「気にいった部屋を見つけたんだけど、家賃は6万。今の手取りは月17万だけど、この部屋を借りても生活できるかな?」 弟は、一人暮らしをするのが始めてなので、手取りと家賃の目安など、まったくわからなかったようです。 家賃は、家計の中では固定費といって、毎月金額が変わらない支出です。 家は一度借りると、引越しなどが大変なので、しっかりと家賃を払えるかどうか見極めることはとても大切です。 …などと偉そうなことを言っていますが。 実は、私自身の家の家賃も、収入に対して高いのか安いのか、ちょっと疑問に思っていたんですよね。 また、子どもが大きくなってきたので、家計の見直しや節約なども気になるところです。 なので、今回の記事では、「手取り17万で家賃6万円だと生活できるのか?」などの疑問に加え、こういったことも調べてみました!
- 手取り17万だと家賃はどれくらいが妥当?
- 節約はどうしたらいい?
- みんなの平均年収は?20代前半だとみんないくらもらっているの?
- 夫婦二人で月収17万でやっていける?
- 収入を増やすなら副業も考えるべき?
目次
手取り17万で家賃6万は一人暮らしできる?家賃相場はどのくらい?
いまどきは、一人暮らしをすると「生活がきびしくて貯金もできない」なんて話もよく耳にします。 家賃など、よく考えてから部屋を選ばなければ、後々自分を苦しめることになりかねないですよね。 そこで、まずは家賃の相場の目安について確認していきましょう。収入に対する家賃の目安から判断しよう
家賃、光熱費、通信費、食費、雑費など、月にかかるお金に関しては、「収入に対して○%」という予算の目安があります。 その割合を目安として家計の予算を組めば、無理なく収入の範囲内で暮らせるというわけです。 家賃に関しては、手取りの25%~30%くらいが目安となっています。 となると、手取り17万円の家庭の場合、家賃の目安は42,500~51,000円です。 残念ながら、「家賃6万円は少し高すぎる」という結果になりました…。家賃が5万円なら生活していける!
一人暮らしの支出をざっと計算すると、食費2万円、光熱費2万円、携帯1万円、雑費2万円で合計7万円くらいでしょうか。 これくらいなら贅沢はできませんが、貯金も数万円程度はできますね! 手取り17万円でも、家賃を5万円にすれば十分生活はできそうです。 ただし、ファッションや化粧品、趣味などの娯楽にお金をかける余裕はありません。 でも、会社によっては、住宅手当がでるところもあります。 もし住宅手当が1万円以上あるなら、6万円の家賃の家にも住めます。 ちなみに弟の場合は、家賃補助はなしということなので、家賃6万円で気に入った部屋は、あきらめたほうがよさそうです…。 しかし、食費2万円、雑費2万円というのは、一人暮らしといえども、可能な予算なのでしょうか? 我が家は、子どもが二人いることもあり、この予算では到底まかなえません! 一人暮らしでも、外食三昧になれば、食費は2万円をあっという間に超えてしまいます。 若いうちは、交際費もかかるでしょうから雑費もかかります。でも、貯金もしていかなければ不安に感じますよね。 そうなると、節約できるところはキッチリと引き締めて、お金を大切に使う必要がありますね。 というわけで、次の項目では貯金と節約について見ていきたいと思います!手取り17万円でも貯金したい!今日から実践できる節約術がコレだ!
お気に入りの部屋に住めたとしても、家賃の支払いがきつくて貯金もできないのでは問題ですよね。 貯金をしていくためには、収入に応じた家賃の部屋を探して、節約もしていく必要がありそうです。貯金をするための節約の基本とは?
節約の基本は、まず、支出を固定費と変動費に分けて、それぞれどのくらい使っているか見直すことです。 固定費は毎月の支出金額が決まっているお金、変動費は月によって支出額が変わるお金です。 例をみますと…
・固定費…家賃、光熱費、通信費、保険、学費、ローンなど
・変動費…食費、雑費、交際費、レジャー費など
固定費が安くなると、月々に絶対支払わなくてはならないお金が少なくなり、流動費に回せるお金が増えます。
流動費の節約は、現在の生活レベルの低下につながりやすいので、まずは固定費をしっかり節約して、流動費にかけられるお金を増やしましょう!
次で、それぞれの見直し方の例をご紹介します。
月々の固定費と流動費を見直してみよう!
