイに取り出すことはできません。
また、ラミネーターによって温度設定にクセがあるものです。
低温から試して、白く曇る、接着が弱いなどと感じたら次の温度でテストすることをおすすめします。
2.ラミネートフィルムの接合部分に原稿を押し当てる
ラミネートフィルムは、端が接合されています。
この接合部分に原稿を押し当てることで、より上手に空気が抜けて綺麗な仕上がりになります。
3.ラミネートフィルムの接合部分からラミネーターに入れる
接合部分の逆からラミネーターに入れることをイメージしてみて下さい。
接合部分からは空気が抜けません。
接合部分に空気が溜まってしまったり、ラミネートフィルムが曲がったりすることがイメージできますね。
4.ラミネートフィルムは、真っすぐ水平にラミネーターに入れる
真っすぐ水平に入れないと、ラミネートフィルムがどんどん曲がっていきます。
最悪、ラミネートフィルムが折れ曲がってしまい、使い物にならなくなることもあります。
5.ラミネーターのローラーの汚れを取る
ラミネーターのローラーには、少しずつラミネートフィルムの糊がついていきます。
これを放置すると、次のラミネート加工で汚れがついたり、ラミネートフィルムが詰まったりします。
ラミネーターに付属のクリーニングシートがついている場合は、そちらを数回空通しすることでローラーをお掃除できます。
クリーニングシートが無い場合は、ラミネートフィルムと同じくらいの厚さの紙を空通しして下さい。
手作業でもラミネーターを使っても、コツさえ掴んでしまえば簡単にラミネート加工できることがわかりましたね!
慣れないうちは何度か失敗するかもしれないので、少し余裕を持ってラミネートフィルムを用意しておくと良さそうですね。
ラミネート加工したままの状態でコピーをしたい時や、上手にできたラミネートを剥がしたい時にはどうしたら良いのかなど、ラミネート加工後の取り扱いについても調べてみたので次章で紹介します。
ラミネートしたままコピーはできる?ラミネートしたものを剥がすことは?
ラミネート加工をするときに迷うのが、「本当に他の用途に使うことはないか?」ということです。
大切な原本を守るためにラミネートするのですが、後から違う用途に使いたくなったときにはどうすればいいのでしょうか?
まずはラミネートをしたままの状態でコピーはできるのかについて紹介します。
ラミネートしたままコピーすることはできるか?
ラミネート加工をしたものをコピーすることについて口コミを調べると、「表面が反射する可能性がある」というものがありました。
私もラミネートしたままコピーをしたことがありますが、問題なくコピーができました。
私は表面が反射した経験はありませんが、コピー機の性能によっては反射してしまう可能性があるのかもしれません。
ちなみに、ラミネートフィルム自体に何かを印刷することはできません。
コンビニなどで試そうとしても、そもそもコンビニでは紙の持ち込みは出来ませんし、紙以外のものにインクがのりませんので、注意して下さいね。
ラミネートしたものを剥がすことはできるの?
ラミネートした原本を、やっぱり違うことに使いたい、どこかに提出する必要が出てきたなどと困ることもあると思います。
しかし、ラミネートした原本を綺麗に剥がすことはできません。
剥がそうとすると、破れる、傷つく、変形するなどの問題が起きます。
ラミネートフィルムは、剥がさない事を前提としている商品だということを覚えておいて頂けると幸いです。
ちなみに、後から剥がして中身が取り出せるラミネートフィルムという商品もあります。
こちらは高い温度で接着する必要があるので、手作業ではなくラミネーターを使用することになります。
通常のラミネートフィルムより少しお高めですが、用途に応じて検討する価値はありますね!
まとめ
ラミネート加工はコンビニでできるのか?という疑問から始まり、詳しくご紹介してきました。
残念ながら、コンビニでラミネート加工は出来なかったのですが、手軽にラミネート加工をする方法があることがわかりました。
以下、ポイントをまとめてみます。
- コンビニではラミネート加工はできない
- ラミネート加工ができるお店は全国にある。オンラインでの注文も可能
- ラミネートフィルムやラミネーターで自宅でラミネート加工をする方法がある
- ラミネートは手作業でもラミネーターでもコツが必要
- ラミネートしたものは問題なくコピーができる
- ラミネートしたものを綺麗に剥がせない
私が今回意外だったのが、ラミネーターが思っていたよりも安いということでした。
仕事でしか使用したことがなかったので、高価なものと思い込んでいましたが、1万円前後であれば手が届く値段です。
ただ、自宅で使うには保管場所も必要ですし、あまり安いものを選んで性能が悪いともったいないですよね。
また、一度ラミネートしたら原本を取戻すことは難しいということでした。
どんなラミネートの方法を選ぶかは、よく検討してみたいと思います!