「まだまだ捨てるにはもったいない!!」という場合、復活させる方法はあるんでしょうか? 私は今、資格取得のためにある教室に通っています。 先生が説明する際に、頻繁にホワイトボードを使うのですが、マーカーが書けなくて説明が滞ることも。 先生は「まだ新しいのにおかしいな?」と首をかしげるばかり。 買ったばかりのホワイトボードマーカー。書けなくなった場合は、何らかの方法を試せば、また書けるようになるんでしょうか? 気になったので調べてみました! あわせて…
- 乾いて書けないホワイトボードマーカーを復活させる方法とは?
- ホワイトボードマーカーを長持ちさせる方法ってあるの?
- ホワイトマーカーが薄くついてしまうのにも原因がある?
- 水性ペン・油性ペンが乾いて書けない場合も、復活させる方法はあるの?
- ボールペンが書けない場合も対処法はある?
目次
乾いちゃって書けない!水性や油性のホワイトボードマーカーを復活させる方法とは?
急にホワイトボードマーカーが書けなくなって、大切な会議などが中断してしまい、困ることがありますよね。 突然書けなくなったマーカーを、すぐに復活させる方法ってあるんでしょうか? さっそく答えをみていきましょう!ホワイトボードマーカーの復活方法
マーカーの復活方法をお伝えする前に、まずはなぜ書けなくなってしまうのかを簡単にご説明します。 ホワイトボードマーカーに使われている原料は、”アルコール”と”顔料”です。 キャップをつけ忘れて放置しておくと、アルコールが揮発してペン先が乾いてしまいます。 それで、書けなくなってしまうんですね。 もちろん、インク自体がなくなって書けなくなる場合もありますが、それ以外は以下の方法を試してみてください!復活させるために準備するもの
準備するものですが、以下のように水性インクマーカーと油性インクマーカーで変わってきます。
水性インクマーカーの場合
水性インクマーカーを復活させる場合は、アルコールかエタノールを準備します
・アルコール:ランプなどの燃料用としてホームセンターなどで売っています
・エタノール:消毒用として薬局・ドラッグストアに置いてあります
油性インクマーカーの場合
油性インクマーカーを復活させる場合は、ベンジンか除光液を準備します。
・ベンジン:衣類の染み抜き用などに使う液体ですが、ドラッグストアに売っていることが多いです
・除光液:ネイルを落とすのに必要な液体で、ドラッグストアのほか、スーパーやコンビニ、100円ショップなどいろいろなところで買えます
マーカーに合わせて準備ができたら、復活させる方法はどちらも一緒です。
マーカーを復活させる方法
準備した液体を、マーカーのキャップの半分まで注ぎます。 そして、液体が溢れないように気をつけながら、キャップにマーカー本体を差し込みます。 しばらく横にして時間を置き、液体がペン先に吸収されればOKです! どうでしょう?必要な道具さえ揃えば、簡単にできそうですよね! まだマーカーにインクが残っているなら、この方法で復活させられるかと思います。 でも、ホワイトボードマーカーのトラブルって、”書けない”以外にも、”薄くしかつかない”というのもありますよね。 これも、防ぐために何か対策はあるんでしょうか?ホワイトボードマーカーが薄い!原因はホワイトボードの汚れかも?
書けないわけではないけど、薄くしかつかない場合もなんともストレスがかかりますよね。 まだインクがあるはずなのに、濃く書けない場合はホワイトボードのせいかもしれません!ホワイトボードの手入れはしよう!
ホワイトボードの状態が悪いと、インクがうまくのらなくなり、文字が薄くなることも。 ホワイトボードは、手の脂や埃などでも汚れてしまうもの。ですから、定期的に清掃しなければいけないんですね。 いかがでしょう?定期的に、ホワイトボード自体の掃除はされているでしょうか? しばらくしていないということなら、さっそく掃除をしてみましょう! え?掃除の仕方がわからない? そうですよね。 よく考えたら、専用のイレーザー(ホワイトボードに書いた文字を消すやつです)を滑らす以外、どうやって手入れをしたらいいのか、私も知りません…。 せっかくなので、ホワイトボードの手入れ法についても調べてみました。ホワイトボードの掃除の仕方
ホワイトボードのお手入れは、基本的に水拭きで大丈夫そうです。これなら、毎日できそうですよね! もし、水拭きだけでは汚れがとれない場合は、布にアルコールを染み込ませて拭いてみるとキレイになるようです。 ここで注意したいのが、洗剤やシンナーや除光液は使用しないということ!これらを使用すると、インクが消しにくくなっていきます。 もし消しにくい場合は、専用のホワイトボードクリーナーを使うという手もあります。 ほかにも、イレーザー(ホワイトボード消し)自体をきれいにすることも大切です。 実はこのイレーザーは、ほとんどの場合は水洗いができるんです。(できないメーカーもあるので、確認は必要!) あまりに汚れが取れない場合は、ぬるま湯や中性洗剤を使用して洗ってみてくださいね。 ものを長く使うためには、定期的なお手入れが必要なんですね! ところで、そもそもホワイトボードマーカー自体、「なんだか寿命が短いな」と感じる方はいらっしゃいませんか? 私が通っている教室でも、ホワイトボードにはたくさんのマーカーが置いてあります。 きっとすぐに書けなくなるから、予備をたくさん準備しているのでしょう。でも、何度もマーカーを買うのはお金がかかります。 そこで、少しでも長持ちさせる方法はないのか、次で見ていきたいと思います。すぐ使えなくなっちゃう!ホワイトボードマーカーの長持ち方法とは?