固定費の見直し方の例
【車】
駐車場代・ガソリン代・保険代など、かなりの維持費がかかる。持たないあるいは、カーシェアという選択もある。
【通信費】
スマホをSIMフリーにするだけでも、かなりの節約になる。
【光熱費】
節電を心掛ける。暖房器具は、なるべく電気代がかからないものを検討する。
【保険代】
絶対に必要なものにだけ加入する。ほとんどの単身者は、高額な生命保険はまだ必要でない。
以上が、代表的な固定費の見直しになります。
家賃も固定費なので、できるだけ安いところを探すのも大きな節約です。
では次に、流動費を見直していきましょう。
流動費の見直し方の例
【食費】
できるだけ3食自炊を心掛ける。コンビニにはなるべく行かない。
【娯楽費】
必要最低限にする。酒・タバコ・ギャンブルは控えるようにする。
【雑費・交際費】
不必要な飲み会は控える。休日も、なるべくお金のかからない過ごし方を考える。
いかがでしょうか?
こうしてみると、「ちょっと難しい!」と思ってしまうかもしれませんね…。
では、見直したあとはどうやって貯金をしていけばよいのでしょう?
バランスよく節約して上手に貯金しよう!
家計は、バランスが大切です。 例えば、「外食はどうしてもしたい!」というなら娯楽費を削ったり、反対に「娯楽費は減らせない」というなら、食費を押さえる努力をしたり。 自身の趣味や嗜好にあった方法で、バランスのよい節約をしていきましょう! 単身時代は貯蓄ができる時期、というか貯蓄をしなくてはならない時期です。 まずは、なにかあってもいいように年収1年分の金額は貯めるようにしましょう。 貯蓄をする場合、「1カ月に余ったお金を貯金に回す」という方法はオススメできません。 貯金の目標額と、1カ月の貯金金額を決めたら、給料から貯蓄額を毎月天引きしましょう!そうすると、自然にお金が貯まっていきます。 ここまで、節約の方法をみてきました。 しかし、そもそも手取りが17万円というのは、20代男性の収入としてどうなんでしょう? 年齢で、収入は大きく変わってくるとはいえ、この収入で将来的にやっていけるのでしょうか? 弟からは「大きなお世話だ!」と言われてしまいそうですが、みんなの平均年収について調べてみました!手取り17万円は高い?安い?年齢によっては悲惨な結果に!
手取り17万円というのは、今のご時世ではどうなんでしょう?20代の男性なら手取り17万円は平均的
国税上の「民間給与実態統計調査」によると、平成29年度の日本人一人あたりの平均年収は男性が532万円、女性が287万円です。 でもこの数値は、幅広い年齢を対象として平均金額を割り出した結果です。 日本で働く多くの方は、年齢が上がるごとに収入が増えます。 なので、年齢が若いうちは平均年収より低い年収の方がほとんどです。 弟は23歳なので、20代前半の平均年収を見てみると…男性が279万円、女性が243万円でした。 手取り17万の人の年収を計算してみましょう。月17万円×12カ月で、計204万円
ボーナスが年60万円だと仮定すると、1年間の手取りは合計264万円
あくまで、これは手取りです。
年収は手取りではなく、総支給額(額面)の金額のことを指すことが多いです。
手取りは、総支給額から所得税や社会保険などにかかる金額を引いた値段です。
つまり、総支給額>手取りなので、手取り額264万円は、20代前半としては問題ない年収かと思います。
30代で手取り17万円だときびしい!?
30代前半の場合、平均年収は461万円になります。 ですから手取りが17万円だと、平均よりもかなり下になってしまいます。 まだ23歳の弟の場合、今の年収で問題はないものの…。 今後、給料アップが見込めないなら、生活は苦しくなっていくかもしれません。 ですが、彼女もいるようですし、結婚も考えているかと思います。もし結婚となれば、しばらくは弟の収入だけで暮らす可能性もあります。 そうなると、本当に弟の収入だけで、夫婦二人暮らしはやっていけるのでしょうか? またまた、余計なお世話だ!と怒られてしまいそうですが、せっかくなので調べてみました。手取り17万円で夫婦二人暮らし!生活はやっていけるのか?
一人暮らしであれば、手取り17万円でもなんとか生活していけそうです。 ですが、もし結婚をしたとしたら、この金額で夫婦二人で生活していけるのでしょうか?二人暮らしだと手取り17万円ではきつい
さきほど、手取り17万円の場合の支出の金額をご紹介しました。 食費2万円、光熱費2万円、携帯1万円、雑費2万円…。ですが、これだと一人暮らしでも難しい場合もある予算です。 二人暮らしとなると、かなり生活は厳しいかと思います。 きっとかなり切り詰めて、貯金ができるかどうかの生活レベルになってしまいそうです。 そこにもし子供が産まれれば、生活はできなくなってしまうでしょう。 となると、生活レベルを改善するためにも、なにかしら工夫が必要になりますね!夫婦二人暮らしなら収入を増やす工夫を!