もし、少しの工夫でマーカーを長く使えるのなら、試したいですよね!ホワイトボードマーカーを長持ちさせるには
マーカーを長持ちさせるためには、こんな方法があるようです。- 重ね書きをするとペン先がつまるので、なるべくしないようにする
- マーカーを縦に置くとアルコールと顔料が分離して、ペン先が詰まったり薄くなったりするので、 使わない時は横向きで保管する
- マグネットが付いたタイプのマーカーも、横向きにしてホワイトボードに貼り付ける
- キャップを閉め忘れないことが一番大切
- ノンドライタイプのマーカー:キャップを閉め忘れても、3日間はペン先が乾かないという画期的なマーカー
- ノック式のマーカー:ボールペンのように、ノックをしてペン先を出し入れできるマーカー
極細は乾燥しやすい?水性ペンや油性ペンの復活方法はコレだ!
名前書き以外にも、たくさんの使い道がある水性ペンや油性ペン。 普通のペンも、ペン先が乾燥すると書けなくなってしまいます。 でも、インクさえ残っていれば、復活させる方法がありました!水性ペンの復活方法
水性ペンを使って書けなくなったり、書いても薄くなったりする場合は、ペン先をぬる湯に浸してみます。 そうすると、インクがまだ残っている場合はインクが染み出してきます。 ぬる湯から取り出して、ペン先をティッシュなどで拭くと復活させられます! 書き始めは、お湯がペン先に残っていて薄い場合がありますが、しばらくすると本来の色に戻るので安心してください。 ホワイトマーカーの場合と違って、準備するものはぬるま湯だけでOKなんですね。 続いて、油性ペンの場合をみていきましょう。油性ペンの復活方法
油性ペンの場合は、油性ホワイトボードマーカーと同じように、”除光液”に浸します。 その後の流れは水性ペンと同じで、ティッシュでペン先を拭けばOKです。 とくにマッキーなどの極細ペンは、ペン先の体積に対して表面積が大きくなるので、乾燥しやすいようです。 ですが、インクさえ残っていれば、こういった方法で復活させられることもあるので、ぜひお試しください。 我が家にも、極細のほうだけ書けなくなったマッキーがあるので、さっそく試してみたいと思います! ここまで、ホワイトマーカー、水性ペン、油性ペンと、書けなくなった場合を調べてきました。 ついでなので、日常で一番使う頻度が多いと思われる、ボールペンが書けなくなった場合も見ていきましょう!ボールペンが書けなくなった!考えられる原因は?
大人になれば、日常的に使う文具はボールペンという方が多いと思います。 インクの残量が見えるので、使い終わりが分かりやすいのも特徴です。 でも、インクがまだあるのに書けなくなることってありますよね。これは、一体どういうことなのでしょうか。ボールペンが書けなくなる理由
実は、インクの残量がわずかに残っているように見えても、内部では残っていないということもあるようなんです。 芯にインクがついているものの、書くのに十分なインク量がないという状態ということです。 インクが残っているのに書けない理由は、コレだったんですね! さらに、ボールペンにも寿命というものがありました!ボールペンが正常に書けるのは、製造から約3年。 時間が経過するごとに、インクの溶剤が蒸発して書きにくくなってしまいます。 3年というのは、長いようで以外に短いもの。「買い置きしていたボールペンを使おうとしたら、インクが蒸発していた!」なんてこともありそうですね。 さらに、ボールペンは繊細な文具です。ボールペンのペン先は、ミクロン単位の細かな加工がされているので、先端部は壊れやすいんです。 そのため、水平向きや上向きに書くと芯の中に空気が入ってしまい、インクが逆流することがあります。 また、マイナス10℃以下や60℃以上の環境では書くことができません。ボールペンを復活させる方法
ボールペンを復活させる方法はいくつかあるようです!復活方法を試す前に、まずはこちらをチェック
ボールペンを復活させる方法を行う前に、本当に復活する可能性があるのかどうか、以下で確認してみましょう。- インクが十分に残っている
- ペン先が潰れていない
- ボールペンを使える温度・環境で保管あるいは使用している
- ボールペンの製造から3年以内
復活させられそうな場合はこの方法を試してみよう!
上のチェック項目を確認して、なんとか復活できそうなら、以下の方法を試してみてください。- ドライヤーなどでインク部分を温める
- ペンの先端部分を確認して、ごみなど溜まっていたら掃除する
- ペン先を除光液に浸す
- ティッシュやトイレットペーパーなどを折りたたんで、そこに何度か書く(ペン先のボール部分を転がすイメージ)
- インク部分に空気が入っている場合は、適当な大きさの袋にいれ振り回して空気を抜く
まとめ
それでは、今回の記事を簡単にまとめてみますと…- ホワイトボードマーカーは、インクさえ残っていれば復活させられる場合が多い
- 水性と油性とマーカーには種類があり、それぞれ復活するために必要な道具が違う
- 薄くしか書けない場合は、ホワイトボード自体が汚れているせいかもしれない
- マーカーを長持ちさせるためには、横向きに置くようにしてキャップをしっかり閉めよう!
- 普通紙用の水性ペンや油性ペンも復活させる方法がある
- ボールペンが書けなくなっても復活させられる場合がある