まずは、奥さんがパートでも何でもいいので働いて、収入を増やしたほうがよさそうです。 外に働きに出られないなら、内職をするという手もあります。 引っ越し資金があるなら、今より安い家賃の所に引っ越せば、毎月の支出額は数万円単位で減らすことも可能です。 また社宅がある会社もあるので、そういった会社に転職すると、家賃をだいぶ減らせます。 住居費を安くするというなら、どちらかのご両親と同居するという方法も考えられますね。 赤ちゃんができると、女性は産後しばらくの間は働くことが難しいです。 そのときの生活費って、頭を悩ませますよね。育児中の生活費に関して参考になる記事がありますので、こちらもお時間あれば合わせてご覧ください。
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産休・育休中で生活費が足りない時、みんなどうしてる?
手取り17万だと、夫婦二人で生活することは難しいようです。
でも奥さんが働いたり、住居にかけるお金を減らしたりすることで、なんとか生活はできそうです。
となると、弟が今すぐ結婚となっても、どうにか新生活を始められそうですね!
姉として、ちょっと安心しました…。
ですが、生活はできると言っても余裕はなさそうです。
そもそも、今の月収だと、趣味やレジャーもあまり楽しめないように思います。
せめて、あと数万円でも収入が増えたら、もう少し余裕がある生活ができそうなものですが…。
なにか収入を増やす方法はないのでしょうか?
手取り17万円が不安なら第二の収入源を!おすすめの副業を大紹介!
今の収入だけでは不安という場合は、他にも収入源を考える必要性がでてくるかもしれません。 もしも、会社で副業が禁止されていなければ、副業をして収入を増やすことができます! 本業での手取り17万円が不安なら、副業をすることを検討してみてもいいでしょう! 本業の合間にしか仕事をすることができないので、大きな収入にするのは難しいのですが…。 月に数万円程度の収入だったら、副業でもなんとかなります。 土日がお休みの方だったら、どちらかにアルバイトを入れたり、残業がない会社の場合は夜に数時間パートをしたりと、いろいろな働き方があります。 ただし、副業のしすぎで体を壊してしまっては意味がありませんよね! そこで、自宅でできる副業もあるのでぜひ参考にしてください。自宅ではこんな副業ができる!
自宅でできる副業としては、こんなものがあります。・不要品をフリマなどで売る
・趣味のブログを立ち上げるなどしてアフィリエイトを行う
・クラウドワークスなどで、できそうな仕事を受注する
・女性ならチャットレディをすれば他の副業より稼げる可能性が高い
実は、私は家でなんとか稼ぎたいと思って、チャットレディの仕事以外はすべて経験したことがあります!
「どれかひとつで数万円稼ぐ」と考えるよりは、「これらを組み合わせて数万円にする」と考えたほうが、稼ぎやすいと思います。
ネットで副業する際はここに注意!
ネット上の副業情報には詐欺も混じっています。
私は、ネットショップを管理するだけなのに、報酬がとてもいいという仕事に応募したら、「まずは自身のクレジットカードで商品を仕入れて」といわれ、びっくりした経験があります。
また、応募条件と実際の仕事が異なる場合もありますし、仕事を受注して納品しても、代金を支払ってもらえない場合もあります。
インターネットで副業を探す場合は、こういったこともあると頭に入れておきましょう!
さて、こういったパソコンを使った副業は家でもできますが、たまにはカフェなど外で気分転換がてら仕事をしたくもなりますよね。
仕事…ではないのですが、カフェで勉強できるのかどうか調べた記事がありますので、よければ参考にされてください。
Wifi情報もこちらに書いてありますので、仕事に使えるかどうかの参考になると思います。
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タリーズコーヒーでは勉強できるの?迷惑をかけないためにコレを見て!
まとめ
今回の記事をまとめますと…- 手取り17万で6万の家賃だと生活が厳しい
- 手取り17万なら家賃の目安は、4~5万程度
- きちんと節約して、無駄を省くことが大切
- 20代前半の男性なら手取り17万でも問題ない
- 収入が上がる見込みがないなら、17万だと生活は苦しくなるかもしれない
- 手取り17万だと夫婦二人で生活するのは難しい
- 夫婦二人暮らしの場合は、共働きするなど工夫が必要
- 収入を増やしたいなら、副業をするのも手